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新得町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日

町政執行20年を総括して

2025年6月18日、新得町議会の一般質問で、菊地康雄議員が「町政執行20年を総括して」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
菊地康雄 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 菊地康雄

それでは、私から通告に従いまして、浜田町長に対する最後の質問をさせていただきたいと思います。1.町政執行20年を総括して7月の町長選を目前にして、浜田町長のこのたびの不出馬報道に驚いている1人でございます。5期20年の町政運営、誠にお疲れさまでございました。この長きにわたる町政執行の中で、特に5期目には庁舎改築、駅前再整備、サホロクリニック改築、そして、スマートインターチェンジ整備に道筋をつけるなど、大型事業の実現に積極的に取り組まれ、今後のこれらの成果に大きな期待を寄せているところでございます。私事になりますけれども、思い起こせば、私が浜田町長の選挙に関わったのは、町長の2期目のときからでございました。もともとそれまでの議会活動の中で、常々そつのない答弁等を聞いていて、白羽の矢が立つのは当時の浜田町長が一番適任かなと思っておりましたので、蚊帳の外からでも1期目の人選も当然というふうに思っておりました。そのときから20年たった今、そのときを振り返って、新しい時代のかじ取り役を応援したい一心であったなと自負している1人でございます。さて、三世代のつどうまち「第5章」では、たくさんある政策の中で、特に移住定住対策、地熱の調査・開発、レディース牧場、ふるさと納税、郷土の歴史伝承など、もう一歩のアイデアが必要な部分もありますが、公約実現をだいたいにおいて果たしていただいたのではないかというふうに理解をしております。この20年間の町政執行に対して、筆舌には尽くし難い多くの苦労があっただろうと想像いたします。今後も新得町は他町村との競争の中で、存続発展を模索していかなければなりませんが、これからも続く新しい時代のまちづくりに向けて、現職町長としての長き経験に裏打ちされた今のお気持ちをぜひお聞きしたく存じます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

菊地議員にお答えしますが、菊地議員の質問の趣旨と、私の答弁がかみ合うかどうか不安な部分がありますが、今の思いということで、率直に答弁をさせていただきます。平成17年8月3日に町長就任以来、若干残り時間もわずかありますが、20年間の長きにわたり、菊地議員をはじめ、議員各位、そして、町民の皆さまのご協力のもと、まちづくりのためにともに汗を流していただきましたことに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。振り返るとたくさんの出来事がありましたが、「全ては町民の生活を支えるために、やるだけやってみよう」という、そういう姿勢で臨んできたと自負しております。そんな中で、特に記憶に残る案件としては、平成26年3月に手話に関する基本条例の制定、新得高校存続対応と新得高等支援学校の平成28年4月の開校、平成28年8月の大雨被害への長きにわたる対応、令和4年9月のスマートインターチェンジ設置許可、令和6年3月31日の根室本線新得-富良野間の廃止と4月1日のバス転換、その他の案件も含めて全ての案件に対して、本当に多くの方々の協力をいただいたと思っております。あらためて感謝を申し上げる次第であります。さて、今後のことですが、参考になるか分かりませんが、自身の経験から言えるのは、一般論になりますが、全ての基本は「人のつながり」というふうに認識をしております。町民の方を含めた、ともに汗を流していただける方々と議論を深め、具体的な政策の実行をどのように進めるか。行政内部では組織としての力量を最大限発揮するために、職員のレベルをどう上げていくかだというふうに今、考えております。同時に、歴史の重みというものをぜひ心の中に刻んでいただければありがたいなというふうに思っているところであります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 菊地康雄

ありがとうございます。最初の質問にも、この第5章の公約におけるもう一歩のアイデアが必要かというふうに申し上げましたけれども、特に移住定住関係、関係人口の増加、太陽光発電と地熱開発、レディースファームスクール卒業生と酪農経営の未来、ふるさと納税、郷土の歴史伝承など、それらについて具体的な取り組みをしていく中で、もしこの町政を担ってこられた長い経験の中で、あらためて今後のまちづくりに向けて、町長からその思いを伝えていただけるものがありましたら、ぜひ言い残しのないように伝えていただければたいへんありがたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

われわれ側の事務作業といいましょうか、話をさせていただくのですけれども、来週に入りましたら、各担当と私とのこの間の課題の整理を今、進めていまして、来週ヒアリングをやる予定であります。かなりの項目が町の課題ということで、頭出しができていくのかなというふうに思っています。そういった中には、今、議員の発言のあったことも当然含まれているというふうに今、思っています。その上で、あえて強調していきたいのは、やはり町が生き残るために次どうするかという、そこだけでお話しさせていただくのですが、基本は農業含めて今あるいろんな産業の磨き上げというのは、これがもう一番ですが、それ以上に今までとはちょっと違った意味でギアを上げていくべきだなと感じたのが、やはり環境問題かなと今、思っています。水、山林、そして二酸化炭素がそういった切り口になるかなと思っています。それから、やはりエネルギー政策というのは、われわれの基礎自治体でも努力すべきだというふうに思っていまして、議員のほうからも言われた地熱については、少しでも前に進めばいいなというふうに思っています。それと、補正予算でもお認めいただきました小水力の問題でありますが、なんとかこれも経済ベースで回るような、そういう取り組みまでいければいいなというのが今の思いであります。最後になるのですが、今回、インターチェンジというものを今、準備進めています。鉄路も大丈夫だと思っています。そして、旭川方面の問題も、取りあえず交通整理できたかなという中で、やはり新得の存在感というのは、交通の要所というふうに私、考えておりますので、その辺も含めて、課題整理の中で次に引き継げるようにはしていきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 菊地康雄

ありがとうございました。今後、あと残りの期間の中で、職員の方々と課題の整理を進めていくというお言葉でしたので、それに大いに期待をし、職員の皆さんも今後の課題についてしっかり理解をし、継続していっていただきたいなというふうに思います。今に至るまで、町長とは長いお付き合いがありますけれども、幾度か意見を異にすることがございました。応援をしているつもりであっても、なかなか問題としては難しい問題を抱えていることもありまして、その都度、町長の立場として、議会に対して忸怩(じくじ)たる思いを抱かれたのではないかなと思いますけれども、これを機会にお許しをいただきたいと思います。先ほども青柳議員のほうから、この間のおとといの議会と町民とのフレンドリートークイベントのお話しが出ておりましたけれども、そこで議会としての説明ということで二元代表制とは何かという説明を、皆さん学校のときにいったん習っているので、基本的なものはご存じだと思うんですけれども、二元代表制ということをあらためて司会のほうから説明がございました。行政と議会はまちづくりの両輪である、お互いにアクセルでありお互いにブレーキであるということがよくいわれておりますし、それに基づいてこの町政執行というのはされるわけでございますけれども、当然それぞれの選挙を経て、それぞれの役につきます。これからもまちづくりの両輪として活動していく上で、今の町長の思いの中で、議会の今後の在り方について、もし真摯(しんし)なるご意見があれば、今後の議会執行にも役立てたいと思いますので、ぜひ参考までにお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

今後かどうかは別にして、私もそうですし、各議員もやはり町民の負託を受けた立場でありまして、それぞれがそれぞれの立場の中で、そして、考え方の中で賛成、反対と、これは当たり前のことなんですけれども、その当たり前の中の案件に対して、やはり見方が違う、考え方が違うというのは、議論を深めないとやはり私もマイナスだというふうに思っていますので、論点をきちんと整理していただいて、これは職員にもいつも言うんです。やはり何をわれわれ言っているのか分からなかったら伝わらないというのがあるので、その辺、論点は何か。その結果、反対と賛成なのか。違うもっといい案があるかないか、これからやはり今まで以上に、何となく私、職員にも言うんですけれども、町民の方との対応も何となく少ないというのが実感している部分もあるので、現場の声としての町民の声をきちんと聞くと。その上で、議会の先ほど言った、賛成、反対の中の論点整理、これは議会も含め、そしてこちら側も含めて、ともにやはり次のためにどうするかという方向性というか、選択肢が違うだけで、行こうというところは同じだというふうに思っていますので、そういった意味で、ともに町民を巻き込んだ中で一緒になって今まで以上に汗をかいていただけるような、そういう議会と執行側であったらありがたいなというふうに今、思っています。答えになっていないかもしれませんけれども、ある意味自分の思いということで、答弁とさせていただきます。以上であります。

質問 菊地康雄

議論を深めてということで、しっかり私たちも議員の立場で職員との議論を深めること、もっと説明を求め、理解を深めることを胸に刻みながら、議員としての活動をしていきたいと思います。本当に長い間たいへんご苦労さまでした。ありがとうございました。[菊地康雄議員 降壇]

出典:新得町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる