みんなの議会

新得町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月18日

合葬墓の設置について

2019年12月18日、新得町議会の一般質問で、柴田信昭議員が「合葬墓の設置について」質問し、町長 浜田正利、町民課長 中村勝志が答弁しました。

質問者
柴田信昭 議員
答弁者
町長 浜田正利、町民課長 中村勝志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 柴田信昭

次に2点目の合葬墓の設置について質問したいと思います。2.合葬墓の設置について本町には、新得、屈足に墓地があり、全体で1,216区画あるわけでございますけれども、うち使用されているのが1,015区画、使用されているうち217区画が所有者不明であります。最近は墓、遺骨を引き継ぐ親族がいなく、いても遠くで、墓を守ることができないので墓じまいをしたいのだが、遺骨の扱いに悩んでいるという話をよく聞くところであります。このままだと放置される墓がさらに増える可能性があります。そこで、合葬墓の設置を検討してはどうかと思いますが、ご回答をいただきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

柴田議員のご質問にお答えいたします。合葬墓の設置についてでありますが、現在、町では、新得、屈足、北新得、佐幌、新屈足の5つの墓地を運営、管理をしております。このうち、新たに貸し付けを行っているのは、新得と屈足の墓地2カ所であります。議員から話がありましたが、新得と屈足の墓地で合わせて1,216区画ありまして、貸し付けされているのが1,015区画、うち、お墓の承継手続きがなされていないのが217カ所となっております。近年、墓じまいのため、墓地を返還された件数でありますが、過去5年間の平均で年11件、また、新たに貸し付けをした件数は年平均2.4件と、返還される件数のほうが多くなっておりまして、返還された方のほとんどは納骨堂へお骨を納められている状況になっております。さて、ご提案のありました合葬墓でありますが、道内の市町村でも設置されているところもありますが、十勝管内では公営として設置しているのは、帯広市が平成27年から供用を開始した合同納骨塚のみとなっております。ほかに池田町が設置に向け準備を進めているというふうに伺っております。ご指摘のように、近年の少子化や子どもが近くに住んでいないなど、お墓を建てたり、お墓を守ることが大変な方も、将来増えてくることも予想されております。また、最近は葬儀を行わないで火葬のみを行う直葬や家族葬など、葬儀の形も変わってきており、時代の流れとともに、人々のお葬式やお墓に対する考え方も多様化していくものと考えております。従いまして、現段階では十勝管内をはじめ、道内の公営の合葬墓について情報収集を行い、合わせてお墓の承継の調査も順次取り進め、承継者不在により無縁となるお墓が増えないように管理していきたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 柴田信昭

新得町も開拓120年がたちました。現在、墓を守っている人は古い家庭では4代目、5代目の人でありますが、先ほども話したように、社会情勢の変化だとか、少子化等による家庭の事情の変化によって、繰り返しでありますけれども、墓あるいは遺骨を引き継いでいけない放置墓、そういったものが今後増加する可能性があると、私は認識しております。そこで、実は9月の決算委員会で湯浅真希議員が、合同墓について質問していますが、放置墓については「戸籍の調査を進めているが、今後どのようにできるかということも調べていきたい」と回答していますが、調査の内容がどうなっているのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。また、合同墓についての検討をされたのかどうか、そのこともお伺いしたいと思います。それから、数年前から、所有者不明墓地に立て看板を立てて、代理人を指名するようにお願いしていますが、初めは一定の効果があったのかなと思いますが、最近、どのような状況になっているのか、それもお答えいただきたいと思います。それから、合葬墓設置について、公営で設置することに何か障害になるようなことがあるのかどうか、その辺もお聞かせいただきたいと思います。現状、新得町、特に屈足の墓地を見ますと、使用区画が232区画のうち、所有者不明が108区画でありまして、46パーセントが所有者不明であります。人口が減少することで、継承者がいなくなることが比例しているのではないかというふうに見ておりますけれども、今後、新得町全体でも人口が減少すると、今のままでは放置墓が増えることが懸念されますし、その遺骨の扱いについてもたいへん皆さん苦慮されているというふうに思っておりますから、この合葬墓についてはどうしても必要ではないかというふうに思っておりますけれども、その辺のことをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町民課長 中村勝志(町民課長は2020年9月まで)

お答えいたします。9月以降、決算委員会でご質問いただいて、その後、無縁墓というか、承継されていない部分、調査しているのかということでありますが、数も少し多いものですから、順次進めようと思っていますが、今まだ調査を始める途中であります。それと今、検討をしているのかということなんですが、先ほども答えにあったように、十勝管内をはじめ、情報収集しているところであります。情報収集のみでありまして、まだ検討はしていないところです。以上です。

答弁 町民課長 中村勝志(町民課長は2020年9月まで)

公営で設置する場合の障害というところで、ほかのところの情報収集というか、聞いているところでありますと、宗教団体と公営でやる場合については、合意が得られないところが多いと聞いております。それが障害の分です。あと、柴田議員おっしゃるように、人口が減ってくると、お墓を建てる方も少なくなるかもしれませんけれども、子どもが少なくなったり、遠くに行かれると、確かにお墓を守るのが不便になったりする方がおられるかなと思うんですが、先ほども町長の答弁にあったように、これからお墓の、町民の方の認識もこれから変わってくるのかなとも思いますので、どのようになるかはもう少し時代の流れを見せていただいて、それから検討ということになるかなと思っております。以上です。

質問 柴田信昭

先ほどの答弁にもありましたけれども、合葬墓の設置については、都市部では結構設置されているところがあるようですが、最近は町村でも設置されている、または設置を検討している町村も増えているところでございます。いろいろと申し上げましたけれども、所有者不明の墓についての代理人探しはたいへん難しいのかなというふうに思っているところでございますけれども、これについてはさらなる努力が必要ではないかというふうに思っております。それから、合葬墓については、十勝管内、道内の情報収集を行い、継承者不在にならないように管理するということですが、現在、墓を守っている方、また現在、使用はしているが遠くで管理できない、連絡を取るための代理人をされている方、そういった方も遺骨の扱いには本当に悩んでいるということをよく耳にします。放置墓の対策も含め合葬墓の設置は、私は近々の課題ではないかなというふうに思っております。設置について、放置墓のことについては、いろいろと情報収集をしながらということでございますけれども、十勝管内あるいは十勝管外の状況も情報を得てということでございますけれども、それも大事ではあるんですけれども、新得町の町民の皆さん方が遺骨の扱いについて今、悩んでいるところですので、このことについて、私は合葬墓は必要だというふうに認識を持っているのですが、町長の認識はどういうふうに感じられているか、最後の質問でございますので、そのことだけ確認させていただきたいなというふうに思います。その認識を聞きたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

認識だけでいくと、私は必要かどうか、まだ判断できない。自身の経験で言うと、私も永代供養も含めて、やはり自分の先祖というのもきちんと認識した上で、自分の責任でやるのが私、筋だと思っています。その上で、誰の承継者か分からない、はっきり言うと、これはもう情けないことだと、私、思っています。この間、私も屈足支所も含めて墓地の管理をやったのですけれども、1回、担当者が手を抜いて調査をやめたら、もう時間が空いた分だけ分からなくなる。これが現状だと思っていますので、そういった中でまた戻りますけれども、まずはやはり担当者がしっかりしていただいて、次の世代をきちんと探していただく。その上で、やはり自分の責任の中で永代供養がつながるとすれば、私は永代供養をきちんとやっていただく。その上で、公共としてこれがやることなのか、それとも民間の方と一緒になってやることなのか、その辺、最終的な行き着く先というのは、私も合葬墓というのは否定はしないんですけれども、今、必要だということは言い切れない、ちょっと微妙なところにあるので、いずれにしても、答弁したとおり、まずはやはり情報収集をした上で、いきなりいるかいらないかという、そういうところでなくて、もうちょっと勉強させていただきたいなというふうに思っています。以上であります。[柴田信昭議員 降壇]

出典:新得町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月18日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる