みんなの議会

新十津川町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日

原子力発電への依存からの脱却について

2011年9月12日、新十津川町議会の一般質問で、後木幸里議員が「原子力発電への依存からの脱却について」質問し、町長 植田満が答弁しました。

質問者
後木幸里 議員
答弁者
町長 植田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 後木幸里

議長の指示がありましたので、町長に対し質問をいたします。先に通告申し上げた事項につきましては、6月の定例議会において、樋坂議員が同じような趣旨の質問をいたしておりますが、町長答弁は、6月時点としては、適切な答弁であったと受け止めております。その後、政府の対応や、福島原発事故終息への年月、さらには各電力会社の地域住民への原発設置説明会のありよう、不明瞭な原発推進の歴史などを思うとき、今私たちに何ができるのか、何をなすべきなのか真剣に考え、議論をし、行動を起すべき時が来たとの認識を強く持っております。その根拠の一つに、平成12年北海道条例第108号における、新エネルギーに対する考え方が脱原発の視点に立って、新エネルギー促進をすると、そのような条例が10年も前に確立していたことを知り、自分の不徳と、さらには、そのことに対する感動を覚えると同時に、道民の1人として何ができるのかを考えたところであります。今、大切なことは、一人ひとりが声を上げる、何らかの行動を起す、その時と思います。そのことが、子孫に放射能の脅威を残さないため、そして福島原発の被災者に対する精神的な支援にもなると、そのように信じます。町長のお考えをお伺いたしたいと思います。

答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)

ただいま8番議員さんからのご質問でございます。原子力発電の依存からの脱却ということでございますけれども、これは、非常に高度な政治的な課題でないかというふうに思っておりますので、私が、本当に答弁するのがどうかというふうな思いもあるわけでございますが、6月の定例会で9番議員さんからも同じような質問も受けておりますので、同じような答弁の繰り返しになるかもしれませんですけども、お許しをいただければというふうに思っております。-43-ただ今のご質問は、国民一人ひとりが声を出して、脱原発を訴え、国の政策を動かしてはどうかという意味であると承りました。国民一人ひとりが、自分の考えや主張を訴え、直接あるいは間接的に国政へ参加することは大いに行なうべきでありまして、今更申し上げるまでもございません。民主主義の根本でございます。なおかつ、当然の行為であというふうに考えております。このことは、地方自治体に置き換えても同じことと考えております。ただ、この問題は、緩やかに脱原発に向かうのか、それとも国内のエネルギー政策として最小限度は必要なものと位置づけるのかについては、両論とも各方面で議論されているのも事実でございます。先日の報道では、野田総理大臣、そして今回職を辞されましたですけれども、鉢呂前経産大臣とも、将来の脱原発を表明しておりましたが、このことに対しても、産業界や地方自治体の長、あるいは労働団体などからも反対意見が出されております。このように、どちらが正しいという結論付けを急ぐのではないというふうには思っております。私の考えは、前回もお答えしたとおり、中長期的には原子力への過度の依存をなくしていくことは、これは当然のことだと考えてございます。それよりも当面は福島第1原子力発電所での事故の終息、そして、国の責任としての安全対策の確立について、国民にやはりしっかり示してですね、不安解消に向け取り組むことが今一番求められていることではないでしょうか。以上で8番議員さんのお答えとさせていただきます。

質問 8番 後木幸里

町長のお考えは承りました。その中で、今の新内閣の野田総理の決意。辞職になった鉢呂経産大臣のこともふれましたが、この原子力発電所が全国に50数箇所あるというふうに聞いておりますが、今回の事故で、今までは原発は安全ですよということで推進を進めてきたわけです。その根拠が今回崩れてしまって、この日本の国土は、地震がいつどこで起こっても不思議でないような地殻、土地というか、地殻をしておるそうでありますから、今後のことを考えると、原発はもう安心だということは、もう言ってはならないようなことではないかと。そういうことであるならば、私も先ほど申し上げましたように、いつどこで不測の事故、想定外という言い方されていますが、これは想定されていたことなんです。その想定されていたことを言う、言論人達を封じ込める政策というのか、そういうことが強く、強くあったというふうに今になって思うわけであります。そんなことから、何かやらねばならんということは、今、町長もおっしゃった。私は、微力ではありますけれども、その一人ひとりの声を日本人は上げないんですね、なかなか。それで、私は無言の声という声もあります。それは、署名活動による声は無言でありますが、声を上げたに等しい効果があると。そういうことで、私は今後において、その活動を、まずこのまちから始めたいと思っております。このことについては、町長の答弁はいりませんの-44-で、以上申し上げて、私の一般質問を終わります。

出典:新十津川町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる