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新得町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月21日

水道を利用したマイクロ水力発電について

2022年6月21日、新得町議会の一般質問で、菊地康雄議員が「水道を利用したマイクロ水力発電について」質問し、町長 浜田正利、施設課長 佐々木隼人が答弁しました。

質問者
菊地康雄 議員
答弁者
町長 浜田正利、施設課長 佐々木隼人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 菊地康雄

次に、これも提案なんですけれども、水道を利用したマイクロ水力発電についてと。小水力よりもまだ少ない水力でできる発電というふうに捉えて、マイクロ発電についてお聞きしたいと思います。2.水道を利用したマイクロ水力発電についてこのたび新得配水池の更新が行われることになりました。ろ過方式も自然浄化から膜ろ過式になっているので、名実ともにこれで全面更新ということになるのかなというふうに思いますが、今、一番気になっているのが、管理費アップに従って、水道料金も上がるのかという声があることです。なんとか今の状況をできるだけ長いこと保ってほしいなと思うんですけれども。確か、ろ過方式の変更による電気代が、最初に説明があったときには、900万円弱くらいはアップする可能性があるというふうにお聞きしたはずであります。将来的に水道料金維持のために水道発電、上水道発電の導入の検討を提案したいと思います。マイクロ水力発電というのが全国的に広がっているようですし、あるメーカーは導入費用を全額負担して発電機を設置し、売電収入の一部を自治体に還元する仕組みを新たに作り、全国で契約を結んで展開している最中だというふうにお聞きしております。特に小水力発電については、町長が一番興味をお持ちだというふうに思っておりますので、配水池更新のこの機会に上水道による発電、なにがしかのメリットがないのかなということで提案したいと思います。[浜田正利町長 登壇]

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

菊地議員のご質問にお答えいたします。現在の新得浄水場は、令和2年4月に供用を開始しましたが、それまでの緩速ろ過方式から膜ろ過方式に全面更新を行い、台風や長雨による河川の濁りが激しいときにでも、安定した水の供給に努めているところであります。ご指摘にありますように、以前と比べまして管理委託料は220万円ほど減少したものの、電気料や薬品費などが増えたため、管理費が全体で430万円ほど増加しております。ご提案のありますマイクロ水力発電は、1日当たりの発電量が100キロワット以下の小規模な水力発電施設のことでありますが、現在の新得浄水場の1日の最大取水量である2,750立方メートルを基に発電量を概算で計算いたしますと、1日の発電量が約24キロワットで、一月の発電量は約720キロワットにとどまります。これは、一般家庭の約2世帯分の電力量相当であり、年間の売電収入見込みは約10万5,000円ほどとなります。また、メーカーによるマイクロ水力発電施設の設置は、自治体が保有する水道施設に発電施設を設置し、メンテナンスもメーカーが担うため、自治体の負担がなく、また、売電収入の一部や設置場所の賃借料等も得ることができるものであります。このことについて、メーカーに確認しましたが、現在のシステムで必要とする水量は、1日当たり6,000立方メートルと伺ったところであります。水力発電は、水道管の圧力と水量によって施設内容が決まりますが、現在の浄水場の能力では、設備投資に見合った発電量を期待することはできず、水道料金を維持するためにマイクロ発電を導入することは現実的には困難という、そういう判断をさせていただいているところであります。なお、今後、水力発電の技術力の向上も見込まれることから、情報収集に努めるとともに浄水場の管理費につきましては、引き続き経費節減に努めてまいりたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 菊地康雄

なかなかいい提案だと思ったのですけれども、難しいものですね。6,000立方メートルの水が必要だということで、新得町は2.5町分ないとできないということで、小さい町の宿命というのか、たいへんこれだけ技術が進んでも残念な結果だなというふうに思います。新得の水量でもなんとか効率的に発電できるものが出てくるのを期待するのみでございます。同時に、下水道発電というのもあるんです。下水道から流す、水利権もいらないし、簡単に導入できるという話も聞くのですけれども、当然、取水する量よりも多くの水量、地下水でも使っていれば別なんでしょうけれども、多くの水量が出てくるとは考えられない下水道発電というのも難しいものなのでしょうか。いかがでしょうか。

答弁 施設課長 佐々木隼人(施設課長は2022年12月まで)

菊地議員の質問に私のほうからお答えしたいと思います。水利権のない、下水道処理水なんですけれども、下水道処理水の利用に関しての小水力発電については、現在、新得終末処理場の1日の平均の処理量が1,400立方メートルということで、先ほど町長の答弁からもあったと思いますけれども、上水道よりかなり低い数字になりますので、上水道と同様に、今現在では投資に見合う発電量は期待できないと考えているところであります。

質問 菊地康雄

たいへん残念な結果で、今後ともいろいろな視野を広めながら提案をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。[菊地康雄議員 降壇]

出典:新得町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月21日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる