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新十津川町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日

スクールバスの安全な運行について

2012年12月12日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「スクールバスの安全な運行について」質問し、教育長 熊田義信が答弁しました。

質問者
西内陽美 議員
答弁者
教育長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 西内陽美

では、次の質問をさせていただきます。スクールバスの安全な運行についてを、教育長にお願いいたします。よろしくお願いいたします。先日、道北の国道で生徒8人を乗せたスクールバスが対向車線にはみ出し、路外に横転し、生徒8人が軽傷を負うという事故が発生いたしました。運転手は前日の夜に飲酒し、事故当日の朝、まだ酔っているという自覚があったにもかかわらず、スクールバスの乗務に就いたものでございます。本町では、そのような事故は絶対に起こらないと確信はいたしておりますが、今一度しっかりと確認をさせていただきたいと考えまして質問させていただきます。一つに、本町のスクールバスの安全運行マニュアルがあると思いますので、その概要についてお伺いいたします。二つに、運転者の乗車前の健康状態確認の内容と方法をお伺いいたします。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

それでは、2番議員さんからのご質問でありますスクールバスの安全な運行について、お答え申し上げたいと思います。ご質問の趣旨にありました、道北の猿払で起きた事故については、私も同じような役割として非常に大きな事故だなというふうに思って拝読させていただき、そのようなことの無いように常日頃努めているところでありますけれども、今ほど質問がありましたので、お答えを申し上げたいというふうに思っております。まず、運行マニュアルについてお答えを申し上げたいと思います。運行マニュアルについては、前文と本文と二つの中身になっておりまして、まず、前文には主なものが二つございまして、1点目が、運行目的というものでありまして、児童生徒の安全安心な登校・下校をサポートし、乗降時の指導及び公共交通車両としての乗車マナーを身に付け、地域住民から信頼される運行を行うこととしてございます。前文の2点目は、バス運行の心得で、安全安心な運転を行うなどの基本的な姿勢について、間違いなく行われるよう確認をできる内容になってございます。次に、その本文の内容でございます。バス運行、経路図及び停車所、更には、緊急時の対応やバス運行のいろいろな関係の諸規程の4章の区分になって、全体で20ページからなるものが、このスクールバスの安全運行のマニュアルという形になってございます。概要ということでありますので、そのポイントだけ申し上げたいと思います。まず、本文の中にあるバス運行についてのみ申し上げますと、登校編、下校編と区分されておりまして、始業点検から始まり、出発時刻の確認、バス停での周辺確認、児童生徒が座るまで出発しない、そして、シートベルトの着用など具体的な事がマニュアルとなっております。全体を通しても、常に、児童生徒の安全安心をモットーにして運行する、そういうマニュアルになっているものでございます。これが、運行マニュアルの概要ということで、ポイントだけ説明させていただきたいと思います。次の2点目のご質問でございます、乗務する職員の健康状態確認という内容について、お答えを申し上げたいと思います。これは基本的に職場で働く全ての、スクールバスだけではなく、全職員にいえることでございますけれども、特に運転業務員は、児童生徒の命を直接的に預かる業務ということから、執務前の体調管理は万全を尽くさなければなりません。又、その健康管理という部分では、単なる自分の健康、いわゆる体調ばかりではなくて、今ほどご心配されておりますアルコール摂取のことも充分配慮をしなければならない事項であると考えております。当然、仕事を預かるものとして自己管理が基本であり、体調管理の励行としては、普段からの日常生活の基本的なモラルというふうに考えております。ご心配されているアルコール摂取をした翌日にもアルコールが検出され、酒気帯び運転で逮捕される、これは公務員全体、いろんなことで起きていることでありますけれども、そういうことも多く発生されていることから、本町の運転業務員がどうなのかという心配という意味からの質問かというふうに思っております。まず、スクールバスの運転業務に携わっている職員は現在5名おります。内訳は、正職員が2名。スクールバス運転業務に正職員2名は20年前後の勤務年数を有する大ベテランであります。正に、正職員がリーダーシップをとって5人の運行体制をまとめていると。その2人が正職員。そして、残りの3人は臨時職員という形に今なってございます。この臨時職員3名は、すべて、前職が自衛隊職員ということもあり、正に、国民の生命や財産を守って、第一線で業務を精励した経験豊富な職員でございます。スクールバスの運転業務に当たっている5名は、自分の児童生徒の安全をしっかり守らなければならないという職務を全うする責任と、自覚を持ち合わせている有能な人材であるということも申し添えたいと思います。従いまして、ご心配の前日のアルコール摂取は、次の日の仕事が早番になっている時には酒を自粛したり、酒を飲まなければならない時もありますけれども、その時には早く切り上げて、次の日の仕事に支障の無い体制で、しっかりそれぞれが運転業務員を自覚をして、仕事に支障の無い範囲の中で対応をしているという状況になっており、安全運行を励行する体制になっていることを申し添えたいというふうに思っております。また、私自身も責任者として、節目節目の折には訓示をしておりますし、今回の猿払の事案も含め、他市町村におけるスクールバスでの事故などの事案があれば、そのような類似した事故も起こりうるということもありますので、即座に今回の場合も含めて、次長から運転業務員を招集させて指導示達をしているということでございます。今後も、児童生徒の安全安心を第一に考え、将来を担う我がまちの有能な人材の命を守る。そして、町民から信頼される運行に努めていくことを申し上げまして、2番議員さんご質問の答弁とさせていただきたいと思います。

質問 2番 西内陽美

ただ今詳しい内容を説明していただきました。私が聞き逃したのか、ちょっと勘違いなのか、もう一度確認させていただきますが、運転者の乗車前の健康状態の確認についてですが、あくまでの自己管理、個人のモラル、個人の自覚に任せているというようなご答弁だったかと思います。正式にきちんとした記録書にして残すような、例えば、アルコール検知器でアルコールの検査をしているといったようなことが、今の答弁ではなかったのではないかと思いますが、されているのか、されていないのか、もう一度確認をさせてください。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

再質問にお答えをしたいと思います。アルコールの検知は、特に検知器というものも今売っております。いろんな検知器の精度の高い、精度のあいまいなものと、いろいろありますし、又、車に今つけるようなそういう器械もできつつあるということも伺っております。特に、青ナンバーというのですか、大型車の免許を持っている方は、ちゃんと検知をしてしっかりしなければならないということが、道公法の改正で、運行責任者の役割であるということになっておりますけれども、スクールバスの場合は、そこまでには至っていないのが現実です。少ない人数の中で運行しなければなりませんので、自分の責任と自覚ということになっております。まず、ハンドルを持つもの、いわゆる、運転手として、我々も運転手としてハンドルを持つ時には、公務として飲酒運転が一番重たい責任度ということになってまいりますし、そこを起こしてはならないということが、役場全体、教育委員会、スクールバスを含めて大きな責任のもとに運行しているという状態になってございます。当然、いろんな道公法の責任だとか、そういうものの中で、自分の責任において仕事を守る。そして、子供たちの命を守る。そして、地域からの信頼を守るという意味からも、それは自分の責任で対応しております。特に今の段階では、アルコール検知器までには至っていない状況になっておりますことを申し上げて、再質問の答弁とさせていただきたいと思います。

質問 2番 西内陽美

お願いします。ただ今ご答弁にありました、運送事業者にはアルコール検知器が義務化されている。これは2011年からされておりますけれども、あちこちの自治体とか官公庁で、最近アルコール検知器を購入しているという所が大変多くなってきております。運行管理責任者といたしましては、やはり子供の命、安全を守るものですから、人数が少なくても自己管理に任せるのではなくて、きちんと個人の自己申告ではなくて、二人以上の第三者の前できちんと自分の今日の健康状態を見ていただく、アルコールもきちんと検査をして、その数値をきちんと記録したものを用紙に残しておくということが大変重要だと思いますので、その辺りをちょっとご一考くださいますように、お願いを申し上げたいと思います。

答弁 教育長 熊田義信(教育長は2015年3月まで)

再質問の答弁をさせていただきたいと思います。先ほど申し上げましたように、まず運行体制をする職員は5名いるということを申し上げましたけれども、朝の運行の状態では3名が各花月、大和、西部方面と分かれて運行しております。3名の中には必ず職員が1名おり、帰りの便には職員1名配置をするということを基本の形にしてローテーションを組んでおります。ですから、朝確認するのは3名の形の中で、今アルコール検知をした方が良いのではないかということかと思いますけれども、今後、いろいろ交通の規制だとか厳しくなってくると思いますので、将来においてはそういうことも必要になってくるとお思いますけれども、現段階においては、今先ほど申し上げましたとおり、それぞれの職員のモラルの中でやっておりますし、お互いに規制というのか、自省しあいながらしっかり確認をしている状況にもなっております。ただ、アルコール検知という形にはなっていないということも今現実ありますけれども、将来、そういうことも見据えながらしっかり対応していきたいというふうに考えていることを申し上げ、答弁とさせていただきたいと思います。

出典:新十津川町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる