みんなの議会

新得町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月17日

町による大学の奨学金制度について

2025年9月17日、新得町議会の一般質問で、中村雄太議員が「町による大学の奨学金制度について」質問し、町長 湯浅真希が答弁しました。

質問者
中村雄太 議員
答弁者
町長 湯浅真希

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 中村雄太

通告に従いまして2点、一般質問をさせていただきます。まず1点目ですが、町による大学の奨学金制度についてです。1.町による大学の奨学金制度について全国の大学進学率は57.7パーセント、北海道は48.2パーセントと依然低い状況にあります。国による子育て世代負担軽減のための大学無償化(第3子)が進められております。新得町でも入学資金貸付金がありますが、大学生活における家庭の負担は、学費、生活費と一時的なものだけでは賄いきれません。新得町で育ち、さらなる飛躍を考える若い人たちを支援するためには、継続的な施策が必要であると考えております。現在、帯広では、企業と連携したUターン、Iターン者向けの奨学金返済制度が施行されていますが、新得町ではこのような施策または独自の奨学金制度または新しい若者支援策を行う考えはあるのでしょうか、お答えください。

答弁 町長 湯浅真希

中村議員のご質問にお答えいたします。新得町で育ち、さらなる飛躍を考える若い人たちを支援する継続的な施策に関するご質問でありますが、特に若い世代の減少が著しい本町において、新得町で就職し、新得町で住み続けたいという若い人たちの地元企業への就業支援は、本町にとっても、将来にわたって持続可能な暮らしを守っていく上で、若者定着の施策は労働力の確保にもつながるものであると認識をしております。こうした中、町はこれまでに、町民の雇用機会の拡大を図り、商工業の活性化や全産業における労働力不足への対応、従業員の福利厚生などを目的とした施策として、商工業活性化事業補助金制度をはじめ、労働力確保対策事業補助金制度、新規就農者支援、勤労者共済制度加入奨励事業、無料職業紹介事業などを実施し、事業者への支援や従業員の福利厚生の充実などを図ってまいりました。また、定住・定着につなげ、地域活性化を図るため、定住住宅建設促進制度、空き家活用促進制度などによる支援や、地域おこし協力隊制度の積極的な活用も進めてきているところであります。ご提案のありました、奨学金返済支援の取り組みにつきましては、町の基本的考えとして、奨学金を借りた方は支援を受けられて、借りなかった方が支援を受けることができないということは、さまざまな家庭の経済状況等を鑑みると、公平、公正の観点からも、借りた方が返済すべきと考えております。なお、今後も新たな就職や定着につながる支援策は、検討を続けてまいりたいと考えております。以上です。[湯浅真希町長 降壇]

質問 中村雄太

ご回答ありがとうございます。確かに借金を町や企業が返済するというのは、公平性に欠くものとも考えられます。しかし、この大学奨学金返還に関する支援に関しては、大学進学を推奨するというものであり、ほかの側面もあります。まず、大学を推奨するという観点からですが、やはり家庭の事情、そういったものから、幼少期から大学ではなく高校を卒業したら就職するというもとに育っていってしまう、そういった子どもの選択の自由が減ってしまうというところを解消するために、ある程度自分の力で奨学金を借り、また、地元新得に就職する上で、その負担を軽減するという意味でも、こういった施策が必要だと考えております。また、もう1つなんですけれども、大学を推奨する方法としまして、今現在の若い人たち、少子化のために人数が減っております。私の資料が正しければ、2023年に新得で生まれた子どもの数は15人、確かその前が18人。そういった狭い人間関係になってしまっております。そういった中で、人生の伴侶や人間関係を広める非常に難しい問題になっております。なので、一度新得を出てから、外で人間関係、新しい知識を生み、そしてまた新得に戻ってもらうきっかけを作る、こういったところでこの奨学金制度、私は必要だと考えておりますが、どうでしょうか。

答弁 町長 湯浅真希

中村議員のおっしゃる大学進学を勧めるというところがいまいち私にはピンとこなくて、大学に行っていても行っていなくても優秀な人材というものがそれぞれ育っているというふうに私は考えております。教育の観点からというのであれば、やはりそれは国策ではないのかなというふうに考えております。中村議員の言う子育て世代の負担軽減なのか、新得で育って、さらなる飛躍を考える若者の支援なのかというところが、私には分かりかねるところです。どういう効果を求めてこの施策を行うのか、そこをもう少しクリアにしていただけると、もうちょっと議論が深まるかなと思います。奨学金の返済の支援をしたからといって、どういう効果につながるのかというところが私には見えかねるかなと思います。以上です。

質問 中村雄太

施策をやったからといって、特定のものが何か数字が上がるというものでは確かにないのかもしれません。やはり子育てを進める上で、生活の中で負担がある、親としてはなかなか厳しい、こちらは家庭の問題です。という意味も含めてです。そういった中でこういった制度があれば、家庭の考えとして大学もありなんじゃないかというところから大学を進学するというのをこちらも考えている次第です。確かにこちらをやったから、もちろん企業にすぐ人が入るとか、優秀な人材が育つというわけではありません。ただこういったところから、徐々に徐々に支援していければと考えております。以上です。

答弁 町長 湯浅真希

今、中村議員がおっしゃったようなことであれば、やはりそれは国策ではないのかなというふうに考えます。私たち自治体というものはそんなに大きな予算もありませんし、やはり皆さんからお預かりした税金をどう使うかというところですよね。そこはしっかりとどういう効果を求めてその施策を行うのかというところを説明する責任もありますし、執行する責任もありますので、そこのところはクリアにしていかなければならないと思います。単純にその奨学金を借りた方の肩代わりをするという制度が、町にとってどういう効果が生まれるのか、期待できるのかというところをしっかりと精査していく必要があるのかなというふうに現状は考えております。以上です。

質問 中村雄太

ありがとうございます。しっかりと考えていきたいと思います。2つ目です。部活動の地域移行についてです。

出典:新得町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月17日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる