本別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日
修学旅行に関わる支援の充実を
2025年6月12日、本別町議会の一般質問で、加藤徹己議員が「修学旅行に関わる支援の充実を」について質問し、教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英が答弁しました。
- 質問者
- 加藤徹己 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 加藤徹己
議長の許可をいただきましたので、通告済みの1問について質問をさせていただきます。質問事項。修学旅行に関わる支援の充実を。質問要旨。天井の見えない諸物価の高騰や運転手の働き方改革は、児童生徒の修学旅行に大きな影響を与えています。本町の大切な子どもたちの健やかな成長を育むためにも、修学旅行に関わる支援の充実が必要と考えますが、見解を伺います。要旨の明細。修学旅行については、学習指導要領の中で定めがありますが、これを受けて各学校では、教育課程で定める修学旅行の内容や旅行先を決定しています。しかし、近年はその決定に対して、諸物価の高騰や運転手の働き方改革などで、大きな制約を受けているところであります。本町からの旅行距離が制限され、燃料やホテル料金等の高騰に加え、予約手続にも苦慮している現状があります。また、本町は、十勝管内に限定したスクールバスでの部活動等の送迎運行ですが、修学旅行についても管外空港までの送迎支援ができないかなどの検討をする必要があると考えます。このことにより、修学旅行の内容や旅行先に防災・歴史・文化などの選択肢が大きく広がると考えます。さらに、修学旅行に要する費用には、旅行中の服装・宿泊日数分の衣服と、それを入れるバッグも必要です。そして、旅行先での移動や昼食費などに係るお小遣いも必要です。このように、修学旅行には、旅行経費のほかにも保護者には大きな負担となっています。保護者の収入が増えない中、諸物価などが急激に高騰している現状で、保護者に気兼ねして、学校生活の中で大きな行事の一つであり、同級生とのかけがえのない思い出となる修学旅行を諦める児童生徒が出てくる可能性もあるのではないかと懸念されます。十勝管内の複数の自治体でも、保護者の所得制限なしで、小中学校の修学旅行経費の無償化や定額助成などの支援が取り組まれています。本町においても、早急に修学旅行に関わる支援の充実について検討し、実施していく必要があると考えますので、以下について伺います。1点目、スクールバスでの管外空港までの送迎支援を検討する考えは。2点目、修学旅行実施に必要な経費の助成への考えは。
答弁 教育長 高橋哲也
〔登壇〕加藤議員の修学旅行に関わる支援の充実をについての御質問にお答えさせていただきます。現在、町内の小中学校の修学旅行の状況でございますが、小学校は1泊2日で札幌方面へ、本別中学校は3泊4日で函館・小樽方面へ、勇足中学校は2泊3日で東京方面への修学旅行を実施しております。まず、1点目のスクールバスでの管外空港までの送迎支援についてですが、修学旅行でのスクールバスの利用については、内部規程としてスクールバスの運行基準を設けており、鉄道を利用する場合は最寄りの駅まで送迎する。飛行機を利用する場合、帯広空港まで送迎する。ただし、通常の学校登下校に影響しない場合に限ると定めているところでございますが、管外空港までの送迎支援については、これまでも学校から要望があった場合には、その都度、学校と協議しながら送迎が可能な場合については対応しているところであり、今後についても、学校から要望があった場合には、学校と協議しながら対応するとともに、スクールバスを利用することにより修学旅行の費用が抑えられ、保護者負担の軽減にもつながることから、通常の学校登下校に影響しないことを前提に、スクールバスでの管外空港までの送迎支援については、スクールバスの運行基準の改訂も含めて、前向きな検討をしてまいりたいと考えております。次に、2点目の修学旅行実施に必要な経費の助成についてでございますが、修学旅行に係る保護者負担は学校により若干異なるものの、小学校では約3万円、中学校では約7万円となっております。来年度の旅行に関しては、まだ計画段階となっており、各学校においては、平素から旅行に係る費用の軽減のため、宿泊先の選定や交通手段の選択など工夫をしているところではございますが、昨今の物価高騰、インバウンド需要の高まりを影響とした観光バス借上料、宿泊料金の値上げ等により、本年度に比較して費用が増加することを懸念している状況にあります。修学旅行に係る費用に関しましては、経済的に困窮している世帯には、就学援助制度により修学旅行費の実費分の全額を助成しているところではございますが、その他の世帯についても、物価高騰により家計への負担が大きくなっている中、保護者の経済的負担軽減を目的とした子育て支援策は重要であると考えております。学校においては、保護者に負担をしていただくものとして、修学旅行経費のほかにも教材費等があり、また、教育分野以外でも子育てに係る費用は多様化していることから、いっとき一度に多額の費用がかかる修学旅行費用への助成を図ることについては、児童生徒に係る家計消費額の負担軽減となり、一定の子育て支援、教育費支援として、その効果が見込めるものと考えております。具体的な内容といたしましては、現段階では明言できかねますけれども、今後の公共交通費や宿泊費といった修学旅行費用の総額の推移にも注目しつつ、財政的な見通しも視野に入れ、どのような内容でどの程度の支援が必要なのか、また、どのような方法で支援を進めていくことが合理的なものになるのか、十分に検討を重ねていくことが必要と考えるところであります。いずれにいたしましても、修学旅行については、加藤議員おっしゃられましたとおり、学習指導要領では平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆道徳などについての体験を積むことができるようにすることとされており、こうした活動がこれまでと同様に、あるいは充実が図れるよう、他の自治体の状況なども把握し、参考としながら、このたびの一般質問の趣旨を十分に踏まえた上で、小中学生の修学旅行の支援並びに費用の助成について、実施に向けた前向きな検討をしてまいりたいと考えておりますので、特段の御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げ、以上、答弁といたします。
質問 2番 加藤徹己
答弁をいただきまして、ありがとうございます。1点目のスクールバスでの管外の空港までの送迎についてですけども、これについては、現在、学校の要請に基づいて、学校教育活動に対するスクールバスの運用ということで、これについては、スクールバスの使用についての事務取扱の規程ですね。これについて昭和62年に制定されていますけども、これに基づいて現在も可能であると判断されていると答弁をいただきました。今まで本町ではこの部分については、学校のほうでは理解されていなかったのかなということで、今回、本別町でいろいろな取組をしていく、これからの修学旅行についての在り方はいろいろ変わってくるという部分で、本別中学校でも、できれば管外の空港までの送迎がしてもらえることであれば、選択肢が大きく広がる。本別町が進める、昨年SDGsの未来都市の選定を内閣府から受けておりますので、その部分に含めた、これはゼロカーボンだけでなくて平和教育だとか災害防災関係、いろいろ含めてあるわけですけども、これについての活動を広げたいという内容でできないでしょうかねという相談がありましたので、現在は運行されていないという状況でしたので、私としては今回伺ったところであります。現在、スクールバスの予備車もあるんですけども、近年の状況というか、ここ二、三日見ても、予備車も動いているというような状況ですので、スクールバスの運行についての余裕はほとんどないのかなと。登下校に支障のない限りでということになると、その部分がちょっと心配なんですけども、その辺の対応のほうは大丈夫なのか。あくまでも登下校、スクールバスの用途で使用するのがスクールバスということですので、その辺は大丈夫なのかということで、再度伺いたいと思います。2点目の修学旅行への費用の実施についての助成ですけれども、近年非常に物価高騰の中で、本別中学校は先ほどの中では、道内3泊4日で函館・小樽方面ということで、勇足中学校は、2泊3日で東京方面に行って、東京、首都のほうに行っていますけども、金額的には、本別中学校では修学旅行の費用として7万284円、それに加えて旅行保険が994円ということで、合計7万1,278円が今回要したということですけども、それにしても、先ほど申し上げましたとおり、バスの確保、それから旅館の手配、これが全部時期が重なるために非常に苦慮しているという部分がありましたので、この費用について、来年、次期修学旅行についてはどこまで高騰するのか見通せない、学校としてはやはり10万円以下で抑えたい、保護者の負担を10万円以下で抑えたいなという気持ちもあるようです。もし、これがこのまま全額保護者負担で行くとなると、この旅行日程等も3泊4日から2泊3日等に検討し直さなければならない、また、旅行先についても見直しをしなければならないという部分がありますので、できれば10万円以下で収まるような助成金の設定を考えていただきたいなと考えますけども、その辺の見解も、もう一度伺いたいと思います。
答弁 教育次長 武田敏英
加藤議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。まず、スクールバスの関係でございますが、実は今年度、勇足中学校、東京方面へ修学旅行に行っているんですが、中学校のほうから、空港まで借上げバスを利用した場合、どうしても旅行料金が高くなってしまうということで、スクールバスを利用できないかという御相談が今年度ありました。その対応といたしまして、ちょうど時間的に登下校の時間に空港に送迎する時間が重なっていたものですから、今回の対応といたしましては、ちょっと旅行に行かれる人数も少なかったということで、ワゴン車1台で乗れるような人数でしたので、ワゴン車を使いまして、教育委員会の職員が行きは釧路空港まで、帰りもちょうど部活のバスとか、そちらのバスの時間帯と重なっていたものですから、帰りは帯広空港まで教育委員会の職員がワゴン車で迎えに行くというような対応を取っております。今後につきましても、学校のほうと協議しながら進めていきたいと思っていますが、予備車の使用とか、予備車が空いていたとしても、今度運転手がいないということもありますので、その辺は、その都度協議しながら、なるべく利用できるというか、利用可能なときにはバスのほうを利用していただくようなことで検討していきたいと思いますし、それに併せて、先ほども答弁の中にもありましたが、内部の規程のほうの改定も前向きに考えていきたいと思っております。次の、2点目の修学旅行費の助成についてなんですが、旅行費の高騰によって、研修内容がどうしても見直しをしなければならないとか、例えば先ほど議員のほうからもあったんですが、宿泊数を少なくするとか、あと研修先を1つ少なくするとか、そういったことがあってはならないと考えておりますので、あくまでも修学旅行の研修の質、教育の質を落とさないように、修学旅行については各学校で計画していただきたいと思っておりますので、計画する際に、そういった費用の高騰でそういうことを考え直さなければいけないとならないように、その部分については、修学旅行費の支援費を考えていきたいと思っております。実際のところ、今年度、本別中学校でいいますと約7万円程度かかっておりますが、次年度につきましては、まだ計画段階で見積りをいただいた段階なんですが、来年については約9万円かかるんでないかということで、今のところ旅行会社からそういった見積りをもらっているという話も聞いていますので、その辺を考慮しながら、修学旅行費の支援については前向きに検討していきたいと考えております。以上です。
再々質問 2番 加藤徹己
再々質問させていただきます。スクールバスの運行については、考えていただける、検討していただけるという内容ですけども、ただ、運転手不足、これは本町もやはり運転手不足という部分があるのと、どうも先ほどちょっと言いましたけども、予備車もかなり古いということで、いつ故障してもおかしくないような状況ですから、勇足中学校については今回、ワゴン車での対応ができたということですけども、本中ですと25人から30人程度になりますので、どうしてもマイクロバス等の運行が必要となります。スクールバスの運行が必要となりますので、この部分については、スクールバスの補充、更新等も含めて、これは今後検討していかなければならないのかなと。ただ、登下校に支障がない部分での運行ということは、あくまでもそれは基本でございますので、無理に運行ということを申し上げているのではなくて、合法的に対応できるのであれば、そのようにしていくことが望ましいのではないかという意見でございます。2点目の修学旅行費用の支援ですけども、もう来年度、既に2万円程度の値上がりが予測されるということですけども、これについても、ほかの町ではもう既に無償化、全額町が負担するという町村も出てきております。今、清水とか、上士幌がそうですけども、また、ほかの定額助成についても、3万円程度の助成という形になってきていますので、この辺も参考にして、なるべく保護者への負担を少なく軽減するという内容で検討していく、そういうような考え方があるかどうか、もう一度伺いたいと思います。
答弁 教育次長 武田敏英
それでは、再々質問のほうにお答えさせていただきたいと思います。まず、スクールバスの関係ですが、予備車の使用も含めてというところなんですが、予備車を使用できるときは使用しながら、また、バスの更新についても、そういったところを加味しながら、更新のほうを考えていきたいと思いますし、また、単純にバスを更新するのがいいのか、それとも、借上げバス料金を助成するというようなことも検討できるのかなと思っておりますので、そちらも含めて、今後前向きに検討していきたいと考えております。次に、修学旅行費の支援の関係なんですが、議員おっしゃるとおり、ほかの町の状況等も参考にしながら、保護者の旅行費の負担軽減について、前向きに検討してまいりたいと思っております。以上です。
再々質問 2番 加藤徹己
1点目の部分について、もう一度伺いますけども、スクールバスの運行について、現在、借上げバスが確保しづらい、できないという事態が想定されるのではないかと。もう既に、九州の学校だと思いますけれども、貸切りバスが確保できないので列車旅行に切り替えたという学校もあるようですから、スクールバスの運行の拡大というか、その部分についてやはり検討していったほうがいいのかなと。確保できないという部分が懸念されるということですので、その部分について、もう一度伺います。2点目については、答弁のとおりで確認をいたしました。
答弁 教育次長 武田敏英
1点目のスクールバスの借上げの関係になりますが、確かに借上げは実際に借りるとなってもなかなかバスがなかったりとかということで、すぐに借りられないというような状況も分かっておりますので、学校のほうでは、修学旅行はいつ行くのか早めに決まっていますので、早めに予約なりしていただくのが一番なのかなと思いますし、また、そういったバスがなかなか、借上げバスが見つからないといった場合には、スクールバスの使用も考えられますので、そこも含めて、学校と協議を進めていきたいと思います。以上です。
再々質問 2番 加藤徹己
終わります。