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新得町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

高齢者複合施設(仮称)生活支援長屋の設置を

2021年12月15日、新得町議会の一般質問で、青柳茂行議員が「高齢者複合施設(仮称)生活支援長屋の設置を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
青柳茂行 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 青柳茂行

では、次の質問に入っていきたいと思います。2問目でありますけれども、高齢者複合施設(仮称)生活支援長屋の設置をということで質問させていただきます。なぜ、仮称にしたかというと、足寄町のいわゆる生活支援長屋というのを参考にして質問で取り上げているわけですけれども、足寄町では生活支援長屋と呼んでおります。仮に新得町でもしこれをやるとすれば、同じ生活支援長屋というのかどうか分かりませんので、一応仮称ということで取り上げてみました。2.高齢者複合施設(仮称)生活支援長屋の設置を町内の65歳以上の高齢者は、令和3年1月1日現在の住民基本台帳によると2,209名、比率38.1パーセントとなっています。高齢者は「多年にわたり社会の進展に寄与してきた者」として「敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障される」と老人福祉法に明記されています。高齢者が安心して暮らせる社会をつくることは、地方自治体の重要な責任と考えています。高齢者や障がい者の方ができるだけ住み慣れた自宅での生活を継続しながら、支援が必要なときに、一時的に生活する施設が必要ではないか。例えば、病院治療は終えたが、体力的に自宅で暮らせるかが心配、農繁期や冠婚葬祭で家族が不在になるため、その間、1人での生活が不安、冬期間の除雪ができない、寒さが厳しく生活が大変等、家族や住宅の事情により、一時的に入居が必要な方々の施設を設置されてはどうかという提案であります。既に足寄町では、「生活支援長屋」として平成27年に開設され、現在に至っています。本町においても、ぜひご検討していただきたいと考え、ご所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

青柳議員のご質問にお答えいたします。高齢者複合施設とは、利用者の幅広いニーズに応え、地域の高齢者の生活を包括的に支援するため、種類の違う高齢者向け福祉サービスを提供する施設で、町内では「やすらぎ荘」や屈足の小規模多機能センター「らら」などが該当いたしております。管内におきましても、複数の高齢者複合施設がございますが、議員ご指摘の生活支援長屋は、足寄町において小規模多機能施設に併設され、柔軟にサービスを提供するため、介護福祉サービスなどの公的制度によらず高齢者や障がいがある方が、柔軟に一時住み替えの場として入居できるよう整備されております。この生活支援長屋の特徴は、介護保険未認定者、障がい者、農村地区で冬期間の生活に不安のある方、退院後の自宅での生活に不安な方、繁忙期や家族の冠婚葬祭など、1人での生活が不安な方など、対象者の範囲が広く、柔軟に入居の対応ができることに加え、食事の提供や長期の滞在にも対応をしているところであります。ご質問のというよりも提案のあります、生活支援長屋の設置についてでありますが、求めるサービス、支援内容など、不明な点が多いため、まずは論点整理を進めさせていただきたいというふうに考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 青柳茂行

足寄町で行っている生活支援長屋の内容につきましては、今、町長の答弁の中にもそのようなものだという答弁もありました。特徴的なのは、介護保険の認定前の人たちが入居する、一時的に入所するところであるというところが大きな特徴になっております。例えば足寄の場合は、平成27年に開設して、26年にできあがっているわけですけれども、まず、どういう方々が利用しているかということなんですが、だいたい大きく分けて4つに分かれるのかなと思います。1つは、病院を退院して自宅に戻る前に、治療は終えたけれども、体力的に自宅で暮らすことが心配である。それと、自宅からリハビリ等で通院するのが大変だと。2つ目が、農繁期など家族が忙しくて食事の準備ができない、一人きりで家に居させるのがかわいそうだ。そのようなときに一時的に長屋を利用すると。長屋での生活を通して自宅に戻る準備をするという中身であります。3つ目が、冬期間の自宅での生活が困難、環境や条件的に冬の生活は厳しいと。冬期間だけ利用する。4番目が、いわゆるケアハウス、介護施設に入居待ちしている方々が主に利用されている施設だというふうになっております。利用状況も確認してきたのですけれども、5月から10月の間が約5割の入居状態だと。それから、11月から4月までは全部、今現在でも10割埋まっております。ですから、冬の間の需要が非常に高いということがここの施設の特徴になっているのかなというふうに思っております。料金なんですけれども、もともとここは指定管理制度で全部賄っているわけですよね。ですから、ほとんどが町の単費で運営している、一口で言えばそういうことになると思うんですけれども、職員が6名、正職員が1名で、パート職員が5名という、そういう形態で運営されております。料金につきましては免除制度もありまして、1泊から90泊、90日間の場合は1,600円免除されるということです。それから、90日を過ぎて180日までの方々は宿泊料を半額免除されていると。それ以降については、全額負担という形になります。ですから、半年間は減免制度を受けて、非常に安い料金で利用できるということが特徴になっています。これも、指定管理費の中から全部賄っているということであります。年度更新で、1月から来年度の3月までを過ぎると、また、引き続き入っている方々は、もう1回最初に戻って、最初の1カ月あるいは半年間の料金でそこに住むことができるという、そういう仕組みになっているようであります。これはあくまでも足寄町の話ですから、どこの町でも参考にできるかどうかは分からない話ですけれども、足寄町はそういうことで行っております。非常に需要があるんじゃないかなという気がいたします。足寄町も非常に広い町ですから、かなりほかの町とは違う点もあるかもしれませんけれども、住んでいる方々の条件、高齢者の条件というのは、それほど大きく変わるところはないのかなと思いますけれども、ぜひ、新得町でも検証してはいかがかなというふうに思いますので、再度、ご見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。駅前の土地を取得するときに長野議員から、高齢者の方のある意味、下宿と発言されたことを記憶しています。同じものかどうかは別にして、1人で生活していることに対して不安というのは十分、自分自身も理解できるものもありますし、冬の問題も当然ありますし、いろんな不安をどう解消するかということで、私も課題の1つかなという、そういう認識は持っています。実は、医療関係者の方と私、1回相談したことがあったのですけれども、その方に言われたのは、どういうサービスを提供するかにもよるが、スタッフの確保というのは簡単なものではないというふうに、その方には言われました。私、福祉関係の方とはまだ懇談していないんですけれども。しかし、社会福祉協議会で今回、グループホームを担っていただいているのですけれども、これについてもやはりスタッフの問題というのは大きな問題というふうに、現実の問題として出てきています。われわれ行政は、極端なことを言えば、とんかちってやろうと思えば、当然、お金の問題はあるんですけれども、できる部分があるかなと思っています。最後、やはり受け皿の問題で、今からそんな消極的なことを言ってもしょうがないのかもしれませんけれども、いずれにしても、介護の問題、見守りの問題、食事の問題、いろんなことを考えたときに、どんなことが今、足寄でされているのか、私自身がよく分かっていないので、その辺、勉強させていただきたいなというふうに思っています。極端ですけれども、状況に応じてやはり町内の宿泊施設の方にお願いをして、あとはお金の問題で行政が応援していくというのも私、1つの選択肢かなという、そんな思いも今、しているところでありまして、いずれにしても、最初の答弁に戻りますが、制度設計、なかなか簡単なものではないなという、そんな気がしておりますので、論点整理という中で少し詰めさせていただきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 青柳茂行

今の答弁で、課題の1つだと、選択肢、迷っているという答弁だったと思うんですけれども、今の旅館の営業の方々にもというお話しもありましたけれども、実はここは旅館法にのっとって、いわゆる旅館業としてやっているというんですよね。ですから、一般の福祉の施設とは違うんですけれども。そういうことで、1泊2食でやっていると言われています。お金もだいぶかかる話かなと思うんですけれども、実は平成26年に、全部で小規模多機能居宅介護施設、認知症高齢者グループホームの2つ、その中の1つとして支援長屋も一応造っているわけですよね。全部で8億円ほどかかっているのだけれども、この支援長屋につきましては、建物だけでは1億2,800万円かかっております。もろもろを入れて、約2億9,900万円というふうになっていますけれども、実際にお金のかかる話ではありますけれども、先ほど言ったように、もしこれがあれば、相当需要もあるんじゃないかなというふうに想像できます。新得町に合ったもの、さまざまなことを調査研究して、ぜひ進めていただきたいと思いますけれども、最後にまたひとつ伺いたいなと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

やるとは明言できませんけれども、論点整理はしっかり進めていきたいというふうに思っています。以上であります。[青柳茂行議員 降壇]

出典:新得町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる