みんなの議会

標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日

給付型奨学金制度を設けるべき

2023年3月6日、標茶町議会の一般質問で、本多耕平議員が「給付型奨学金制度を設けるべき」について質問し、教育長 青木悟、町長 佐藤𠮷彦、教委管理課長 常陸勝敏、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
本多耕平 議員
答弁者
教育長 青木悟、町長 佐藤𠮷彦、教委管理課長 常陸勝敏、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 本多耕平

それでは、私から通告に沿って町長、教育長のほうに質問いたしたいと思います。先にお断りいたしますけれども、この件については、私、幾度か質問し、再質問になろうかと思いますけれども、お許しをいただきたいと、このように思います。給付型奨学金制度を設けるべきということで、お伺いいたしたいと思います。本町における核家族化、そして高齢化が進む中でも、標茶に生まれ、標茶で生涯を過ごせてよかったと多くの町民が思い願うまちづくりになっているでしょうか。各種福祉支援、子育て支援など厳しい町財政の中でもスピード感のある各種事業を展開しなければなりません。私はさきの議会でも質問いたしましたが、人材教育、人材確保は各種施策を支える立場から給付型奨学金制度等を設けるべきと、改めて町長と教育長の所見を伺いたいと思います。さきの全員協議会でも説明された町立病院の看護師不足による運営問題、さらには、やすらぎ園を含む介護士不足、保育士不足など多岐にわたる人材不足が現実であります。本町の責任で持続的に人材を育て、確保することこそ行政の責任であると考えますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。

答弁 教育長 青木悟

9番、本多議員の給付型奨学金制度を設けるべきとのお尋ねにお答えいたします。教育委員会では、現在、標茶町育英資金貸付基金により、学校教育法に定める高等学校、短期大学、大学、高等専門学校や専修学校に進学、在学する町民に対して、学資金を無利子で貸付けする制度を設けております。また、医学、歯学、獣医学、薬学課程の専門資格を取得して、大学卒業後10年以内に本町に居住し、その資格専門職として町内の企業等に10年間就業した場合、貸付金の償還を免除することができます。議員お尋ねの給付型奨学金制度の創設でありますが、教育委員会として新たな奨学金制度の創設は検討しておりませんが、標茶町育英資金による奨学金制度における看護師や介護士、保育士等の資格専門職枠の拡大や貸付金額の拡充については、制度の在り方も含め育英審議会のご意見をいただきながら研究を進めたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

9番、本多議員の給付型奨学金制度を設けるべきのお尋ねにお答えいたします。1点目の給付型奨学金制度の創設につきましては、基本的にただいまの教育長からの答弁のとおりと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。2点目の本町の責任で持続的に人材を育て、確保することこそ行政の責任であると考えますがいかがでしょうかとのお尋ねにつきましては、人材確保の一環として先ほど教育長から答弁のありました標茶町育英資金貸付基金の活用も一つの方策と考えておりますが、現実としては、一つの地方公共団体で必要とする全ての専門職の人材を育成していくことは非常に困難ではないかと考えております。ただし、人材確保の観点から奨学金制度は有効な部分もあろうかと考えておりますので、早急にどのような形の奨学金が望ましいのか、どの分野に集中して専門職の人材を確保していくのかなどの制度の在り方等を含めまして、研究を深めてまいりたいと考えております。人材確保につきましては、引き続き努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 9番 本多耕平

ただいま教育長と町長のほうから大筋でのご答弁をいただきました。私のメモっている限りでは、先般、私が議会で質問した内容と全くと言っていいぐらい同じ答弁をいただきました。といいますことは、さきにも述べましたように、特に私はここで職種を指定するわけではございませんけれども、今、町長のほうからも、本町における全ての人材不足に対する、いわゆる給付型というのは難しいというような、考えていないというか、難しいというか、ご答弁をいただきました。私は、この中で言っていますように、特に全ての職種とはここでは申しておりませんし、さきの議会でも申してはおりません。ここで固執するわけではありませんけれども、当時は獣医不足ということで、大変NOSAIとの関係も、私、調査してまいりましたし、あのときには特に産業の面から獣医師の問題も質問いたしました。そして、さらにまた、保育士、看護師というような問題、医療の問題からも質問いたしました。その中で、どうすれば人材を確保できるのかということで、ご答弁を求めました。そのためには、今の育英制度の中での本町での奨学金を、育英資金を目的によるやはり給付型にしたらいいのではないのかということを実は求めました。そのときに、残念ながら現教育長ではありませんでしたけれども、最終的なご答弁の中ででは、当時は議員に同感はできる、意を共にするものですけれども、いわゆる育英審議委員会等の中で検討してまいりたいという実はご答弁をいただいております。私は、それを実は楽しみにしております。その後、この中でどのような、さきの私の議会での給付型に対する、特にあのときは申しましたけれども、産業に関わる獣医師の問題あるいはまた医療、福祉における医者あるいはまた看護師、介護士等々の、保育士も含めてですけれども、そのような内容を審議会で検討されたのかお答えをいただきたいと、このように思いますが。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

お答えいたします。育英審議委員会の中でどのような議論経過だったかというご質問かと思いますけれども、今、議員からご案内のとおり、何度かこの育英資金の部分につきまして、議会の場でもご質問いただいているということは承知しております。今お話のあった貸付金の償還免除の部分では、平成30年4月から医学、歯学、それにプラスして獣医学、薬学を追加するという制度改正をさせていただいております。その後、今お話のあったそのほかの専門職枠も含めてどのような経過、検討しているかというご質問かと思われますけれども、毎度、育英審議委員会、年に1度、2度の開催なのですけれども、その中では委員のほうからも制度の在り方含めて意見をいただいているところでございましたが、その後については、まだほかの専門職枠への拡大等々については、ほかの町村等の状況も踏まえながら、もう少し研究が必要かなというところでのご意見であります。現在、こちらとしても、ほかの町村も含めて調べたところ、本町の奨学金制度、今の育英資金の部分でございますが、他町村でいくと、看護師枠、それから准看護師とか、そういうところへの拡大も見られております。あとは、本町の場合、10年以内に就職し、10年間就業した場合に償還免除という制度になっておりますが、ここについても他町村の場合はもう少し期間も短い制度になってきているところもありますので、これらも含めて、本年度ももう4月にはこの育英審議委員会を開催する予定でありますので、その中でどのような制度が今の時代に見合って、さらには専門職がやはりUターンして本町に就職をされるという意味で、そこの制度はどうあるべきかという部分については、もう少し研究をさせていただきたいと思っております。

質問 9番 本多耕平

研究している時間がないわけです。今、課長のほうからお話のあった医療のほう、特に本当に医療は専門でしょう。ということで、医者等々の話が出ましたけれども、本町におけるいわゆる人材不足ということを考えたときに、もちろん町立病院の医者不足については、町長はじめ皆さんが毎年のように道の中央へ行っての要請運動をしていることは十分理解しておりますし、医者不足というのは本町に限らずということは理解いたします。結局、標茶の人材確保と言うだけで、前とお答えは同じなのですよ。私がここでもう一言申し上げたいことは、人材の育成ということを絡めての人材確保ということを奨学金育英資金の中で、やっぱり教育委員会なり町のほうがそれをきちんと理解をし、待ったなしの施策を私は講じるべきだなと思っているのです。もう一点お伺いいたしますけれども、奨学金の保護者の限度額というのがありますよね。例えばどなたでも奨学金を受けられるわけではなくて、保護者の所得によってイエス・ノーが出ると思うのですけれども、所得の上限は幾らでしょうか。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

お答えいたします。所得の上限、世帯数、家族数によっても変わるものですから一概に幾らという数字は言えないのですけれども、数字は後ほどお知らせしたいと思いますが、通常の世帯収入で、ちょっと数字等が今手元にないものですから、そこについて後ほどお答えさせていただきたいと思います。

質問 9番 本多耕平

なぜ私がこういう質問したかといいますと、私が議会で質問した後、地域の高校生が獣医になりたいと。そして、できれば地域のNOSAIに勤めて標茶で頑張りたいのだという、実はそんな高校生がおりました。聞いたものですから私はすぐ、結果としてはどうなるか分からないけれども、いわゆる給付型のということではないにしても、奨学金を求めて、私大に行ったものですからね。教育委員会に相談しなさいと言ったら、父兄の方がすぐ行ったようです。そうしたら、物言わず、おたくは収入が多いから奨学金は無理ですと言われたと。それで私は、ちょっとここで言いたいことは、今、子育て支援あるいはまた児童手当等々でもって、いわゆる教育も含めて子供たちの支援というのは大きな今、渦になっていると思うのです。そういう中で、特に卒業した後は地域に帰って貢献をしたいという、そういう子供たちに私は率先したやっぱり支援をしていただきたい、するべきだということをまた改めてここで申し上げたいのです。さらにまた、その上限ですが、もしあるとすれば、調べに行ったからお聞きしておきますが、何年に上限という規則ができているのか。それによっては、今こういう時代ですから、それを見直す時期に来ているのではないのかなんていうこともちょっと言いたかったわけですけれども、それは後ほどにして、どうすれば人材を養成できるか、確保できるかということを改めて教育長も、前の教育長は検討したいということを私に約束してくださいましたので、改めてその審議会の中で在り方、さらにはあのとき申したことは、中学校あるいは高校のほうにこういう制度がありますよと、地域でもって活躍していただきたいと、こういう制度を十分利用していただきたいというようなやっぱり後ろにそういう施策があれば、教育委員会としても子供たちを育てる、あるいは教育する面では大きな力になると思うので、ぜひそれをお願いしておきたいと思うわけです。さらに、町長のほうにお伺いいたしますけれども、毎回の町政だよりあるいはチラシでもって看護師あるいはまた介護士、保育士の、いわゆる会計年度任用職員の募集をなさっております。これはやはり応急処置として仕方がないと私は思うのです。常にしなければならないと思うのです。しかし、ここで私が言いたいことは、持続的にその人材を確保するためには、やはり教育から始めなければならないだろうと。教育をすることによって人材が確保できるというふうに、私は、これは長い目で見たやはり施策を取っていかないと、足りないときになって初めてチラシをまくですとか、町政だよりに出すぐらいでの人材確保は難しいと思うのですが、その点、教育の関係については教育委員会で仕方ないのですけれども、人材確保という面で、町長のこの施政方針の中にも一言もなかなか出てきていないのですね。私はかなり、先般、町長がこれを朗読されました。私もその後読み返しましたけれども、どうその人材を確保していくかということを、いろんな事業の展開はありますけれども、一番大事な人材の育成確保というものには一言も触れられていないというふうに私はこの施政方針を見て読んだのですが、その施策の中で事業展開は、くどいようですが、もちろんですけれども、そのために必要な人材、先ほど町長は全ての人材を確保するのは難しいような言い方をしましたけれども、特に福祉、これからの標茶町の高齢化を迎えるときに、あるいはまた現在の町立の施設あるいは民間の施設を通してでも、人手不足というのは、人材不足というのは、もう目に見えているわけです。今後これらを補っていかないと、とんでもない施策倒れになってしまうと思うのですが、いま一度、町長、ちょっとそのお覚悟を、覚悟の弁をいただきたいのですが。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

お答えしたいと思います。議員から人材育成について、るる今ご質問あったのですけれども、ただ、基本的な考え方としては、一つの自治体が全ての人材、専門職を養成するというか、そういったことはやはり基本的には困難だと。それの基本的な考えについては変わりありません。ただ、こういう情勢の中で、これまでも例えば介護関係の人材育成として資格制度に対しての助成制度を設けたり、それぞれ状況に応じてやってきております。今回、特に看護師の不足というのが一番緊急の課題かと、そんなふうに思っていますので、これについては、現在ある奨学金制度の中では一定程度まだ整理すべき課題は、今、議員から指摘のあったように、例えば所得制限とか、いろんなことで意外と町民が本当に自由に使えるような形になっていないかとか、そういった部分を精査しながら、さらに緊急に対応しなければならない部分については、令和6年度の募集に間に合うように、どの分野が、例えば町が本当に最優先で取り組まなければならないのか、先ほど言いましたように、全てというのは難しいと思っていますので、取りあえず今挙げられるのは看護師部門、それから保育士部門かな、そんなふうに思っていますので、そこについて、今、町が単独で人材を確保するためにどういうことができるのか、早急に検討していきたい。できれば令和6年度の募集の中で、もう5年度終わってしまいますので、一番の直近では6年の募集の中で有効に提案できる形が示せないかどうか、その部分について早急に検討を進めてまいりたい、そんな考えでおりますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 9番 本多耕平

どのように令和6年度の予算の中に示せるか研究したい、検討していきたいということで、私は大いに期待をしたいと思うわけですけれども、私も本当は町長と同じです。町内あるいはまた町事業の中で、行政の中で人材全てをということを求めることは、これは不可能でしょう。それは理解いたします。しかしながら、表に出ていることは一番厳しいことは同じですね、町長ね。お医者さん、看護師さん、介護士さん、保育士さん、今、4士(師)の例を挙げましたけれども、いわゆる子育てと福祉関係の人材が、これは本当に常にいつの議会ででも、いつの町政だよりにでも、この苦しみは出ていることです。確かに短期的に応急的に、何回も言いますけれども、人材を求めること、それも大事ですけれども、私が言いたいことは、繰り返します。人材を育てて、それを確保する。これは中学生、高校生をやはり求めていく。そのためには、持続的なやっぱり給付型の奨学金を使って、言葉は悪いですけれども、ひもつきになるかもしれませんけれども、本町で働いていただけるのであれば給付いたします、どうか頑張って勉強して資格を取って本町に住んでください、仕事してください、そういう施策を令和6年度の予算には、ぜひ私は、気配りをした、めり張りのある予算措置をお願いしておきたいと思うのです。さらにもう一点、私は前の議会でも言いましたけれども、そういう方々がもし本町育ちでなくて、あるいは移住してくる方々にそれなりのやはり移住政策の中で恩恵を与える、恩典を与えるようなやっぱり施策をできないのか。特に住宅を建てるですとか、あるいはまた住宅がないから公住に住みたいとか、そういう方々へのやはり目に見えた支援施策を、他町村の例を取るのは失礼ですけれども、他町村ではありますね。これは移住の方々へですけれども、いわゆる町有地を宅地にして分譲して、そういう優遇措置を取っているとか、いろいろありますけれども、何らかのそういう若い人たちあるいはまた世帯を持った人たちでも本町で働ける条件として整えることも、私は一助ではないかと思います。その点も踏まえて、これは2回目の質問ですので長くなりますからやめますけれども、どうかいま一度、さっき言った緊急を要する人材確保のために恒久的な人材教育と、それを求めての確保ということでの施策をいま一度ご検討していただきたいということを言って、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

先ほど世帯収入といいますか、そこの質問でありまして、失礼いたしました。例えば世帯員が2人だとした場合には、高校生の奨学金をお借りする世帯であれば、1世帯当たり229万円、大学生ですと282万円、これら世帯員によっても数字がもう少し、3人だと高校生264万円、大学生328万円というような数字に、それが上限になります。

質問 9番 本多耕平

もうちょっと、では質問させてください。ごめんなさい。これは何年の設定ですか。例えば高校生であれば229万円、大学生であれば282万円というようなことを今言われましたけれども、決定されたのは何年ですか。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

失礼いたしました。基準は平成15年に制定しておりますが、最終は平成20年に改正をしておりますので、平成20年が今のこの現在の数字になっております。

答弁 副町長 牛﨑康人

今、先ほど議員から最後の部分にあったことも含めて、私のほうからもご答弁をさせてもらいたいと思うのですけれども、現行の育英資金、教育委員会に所管してもらっている部分なのですけれども、こちらのほう、第1条、目的のところでは、「経済的理由によって進学又は在学困難な者に対し学資金を貸し付けし」というふうになっております。貸付型の奨学金の目的でよくうたわれている部分なのですが、経済的理由によって学業を諦める、そういったことがないように支援をする制度だというふうに理解をしております。そこからすると、今回いただいている質問の人材確保という部分で言うと、今のままではなかなか合致する部分がない。前回改正していただいたときには、対象を獣医師等に広げるという部分でしたので、目的まで変えずに条例改正をさせてもらって、制度変更をさせてきてもらったというところであります。議員からご指摘のあるように、社会情勢、特に本町の人材の関係が厳しくなってきているという中では、そういった目的の部分も含めて抜本的な改正も頭に入れながらやっていかなくては難しいところがあるのかなというふうに考えているところです。町長から早急にというところで令和6年度の作業に間に合うように研究、検討を進めたいという答弁をさせてもらいました。そういったところで、ご案内のとおり、現在、世の中にある奨学金、主なものは給付型、それから貸付型、それから人材確保という点では、各自治体で自分のところの奨学金制度によらない方であっても、我が町に職を求めて、その職についてくださる方に対して、持っている返済額の一部または全部を補助等の形で優遇するという、そういう制度を設けているところもあります。この先の検討については、それら総合的なものを考えながら財源等も含めてやっていかなければいけない、そういうふうに考えております。それから、その研究の中で難しさを感じているところをちょっと申し上げさせてもらいたいのですけれども、本町、不足する人材を標茶の制度で設けたときに、例えば給付型、進学段階で給付型の奨学金を差し上げた。そのときには人材が非常に不足していて困っていた。何らかの事情で、修学している最中にそれらの職が埋まってしまった。では、その子の対応をどうするか。そういったところもちょっと詳細に検討しなければいけないなというふうに思っております。人材を育てるというところと、それからその後の就業のマッチングというところ、それから根本的には子供たち、可能性を秘めているわけですから、標茶で勉強して標茶で職についてもらう、そういったことも考えてもらいたいというところはありますけれども、全てが全て本町制度で優遇できるわけではないというところで、ちょうどいいあんばいというのがどの辺になるのか、少し難しいなというふうに感じているところであります。それから、先ほどのご指摘の中で、住宅のことも触れられておりました。実際、今、不足している部分で、派遣会社にお願いをして人材確保をしようと試みている部分があるのですが、先方から伝わってきているのは、札幌などの都市部については賃貸アパート等が豊富にあって、下手をすると大きな荷物を持たないで引っ越しをすることができる。だから、まだ人材は動くのだけれども、地方に行くと、標茶もそうですけれども、そういった住宅事情が悪い。あるいは標茶で就職しようとしたときに、家財道具一式を揃えて、あるいは引っ越し業者に頼んで来なければいけないという大がかりなことになってしまうので、なかなか手を挙げる人がいない。そんなようなお話も聞こえておりまして、ご指摘いただいた奨学金制度を整備するというのは意を同じくするところでありますけれども、それだけではなくて、いろいろな需要を考えながら総合的な対策を打たなければ、勉強はできたけれども住むところがないから帰れないとか、そんなことも起きるのではないのかなというようなことを今これまで検討する中で想像してきたところでありますので、それら総合的な研究、検討のための時間をいただきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 本多耕平

副町長の今お話を聞いていると、ああ、そうなのか、ちょっと厳しいのかななんて私は思わないですよ、あなたね。確かに、奨学金あるいはまた育英資金の制度の中に、大きな目的は、やはり家庭の経済的な理由によってということが大きなものがあるでしょう。あるいはまた、先ほどから副町長のほうでいろいろと無理なのだというような、それを前提にしたような実は、首を振りますけれども、ちょっと無理なのだ、厳しいぞと、この検討する課題は大き過ぎるというような私は町長のお答えだったような気がいたしますので、それを乗り越えてこそ、標茶の今問題になっている人材不足を解消しなければならないという、私は逆に、今の副町長のお悩みの言葉を、それは檄を飛ばしておきたいと思うのですよ。ぜひ、そういうことであるからこそ、一日も早く委員会なり検討会なり、次年度あるいは次世代に向けての持続的な確保のためには何をしなければならないかということを私は真剣に、取り組んでいないとは言いませんけれども、取り組んでいただきたいのですよ。これ、私、昨年だったかな、この議会で質問したことは。したがって、このことが、何回も言います。人材の確保は限られたものになるかもしれませんけれども、ぜひこの奨学金育英資金制度の中で解決できるものがあれば、いち早く取り組んでいただきたい。先ほど報告ありましたように、上限額が高校生229万円、大学生282万円、時代が変わってきているのです、時代が。今、いろんな補助制度や何か制度にも所得の上限というのがあります。これ、今、平成20年に最後に改めたと言われていました。何年たつのだといったら、今、長尾さんのほうから30年か。(何事か言う声あり)

質問 9番 本多耕平

そのぐらい、頭でちょっと計算できないぐらいもう昔ですよね。(何事か言う声あり)

質問 9番 本多耕平

6年か。(「15年」の声あり)

質問 9番 本多耕平

15年。生まれた子供がもう中学生卒業しますよ。ぜひその辺も、今、本当にこれが妥当なのか、所得制限というのが妥当なのか、その所得制限が妥当かということが子供たちの夢をまた絶つことにもなるのです。ぜひ、いま一度、229万円というのが高校生ですね、大学生が282万円。これが高いか安いは、ちょっと私は理解できませんけれども、今の経済情勢の中でどうなのかということも含めて、いま一度、課長が答えられたように、いわゆる育英資金の審議会の中で、繰り返しますけれども、できれば人材教育、人材確保の面からも、もうちょっと子供たちが、あるいはその家庭が十分に教育を受けて、そして本町のために支えられるような人材確保のためにご検討していただきたいということを願って、私の質問を終わります。ありがとうございます。

出典:標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる