新得町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月17日
部活動の地域移行の現状について
2025年9月17日、新得町議会の一般質問で、中村雄太議員が「部活動の地域移行の現状について」質問し、教育長 渡會崇善が答弁しました。
- 質問者
- 中村雄太 議員
- 答弁者
- 教育長 渡會崇善
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 中村雄太
2.部活動の地域移行の現状について部活動の地域移行制度推進が始まってから3年目となり、期間最終年度となっておりますが、現状はどうなっているのでしょうか。初年度である23年度はアンケートなどが実施され、保護者、教育関係者へ移行の考え方を示す説明会がありました。それ以降、全く動きが見えず、何かしら水面下で動いていた団体もいましたが、話が進まないため動きを止めてしまっております。また、少年団との関連も強く、小学生の活動の連続性のもとに部活動は成り立っており、地域移行は小学生たちの今後の活動にも大きく影響するものと考えます。関係者だけの話し合いで終始させず、何が問題なのか、今、どうなっているのかを明確にしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
中村議員のご質問にお答えします。中学校部活動の地域移行についてのご質問ですが、スポーツ庁ならびに文化庁は、令和5年度から7年度までの3年間を改革推進期間と位置づけ、従来、学校部活動として学校が担ってきた活動を、「地域の子どもたちは、学校を含めた地域で育てる」という考え方のもと、休日の部活動から地域に移行するよう働き掛けが行われていました。また、昨年12月の国の有識者会議において、これまで「地域移行」と呼んできたものを、より的確に改革の方向性を表す言葉として「地域展開」と呼ぶこととし、新たに令和8年度から13年度の6年間を改革実行期間と定め、原則、休日の部活動の地域展開実現を目指すこととなりました。なお、平日の部活動については、令和10年度に中間評価をし、取り組み方針を定めることとされております。新得町での地域展開についての取り組みの状況ですが、中村議員がおっしゃるとおり、令和5年度に関係者へのアンケート実施のほか、講演会の開催、地域移行準備会の開催や関係団体との懇談を行っており、令和6年度には地域展開検討会を開催し、地域展開に向けた取り組み方針を策定しております。方針の中では、目指す姿として、1つ、子どもたちの希望をできるだけかなえる。2つ、町内の体験格差の解消に努める。3つ、持続可能な運営を進めると掲げております。また、今年度からは策定した方針によりまして、一部、部活動で拠点校方式の部活動を開始しております。地域展開の課題としては、実施団体の整備のほか、指導者や運営財源の確保等、多岐にわたって課題としてあげられますが、一番の課題は、地域展開した後、活動が持続可能なのかどうかだと考えております。加えて、子どもたちの選択肢がこれ以上減らないよう、関係する方々のご意見をいただきながら、持続可能な活動となっていくよう、地域展開の取り組みを進めてまいりたいと考えております。これまで、部活動に関係する方々を中心に取り組みを進めつつ、町の広報等を通じて、広く町民の皆さまにも情報提供に努めてまいりましたが、今後、より一層、情報を共有しながら、本町の子どもたちの思いや願いを大切にした部活動の在り方を検討してまいります。以上であります。[渡會崇善教育長 降壇]
質問 中村雄太
ご回答ありがとうございます。そのような旨、広く伝えていただけると非常に助かります。持続可能な活動ということですが、やはり部活動を含めて、小学生の段階から部活動に至るまで、子どもたちの連続性の習い事のもとに成り立っておると思います。小学生のスポーツや活動環境がどんどん縮小してしまえば、いずれ部活動にも影響が出るものと考えられております。現在でも、小学校のクラブ活動またはジュニア吹奏楽団など、そういったものも少しずつ人口が減っておりますが、今後、地域展開の中でそういったものを統合していくという考え方はありますか。ご回答をお願いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
中村議員のご質問にお答えいたします。まずもって、取りあえず整理させていただきたいのは、小学生が行っている部分については少年団等の社会教育になります。部活動については基本的にはまだ中学校を中心とした学校の教育活動ということになりますので、本来、趣旨としては別個のものではありますけれども、場所によって、それから、本町もそうですけれども、一部連動している部分はあるというふうには認識しております。ただ、いかんせん、今、一番の課題となっているのは指導者不足であったり、場所であったり、それから、活動の財源であったり、本当に多岐にわたっていて、この部分、一地方自治体でなんとか解決できる問題ではございません。文科省のスポーツ庁、文化庁のほうでも今現在もまだ検討しているものが多々ありまして、それらが出てこないと町としてどのように行っていけるのか、どのようなことができるのかというのは、これまでも関係する皆さまとご相談しながら行ってきているところであり、そのうちの一部としてはまず中学校の陸上部、こちらは新得中のみならず、先ほどお話ししました拠点校方式で屈足中の生徒も、共に活躍しております。この陸上については、陸上少年団のほうとの継続性もあるのも確かであります。ただ、こちらも指導者が限られておりますので、そういった部分、無理もさせられない部分もありますけれども、やはり、今、文化庁、スポーツ庁で出しているのは、非常に人口の多いところ、さまざまな団体、クラブ、大学等々のある地域の例示のみばかりで、やはりそうではない地域についてどうするかという部分は、いまだまだ暗中模索の状態であるということは否めないと思っておりますけれども、本町の子どもたちにとって、この部分、停滞させることなく継続していけるよう、今後も努めてまいりたいと考えております。以上です。
質問 中村雄太
ご回答ありがとうございます。新得町の規模、立地問題、いろんなところから、この問題、非常に困難を極めていることは重々承知しております。子どもたちの持続的な活動のために、今後ともよろしくお願いいたします。[中村雄太議員 降壇]