新十津川町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月11日
平成26年度予算編成の方針について
2013年12月11日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「平成26年度予算編成の方針について」質問し、町長 植田満が答弁しました。
- 質問者
- 西内陽美 議員
- 答弁者
- 町長 植田満
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 西内陽美
議長の許可がありましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。平成26年度予算編成の方針について、町長に質問いたします。本町の基幹産業の農業に対する政策、社会福祉財源とした消費税率の上昇、生活保護法の改定など、住民の生活への大きな影響を憂慮する昨今であります。我が町においては、今年度予算では歳入の約59パーセントを占める地方交付税の不透明、不確定な中にあって、予算の編成にはおそらくご苦労されていることとは思いますが、この時期は、各課からの予算への要望が示される時期でありますし、現在の状況での予算編成に対するお考えや、方向性についてお伺いしたいと思います。今年度の一般会計、各特別会計の予算総額は56億7,230万円と、昨年度の当初予算額に比べ4.6パーセントの減額となりました。町長が今年度の町政執行方針の中で、常に事務事業の見直しを行い、低コストで効率的な行政を推進すると述べられましたように、一般会計の当初予算が、27年ぶりに50億円を下回る額で、コンパクト予算でありながらも町内の防犯灯のLED化、公共交通の確保など、大きな事業を計画、実施されました。しかしながら、歳入確保にあたっては、先に申し上げましたように、国の政策にほんろうされがちで、不確定な部分が多分にあり、加えて、町内の各行政区会館のうち、耐震基準を満たしていない7か所の自治会館について、補強改修ではなく、全ての自治会館の建て替えをするご判断をされたと伺っておりますので、歳出に関しましても、例年にない編成が組まれる可能性があるのではないかと考えております。翌26年度は、植田町長が第6代新十津川町長に就任されてから、ほほえみ、気くばり、やる気、優しさに満ちた郷土のまちづくりを目指し、果敢に様々な事業に取り組まれている2期目の仕上げの年度を迎えます。また、第5次総合計画が策定され、2年目であり、様々な事業効果への考察も加えられる頃かと考えますので、この点も含めまして、26年度の予算編成の方針、方向性などをお伺いいたします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
それでは、西内議員さんから、平成26年度の予算編成に向けての編成方針はどうなのかというふうなご質問でございます。26年度の予算執行方針につきましては、3月にしっかりと申し上げたいなというふうに思っておりますけれども、せっかくのご質問でございますので、お答えいたしたいというふうに思っております。11月の25日に新年度に向けての予算編成会議、これは、職員を対象にしまして予算編成会議を持たさせていただきまして、これから申し上げることにつきまして、職員の方々にはお伝えをしたところでもございます。そういった中で予算の編成を、今、職員の皆さん方、それぞれの立場で予算編成作業を行っております。そこで平成26年度は、今ほどお話ございましたように、私も最後の年でございます。この間、本当に議員の皆様をはじめ、町民の皆さん方に支えていただきながら、今日まで至った訳でございます。こういったことにつきましてのご支援とご協力に対しまして、心から厚く感謝とお礼を申し上げたいというふうに思っております。そこで、私は、第5次総合計画におきまして目指す町の将来像を、豊かな自然、あふれる笑顔、みんなで創る、いきいき未来と掲げまして、計画に沿った取組みを、今、進めているところでございます。これまでの2年半で、さまざまの事業をさせていただいたところでもございます。今ほど、お話もございました武道場の建設から始まりまして、農業公社の立ち上げ、農業基盤の整備、街路灯や防犯灯のLED化といったようなことも、今現在、進めさせていただいたところでございます。ただ、そういった中で、財政の状況をしっかり見極めた中で、予算の編成をさせていただいて、今日に至っているということでございます。しかし、就任いたしましてから、いろいろと状況も大きく、社会情勢も大きく変化してございます。そういった中で、特に今、一番の課題となっているのは、やはり人口減少と少子高齢化の問題でございます。これは、我がまち単独でどうこうできるような問題でもございませんけれども、やはり、こういった重要な課題であることは間違いない訳でございまして、本年の9月末の住民基本台帳の人口によりますと、とうとう我がまちも7千人を切ったということでございまして、人口の減少は、やはり、まちづくりや地域づくり、地域経済に大きな影響を及ぼすことになる訳でございます。こういったような人口減少下において持続可能なまちづくりを目指すために、来年度は、先ほど申し上げましたように、職員の皆さん方に申し上げましたように、3つの柱を重点として取り組む考えを持ってございます。非常に大きく捉えていただければと思うのですけれども、まず、町民の皆さんが、やはり安全で安心して暮らしていただくことが大事であるということから、安全、安心のまちづくり。これを第1番目に上げさせていただいております。近年は異常気象、予想できない災害が頻発しております。やはり、町民の皆さんが安全で安心して暮らしていただける、こういったまちづくりを最大の目標に、くらしの安全確保に重点を置きながら、地域住民と共に支えあう地域づくりに努めてまいりたいというふうにも思っておりますし、併せまして、文化の発信やスポーツの振興等にも努めてまいりたいというふうに考えております。これがまず、一つ目の安全、安心のまちづくりでございます。次に、魅力と活力あふれるまちづくりということでございまして、過日、日本ハムファイターズの二人の選手が本町の応援大使に決まりました。来年1年間、この二人の選手に力を借りながら、町民の皆様とともに交流をしていただくということになるわけでございまして、まちの魅力や情報の発信についてお手伝いをしていただくことになるわけでございますけども、そのためにも、良質な食を生む基盤づくり、地域を支える商工業の振興と、我がまちの魅力をより活かした観光づくりを推進してまいりたいというふうに思っております。既に観光づくり等につきましては、観光振興計画も策定済みでございますので、こういったようなことを計画に沿って進めてまいりたいというふうに考えております。最後に、自然と共生する継続可能なまちづくりということで、自然環境の保全及び循環型社会の形成を進め、素晴らしい自然環境を後世に、やはりしっかりと引き継いでまいりたいというふうに考えてございます。特に最近は、これは一番目と関連が出てくる訳でございますけれども、温室効果ガスを吸収する機能の極めて大きいのは、やはり森林なんです。やはりこういった森林の機能、林業の再生といったものを含めて取り組んでいければというふうに考えております。先ほど申し上げましたように、平成26年度は最後の年になるわけでございます。これまでのまちづくりの評価を受ける年として認識いたしてございまして、予算におきましても、限られた財源の中で職員ともども英知を結集して、この課題に取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上を申し上げまして、非常に雑ぱくというか、包括的な話になりましたけれども、ご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 2番 西内陽美
毎年実施される町民アンケート調査では、町民へのアンケート設問の、まちづくりで充実すべき施策はという問いに対し、医療の充実や疾病の早期発見と健康管理、高齢者介護サービスの充実、除排雪対策が上位を占めてきました。ところが、今年3月に実施されたアンケート結果では、不満であるとする順に、雇用の安定と促進、労働者対策の推進、中小企業等の経営支援が挙げられ、町が特に力を入れて取り組んだ方が良い施策としては、除排雪対策に次いで雇用対策、農産物のブランド化支援が続き、農業者の育成や商店街の活性化の支援など、いわゆる、経済対策が上位に上がってきていています。こういった町民アンケートの結果なども、来年度の予算編成には反映されるのかどうかをお伺いいたします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
今ほどご指摘のあった件につきましては、行政評価もいただいて、外部評価もいただいてございますので、そういった評価委員さんの評価判断に基づいて、まず、予算の編成といったようなものにも、当然、取り組んでいかなければならないと思っておりますし、アンケート調査もさせていただいたところでございますから、このアンケート調査もそれらのものも、真摯に受け止めながら取り組んでいく必要があるのかなというふうに思っております。ただ、雇用の問題、これにつきましては、雇用の確保のために企業誘致条例を、前回の議会でもって条例改正させていただいた経緯もあるわけでございますけれども、なかなか厳しい状況にあるということだけは申し上げられるんではなかろうかなというふうに思っております。日本全体の中では、東京は非常に今良い状況下にありますけれども、北海道においてはやはり札幌、それ以外のところについてはなかなか回復の兆しが、どうもはっきりと見えてこないというのが実情でないのかなというふうに思っております。そういった中で、雇用情勢は依然として厳しいということは言わざるを得ない訳でございますけれども、それを、一挙に解決の方策に導いていくというのは、なかなか至難な状況であるというふうにも思っております。ですから、アンケート調査としては、そういう思いを持っていただくことは、非常に、また、行政としても取り組んでいかなければならなというものではあるんですけれども、なかなか、今、町単独でもって雇用の情勢をどうやって誘導していくのかということについては、非常に厳しいものがるのかなというふうにも思っております。ただ、そういった中で努力はしなければならないというふうには思っております。
質問 2番 西内陽美
来年度の施策事業には雇用対策や住宅問題、子育て支援や高齢者の生活支援など、予算編成に期待したいものがたくさんありますが、町民アンケートを見ますと、住民は医療や介護等の充実を求めながらも、経済の活性化や産業振興も望んでいることがよくわかってきます。これは、本町が抱える課題としての少子高齢化や人口の減少問題が、そういった現実を如実に示しているのではないかと思われます。先ほど、私の最初の質問の町長のご答弁、冒頭にもありましたように、人口減少化問題、少子高齢化は重要な課題であるというふうに捉えられているというふうにおっしゃいました。この問題は長いスパンで取り組まなければいけないと思いますが、悠長に構えていられないというのが本町の現実であると思います。ご高齢の方々が多くなるのは、大変おめでたいことですから、どんどん長生きをしていただきたいと思いますけれども、それで安心して年を重ねていける町にするには、福祉サービスの充実は欠かせません。それを支えるのが若い世代、働く世代ですから、この層を厚くするという施策を打っていく必要があると見ます。これは、早急に取り組まなければならないと思います。この課題に関しましても、是非、町長のお考えをお聞きしたいとこでございますが、この件に関しまして、私の今回の通告いたしました一般質問の内容と、ちょっと変わってきますので、また機会をいただきましたら、改めて町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。以上で一般質問を終わります。
質問 2番 西内陽美
すみません、ご配慮ありがとうございます。私も、同じように人口問題大変だと思っておりますし、町民の皆様も、もちろん、人口の減少問題ですとか、住宅問題、定住問題は大変興味が、関心がありまして、心配されております。それに対する対策も、もちろん期待されているところでございます。それは、町民アンケートだけではなくて、全町を回りました議会報告会の中でも、皆様からの意見として把握しておりますので、ただ今ご配慮いただきましたように、ご答弁いただいて、もし、私の思いとちょっと反するようなご答弁いただいた場合に、私、規則でもって、もう意見も質問もできないものですから、ご答弁いただくかどうかは議長のご判断にお任せいたします。ご配慮ありがとうございます。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
2番議員さんが、ちょと通告からそれるかもしれませんというような思いもありましたけれども、この趣旨に沿った質問かなと思いますので、町長に答弁を求めます。答弁を求めます。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
今ほどご指摘のありました、雇用から介護、福祉、医療、これすべてが重要なことであることは間違いない訳でございます。そういった中で、やはり雇用の問題については、先ほど申し上げましたように、人口形態の中でも、生産人口をいかにして増やしていくかということになる訳です。そうしますと、やはり、そこで働く場所をまず確保しなければならないということになる訳でございまして、そういった中で前回も、企業誘致条例を改正をさせていただいて、企業の方がうちの町に入っていただけるような、そういった仕組みづくりをしてきた訳でございまして、それがすべて解決の道筋になるとは言えませんけれども、そういったようなことも一つの方法だと思って、これまで進めてきたと。ですからやはり、生産人口をどうして増やしていくのかということについては、これからの重要な課題。それがひいては、バランスの良いまちの人口形態にもつながっていくのかなというふうにも思っているわけでございます。やはり、高齢化比率は段々と高まってきているのは事実でございますけれども、高齢者の皆さん方は、今日まであらゆる面で努力をしてきていただいて、今日の基盤を作っていただいたということについては、当然、感謝をしなければならないと思っておりますけれども、やはりそういった中で、いかにして高齢者は高齢者として大事にしつつも、生産人口をいかに拡大していくかと。これが一番大きな課題になってくるんでなかろうかなというふうに思っておりますので、これらについても、なかなか一朝一夕に解決するような問題ではないと思ってますので、そのことは念頭に置きながら、これからの町政の推進に当たっていきたいというふうに思っております。