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新得町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日

中学生の修学旅行の支援について

2025年6月18日、新得町議会の一般質問で、森本洋子議員が「中学生の修学旅行の支援について」質問し、教育長 渡會崇善、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
森本洋子 議員
答弁者
教育長 渡會崇善、町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 森本洋子

それでは、通告に従いまして、1項目質問させていただきます。中学生の修学旅行の支援についてという質問になります。1.中学生の修学旅行の支援について広報広聴常任委員会で3月に行われた新得中学校PTA役員の皆さまとの意見交換会の話の中で、修学旅行代金が宿泊費やバス料金など昨今の物価高騰の影響で上昇し、さらにバス不足の影響もあって閑散期の4月に変更を余儀なくされているというお話しをお聞きしました。生徒の皆さんが楽しみにしている修学旅行を少しでも過去の修学旅行と遜色ないようにと苦労しているようではありますが、町で補助金やバスを出してもらうことはできないだろうかという意見をいただきました。町民の声であります。現在回ってくるコースは道南などで、季節的にも4月はまだ寒く、アクティビティも限られるということであります。全国の中学生の平均的な修学旅行は2泊から3泊で、費用は5万円から7万円ということのようであります。昨年12月、定例議会の一般質問で若杉議員が、「小中学校の修学旅行費の全額助成を」という質問をされました。そのときの回答は「旅行費用の負担は、基本的に保護者負担と考えており、引き続き、各学校とも相談しながら、保護者負担額を少しでも抑えられるよう努めてまいります」とお答えになりました。半年がたちましたが、その後どのように検討されているのか、お聞かせください。

答弁 教育長 渡會崇善

森本議員のご質問にお答えいたします。修学旅行は、文部科学省が定める学習指導要領において、特別活動の中の学校行事として位置づけられております。学校行事ですので、日常の教育活動と同様、各学校では教育課程の一環として計画されており、児童生徒が普段とは異なる環境で見聞を広げ、自然や文化に親しむこと、集団生活の在り方や公衆道徳などについて望ましい体験を積むことなどを目的として実施されております。近年は物価高騰の影響を受け、貸切バスや宿泊料金など、さまざまな物の価格が上昇しておりますが、各学校では、旅行費用をできるだけ抑えるために、教育的な効果を維持しつつ、実施時期や見学先を含め、さまざまな工夫を行っているところであります。昨年の12月議会におきましても、若杉議員から、修学旅行費の助成についてのご質問をいただきましたが、その中では、「旅行費用は、基本的に保護者負担と考えており、引き続き、各学校とも相談しながら、保護者負担額を少しでも抑えられるよう努めてまいります」とお答えしたところであります。その上で、ご質問にあります費用負担軽減の検討についてでありますが、これまで同様に、経済的困窮世帯を対象とした就学援助制度による旅行費用の支援や、旅行行程の中においては、可能な範囲で町有バスの利用を認めているところであります。また、町内合同での実施について各学校に検討を求めておりますが、それぞれの教育課程編成の考え方などもあり、合同実施に至っていないのが現状であります。旅行費用の負担は、基本的に保護者という考え方は変わっておりませんが、引き続き、負担軽減の方策を各学校とともに検討してまいりたいと考えております。以上であります。[渡會崇善教育長 降壇]

質問 森本洋子

ありがとうございます。旅行費用の負担は、基本的に保護者という考え方は変わっていないという3年前の青柳議員が質問したとき、そして昨年、若杉議員が質問したときと、今回も答えは変わりません。過去2回の質問では、それぞれ検討しますと前向きな答えと捉えておりましたが、実際はコースを変えたり、閑散期にずらすという旅行会社からの提案に合わせているようなだけで、今のところ費用に対する助成は全く考えがないようであります。隣町の清水町では既に小中学校の修学旅行を無償化。上士幌町では今年から小学生の修学旅行を無償化。さらに、来年度から中学生の修学旅行を無償化するということであります。そしてまた、ほかには距離制限が撤廃された後、修学旅行コースを変える学校が出てきています。浦幌町や芽室町では、東京、神奈川など関東にコースを変え、芽室町の中学生は、町の魅力を伝える小冊子を作成し、東京都内のホテルや飲食店、そして街頭などで配布したと新聞報道がありました。さらには、過去3泊が平均的な日程でありましたが、物価高騰や教職員の負担軽減などで2泊にする学校もあるようであります。最近の修学旅行の傾向は、体験学習、探究学習、文化地域交流を重視する傾向が強くなってきているようであります。修学旅行の実施については、各学校や学校設置者が判断して行うものとされております。これは修学旅行が教育活動の一環であり、その内容、時期、行き先などはそれぞれの学校の教育目標や生徒の状況、地域の特性などを考慮して決定されるべきものだからであり、文部科学省などの上位機関から一律に実施せよといった指示があるわけではなく、あくまで学校現場の裁量に任されているからです。そこで、先日、議員全員で、農林水産省へ要望書を届け、次の日、友好都市であります東根市に表敬訪問してまいりました。その際、思ったことなんですけれども、新得町の子どもたちに一度は東根市を訪ねさせてあげたい。新得には姉妹町少年少女使節団交流事業というのがあります。それを増額してあげて、修学旅行のコースに入れて、友好都市との交流を深めていただき、その部分だけでも町が補助をしてあげるなど、少しでも保護者の負担を減らしてあげられる方法はないかと私は考えました。ほかにも方法があるかもしれません。補助金を出さないということであれば、逆に視点、角度を変えて、コースや時期をいま一度再考し、全額と言わずとも何か補助を出せる方法があると思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 渡會崇善

ただ今のご質問にお答えいたします。まず、今おっしゃっていた部分で若干訂正しておいていただきたいのが、修学旅行の時期や行き先等々については、設置管理者である教育委員会うんぬんではなくて、学校の主体性で決めておりますので、こちらでどうするというお話しではないかなというふうに考えております。その中で先ほどのお話しの中で、町有バスを出してくれないかというお話しでしたけれども、この部分については、可能な範囲で町有バスの利用は各校認めており、実施しております。たまたま新得中学校の場合、直前に日程等を変更されたため、町有バスの確保にならなかったという事情がございますので、ご承知おきいただければと思います。それから、閑散期の4月というおっしゃり方もありますけれども、確かにこの時期のほうが、オンシーズンよりは価格的には抑えられると。ただ、中学校のさまざまな行事、教育課程上、修学旅行に十勝管内として多く行っているのは、5月の連休前、4月下旬です。もしくは8月下旬から9月上旬。ただ8月から9月というのは、やはりオンシーズンで一番高い時期ですので、その時期に行っている学校はあまりありません。それが管内的な状況であります。それとあと、先ほど五ヶ瀬との交流に合わせてと。姉妹町の交流と同様にというお話しで東根もということでしたけれども、それも1つの方法かとは思いますけれども、この部分、根幹としてはやはり先ほど申し上げた、教育課程の編成に関わりますので、この部分、学校の主体性になってこようかと思います。今のところ、東根に行くというようなお話しについては、学校からは伺っておりませんので、こちらとしてはまだその部分での検討には至っていないというのが実情です。以上です。

質問 森本洋子

ありがとうございます。ネットで調べたものですから、学校の設置者という部分が出てきたのは、ネット上の文言になると思います。訂正ということであれば訂正させていただきますけれども。3月に中学校の保護者の方と意見交換会があったときに、やはり修学旅行に対するそういった意見がありましたので、私たちやはり委員会としてはそういう意見を町のほうに届けるという役目、そういうことがあったので今回の質問をさせていただいたわけなんですけれども。先ほども言いましたけれども、東根市との友好都市締結30周年、去年、式典をやりました。新得町は先ほど教育長ちらっと言われましたけれども、五ヶ瀬とはそういった形で子どもの交流というのはやっているんですよね。そんな中で、東根市というところとはやっていなくて、先日、複合施設「とくとく」のオープンイベントにも、今年はたいへん不作にもかかわらず、東根市よりさくらんぼを送っていただいて、種飛ばし大会をやったりとか、それから、毎年学校給食にはりんごやさくらんぼを送っていただいて、子どもたちが食しております。ぜひ、私はそういったところを子どもたちに現地に足を運んでいただいて、交流をしていただくようなことを考えていただけたらなと思うんですよね。新得町のルーツを学んでくる。そして、併せて東北地方の被災地などを見てくる。東北のほうなんかはいろいろ学習できるものがあると思います。町長からはいつも議員は何もアイデアを出してくれない、議会でも何かアイデアを出してくれといつも言われていますので、今回、東根に行ったものですから、そういうような私のアイデアということになってしまったんですけれども。当然、学校や保護者などの意見をお伺いして議論して、有意義な修学旅行を計画していただくこと、これは基本であります。生徒50人としてだいたい7万円と計算するならば、350万円くらいの予算になるのかと思うんですけれども、その費用の一部でも出して、保護者の負担を少なくしてあげてはと考えますが、いかがですか。先ほど青柳議員より、子ども権利条例の話がありましたけれども、新得町の公民館には全町教育のスローガンの垂れ幕がかかっております。何と書いてあるか分かりますか。子どもを育てる地域の和、地域を育てる子どもの笑顔という垂れ幕があります。全町教育の町新得町のスローガンです。子どもは地域で育てるんです。教育委員会は独立した機関です。教育長も先日再任されました。ぜひ、頑張って教育に関する予算要求をしていただきたいと思います。子どもの笑顔のために。町長も長きにわたり東根市と交流をされてきました。いろいろな思い出があろうかと思います。先ほども言いましたが、いつも議員もアイデアを出してくれと言われ続けてきました。修学旅行に対する補助はいつも保護者負担という答えであります。それしか返ってきません。私は一部でも何か出せないかなと思って、今回このようなアイデアを出しました。町長の一般論、これから聞けなくなるのは寂しくなりますけれども、今回は視点を変えたこのアイデア、最後に私の質問となりますけれども、いつも勉強してこいと言われて怒られてばかりいるんですが、一般論ではなく、最後に町長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

われわれ、われわれというか、行政は常に受益と負担というのが頭にあるんです。それで今回、修学旅行がPTAの中で話題になったということで修学旅行と出てきたんです。この間、私、言われているのは給食、それから介護保険、国保、いろんな意味で言われてきて、町村長の中でもいろんな意見があって、やはり受益と負担はきちんとしておかないと後々大変だという派と、いや子育て支援のために頑張るという自治体、それぞれ政策判断ですから、それぞれがまた考えていけばいいかなと思っています。その上で今回、1つの方法論として、交流という切り口の中で具体的な自治体の名前が出て、これはこれで選択肢として私、面白いかなと思っている。ただ、今言った最後、誰がそれを担って前に進めるのかというところが、いわゆるその教育という切り口の中で難しいのであれば、これはまた難しいのかもしれないので、答弁が曖昧で申し訳ないんですけれども、やれるものはやはり、極端なことを言ったら、言葉は汚いですけれども、アイデアの戦いというか、そういうのも私、いいなと思っている。それともう1つ、どうしても受益と負担という、そういった切り口も、やはり議会の中でも整理していただければ、こっち側としてもありがたいなというのは、それはもう常に思っていますので、なかなか答弁にならないと思うんですけれども、いずれにしても、いろんな選択肢の中でこういう方法があるというのは、そういうのはぜひ尊重できるようになっていけばいいかなと思っています。答弁になっていないかもしれませんけれども、思いだけで答えました。以上であります。[森本洋子議員 降壇]

出典:新得町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる