新十津川町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日
少子高齢化への対応について
2013年3月11日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「少子高齢化への対応について」質問し、町長 植田満が答弁しました。
- 質問者
- 青田良一 議員
- 答弁者
- 町長 植田満
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 青田良一
それでは町長に対して質問させていただきたいと思います。樋坂さんと後木さんも似たようなと言いますか、心根は同じ観点から表現が違ったというふうに思いますけれども、いずれも、我がまちをもっと良くしていきたいという部分からの質問であったろうと思います。従いまして、私の質問も似たような質問になってしまいますので、大変、町長には申し訳ないなと思うのですけれども、そういう観点からの質問だということで、ご理解をいただければなというふうに思ってます。私たちのまちの課題は、何かということでございますけども、大きな問題として、どうしても頭から抜けないのは、この少子高齢化、この部分に対してどのように対応しクリアしていったらいいかということについて、具体的な方策が見えないまま進んでいるということではなかろうかなと、私は思っております。これは、別に植田町長だけが悩んでいるのではなくて、隣のまちも向かいの市も、あっちこっちが同じようなことでどうしたらいいのかということで、悩み苦しんでいるということは、そうであろうというふうに思うところでございます。そこで、まず、日本人の知恵と言いますか、そういったものをもう一度活用して、組織的にクリアしていくような方法を考えていかなければならない時期にきているのかなということから、今回のような質問の趣旨になったわけでございます。先用後利という言葉がございます。せんは先っぽの先です、ようは利用の用、こうり、後ろの利用の利ですけれども、これは、必要なことを先にやる。そして、その後に利益が果実がついてくるという考え方でございます。これの代表的な例が、越中富山の薬売り屋さんです。町長も年齢的にご存知だと思いますけれども、あの薬屋さんは、最初に薬を買ってくださいと来るわけではないんですよね。薬を置かしてくださいというふうに来て、そこから無くなったものを補充していくというふうな形の商売の方法でございます。そういった先人の知恵と言いますかね、やり方というものを十分考えて、今、今ですね、今、非常に不合理化も知れないけども、この先に新十津川に利をもたらすというふうなことを、何としても考えていかなければならないのではないかというふうに思っているところでございます。何かというと、費用対効果ということで、住民からいただいた税金をしかるべき方法で活用して、そこに、しかるべき効果がなければ、行政のやっていることが失敗だと、ややもするとそれは正しいのだろうと、私は思いますけれども、そのことだけを思いつめて進めいくと、先ほど言ったような考え方とは結びつかないのですね。先用後利という部分の後利というのは、日本全国でこれまで日本人の知恵として、いろんな場面で活用されてきた部分でございます。従いまして、私は、前から言っているように、子供が100人を切った時点から、何とかしなかったら大変なことになりますよということで、いろんなところで言ってきましたけども、それが80人になり、70人になり、50人になりというふうになってきております。これを防ぐためには、どうしたらいいのかということですね。そこを、結論から言いますと、やはり、町長の下で優秀な人間が100人働いておりますから、そういう人たちの知恵を集めて、何とか我がまちなりの方法の中で、そういった若い人たちに住んでもらえるようなことを施策として打ち出していくべきではないかなというふうに思っております。誰に聞いても、新十津川は空気がおいしい、それから人間性についても非常に良いものを持っていると、もっと具体的に言うのだったら、除雪でも、何でも他のまちよりうんと優れている、インフラ整備も十分進んでいると私は思いますよ。図書館もあればプールもあればというふうなことで、何にも自慢できないというふうなことはなくて、むしろ、他のまちの人口規模の部分と比較しても、誇れるような材料はたくさんあるのですよね。しかも、旭川にも札幌にも、こうやって考えてみるとわずか1時間前後で大都市にも出向いていけるという立地性にも恵まれているということから考えて、後は、知恵を出せば何とかなるのではないかなということが、私の考え方でございます。非常に抽象的な質問というふうに受け取られるかもしれないかもしれませんけれども、議会側としても、やはりこの問題に注視すべきだということで、委員会等で何とかこういった方策を解決していくための方法論について、議論をしております。それに併せまして、町側も、もっともっと前向きにそこの部分について取り組んでいただければ、この危機といいますか、課題について何らかの打開方法があるのではないかというふうなことを考えるところでございます。再質問とはいたしません。この1点につきまして、町長の考え方をお聞きして、私の一般質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
ただいま3番議員の青田議員さんから、人口減少への対応策についてということでのご質問でございました。ご承知のとおり、我がまちも少子高齢化。先般の行政報告で申し上げましたように、高齢化比率は、33.7パーセントというふうな状況下にもなってございます。これは、我がまちばかりではなくて、今ほどご指摘あったように、周辺の自治体ということですけど、周辺の自治体ではなくて、日本全体の話でございまして、今50年先には4千万人も日本の人口が減少するというふうにも言われております。そうしますと、今、1億2千万ですから、もう8千万人台の人口というふうなことになろうかというふうに思っておりますので、やはり国家的にもこういった少子高齢化の問題について、いろいろ検討されているようでございますけれども、基本的な特効薬的なものはまだ見出されていないというのが、実状でないのかなというふうに思っております。そういった中で、質問にあったことについて内容に沿ってお答えを申し上げたいというふうに思っております。昨年の1定でも、同じようなご質問を受けたところでございますけれども、やはり総合計画に沿って事務事業、各種施策に取り組んでいくことが大切である旨の答弁をさせていただいたところでございまして、また、先ほど9番の樋坂議員さんから、定住促進対策に関するご質問もありました。12月の所管委員会の調査事項に取り上げられました、人口減少抑制施策の取り組みの中でも、決定的に有効な事業や手段は難しく、行政全般に亘っての対策を行うことで、少しでも人口減少を抑制していく方向性といったものが、私の決意を示させていただいたところでもございます。先日申し上げました平成25年度の執行方針の中で、ご質問の趣旨の人口減少への対応の表記があまり記述されていないというふうなご指摘もございました。確かに、即効性のある事業計画にするには苦慮いたしておりますし、直接的な表現では対応策をお示しはしておりません。これは、昨年の答弁と同じこととなりますが、各般に亘っての施策の展開が、その効果を生むことになることと、単年で実効性を求めることは極めて困難だということによるものでもあります。一例を挙げて申し上げますと、医療費の無料化や得キッズカードの拡充による子育て世帯への支援、受診しやすい健診体制を進めていくことで健康づくり、また、地域で安心して暮らせるための防犯灯や街路灯の整備など、今ほども除雪の話もございました。すべて我がまちに住みたいと思っていただくための施策となってございまして、こういったことについて、よく近隣の住民の皆様方からお褒めの言葉もいただいているのも事実でございます。ただ、それはそれといたしまして、本町の行政組織は、政策審議会と政策研究会が設置されておりまして、まちの中長期的課題への解決を図るため、定期的に、また必要によっては臨時的に協議の場が持たれておりまして、企業誘致や庁舎の耐震化などの特定課題には、プロジェクトチームが有効と思われますので、町政の推進の根幹をなす課題については、これらの組織で対応することが当然であるというふうに考えておりまして、少子高齢化の急激な進展と人口減少は、先ほど申し上げましたように圏域内もそうですし、空知管内、しいては北海道、日本というふうなことになろうかとも思います。そういったようなことで、どこでも悩みを持っているところでございます。ただ、悩みばかり、悩んでばかりいてはいけないというふうな思いもいたしておりますので、先ほどのそういった行政組織も十分に今後活用しながら、今後のあり形についても検討していくことも必要でないのかなというふうに思っております。そういった中で、特色あるまちづくりを、平成25年度だけではなくて持続的に進められるよう取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解のほどをお願いを申し上げたいというふうに思っておりますし、また、先ほど優秀な職員というふうに言っていただきました。本当に優秀な職員がたくさん確保されておりますので、そういったものもまた、政策審議会と政策研究会、こういった場においては、やはりそういった職員の意向も沿った中で、やはりそういった会に臨まれるということになろうかと思いますから、そういった組織の中で、今後人口の減少、少子高齢化といったような大きな問題についての解決の糸口がうまく図っていかれて、そして、そういった方向に進んでいくことになれば、非常に良い方向に向かっていくのかなというふうに思っているところでもございます。以上です。