南幌町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
合葬墓の設置について
2025年12月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「合葬墓の設置について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
合葬墓の設置について町長に質問いたします。私は、平成30年第1回議会定例会に今後の墓地管理について、また、令和3年第1回議会定例会に合葬墓についての意向調査をと質問しました。それぞれの答弁では、住民ニーズを把握する必要があると考えるが、現時点では町民からの要望がないことから、他市町村の動向を注視し将来的に検討すべき課題であると認識していると答弁されています。高齢化により遠方にあるお墓の管理ができなくなったという方や、核家族化によりお墓を継承する人がいないという方、本町に移住された方から、お墓を建設するには多大な費用がかかることから、管理が楽で費用が安い合葬墓をつくってほしいという要望が寄せられており、議会報告懇談会でも、そのような声が出されています。そこで、次の3点について伺います。1つ、町民からの要望は寄せられているか。2つ、住民のニーズ調査を実施する考えはあるか。3つ、今後、総合計画策定の中で検討する考えはあるか。以上です。
答弁 町長
合葬墓の設置についての御質問にお答えします。1点目の御質問については、町民からの合葬墓に対する問い合わせは、年間2件程度寄せられています。なお、さきに開催した行政懇談会では、合葬墓の設置要望はありませんでした。2点目及び3点目の御質問については、住民ニーズ調査については、実施する考えはありませんが、全国的にも合葬墓を求める声が多くなっていることは把握しています。また、現在、合葬墓を設置している道内の自治体数は、約80市町村となっており、全道的にも建設が進んでいる状況であると認識していることから、各自治体の設置経緯や運営方法などを調査し、検討を行ってまいります。
再質問 熊木
再質問を行います。ただいまの答弁で、要望は年間2件ほどということでした。それから、ニーズ調査は実施する考えはないということでした。総合計画、今策定なんですけれども、そこの中に盛り込むという考え、反映するという考えはないのか、それ1点ちょっとお答えはなかったかなと思うので、お願いいたします。それで、まず1番目に、今までは先祖代々お墓を受け継いで管理するということが当たり前に行われてきました。しかし、少子化や高齢化で維持管理が難しくなっているというのは近年大きく広がってきています。全国的にも、また、道内でも墓じまいを考える方が増加していると思います。私は、町として積極的にニーズ調査をすることは必要ではないかなと思います。前回の質問のときも、把握することが必要だってお答えいただいているので、今回はまた、それと同じように、動向を調査してということなんですけれども、やはりしていくべきだと思いますので、重ねて質問いたします。それから、道内での合葬墓、前回の質問したときの答弁では、25市17町ということでしたが、先ほどの御答弁で80市町に広がっているということは、約2倍ということですよね。80ということは、178自治体の中で約半数というか、そういうところまでやっぱり広がっているということは、大きな社会問題というか、皆さん今後のことを考えてということでは、関心があることだと思います。それで、ある市の例をちょっとお話ししたいと思うんですけれども、1,500体収容の合同墓を設置したというある市では、空知管内です。将来、手狭になった場合には、隣接地に近かろうと、納骨堂ですね、それを増設すると計画で示されています。これを、計画するにあたっては、何年にも分けてニーズ調査を行って実施されたものだそうです。そのときの市の担当課の職員の方は、人生の終末にふさわしいうちの市らしいものを基本コンセプトとして、よりよいものを整備していきたいと基本計画の中で示しています。そして2022年から利用開始されているということでした。私はこのような姿勢というのは、大いに参考にすべきものであると思いますが、町長としてはどのようにお考えでしょうか。次、3点目なんですけれども、本町では先ほど質問の中にもありましたけれども、平成4年、5年頃から人口が増加して移住が進んでいます。その当時は若い世代が多かったと思いますけれども、もう30年を過ぎて高齢化も進み、本当にもうお墓のことを考えるという年代層が非常に多いのではないかなと思います。それがこの近隣4町で見てもやっぱり南幌の特色というか、そういうような世代層というところでは、先ほどの答弁で、年間2件しか問い合わせはなかったということなんですけれども、ちょうど昨日、一昨日ですか、NHKの朝の番組の中でも、今後のお墓こととかいろいろこう取上げられて、それはここ近年、いろんな形で取上げられて、墓じまいをどうするとかっていう形になっています。先日も新聞に、1面で大きく載っていて、お墓のことを考える年代層が多くなっているという中に、子どもや姪や甥の代まで負担をかけたくない。町内に合同墓のような形のお墓があれば安心できるという方の思いは私は理解できるものだと思います。このような記事をきっと町長も目にされていると思うんですけども、どのようにお考えか伺います。4点目は、町内3か所にある町営墓地の空き状況、これはどれぐらいあるのか。現在の申込み数は増加しているのか、また、墓じまいによる改葬という形で書類とか出しますよね。それで、町へ返還された方とかいらっしゃるのか、それを伺います。5点目は、新たにお墓を建設するには多額な費用がかかることから、昨今の厳しい経済状況やお墓を継承する親族がいないなど多くの問題が発生することから、合葬墓の設置は将来的には必要ではないかと思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えか、5点伺います。
答弁 町長
熊木議員の再質問にお答えをさせていただきます。まず、新聞のほうは大きく載っておりましたので、私も十分新聞のほうは読んでおります。まず、町内の墓地の状況でございますけども、現在大きなところで南幌墓地がございます。全体で616区画ありまして、うち、貸出しているのが436区画、貸出ししていない、まだ貸出してない区画が180区画でございます。それと、晩翠夕張太の墓地もございますけども、現在、新規の貸出しは行っていない状況でございます。それと、町内3つのお寺には、それぞれ檀家用でございますけれども、永代供養墓、合同墓がございます。南幌墓地におけます近年の貸出し数ですけれども、令和5年が3件、6年が2件、7年が1件でございます。一方、南幌墓地における返却の件数でございますけども、令和5年が1件、6年が6件、7年が4件ということで、返却が増えてきているという傾向は見て取れるかと思います。それと、道内自治体の設置状況でございますけども、先ほど議員言われたとおり、令和3年は42自治体でございましたけども、直近では80ということで、倍近くなっている状況でございます。管内では7市2町で設置をしているという状況でございます。それと、住民ニーズの調査のことでございますけれども、現在では調査する考えはありませんけれども、少子高齢化や核家族が進み、次の世代に負担を残さない、また、お墓の継承や管理の負担などの理由から、全国的に合葬墓を求める声が多くなっていることは、私自身把握しているつもりでございます。また最近は合葬墓を含めたニーズの多様化が、この間も新聞にも出ていましたけども、そういうようなことが言われております。まずは近隣や先進自治体に対しまして、建設方法や運営方法、お墓じまいに関します問題などについて実態調査を進めてまいりたいと考えてございます。それと、総合計画の掲載のほうでございますけども、先ほど、今ほど申し上げましたとおり、まずは、近隣や先進自治体に対する状況確認の調査を進めてまいりたいと思います。総合計画の策定につきましては、実態調査を進める中で検討してまいりたいというように考えてございます。
再々質問 熊木
再々質問行います。今の答弁で、実態調査を進めるというのは、近隣今管内でも7市2町でしたか、という、実態調査を進めつつ、町民のニーズ調査は並行して行うということではないということですかね。そこをちょっと確認させてください。それから、総合計画の策定というところで、やはり総合計画をつくるにあたっては、長いスパンの中でいろいろこう将来の町のことを想定しながらいろいろこう盛り込んでいくと思うんですけれども、今これだけ、先ほどの答弁もありましたように、約半数近くが何らかの形で、合同墓とか合葬墓とかって形今つくっているということが、この南幌町民だけがそういうものを希望を持っていないということにはならないと思うので、ぜひ、前向きに取り組んでほしいなとは思います。それから、返却というか、改葬する方もうちはじわりとこう増えてきているということで、これからますます広がってくるんじゃないかなと思います。そういう意味で、先ほど町長の答弁の中で、町民からの問い合わせ2件だということなんですけれども、例えば、議会報告懇談会とか、しゃべり場とかそういう中では、少数意見かもしれないんですけれどもやっぱりそういうことに関心を持っていたり、将来不安だと思っている方がぽつぽつ出てきていて、私も身近にそういう声は耳にします。ですからやっぱりそういう町民の声を広くやっぱり聞き取っていただきたいなと思います。これは要望します。それからもう一つ、無縁供養塔のことについて伺います。これ最初に質問したときに、無縁供養塔が南幌墓地の中にあるんですけれども、できた経緯とかっていうのは質問して答弁もいただきました。これは平成11年に墓地の改修事業が行われて、その時身元不明と引取り手のないお骨が16体、その方たちのお骨を供養するために、平成12年に建設されたという答弁でした。これを整備して活用することはできないのかと、そのときも伺ったんですけれども、それはそういう目的で建てられていないので、活用することはできないということでした。そこで伺いたいんですけれども、墓地に入って、真っすぐちゃんと立派に整備されているんですけども、そこには何体収容することができるようになっていて、もし、早急に合同墓とかそういうものをつくるというのでなければ、そういう町民から問い合わせがあったときに、そこは利用できるとか、さらにそこを改装して、もう少し広げるというようなことを計画できないのか、それを1点伺っておきたいと思います。あと、町内の墓地管理については先ほど町長のほうから町内3か所ということで、晩翠夕張太のほうについては、新たには申込みを受けていないということでした。私もお盆とかお彼岸に、お墓まいりをするんですけれども、お盆のときは、すごいにぎわうと言ったら語弊があるんですけれども、若い方から高齢者まで多くの方が、先祖の供養に来られています。それで、雑草の管理とかその辺はすごくきれいにされていて、気持ちよく供養できるということは、町民からも、また町外から来られる方からも感謝されていると思います。最初の質問のときに、最初というのは、平成30年に質問したときに、バリアフリー化というか、車椅子で来られた方が、やはり途中までしか押していけなくて、車椅子ごと何人かで抱えてお墓のところに行くということがありました。それで、何とかそれできないのかという質問したんですけれども、なかなか完全なバリアフリー化はできないけれども、砂利を入れたり、その辺の整備はするということでした。私は引き続き、町として、細かくチェックしながら、先祖の供養にこられる方のために管理をしていただきたいということを要望します。やられているんですけども、さらにその辺を細かく見てチェックしていただきたいと思います。以上です。
答弁 町長
熊木議員の再々質問にお答えをします。まず、調査の関係でございますけれども、近隣を含めて、道内で先進をしているところについて、細かく調査を実施したいというふうに考えてございます。総合計画のほうにつきましては、まずはその調査を実施してからということで掲載をしないということを言っているわけではありません。まずその調査を先行していきたいということでございます。それと、現在2件の問い合わせ、年間大体ここ3年ぐらいを見たら2件程度でございます。私はこれを少なくというほうに考えてはございません。町民の要望があったものというように考えてございます。それと、無縁供養墓の関係でございますけども、町内の身寄りのない方や身元不明の方の遺骨を収かんすることが目的でございますので、議員の言われる、今、墓じまいをされるだとか、そういう方とはちょっと目的が違っておりますので、規模についてもそういうような規模でございます。それと、バリアフリー化のお話をされました。前々回のお話をされています。それで、舗装はしてございませんけども、あのあとも砂利を入れまして、利便性の向上につなげているということと、看板のほうも設置をしまして、そういう環境整備を図っているということは御理解いただきたいと思います。それと、合葬墓でございますけども、前もちょっとお話ししましたけども、一度合祀しますと取り出すことができないということでトラブルが多いということで、これについては新聞のほうにも掲載はしてございました。だからどうだというわけではないんですけども、そういうような懸念がされているということが分かるかと思います。また、やはり一度設置しますと、永遠的に供養されるものですので、周辺環境を含めた建設場所や恒久的な維持管理、あと地元のお寺との協議、地域の合意など、慎重に進める必要があると思っております。それら先進的にほか町でどう進めてきたのか、それらについて調査を進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。