みんなの議会

新得町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日

「しんクル」をサイクルツーリズムで観光に

2025年3月13日、新得町議会の一般質問で、櫻田郷史議員が質問し、町長 浜田正利、産業課長 桂田聡が答弁しました。

質問者
櫻田郷史 議員
答弁者
町長 浜田正利、産業課長 桂田聡

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 櫻田郷史

通告に従いまして質問させていただきます。1.「しんクル」をサイクルツーリズムで観光に「しんクル」をサイクルツーリズムで観光にということで、聞きなじみのないサイクルツーリズムの説明を簡単にいたします。サイクルツーリズムとは、自転車を活用して地域探訪や観光地を巡る観光スタイルです。商店街など比較的狭い範囲を巡るものから、町をまたぐ広範囲にわたるものまであり、さまざまなサイクリングルートを作り、景色を楽しみながら観光することであります。近年、電動アシスト付き自転車の性能が向上し、疲れずに坂道も登れるようになったことで、旅行先でのサイクルツーリズムが人気を集めています。新得町は、大雪山や日高山脈を一望できて、サイクリングルートに最適な道が数多くあり、電動アシスト付き自転車なら気持ちよく屈足まで行けますし、住んでいたら日常の景色でも、観光客にとっては体験型観光として特別な魅力となるため、観光スポットまでの移動を車から自転車に変えることで、新得町の魅力をより深く感じてもらえる可能性が高いと思います。特にインバウンド観光客は、日本の自然を求めて訪れる者が多く、欧米ではサイクリング文化は人気のため、日本の自然豊かなサイクリングルートは人気があり、政府も第2次自転車活用推進計画で、サイクルツーリズムの推進を掲げています。そこで、新得町観光協会ではレンタサイクル「しんクル」を運営していますが、現在ある電動アシスト付き自転車だけでは性能も台数にしても、サイクルツーリズムをするには無理があります。新得町でサイクルツーリズムに適した形にするには、「しんクル」を基盤にして、未舗装道路も走れる電動アシスト付き自転車の導入が必要になるなど、整備が必要となりますが、新得町の魅力を知ってもらうためにも、ぜひサイクルツーリズムに対応した「しんクル」の運営をしていただきたく、2点質問させていただきます。1.新得町の観光としてサイクルツーリズムを推進する考えはあるのか、お伺いいたします。2.「しんクル」の電動アシスト付き自転車に、クロスバイク型やマウンテンバイク型を増やす予定はあるのか、お伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

櫻田議員のご質問にお答えいたします。サイクルツーリズムは、議員のご発言にあるようにサイクリングをしながら地域の魅力に触れ、健康的で環境に優しい新たな観光スタイルとして、近年、人気が高まりつつあります。本町におきましても、観光協会の事業として平成22年度からレンタサイクル事業である、通称「しんクル」事業を実施しており、シティサイクル型の電動アシスト付き自転車3台を含め、11台の自転車を所有し、観光客の方々に貸し出しをしております。新型コロナが落ち着いたここ2年間の貸出件数は、令和5年度が214件、令和6年度が221件と、一定程度の観光客の方々などに利用をいただいているところであります。そういったことを踏まえた上で、1点目のご質問についてでありますが、サイクリングによる観光の利点としましては、観光客の方々が自分のペースで自由に地域を回り、季節ならではの自然の景色に触れながら、本町の新たな魅力を見つけて楽しむなど、多種多様な旅の目的に対応できるものであり、サイクルツーリズムは、本町のアクティビティの1つとしてインバウンドを含め、新たな観光客を呼び込む有効な観光スタイルとして、今後も推進をしていきたいと考えております。2点目の質問でありますが、クロスバイク型やマウンテンバイク型の電動アシスト付き自転車は、街中の段差などに強いほか、未舗装の道路など悪路においても走行が可能であるため、移動の手段が限られる本町の観光にあっては、マイナス要因をプラスに変える有効な移動方法の1つであると考えております。次、具体的な提案に対するお答えですが、まずは先進自治体の実情などを把握した上で、導入に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 櫻田郷史

ありがとうございます。新得町の観光スタイルとして、サイクルツーリズムを推進していきたいとのご答弁でしたので、安心しました。そして、2点目の質問でありました、クロスバイク型の電動アシスト付き自転車の導入も検討していただけるということで、まずはありがとうございます。近年の電動アシスト付き自転車は、すさまじい進歩をしており、疲れず、長距離移動を可能にする最適な移動手段となります。サイクルツーリズムには欠かせませんので、ぜひ導入をよろしくお願いいたします。「しんクル」の令和5年度と6年度の貸出件数が、毎年度200件を超える利用があるということですが、実際に商売として成り立っているのかお聞きしたいので、再度質問させていただきます。無料で貸し出ししている自転車と有料の電動アシスト付き自転車の割合、貸し出し割合はどのような比率で利用されているのか、分かれば売り上げの状況もお伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

あらためて具体的な数字につきましては、担当課長のほうから答弁させます。町内の移動ということで、観光に限らずになってしまうかもしれませんけれども、この自転車というのは本当に有効な1つの手段というふうに思っておりまして、場合によっては観光の切り口だけではなくて、通常の移動手段としてももう少し踏み込んだ対応も最近必要かなというふうに考えております。その上で、今、お話しいただいた具体的な数字については担当課長のほうから答弁させていただきます。

答弁 産業課長 桂田聡

実績につきまして、私のほうからご答弁させていただきます。「しんクル」事業で貸し出しを行っている自転車のまず所有台数につきましては、電動アシストが付いていないシティサイクル型とマウンテンバイク型が各4台のほかに、電動アシストが付いておりますシティサイクル自転車が3台ですので、合計11台となっており、利用料金につきましては、電動アシストが付いていないものについては無料、電動アシスト付き自転車につきましては、1日当たり1,000円で貸し出しのほうを行っております。令和6年度の電動アシスト付き自転車の利用は19件でありますので、全体の約1割となっており、利用料の収入につきましては1万9,000円となっております。以上でございます。

質問 櫻田郷史

ありがとうございます。現在の状況ですと、貸出件数はとても多いのですが、ほとんどが無料貸し出しの自転車なのが現状であります。無料というのは響きはいいのですが、やはりメンテナンス代、修理費、さまざまなことにお金がかかってきますので、しっかりとしたサービスや環境をつくり、それに対して、観光で来ていただいたお客さまに満足していただいて、利用料金をいただくということが何よりも重要だと思います。そうしなければ、持続可能にはなりませんし、例えば補助金頼りで赤字でもいいという考えでは町の発展にもなりませんので、ぜひ、行政と観光協会が一緒になって、サイクルツーリズムを通じて財源確保となり、今、サホロリゾートもインバウンド、観光客が増えているので、なるべく早く本町の環境整備をお願いいたします。自分からは以上です。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お話しは分かりました。その上で、自分の認識の問題もあったのですけれども、今回の質問をきっかけに、どんな利用状況にあるかというのを、内部で数字を含め一覧表にしていますので、ぜひ議員のほうにも、後ほど資料を提供させていただきたいというふうに思っています。その上で、レンタサイクルだけでお金のやり取りというのはもちろん当然だというふうに思っていますが、結果的に、その行き先によって、個人消費を含めて、そこのお店等で経済効果が生まれるという、その辺の点もありますので、利用と訪問先とやはり両方を見ながら、経済というものはあらためて考えていく必要があるかなというふうに認識をしておりまして、議員のほうから具体的な話があったものにつきましても、内部で早急に詰めながら、次どうするかというのを考えていきたいなというふうに思っています。私からは以上であります。[櫻田郷史議員 降壇]

出典:新得町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる