みんなの議会

新得町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日

台風10号による災害復旧対策について

2016年12月13日、新得町議会の一般質問で、柴田信昭議員が「台風10号による災害復旧対策について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
柴田信昭 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 柴田信昭

私から通告に従いまして、2点質問をさせていただきます。1点目の台風10号による災害復旧対策についてでございますが、先に長野議員、廣山議員の質問でも出ておりましたので、重複する部分もあろうかと思いますけれども、私なりに感じているところを質問いたしますので、ご答弁をよろしくお願いいたします。1.台風10号による災害復旧対策について8月30日から31日にかけての台風10号では、たいへん大きな被害を受けたところですが、この復旧対策についてですが、今回の被害は多岐にわたっています。その復旧対応についても、また国、北海道、町の対応と、各関係機関さまざまですが、町が対応すべき対策の考え方、そしてまた国、北海道の対応することについて、現段階で明らかになっている対策、見通しについて、お知らせいただきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

柴田議員のご質問にお答えいたします。今回の一連の台風に伴う災害復旧対策についてのご質問でありますが、被害状況につきましては、さきほど長野議員にもお話しを申し上げましたけれども、公共施設だけでいきますと339カ所、約24億4,000万円の被害というふうに集計をしております。なお、11月30日までに復旧を完了、もしくは復旧のための事業の発注という意味では、271カ所終えております。残り60数カ所、事業費であくまでも概算でありますけれども、約12億円を超えるかなというふうに思っておりますが、現在、国の災害査定、いわゆる国の補助事業の対象となるという、そういう事業申請をしておりまして、今日も査定が実施されておりますけれども、そういったものの条件が整い次第、対応を進めていくというふうになろうかなと思っております。なお、北海道が管理する場所、国が同じように管理する場所、それぞれが所管をするものについては、それぞれが対応するということでありますが、われわれ新得町も含めてでありますけれども、十勝全体の中では原形に戻すだけではなくて、今後の災害を見据えた改良を加えた復旧の要請というものをこの間実施をしているところでありまして、近々十勝全体の中で会が発足し、あらためてその場で今後の対応というものが議論になるというふうに伺っているところであります。また、町が管理する道路、河川、明きょなどについても、今後さきほどの災害査定の状況によりながら、本格的な復旧というものを進めていきたいなというふうに考えておりまして、これらについても元に戻すというのもありますけれども、次のことに備えた改良復旧ということも、われわれも念頭に置きながら対応していきたいなというふうに思っております。とりわけ新年度におきましては、災害復旧というものをさきほど話したとおり、予算編成の中で相当出てくるというふうに考えておりますので、その中でまた議論をいただければというふうに思っておりますし、これらの事業が完了しまして、一日でも早く、町民のかたがたの生活、町全体の姿が元に戻れるように努力していきたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 柴田信昭

今、339カ所の被害、そして271カ所がそれぞれの対応なりあるいはもう対応が終わっているというような状況もありますから、私がこれから何点か気が付いたところを意見というか、要望をしたいと思いますけれども。もう既にされているものもあるのかもしれませんけれども、私の思いをひとつ質問しますので、答弁をいただきたいというふうに思います。復旧工事については、被害状況の把握だとか、検証、事業計画の作成、予算絡みのこともあって、時間がかかるのかなと思うところでございますけれども、現段階で今お話ししましたように、気が付いている次のことについて要望をいたしますので、国、北海道に対しても強く要請したり要求していっていただきたいというふうに思います。まず1点目は、各河川とも川底が非常に高くなりました。床下げ工事をできる限り早くしていただきたいと。今後、春先の雪解け水の増水や、来年のまた大雨等に備えた対応が必要でないかなというふうに思っているところでございます。それから2つ目には、河川内の中州というのですか、川の中の雑木ですけれども、今までも増水時に被害を受けることが危惧されておりましたけれども、今後は一定の期間ごとに国なり道なりも含めて、これを切っていただきたいと、処分をしていただきたいと。今回も流木が橋脚に引っかかっての原因で、被害が大きくなった部分も多々ありますので、ぜひこれはお願いしたいというふうに思っております。それから3点目には、中新得川は川幅を広げる等の抜本的な対策が必要でないかなというふうに思っております。従来からも、増水するたびに一番危険な川というふうに言われていた川でございます。また国道を横切る管というのですか、細すぎて水を飲み込めなかったと聞いておりますので、この辺の対策もやっていただきたいなと。それで、それぞれ河川の関係については、昭和37年あるいは56年の水害のときを教訓に、それぞれ整備されてきたところでございますけれども、最近、山のほうを見ても、広葉樹が減って針葉樹が増えているんです。人工林はほとんど針葉樹になってくるわけです。そうすると、専門家の話を聞きますと、水の保水力というのですか、これが針葉樹と広葉樹を比較すると10倍ぐらい違うということで、針葉樹はやはり保水力がないというふうに聞いております。そういうことからしますと、37年、56年の教訓でやったもので今回こういう状態になりましたけれども、今後もそこら辺のことも含めて、今町長が改良も含めた復旧と言いましたけれども、そのことも考慮に入れて、やはり対応していただければなというふうに思うところでございます。それから4点目は、パンケ新得川の佐幌川に合流する地点でございますけれども、JRの鉄橋が今回架かりました。それを見ていると、あの鉄橋から東側は、鉄橋と本通の間から、流れが佐幌川の上流に向かっているんですね。カーブしているんですよね。佐幌川の上流に向かってのカーブなんです。今度は鉄道の橋脚が広くなりました。今度、カーブしているところに直接水が向かうようになるというふうに思いますので、これを真っすぐにするか、専門的なことはちょっと分かりませんけれども、あれを見ると、やはり今度はカーブしたところに直接水が行ってということになりますので、ぜひ改善をしていただきたいなというふうに思います。5点目ですが、小学校横の道路は現在通行止めになっていますが、それぞれあそこは生活道路でございますし、学校通りでもあり、また高齢者や障がい者なんかも通る道でございますけれども、いろいろと事業計画で予算の絡みで時間かかるのかななんていうことも思うんですけれども、私は砂利道で結構だし、多少しゃくりというのですか、あっても通れるようにできないのかなというふうに思うんですが、これもぜひできるだけ早く検討してもらいたいなというふうに思います。それから6点目ですが、今回の水害で特に感じたんですけれども、国や道が管理する道路や河川については、やはり国や道の指示がないとなかなか何もできない、何もできないというのか、そういう部分があります。しかし、災害時の対応というのは、やはり状況の一番早く掌握できる町村に一任していただけるような、そういう方法がとれないものかなと。これは1町村だけの要望ではなかなかできないので、政治的な課題というのですか、問題もあるかと思いますけれども、そういったことも含めて国なり道なりに要望していっていただきたいなということでございます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。まず河川に対する認識という意味で、答弁させていただくのですけれども。従前、国それから北海道、雨量に対する認識というのは、ここまではなかったのも事実でありまして、いわゆる今後は府県並みの雨量というのを念頭に置きながら対応していくというふうに、まだ公式発表はしていないと思うんですけれども、そういうふうに伝わって来ております。では具体的にどういうふうにというのは、われわれも情報収集に努めていきたいなと思っていますけれども、いずれにしても、認識という意味では間違いなく変わるというふうに考えております。その上で、具体的にありました川底を下げる問題、それから河川内の流木の問題、この辺については国、北海道、町と、それぞれがそれぞれ抱えていますので、われわれも当然努力をしていくし、国や道についても、要望も当然していきたいなというふうに思っております。それから今、中新得川の具体的な話がありまして、担当のほうでもいろいろ悩んでおります。将来に向けて、少しでも不安のない管理の在り方というものを、方向性が固まった段階で議員のほうともまた当然議論もしていくし、また河川のそれぞれの沿線のかたたちとも議論を深めた上で最終決定していかなくてはならないかなと思っておりますので、その辺はお話し十分分かりましたので、国道の管の問題も含めて対応できるように努力をしていきたいなと思っております。それから4点目、パンケ新得川の佐幌川の合流の上流部に向けてという話でありまして、河川管理は北海道でありますので、地元の声ということでなるべく早い段階で伝えるようにしていきたいなというふうに思っております。なお、北海道としても、このパンケ新得川、相当注視をしているようでありまして、堤防の問題、それから川幅の問題、いろいろ考えてくれているようでありますので、それら等もなるべく早く整合性がとれた中で、地域のかたがた含めてお話しできるように、われわれも対応していきたいなというふうに思っております。それから学校通りと6点目の管理の問題、たいへん申し訳ないんですけれども、答弁を控えさせていただきたいなと思っております。今、担当課長おりませんので、たいへん申し訳ないんですけれども、どこかであらためて答弁させていただきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 柴田信昭

いずれにいたしましても、国あるいは道なりにこれから対策いろいろ要望していくところでございますけれども、とにかく強く要望していただきたいなというふうに思っております。今回の災害で、実は私どもパンケ新得川のそばの町内会なものですから、昨日もちょっと町内会の役員会をやりました。担当課長にも来ていただいて、若干説明をいただいたところでございますけれども、その中でも話が出ていましたけれども、今回の災害でやはり避難勧告、避難指示を受けた住民は、特に避難指示を受けた住民は避難勧告が解除された後も、現在もわれわれの頭の中には避難勧告は解除されていないと。今後、雪解け時期あるいは来年また夏、雨の時期に増水することを想像すると不安でいっぱいという話を聞いたところでございます。そういうことで、いろいろ今後復旧の計画、見通し等、できる限り一定の期間ごとに情報の提供をお願いしたいというふうに要望して、この質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。さきほどの学校通りと6番の問題、答弁うんぬんというよりも、要望があったということでどこまでできるか、対応していきたいなと思っています。それから、避難指示、避難勧告の問題なんですけれども。まず河川のすぐそばでこの間生活をされてきて、そういう現場に直面したかたの気持ちというのは、十分理解できるものがあるというふうに思っておりますので、少しでも不安が解消できるようにインフラの問題も含めて、情報の伝達はもちろんですけれども、考え方も含めてなるべく早い段階でお話しをするとともに、回数についても配慮していきたいなというふうに思っているところであります。以上であります。

出典:新得町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる