みんなの議会

幕別町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日

き地小中学校の修学旅行への支援について

2025年9月9日、幕別町議会の一般質問で、塚本逸彦議員が「き地小中学校の修学旅行への支援について」質問し、教育長 笹原敏文、町長 飯田晴義、学校教育課長 酒井貴範、建設部長 河村伸二が答弁しました。

質問者
塚本逸彦 議員
答弁者
教育長 笹原敏文、町長 飯田晴義、学校教育課長 酒井貴範、建設部長 河村伸二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 塚本逸彦

通告に従いまして、質問させていただきます。1、へき地小中学校の修学旅行への支援について。町内へき地の小中学校では、昨年3月末に閉校した古舞小学校に加え、来年3月末には途別小学校が閉校となるなど、今後も児童・生徒数の減少が予想され、修学旅行における割高な費用負担が保護者にのしかかることが懸念される。また、旅行業者から取扱いを断られ教職員による手配や支払い等、業務負担が増す可能性も大きいことから、以下の点について伺う。(1)修学旅行において、旅行業者から少人数を理由に取扱いを断られる事態があることについて、町として実態を把握し、支援策を講じているのか。(2)中学校の修学旅行に対する町の補助制度の内容と、小学校との制度的な差異について、町の考えは。(3)へき地小学校の少人数による宿泊費・バス代の高騰に伴う1人当たりの費用負担の増加について、町として支援する考えは。2、市街化調整区域の見直しについて。帯広圏都市計画区域の下、市街化調整区域が指定されているが、人口減少や社会環境の変化により地域のまちづくりにそぐわない状況と認識している。区域内の空き家の店舗等への転用も規制があり難しい中、空き家の購入や新築に際しては、住宅ローンが難航する場合があるなど利活用の阻害となっている。今年度末で閉校となる途別小学校は市街化調整区域内に位置しており、そのことによる制約が再利用計画の妨げにもなっており、地元住民の意見も踏まえながら、柔軟な見直しを図るべきではないかと考えることから、以下の点について伺う。(1)市街化調整区域内の空き家等の利活用(店舗等への転用)について、都市計画法上の制約により断念した相談事例は。(2)制定当時と現在の社会環境の違いを踏まえ、市街化調整区域の見直しについて、町としての基本的な考え方は。(3)町内全体の見直しが困難であるとの認識のもと、途別小学校の建物を核とした「小さな拠点づくり(国土交通省)」等の考え方を導入することで、地域の生活サービス機能や交流拠点として再活用することは可能か。制度や町の都市計画との整合性を踏まえた考えは、でございます。以上です。

答弁 教育長 笹原敏文

塚本議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目につきまして、答弁させていただきます。「へき地小中学校の修学旅行への支援について」であります。小中学校の修学旅行につきましては、学習指導要領において特別活動の中で取り組む学校行事として行われている教育活動であり、さらには社会・理科・道徳・総合学習などの各教科と横断的に関係する取組であり、各学校の教育課程に位置づけて取り組まれている活動であります。平素とは異なる生活環境の中で見聞を広げ、自然や文化に親しむとともに、より良い人間関係を築くなど、集団生活や公衆道徳などの経験を積むことを目的としており、集団行動や体験的な活動を通して、児童生徒の健やかな成長を促進する役割を担う重要な取組となっております。ご質問の1点目、「修学旅行において、旅行業者から少人数を理由に取扱いを断られる事態があることについて、町として実態を把握し、支援策を講じているのか」についてであります。修学旅行は主に最終学年である小学校6年生と中学校3年生で実施しており、各学校では旅行業者に交通機関や宿泊先の手配、行程の組立てなど、旅行に関わる手続を依頼している実態にあります。しかしながら、新型コロナウィルス感染症が5類へ移行して以降、徐々に観光需要の高まりが見られるようになり、最近では物価高騰や運送業界における人手不足の影響などから、修学旅行の受入れを敬遠する業者が現れているといった報道がされているところであります。町内においても、一部の学校において2年前に修学旅行の予約を依頼したところ、少人数であることを理由に断られた事例が確認されておりますが、交通機関や宿泊先を個別に手配したとお伺いしております。また、町内の小規模校である糠内小学校、明倫小学校及び途別小学校では、複式での学級編制であることや少しでも多い人数での参加となることを考慮し、従前から3校の合同により5、6年生を参加対象として隔年で実施しているところであります。修学旅行につきましては、各学校の教育課程に位置づけられていることから、教育委員会が関わることについては、学校の自主性を損なうことのないよう慎重に対応する必要がありますが、修学旅行を取り巻く環境の変化を受け、校長会において各学校の取組等の情報共有を図っており、あわせて今後の修学旅行の取組方についても議論を進めている状況にありますことから、必要に応じて連携を図りながら、関わってまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「中学校の修学旅行に対する町の補助制度の内容と、小学校との制度的な差異について、町の考えは」と、ご質問の3点目、「へき地小学校の少人数による宿泊費・バス代の高騰に伴う1人当たりの費用負担の増加について、町として支援する考えは」については、関連がありますので併せて答弁させていただきます。本町では、平成 29 年度から、義務教育期間における経済的負担の軽減を図ることを目的として、中学校に就学する生徒が参加する修学旅行に要する費用の一部を支援しており、補助対象費用の限度額を1人当たり7万円として、その2分の1を補助しているところであります。町内の各学校における本年度実施した修学旅行に要した経費につきましては、小学校では1人当たり約2万 7,000 円から4万 2,000 円、平均で約3万 1,000 円が保護者負担となっており、中学校では1人当たり約5万 6,000 円から7万 7,000 円を要したうち、町からの支援額を差し引くと1人当たり約2万 8,000 円から4万 2,000 円、平均で約3万 5,000 円が保護者負担となっております。このことから、小中学校の保護者負担で比較いたしますと、一番高額となる小学校にあっては、中学校を上回っている学校があり、こうした状況が生じた原因については、貸切りバスの費用が高騰していることと併せて、参加する人数が少ないために、1人当たりの負担額が大きくなったことが影響したものと考えております。しかしながら、こうした状況は本町だけでなく他の市町村においても同様の状況であり、学校単独での実施から複数校による合同実施とする事例や、貸切りバスから JR 等、移動手段を変更するほか、目的地や宿泊数を見直すといった事例が見られるようになっております。本町におきましては、これまで各学校から主たる交通拠点である、とかち帯広空港や帯広駅までを、スクールバスによる送迎を行っているところであり、こうした対応を含め、引き続き中学生の修学旅行に対する支援を継続しながら、負担の軽減を図ってまいりたいと考えており、あわせて校長会において他の市町村の取組事例を参考にしながら、今後の修学旅行の取組方について議論を進めている状況にありますことから、必要に応じて連携を図りながら関わってまいりたいと考えております。以上で塚本議員のご質問への答弁とさせていただきます。

答弁 町長 飯田晴義

塚本議員のご質問にお答えいたします。「市街化調整区域の見直しについて」であります。帯広圏都市計画は、北海道知事によって昭和 45 年 12 月に帯広市、音更町、芽室町及び幕別町を一体の都市として総合的に整備し、開発及び保全する必要があるとして、1市3町の行政区域の一部を範囲とする都市計画区域が指定されました。また、都市計画区域内においては計画的な市街化を図る必要があることから、既に市街地を形成している区域及びおおむね 10 年以内に、優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域として、市街化区域を定めるとともに、農地などの環境を守るために市街化を抑制すべき区域として、市街化調整区域を定めております。本町では、これまで市街化区域では都市基盤整備による市街化を進めており、また市街化調整区域では無秩序な市街化を抑制し、良好な自然環境や優良な農地を保全することを目的として、土地利用を図ってまいりました。このようなことから、市街化調整区域内にある既存建築物の再利用については、都市計画法の規定により制限があり、商業施設、オフィス、工場など都市的用途への転換には、北海道開発審査会の許可が必要となるなど、その活用方法は限定されることになります。ご質問の1点目、「市街化調整区域内の空き家等の利活用(店舗等への転用)について、都市計画法上の制約により断念した相談事例は」についてであります。既存の建物を利活用することについての具体的な相談につきましては、記録が残っております平成10 年以降の 27 年間で2件あり、1件は 24 年に、自己の住宅を不動産業を営むための事業所へ用途変更したいといった相談、もう一件は 30 年に、旧農家住宅をお菓子を製造販売する店舗へ用途変更したいといった相談が1件ありましたが、いずれの場合も開発許可基準に適合しない旨の説明を行っております。ご質問の2点目、「制定当時と現在の社会環境の違いを踏まえ、市街化調整区域の見直しについて、町としての基本的な考え方は」についてであります。国が定める都市計画運用指針では、「市街化区域の設定は人口や産業の将来の見通し等に基づき、市街地として必要と見込まれる面積を、そのまま即地的に割り付ける方式を基本とすべきである」と定めております。本町では、帯広圏都市計画区域区分が決定された当時は、毎年人口が増加しており、市街化区域を拡大してまいりましたが、現時点においては、将来人口が減少すると見込まれる中にあって、市街化調整区域を市街化区域に編入することは困難な状況にあり、むしろ市街地のコンパクト化に向け、いわゆる逆線引きをしなければならない必要性が高まっていくものと考えております。しかしながら、市街化調整区域内において農業関連施設等の土地利用のニーズが発生した場合には、必要に応じ、個別に農地との調整を図りつつ、開発許可制度を活用するなどして、適切な土地利用が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「途別小学校の建物を核とした「小さな拠点づくり(国土交通省)」等の考え方を導入することで、地域の生活サービス機能や交流拠点として再活用することは可能か、制度や町の都市計画との整合性を踏まえた考えは」についてであります。「小さな拠点づくり」は、人口減少や高齢化が急速に進む複数の集落が集まる小学校区などの地域において、商店、診療所などの生活サービスや地域活動を行う施設を集約し、この地域と各集落をコミュニティバスなどで結ぶことで、地域の生活環境を維持し、地域コミュニティを活性化させることを目指すものでありますので、途別地区及びその周辺部に「小さな拠点づくり」の考え方を当てはめるのは難しいものと考えております。しかしながら、ご質問にあります閉校後の途別小学校の建物を、生活サービス機能や交流機能をはじめ新たな機能として活用することについては、用途の制限を受けますが、開発許可制度を活用することにより、日常生活に必要な物品の販売、加工、修理等の業務を営む店舗等や医療施設のほか、図書館、公民館、地区集会所等の公益・公共的施設として再活用することは可能であると考えております。以上で、塚本議員の質問への私からの答弁とさせていただきます。

再質問 2番 塚本逸彦

それでは、再質問させていただきたいと思います。今回、この質問に至った経緯は、5月に民間のテレビ報道によりまして、釧路のほうが修学旅行に関して、コロナ禍もあって、ここに書いてあるような事情で断られたり催行できなかったりということが取り上げられていまして、時期をずらしたりとか、そうしたいろいろな工夫をされている。これはもう全国的な問題だと思いますので、我が町だけの問題ではないとは思いますが、できるところから支援をしていけたらということで、今回、この質問をさせていただきました。現状、1番目に実際に旅行業者がつかなくなるということは、手配を先生方が行うことになります。先生方が引率をしながら、旅行代金の支払いやそういった入場券、そういったものもやりながらというのは、とても大変なことだと思います。引率の人数も決められておりますので、かといって多く引率の先生を連れていくわけにもいきませんしというとことなのですけれども、現在、質問でも言いました今後、特にへき地なのですけれども、多分2年に1回へき地小学校はやっていると思うのですが、次回、途別小がなくなった時点で、へき地小学校の修学旅行の児童の最高人数は何人になるのでしょうか。

答弁 学校教育課長 酒井貴範

今、ご質問がありました、次回のへき地校の人数ということだと思います。令和6年度には、へき地校実施しており、隔年で実施しているので、次回は令和8年度実施するとことになります。令和8年度2校で児童の数は5、6年生合わせて8名となっております。以上です。

再質問 2番 塚本逸彦

今現在、幕別町の明倫、糠内ということのグループで8名ということでよろしいでしょうか。中学校も当然少なくなってきているわけで、へき地の2級、3級ありますけれども、3級のほうは、たしか国のほうから補助金も出ていると思うのですが、あとへき地は忠類も入りますか。忠類もへき地に該当するのでしょうか。

答弁 学校教育課長 酒井貴範

現在、幕別町にあります、へき地に該当する学校は、忠類地域におきましては、へき地の2級に該当しております。

再質問 2番 塚本逸彦

今、こういった状態、前回旅行業者がつかなかった場合に、先ほど申し上げましたように、教員の方が手配等を行ったわけですけれども、今後、こういったことがより多くなる可能性があると思います。ここでも答弁にもありましたけれども、協力して必要に応じて、連携を図っていくということはあるのですけれども、具体的なお考えはありますか。今のところですけれども。

答弁 教育長 笹原敏文

多分お尋ねは、教育委員としてのというお話だというふうに思いますけれども、答弁の中にもありましたとおり、単独での実施が難しい、それは人数規模によるものによることが、主な原因になっているかというふうに思いますので、複数校での実施、また宿泊先を違う場所にするですとか、交通手段を変えるですとか、そういったことが既に取組事例としてありますので、まずはそうしたことの検討を各学校でしていただく。また、既に校長会の中でも、今後に向けてですけれども、検討をしておりますので、そうした状況をまずは見てもらいたいというふうに考えております。

再質問 2番 塚本逸彦

校長会のほうでも、各地そういった議論はなされていると聞いております。それで、やはりこの場合旅行業者がついても、予算の都合で添乗員はつけられないというところも当然出てくると思います。例えば1台のバスが1泊2日で 20 万円ぐらいかかったとして、それを 30 人1クラスで割るのか、それとも 10 台小さいバスになったとしても、10 人で割るのかといったら、ちょっと考えただけでも、コスト的にはかなり大きな差異があります。ましてや、こういったお金の支援もそうなのですけれども、例えば制度上の支援の問題の支援も可能かと思うのです。例えば旅行先の観光業界とかそういったところと提携を結んで、手配等をそちらにお願いするという方法をとっているところもあるようですので、そういったソフト面での支援、そういった部分は教育委員会のほうでもやれるのかと思います。でも、学校の独自性というものは大事ですので、小さい学校だからといって、大きい学校と一緒に行けばいいわとは、安易な一緒の行動というのも、いかがなものかという部分もありますので、その辺も踏まえて、そういった部分の支援を今後ともお願いしたいと思います。その辺についてどのようなお考えありますでしょうか。

答弁 教育長 笹原敏文

答弁の中でもお話はしましたけれども、この修学旅行と言わずなのですけれども、観光需要の高まりによって、さまざまなものが変わってきておりますので、ホテルの宿泊の関係、あとはバスの関係については、なかなかこれは、変えることがなかなか難しい。何とかこれに対応するしかないのかというふうに思っております。ですので、これまでと同じようなやり方をするということは、やはりなかなか難しい状況にあるのかと。際限なくお金をかけるというわけにはいきませんので、そういったことも踏まえて、まずは各学校の中で、取り組める手段があるというふうに考えておりますので、そうしたことを十分検討していただいて、それ以外に教育委員会としてできることは、今後においても検討はしてまいりたいというふうに考えております。

再質問 2番 塚本逸彦

各町いろいろな工夫をされているかと思います。今、答弁にあったとおりだと思います。しかしながら、やはり学校間によって、例えば2万円から4万円の差があるというのは、いかがなものかと思いますので、ある程度の金額の部分の、今度は質問に入らせていただきますけれども、その辺は、中学校は半分出る、小学校は補助がない。でも中学校の補助3万円に比べたら、4万円高くなってしまっているという部分はもう現在、発生しております。それを資金面で補助金としてやるのか、それとももしくは、町のバス、今、駅と空港等は、当然スクールバスの活用もありますけれども、小学校の場合は道内ですので、全部を町のバスで、無償とは言いませんけれども、使うような方法も考えていただければ、多少はバス代も抑えられるのではないかと思います。10 人切っていれば、本当に小さいバスまでもいかないと思います。マイクロバスで大丈夫だと思いますけれども、そういった工夫も考えて、引率等の兼ね合いもありますので、そういったお考えも、町のバスを活用するというお考え等で、多少抑えられるのではないかという、こういった考えについて、ご意見あれば、ぜひお願いします。

答弁 教育長 笹原敏文

修学旅行の費用についても、基本的には保護者の負担の中で対応していただくべきものというふうに考えておりまして、そこに料金が高額になってしまっているその対応の方法として、スクールバスをというようなことを、安易に判断することについては、難しいのかなというふうにまず思っております。いずれにしましても、これまでも複式校においては、今回もちょっと調べましたが、相当昔から何十年も前から、これはもう幕別町が忠類と合併する以前から、複式校が合同で修学旅行に行っていたという歴史がございます。今回、一番学校で費用が1人当たり4万円を超えるという状況にはなりましたけれども、複式校の合同開催というような状況もありますので、こうしたやり方はやり方で、また教育的な意義があるというふうな考えでおりますので、そうした手段にまだまだ検討の余地があるというふうに考えておりますので、現段階においては、スクールバスを利用するというようなことについては、考えていないという状況にあります。

再質問 2番 塚本逸彦

それでは次の質問に行きます。今、修学旅行の最後の質問のところにもなりますけれども、全体に関連がある質問ではございますけれども、6期の総合計画においても、義務教育に関しては、保護者の費用負担を軽減するということに努めるという町の方針もありますので、その辺も考えて、経費が小さい学校は修学旅行の費用が高くなってしまうから、行き先を変えざるを得ない。本当はここに行きたいのだけれども、行けないのだと。でも、ある程度ニーズのある学校は、それでも安いからといって希望のところへ行ける。そういったある意味の格差、そういったものが起きないように配慮していただきたいと思います。その中で、先ほども申し上げましたけれども、受入先の自治体も、観光協会とか、それからスクールトリップ誘致のシステムを行っているところもあります。うちの町に来ていただければ、こういった部分は助成しますよとか、そういったところ。ただ、限られるのですよね。本当に東京都に関しては、ほとんど中学校は東京に行くのですけれども、東京都に関しては、それはないのですが、今後ともこういった事態はここだけの問題ではなく、全国の問題でもありますので、こういった相手、受入れ側もそういった部分の策を練ってくると思います。そういった情報をどんどん集められるということが、教育委員会の得意なところでもあるかと思いますので、そういった部分を学校側に提供をして利用してもらうという、提案をできるという、そういった支援も可能かと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 笹原敏文

主に中学生が今、ほとんどが東京方面ということで、行き先がなっております。これも校長会の中では、ある程度2年後をめどに、行き先を統一するですとか、日数も統一するですとか、そうした検討も始めております。それぞれがそれぞれの学校の中で、教育活動としての目的を果たすために、どこに行ってどういった研修をするのかというようなことを念頭の上、場所等の選定に当たっているというふうに聞いておりますので、費用の面だけを優先的に考慮をして、そうした場所を選定するというのも、またちょっと考え方としては、いかがなものかというふうに思うところもありますので、まず学校の中で、どういった取組をするのか。また、学校でできる経費の縮減の方法を、そうした取組の検討をしていただきたいというふうに考えております。

再質問 2番 塚本逸彦

まさにそのとおりだと思います。やれることは費用の面と、先ほど申し上げましたように、例えばバス会社との教育旅行協定、そういったものを結んで、少ないからちょっと利益の減る部分を、町の予算で補填して旅行を受けてもらう。そういったところも、やっているところもあるようですので、ぜひその辺の予算も、教育委員会はなかなか苦しいと思いますので、その辺の予算配分もぜひ考慮に入れていただいて、へき地だからといって、修学旅行で希望のところに行けないと、そういった部分はなくなるようなことを提案して、次の質問に行きたいと思います。次は、市街化調整区域の見直しについてでございますけれども、市街化調整区域においては、本当にもう制定された当時と比べると、本当に世の中変わってしまって、さっきの答弁がありましたように、縮小のところです。それで、特に市街地周辺においては、本当に市街化調整区域の問題というのは、ほとんど無関心の人が多くて、市街地に住んでいる方は、ほとんど気にもしていないと思うのですけれども、昨今、農村部において空き家が非常に目立ってきて、そこが市街化調整区域です。例えば、僕の住んでいる途別、隣は日新。日新は無指定です。それで、うちの場合も自宅は日新なんですけれども、カーポートは途別だという境界で、何が変わるのかというところがありまして、その辺の矛盾を非常に感じているわけです。同地区においても空き家、離農されて跡取りがなくて、そして亡くなられて空き家になってしまう。それから家族の方が農家辞めて離農されて町に出ていってしまう。そういった空き家が散見するわけですが、昨今、カフェ等をやりたいとかそういった古民家カフェというものをやりたいとか、そういった利用をしたい。それから大きいD型倉庫を使って、子どもの遊び場をしたいという、そういった要望を聞いております。ここには2件しかないという話ですが、その前に結構そういった話があるので、市街化調整区域だから難しいよねと、こうやってしまったら、もう建てられないという、そういった非常に厳しい制約があると思います。札幌でも大きな問題の、ノースサファリの問題を起点に、市街化調整区域の見直しをせざるを得ない部分も出てきて、非常にこの法律はもう時代錯誤でおかしいのではないかと、僕は認識しております。それでも帯広圏を囲むようにして設営されているので、幕別町単独で、ましてや個人でこれをやりたいからといって申請できるものでもない非常に厳しい法律、規制がかかっております。ところで、そこでこの規制を見直すような都市計画をしたり、大がかりな作業がなかなか必要で、そして他の市町村の同意も得なければできない。これはなかなか難しいかと思うのですが、市街化調整区域を市街化区域にしようとは言いませんけれども、日新とかほかの古舞のように無指定、それにするだけでもかなり、例えば農家の二世の方も家を建てられないわけですから、そういったことは、農家ではないのだけれども、二世の方も近くに家も建てられるようになるとか、そういった部分もあると思うのですけれども、どうなのでしょう。そのハードルとして、無指定にするということも難しいのでしょうか。

答弁 建設部長 河村伸二

都市計画区域、これは北海道が指定しているわけなのですけれども、市街化調整区域を都市計画区域から外すということになりますと、まさに無秩序な市街化形成が可能になってしまうということで、今、市街化調整区域というのは、市街化を抑制するような地域として指定していますので、まさに逆行したような考え方になってしまうということで、非常に厳しいのではないかと思っております。

再質問 2番 塚本逸彦

僕は、そこが非常に疑問に思うのです。道の考えがそうなのでというか、法律の趣旨なので、町がどうのこうのという話ではないのですけれども、もう今、市街化はどんどん広がりますかということなのです。そして、市街化調整区域、例えばさっきもありました途別は市街化調整区域。日新は無指定なのです。何が違うのですかと。では、日新どんどん市街化になってますか。農地を守るのであれば、農振法の縛りもあります。農地の取得法は、認可制から許可制に変わったりはしますけれども、農地を守ろうと思えば守れるのです。市街化調整区域でも空き家になったところは、太陽光パネルならオーケー。そして駐車場、ましてや資材置き場のようなところになっていってしまっている。これもいかがなものかと思います。そういった部分を、町もちょっと着眼点を置いて、市街化調整区域だから、家はあれかもしれませんけれども、そういった太陽光パネルが無秩序にできてしまう可能性もあるわけです。そういった部分も踏まえて、ちょっとこの辺は見直しに動いていただきたいと思うのですが、かなり難しいのですか。本当に、十勝は、芽室、音更、幕別ありますけれども、どこかの町は、ばりばりとやっているところもありますので、その辺の都市計画をしっかりと打ち出して、それは町の発展にもつながります。そして札内、それから幕別間の問題もあります。そこの問題もありますので、ぜひちょっと都市計画を、今ちょうど見直しの時期で、公園の議論になっているかと思うのですけれども、そういった部分を踏まえて、本当に都市計画、市街化調整区域は無指定でいいと思うのですけれども、どうでしょう、再度お考えをお願いします。

答弁 町長 飯田晴義

都市計画区域から外すという、そういうお話でありますけれども、これは今まで考えたことがありませんでした。実は市街化区域に編入するか、あるいは逆線引きというのも今必要になってきたのではないか、そういう議論はしています。つまり、都市計画区域内での議論。無秩序な市街化を防ぐという観点からなのですが、それは都市計画区域から外したときに、果たして日新が、あるいは途別が、古舞が、今で言うと途別だけですね。途別が無秩序な開発につながっていくのかどうなのかというところは、非常になかなか難しいです。推測するのが難しいのですけれども、これが帯広圏の中で都市計画の制定をしていますので、果たしてこれの一部の都市計画区域から、全く都市計画区域外に持っていくことができるのかどうなのかというのは、これは本当に道と協議してみないと分かりませんし、ただ言えることは、無秩序な開発を抑制する。それを許してしまうと、保育所だとか学校の問題もそこに必要になってくるのではないかと、そういうところまで影響してきますので、そこは単純には外せばいいということにもならなくて、町域全体を見た中で、あるいは帯広圏都市計画を全体を見た中で、どう判断すべきかということになってくると思いますので、そこは協議することは、あるいは話を聞くことは、これはただでできますから、そこの話は、どういう考え方の下で、どういう方向があるのかということは、話して聞いてみたいというふうに思います。

再質問 2番 塚本逸彦

そういった話をしたら、当然地元の農家の考えとか、もろもろの既得権益の件もありますね。帯広の商工会との兼ね合いとかもいろいろとあると思うのですけれども、ここは幕別もしっかりと都市計画をこうするのだというもので、農地の保護は農振法で、農業委員会と協議をして保護に努めていただいて、やっぱり家は建てられないけど太陽光パネルならいいみたいな、そういったところもちょっとどうかと思うので、せめては無指定をしてもいいようなところ、まあ依田、途別は、市街化調整区域ですけれども、日新なんてほとんど地理的には変わっていないのに、無指定だというところなのです。かといって乱開発が進んでいるかというと、そうでもないと思いますので、そういったところも踏まえて工夫を、それなりに解除したことによる乱開発とか、そういった部分の懸念は当然あります。どっちに転がってもあれなのですけれども、その辺はその辺で、しっかりと条例なりそういったもので対策を取りながら、やっぱりこのままでは、本当に農家の空き家の利用は難しいと思います。買いたいと思っても、うちもそうでしたけれども、銀行ローンは市街化調整区域なのですといったときに、もう銀行側から無理ですと言われていますので、そういった部分は、非常にかなり市街化調整区域というのは、ネックというか厳しい法律でもあると思います。本当にそこは、せめて無指定というところまで行けたらなと思うのですけれども、ここにも区域を一遍に網がかかってしまっていますので、そういったものももう少し柔軟にできないかというところでもあります。そして次の項目において、3番目の途別小学校も当然途別にありますので、市街化調整区域というところで、いろいろな規制がかかっています。お店やりたいとか、いろいろと市街化調整区域は細則がすごくありまして、抜け道と言ったらおかしいけれども、その間を縫ってやり方を考えれば可能な部分もありますけれども、この辺はなかなか個人では対応できないのです。ですので、行政側のほうとしても、やっぱりそこの途別小学校、小さな拠点づくりはかなり国交省の関係もありまして、それなりの全体のバランスが取れていないと難しいので、小さな人が住んでいないところはなかなか難しいかと思うのですけれども、途別地域の地域だけを限定的に特例として認めてもらえるような議論、そういったものも道のほうに上げることは可能なのでしょうか。

答弁 建設部長 河村伸二

町長答弁にもございましたように、やはりどうしても都市計画法という縛りが、今の現状ございます。ですので、途別地域だけを特別、特区みたいな形で規制を緩和するようなという動きは、今の法律上の中ではちょっと難しいかと思っております。

再質問 2番 塚本逸彦

そこも何かやり方によってはできるような話を、以前聞いたことがあるのだけれども、そこは私もちょっと知識不足で、今の答弁のとおりかと思うのですけれども、本当にこの市街化調整区域は細則が多くて、例えば地元の農産物を売るお店だったらいいよとか、それからドライブインだったらいいよとか、そういった部分で現に建っている建物も数多くあると思うのです。だから、やっぱりそこら辺はどうなのでしょうね。本当にこれは、特定の途別小学校が特に廃校ですね。国交省も、今、廃校の再利用は進めているところでもありますので、その辺は本当にできないのか、本当にやり方はあるのか、その辺を検討していただきたいと思うのですけれども、それはもう動かないよという確たる根拠があれば別ですけれども、その辺はまだ余地があるのか、ちょっとその辺を伺ってもいいですか。

答弁 建設部長 河村伸二

これも町長の繰り返しになりますけれども、開発許可基準によりまして、できるものとできないものがございますので、途別小は、日常生活に必要な物品販売店舗ですとか、先ほど言われたようなドライブインですとか、基準に合致すれば、再利用の用途的には可能だということでございますので、それは個別に事業者が何をやりたいかということをご相談いただければ、それに応じて、許可できるものできないものというのはお示しできるというふうに思っています。

再質問 2番 塚本逸彦

本当に厳しい法律ですね。札幌市も今、頭を痛めているところだと思うのですけれども、本当にこれ限定的に難しいのであれば、やっぱり依田、途別それから相川ですか、市街化調整区域がありますけれども、その辺を無指定もしくは見直す。本当にこれのくくりの境界線も、今の境界線を維持しなくてはいけないのか、それともその区域の中で分割して、一部解除できるのかと、そうしたことは可能なのですか。

答弁 建設部長 河村伸二

まず、都市計画のくくりとしては、やはり帯広圏で行っていますので、飛び地で都市計画区域が分散するような形というのは、本来の帯広圏の考え方としては違うのかというふうに思っております。それから、ではどこで線を区切るのだといったときに、いずれかの場所では、どうしてもその区域と区域外というのが、線が引かれますから、昭和 45 年ですか、都市計画区域が制定された当時に、帯広圏として、この範囲を都市計画区域として開発し抑制する場所だというふうに決めたという経緯がございまして、それを変えるというのが、今、帯広圏としては制定された当時からは変更かかっていませんので、それが可能なのかどうなのかというのは、今後研究していかなくてはいけないかというふうに思っています。

再質問 2番 塚本逸彦

いずれにしましても、もう時代錯誤もいい法律だと思うのです、これ。規制だと思うのです。45 年の高度成長期で、どんどん人口が増えて、あちこち不動産開発が進んでいた時代ではありませんので、今やこれは本当に町の発展の死活問題だと思うのです。そして、特に農村地区の住宅の利用とか、そういった部分に関しても、やっぱりこれかなり障害になってきている、町にとっても痛い部分があると思うのです。特に依田とか、その辺は市街地にも近いですし、かといって乱開発が進むかと、分かりませんけれども、そんなに特に住宅地をたくさん造っても売れる時代ではないと思いますし、そういった部分も含めまして、ぜひ町として、市街化調整区域をぜひ見直していくことを、帯広圏の都市計画のこの会議の中で、また都市計画もそういった部分も踏まえて、町としてもつくっていただいて、もう外す、もしくは無指定でいいですので、市街化にするということではなくて、無指定にするという考え方で持っていくだけでも、かなり自由度が出ると思うのですけれども、その辺はどうでしょう、議論のほうに上げていただくことは可能ですか。

答弁 町長 飯田晴義

現状をずっと守るという気持ちはありません。ただ、現状を変えるからには、それなりの理由が必要でありまして、それがまちづくりの上で大きなメリットになるのか、メリットにならないのかということを十分考えた上で、外す外さないということを考えていかなくてはならないというふうに思いますので、これは都市計画区域から外していくことが、幕別町のまちづくりの上で大きなメリット、まちづくりに非常に活性化のためにメリットがあるのかとなったら、なかなかこれもそうだよねというふうには、なかなかならないのでありまして、では今のままでどれだけの弊害があるのということも、これはやっぱりプラスマイナスがありますから、そこを十分考えながら、どうしていくか。やはり理由を我々はしっかりと持たないと、これは話をするにしても、ただ広げてくれや、なくしてくれやとか、そういう話にはなりませんので、そこはまず内部で十分にメリットデメリットを、しっかりと検討した中で、話を持ちかけていかなくてはならないなというふうに思います。ただ、可能か可能ではないかということについては、これは随分聞ける話なので、そこはあらかじめ確認した上で、検討していきたいというふうに思います。

再質問 2番 塚本逸彦

本当にまさに町独自でということでは、なかなか難しい問題で、ましてや個人では手が出ない問題であります。道も絡んできますのですけれども、やっぱり町の都市計画、そしてそういった今、町長がおっしゃられたように、町にとってメリットがあるかデメリット。全てがよしというわけにはなかなか行かないと思いますけれども、いずれにしても、今の時代から相当ずれている規制だと私は認識しております。本当に乱開発が起きるような時代に今なかなかならないと思いますので、本当にそういった部分もあると、やっぱり本当に現実的な話も、また日新と途別はどこが違うのですかと、地理的な状況で。そうして片や市街化調整区域、片や無指定というところなのです。そういった部分も踏まえて、ましてや札内地区から幕別本町の間、そこはもう十分商業圏としては立地条件がいい場所でもありますので、そういった部分も含めて、ぜひこの都市計画、そういった着眼点を置いて見直していただきたい。帯広圏の会議で提案を、こういう方針を町長、強気の姿勢で、その辺を町長にぜひお願いしたい。ぜひ進めてはどうかという考えでおりますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

やはり町として、どういう方向でこのまちづくり、土地利用を図っていくのかということにかかっているわけでありますから、今、相川、千住地区の話も出ましたけれども、ではここを工業的な用途にするのですか、住宅的な用途にするのですかということをいう。差し迫ったものがあれば、また別なのですが、将来こうしたいからでは通用しない話なので、これはやはりある程度現実、可能性を見た中で、土地利用を考えていかなければならないというふうに思っていますので、そこは町域全体を見た中で、都市計画区域を外すのか外さないのかについて、これはやはり議論しなくてはならないというふうに思っています。まずは先ほど申し上げたように、どんなメリットがあるのか、どういうデメリットが生ずるのかということをしっかりと考えた上で、町の土地利用にどういう役割を果たしてくれるのかということを考えなくてはならないというふうに思っています。

再質問 2番 塚本逸彦

まずは、本当にこれは厳しい問題、厳しい規制ですので、なかなかそう簡単には動かないと認識はしておりますけれども、やっぱり町の姿勢、今までさほど、どうなのでしょうか。そういった部分の着眼点、そういったことを問題にしてきたという部分は、あまりなかったのではないかと思うのですけれども、以前はいろいろなお店ができるとかいうことで、そういったことはあったと思うのですけれども、現状においては、そういった部分の議論は、なかなか成熟はしていないかと思います。ですので、こういった部分も踏まえて、今後、市街化調整区域の見直し、そして農村部の再利用、空き家の建物とか、そういったものが太陽光パネルと資材置場だけにならないように、空き家がですね、そういった部分も踏まえて、やっぱりちょっと見直しを図るべきだと、私は認識しておりますので、ぜひその辺をもう一度提案しながら、私の質問とさせていただきます。以上です。

出典:幕別町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる