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新得町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月16日

幼保一元化について

2023年3月16日、新得町議会の一般質問で、菊地康雄議員が「幼保一元化について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
菊地康雄 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 菊地康雄

それでは2点目、幼保一元化についてということで、先ほどの長野議員の質問にもかぶりますので、簡単にいきたいと思いますけれども。私が前回質問したときにはちょうど認定こども園というのが表に出てきた頃でございました。2.幼保一元化について過去を振り返りますと、昭和50年代から幼保一元化の検討がなされたまま二元体制が続いて今日に至っております。昨今では、保育士確保にも暗雲が立ち込めているほか、入園入所児の減少傾向が見られ、幼保のバランスが崩れつつある今こそ、一元化に取り組む時期に来ているのではないかなと思う昨今でございます。今、十勝管内でこども園の設置がない町村は新得のほか、幕別・陸別・池田・浦幌あたりかなと思いますけれども、現状では少数派のようでございます。当然、新得町でも検討はされていると思いますが、メリット・デメリットも含めて検討の状況、その上でこども園導入の考えに今後至るのかどうか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

菊地議員のご質問にお答えいたします。認定こども園についての検討の経過につきましては、先ほど長野議員のご質問にお答えしたとおりでありますが、管内の状況を答弁させていただきますが、設置しているのは民間の設置も含めると、19の市町村中、14の市町村が設置しております。未設置は、議員から言われたとおり、新得・幕別・陸別・池田、浦幌ではなく豊頃でありました。5町ということであります。認定こども園のメリット・デメリット、なかなか難しい部分もあるのですが、一般論でありますが、メリットの1つとして、集団活動や異なる年齢交流に大切な「子どもの集団」が少人数の中でも保つことができていく。2つ目には、保育所と幼稚園の子どもたちが一緒に生活することで、特に年長児においては、小学校生活への移行がスムーズである。3つ目には、保護者の就労の有無にかかわらず、同一の施設が利用できる。4つ目は、施設の大きさにもよりますが、例えば新得であれば、幼稚園・保育所、この2カ所が1カ所になることによって、維持管理費の削減につながる可能性もあります。また、デメリットにつきましては、全体の人数が増えることにより、園児1人当たりのスペースが、それまでよりも狭くなるという点があるほか、新得幼稚園の保護者にとっては、統合により1クラスの園児数が大きく増えることから、保育士の子ども一人一人への関わりが希薄になるのではないかとの不安を持つことも懸念されております。同時に、設置者として認識不足もあるかもしれませんが、子どもの成長にとって本当に良いことなのか、また、職員体制などの不安もあるというのが現実であります。その上で、認定こども園の導入につきましては、先ほどの長野議員への答弁と重なりますが、今後も引き続き、子どもたちにとってより良い教育・保育の環境がどうあるべきかの検討を進めながら、方向性を判断していきたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 菊地康雄

この認定こども園、私も認定こども園の最初の頃、どういうものか、たいへん難しい中でいろいろ調べたことも思い出されるのですけれども、今、一言で認定こども園とはというのをいろいろ探してみたんですよね。そうすると、こんなことを言うと怒られるかもしれませんけれども、認定こども園の設置に至る経緯については、幼稚園の入園児の減少化傾向にあるために、幼稚園の救済策という一面が大きいというのがいくつか出てきました。まさにその状況を考えると、そういう中で保育の維持をしていくために考えられたのがこの認定こども園なのかなというふうに思います。新得においても、先ほどの課長の答弁にもありましたとおり、幼稚園の入園児の減少が顕著であります。何歳児でしたか、複式のクラスもあるというふうにも聞いておりますし、ただ、逆に確かに幼稚園に子どもを預かってもらっている保護者にとっては余裕のあるたいへん理想的な教育環境であるというのもよく分かります。運営上、どの辺まで理想型を維持するのかというのか、できるのか。この新得町においてはどういう姿がいいのかも含めて、町長の意見を聞きたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

私自身も勉強不足なので、断定的なことは言えないんですけれども、まず、認定こども園が誕生した経緯というのが歴史的にある。それからもう1つは、背中を押す材料とは何と言ったら、施設の老朽化に合わせて1カ所で全てのことを解決しようという発想もあるというふうに伺っております。その結果、菊地議員への答えなんですけれども、なかなか判断、結論から言うと難しい。先ほど言ったように、何を前提条件にして物事をどう判断するかによって、答えが私、全然違ってくるかなというふうに認識をしていまして、その整理がこれからどんなふうにできるかだなというふうに思っています。昔の話、また、私もさせていただくのですけれども、昔から新得に幼稚園と保育所があって、歴史的にやはり幼保一元化というのは必ず話題としてあって、その中では、1つは教職員というか、職員の人事異動、カリキュラムの統一、そういったことをこの間、歴史的にやってきて、先輩方の中にやはり幼稚園は幼稚園の機能というのは必要だと。そして、保育所は保育所の機能が必要だと。よって、建物は別々でもカリキュラムなり、職員体制で合流することによって、それで取りあえず当面子どもにとってはいいんじゃないかと、言われた記憶もありました。それが正しかったかどうか私、分かりませんけれども。そういうのが私の頭の中に今も残っています。その上で、現状の新得の中で、子どもの数が減ってきたことが前提条件の1つにするのか、それとも働いているお母さんもいれば、働いていない両親もいる。でも、一緒のほうがやはり子どもの教育にとって次、いいんじゃないかという、そういうことも間違ってはいないなというふうに思っています。長野議員の話に戻るのですけれども、どの時点で何をどうするかというのはなかなか言いづらい部分もありますが、1つの方向性として、やはり子どもの数というのを検討する材料の中では大きなウエートになっていくかなという、そんな認識だけ持っていますので、その辺、今しばらく時間をいただいた中で、方向性というのはきちんと出していけたらいいかなというふうには思っているところであります。以上であります。

質問 菊地康雄

ただ今の町長の答弁をお聞きしても、決して財政を最優先に考えるものではないと。あくまでも子どもにとって何が一番かということはもう十分伝わってきておりますので、私もメリット・デメリットとは言いながら、ブームに乗ってこども園が最善だというふうには思っておりません。最終的には新得は子育てのしやすい町、そんなことで待機もしなくていいし、余裕を持って面倒を見てもらえるしということで、1人でも2人でも新得に足を向けていただける方が出てくることを期待して、そんな幼稚園・保育所であってほしいなという思いを含めて、町のほうに最善の検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。これで質問を終わります。[菊地康雄議員 降壇]

出典:新得町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月16日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる