上富良野町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
(1)副町長の2名体制について/(2)合葬墓の設置について
2025年6月18日、上富良野町議会の一般質問で、佐藤大輔議員が「副町長の2名体制について」「合葬墓の設置について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤大輔 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐藤大輔
私は、さきに通告してございました2項目4点について、町長にお伺いいたします。1項目めでございます。副町長の2名体制についてであります。昨年12月の定例会において、上富良野町副町長定数条例の一部を改正する条例が可決され、副町長を2名にすることが可能となりました。しかしながら、昨年9月定例会における同僚議員からの一般質問、また、条例案が上程された際の質疑、さらには3月の予算特別委員会時における質疑、そのいずれの答弁も具体性は乏しく、条例改正から約半年がたってもなお、特段動きが見えないため、以下3点について町長にお伺いいたします。1点目、副町長の2名体制は現実味があると考えてよろしいでしょうか。また、2名体制の開始時期をおおむね決めておられるのであれば、お伺いいたします。2点目、2名の副町長それぞれに求める人材像はどのようなイメージでしょうか。また、2名体制をしくことで、これからのまちづくりにどのようなメリットがあるのでしょうか。3点目、2点目を基に、2名の副町長それぞれの任用方法及び役割のイメージをお伺いいたします。2項目めは、合葬墓の設置についてでございます。合葬墓の設置については、令和2年第1回定例会で、私が初めて質問してから約5年がたちますが、御遺骨にまつわる精神的・経済的負担を次世代にかけたくないとの思いから、合葬墓の設置を求める声はますます高まっているように感じております。また、この間、合葬墓を設置する自治体は着実― 20 ―に増えてきております。町内の霊園を使用した新規墓地建設が進まないことや、町外の霊園等へ御遺骨を移転する件数が増えている現状からも、合葬墓が必要か否かを問う町民アンケート調査を早急に実施するなど、設置に向け、前向きに取り組むべきときが来ていると考えますが、町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の2項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めの副町長2名体制についての3点の御質問にお答えいたしますが、副町長の任命については、人事が関連することであり、庁内や関連する他団体などに様々な影響を及ぼす可能性もあると思いますので、具体的な答弁が難しいことをあらかじめ御承知いただきたいと存じます。ま ず 、 1 点 目 の 開 始 時 期 に つ い て で あ り ま すが、昨年12月定例会で可決いただいて以来、人選については、幅広い可能性の中から調整中でありますので、明言することは控えさせていただきたいと思います。次に、2点目と3点目の御質問については関連がありますので、一括して答弁させていただきたいと思います。副町長2名体制における期待されるメリットとし て は 、 そ れ ぞ れ の 担 当 分 野 を 明 確 に す る こ とで、事務事業の進化や広がり、意思決定の早さなどが期待されると考えられるほか、他の官庁等から人材を求める場合には、それらの団体との良好な連携も期待されると考えています。いずれにいたしましても、担当する分野と責任を担う政策の具体的な目標や完了時期をはっきりと定めることで、副町長2名体制のメリットを最大限発揮するよう取り進めなければなりませんので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの合葬墓の設置についての御質問にお答えいたします。少子高齢化や核家族化の進展、継承者がいないなど、お墓を維持管理していくことに不安を持たれている方が増えていると思われており、お墓や納骨に対する考え方が多様化してきております。本町におきましても、議員御質問のとおり、ここ数年は墓地区画の許可件数は少ない件数で推移しており、墓地じまいなどの改装件数は増加している状況にあります。現在見受けられる多くの合葬式施設につきましては、従来のような祖先を代々お祭りしていくためのお墓の意味合いというより、むしろ遺骨をお守りする遺族の負担軽減を考慮した施設であるように理解されていると認識しているところであります。上川管内においても、旭川市など5市町が合葬式施設を提供しており、近年では富良野市が平成31年度に、約1,500体が収容できる合葬墓の設置や、東神楽町では令和2年度から令和3年度にかけて、合計1万体が収容可能な合葬墓が整備されています。それらの施設における利用者数は年々増加の傾向にあり、町民アンケートを実施する考えはございませんが、本町における町民のニーズも年々増えていると推測するところであります。今後におきましては、少子高齢化や核家族化、地方の人口減少の現状を踏まえ、町内に納骨する施設を抱える寺院もあることから、民間施設との整合性について意見交換等を行うとともに、公共施設としての整備について、研究・検討すべき事案と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 1番 佐藤大輔
まず、1項目めについてでございますが、昨年12月定例会で可決されました副町長の2名体制を可能とする条例改正案の採決では賛否が分かれまして、賛成8、反対5という結果でございました。その際の町長の答弁をお聞きしても、なかなか具体的なビジョンを共有しき切れなかったわけでありますが、悩んだ末、私としては今後のまちづくりにおける重要な手段として、町長が下された決 断 に 期 待 を 込 め て 賛 成 を さ せ て い た だ き ま した。ただ、この間、思いのほか町民の皆様の関心が高いということを実感したこともありまして、条例改正から半年たった今、改めて町長の思いを聞く 責 任 が あ る と 考 え ま し て 、 こ の た び の 質 問 に至っております。先ほど町長から、具体的な答弁は難しいということでありましたが、大まかな目的や任用方法、人材像については、可能な限りお答えいただきたく、1点目から3点目を一括して再質問させていただきます。まず、任用方法についてでございます。2 名 の 副 町 長 の 任 用 方 法 の 組 み 合 わ せ と し ては、一つ目、2名とも内部登用、要は職員の方を2 名 と も 職 員 の 方 を 引 き 上 げ た 方 を 登 用 す る パターン。二つ目が、1名は職員の方を引き上げる内部登用、もう1名は外部登用、国や道、また大学とか― 21 ―民間企業から人を引っ張ってくる組み合わせ、これが二つ目のパターン。三つ目は、お2人とも外部登用。これはなかなか考えづらいのかもしれませんが、この三つの選択肢があろうかと思います。現在、町長はどの組み合わせを選ぶお考えでいらっしゃるでしょうか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。組み合わせの方法としては、議員がおっしゃるとおり、三つの方法があろうかと思います。それら を 含 め て 、 全 て の 可 能 性 、 組 み 合 わ せ に お いて、昨年から検討、調整中でございます。これ以上はなかなか難しい。答えを控えさせていただきたいと思います。
質問 1番 佐藤大輔
12月に遡りますが、町長は昨年12月の御答弁で、2名体制を取る目的として、行政ニーズの多様化、少子高齢化と人口減少が進み、業務が複数の課にまたがって複雑になってきている。限られた数の職員でこなしてきた が 、 さ ら に ス ピ ー ド が 求 め ら れ て い る の で 、トップマネジメントを強化し、効率的に組織を運用して、これらの諸課題に当たっていくというのが目的の一つ。もう一つは、歳入に関して、国や道の制度、補助金、特別交付税等を含めていろいろ研究していくために、理事者の手足として一番近いところを2人と考えていると述べられました。町長が掲げられた二つの目的、一つ目は、効率的な組織の運用、二つ目が財源の確保という、この二つの目的からすると、私は、内部登用と外部登用、しかも国や道からの招聘、この組み合わせ以外は考えにくいのではないか、この町長の目的からすると、私はこのように考えておりますが、町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。佐藤議員のお考えは理解いたします。ただ、私としては、それらも含めて明言は控えさせていただきたいと思っております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
可能な限りお答えいただければと思いますので、質問は続けさせていただきます。私は先ほど、仮に内部登用と外部登用というのが町長の目的に合致するのではないかということを申し上げましたが、逆に言うと、内部登用、内部登用というのはかなり難しいと個人的には考えております。なぜかというと、先ほどから、町民の皆様の関心が高いというところで、町民の皆様のお声としては、本当に副町長は2人になるのかというような御心配があって、その理由としては、1人いれば十分ではないかということだったり、税金の無駄遣いではないかというような、この2名体制に難色を示す方がまあまあ多かったという印象を受けております。しかも、特に2名とも内部登用となると、町民の皆様の理解を得るのはかなり難しいのではないかと感じております。ちなみに、内部登用2名体制の先進自治体としては、近くに東川町がございます。東川町では副町長2名体制、かなり以前から、2010年頃から 体 制 を し い て お ら れ ま す 。 1 名 は 総 務 福 祉 部門 、 も う 1 名 が 産 業 建 設 部 門 に 分 け て 任 務 に 当たっておられるそうです。これはもう私が申すまでもありませんが、東川町は、「せんとぴゅあ」のオープン、写真甲子園、写真甲子園の映画化、日本語学校等、良くも悪くも、ものすごいスピードで 町 が 変 化 し て い き ま し た 。 東 川 町 の 郷 土 史 には、当時、議会などから新しい事業に対する町民の理解が追いつかないといったマイナス面も指摘されるようになったとつづられております。私は、副町長2名体制そのもの、そして、さらに は 副 町 長 2 名 を 2 人 と も 内 部 登 用 す る と な ると、東川町ぐらいのインパクトが当然必要になってくると思いますし、そして同時に、当然のことながら、これまで以上に町長のリーダーシップが試されることになると思いますが、それでも町長はこの道を選択肢から外さないということで、そう い っ た 覚 悟 を 持 っ て い ら っ し ゃ る の で し ょ うか、お気持ちをお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。内部から2名という話を佐藤議員からお伺いしまして、全くそのとおり、東川では内部2名でいろんな事業を展開しております。上富良野では初めてのことで、内部から2名というのは疑念の声があるというのも承知しておりますし、もしやるとしたら、それを払拭するのも必要だと思います。ただ、制度として2名、それ以上は何も書いておりません。内部が1、外部が1という、具体的な運用に関しては、制度は条例がある限り、ずっ― 22 ―と未来永劫続きますので、そういう条例の制度の中から、内部から2名というものを排除するというのはないのかと思っております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
当然、優秀な職員の皆様がたくさんおられますので、現時点で可能性を排除するということは、あまり懸命な判断ではないということは十分理解しております。ただ、私としては、これは私の提案といいますか、考えでありますけれども、現時点で最も可能性、実現性が高い。現実的なのが内部登用と外部登用の組み合わせ、これは昨年9月の一般質問で同僚議員が町長にお伺いした際に出てきた地方創生人材支援制度といった制度を活用した2名、2人目の副町長、登用、任用というのが現実的なのかと考えております。こういった町はないのかと私なりに調べましたら、大阪府岬町、人口1万4,000人ぐらいの町なのですが、こちらの町が平成27年に、地方創生人材支援制度を活用して、国土交通省から2人目の副町長を招いております。制度上、2年の任期ということで、その後は国と地方公共団体との間の人事交流、出向の制度に切り替えて、改めて国土交通省からの派遣を、顔ぶれが次々に変わっていくそうでありますが、その派遣を受け続けて現在に至っているそうです。何のためにこういうことをしているのか問い合わせました。担当者の方がいわく、岬町と兵庫県洲本市。岬町は関西空港の根本、大阪府と和歌山県のちょうど境目にある町なのですが、そこと洲本市、淡路島、かつて旅客船で結ばれていたと。ただ、民間が行っていたので、それが倒産したのか、何らかの理由でなくなったということを、この両市町で復活させようというような取組を進めているときに、副町長を国土交通省から招聘したということでございました。派遣された副町長には、関係機関との調整や補助金の確保、公民連携など、国家公務員の強みである幅広い見識と卓越した発想力、そして、国との太いパイプを生かし、強力なリーダーシップを発揮してもらっています。ルーティン業務に忙殺されている町職員だけではとてもできないことばかりでありますということでございました。こ の よ う に 大 型 プ ロ ジ ェ ク ト や 、 中 長 期 プ ロジェクトの遂行を目的として、スポット的に2人目の副町長を国から招き入れることが我が町におい て も 現 実 的 で は な い か と 私 は 考 え て お り ま すが、答えられる範囲で、町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。佐藤議員のおっしゃるとおり、地方創生人材支援制度を活用して、この近隣でも東神楽がそうでした。今は1名になりましたけれども、大型プロジ ェ ク ト を 推 進 す る に 当 た っ て 、 専 門 の 知 見 を持った方というのは非常に有効な活用方法だと思いますし、国とのパイプも含めて、いろいろな有益なことがあることが承知しております。それらも含めて、これが一番現実的かどうかというの私の口から言うと、余談を与えることになりますので、これらも含めて調整中であります。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
町長はお立場がありますので、私が勝手にお話しますけれども、今の岬町の例を我が町に置き換えると、例えば持続可能で魅 力 あ る 道 の 駅 設 置 に 向 け て 、 旭 川 十 勝 道 路 のルートやインターチェンジの場所、また、道の駅そのものの設置場所の選定、建設費や維持管理費の圧縮と補助金の確保、適切な委託事業者の選定などを、それこそ国土交通省から副町長として招聘し、活躍していただくというイメージになろうかと思います。これは勝手に私が申し上げていることでございます。町長に申し上げたいのは、町長が12月の時点で、まちづくりにどうしても必要だからと条例を改正したと私は考えておりましたので、やはり近いうちに、今、申し上げた道の駅の話ぐらい明確なビジョン、目的を示していただき、また、それにふさわしい人材像を明確にしていただいて、一日 も 早 く 副 町 長 2 名 体 制 の 効 果 を 発 揮 す る た めに 、 町 長 は 努 め る 責 任 が あ る と 考 え て お り ま すが、この辺、私の考えと町長のお考えと乖離している可能性がありますので、確認のためにお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。町も私の公約に掲げております道の駅の構想は持っておりますので、それらを含めて、それを念頭に国土交通省、関係するところから来ていただくというのは当然念頭にございます。
質問 1番 佐藤大輔
今、具体的な御答弁いただけなかったのですが、最後に確認させてください。― 23 ―私は、12月時点で、今どうしても副町長を2名体制にする条例改正が必要なのだと。それは今後のまちづくりのためなのだというような町長のお気持ちを受けて賛成した立場であります。た だ 、 こ れ ま で の や り 取 り を お 伺 い し て い ると、条例改正は、あくまで未来に向けての条件整備であって、これから腰を据えて、年単位で副町長2名体制というものを構築していくというお考え で い ら っ し ゃ る と 判 断 し て よ ろ し い で し ょ うか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。去年の12月に条例可決、お認めいただきまして、その後調整しているということで、内部も含めて、外部も含めてになります。12月というのは、3月に令和7年度の予算、そして道の機構の関係もあります。そして、国の制度だけ申し上げま す と 、 地 方 創 生 人 材 派 遣 制 度 と い う の は 、 9月、秋くらいが締め切りであります。去年の12月時点では間に合わなかったのですが、それからスタートして、内部、そして外部を検討、調整中でありますが、これにつきましては、年単位で招聘する、また内部人材を登用する、それらも含めて、どういうことをやるのかをしっかり皆さんにお示しして、プロジェクトが終わった後は、条例はそのままで、1名になるかもしれませんが、とにかく皆様に目的を示して任用をお伺いするというのも重要なことだと、これから先に向かって私の政策を進める上では、皆さんとのコンセンサスを得るということは重要なことだと思っております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
おおむね承知いたしました。いずれにせよ、副町長が1人なのか、2人になるのか、どちらにしても町長のリーダーシップというものが強く求められますので、ぜひとも町民の信頼に足るリーダーとして、まだ始まって半年でございますが、僣越ながら、町長のさらなる御活躍を御祈念申し上げて、2項目めの質問に移らせていただきます。2項目め、合葬墓についてでございます。何度か変化球ぎみに佐藤町長に質問してきました。前回の質問時は、前町長でございました。今回初めて真っすぐ町長にこの質問をぶつけておりますが、これまで私が町長の答弁から受けてきた印象を考えますと、合葬墓の設置に向けてかなり前 進 し た 答 弁 で あ る と 考 え て よ ろ し い で し ょ うか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。今回の答弁が、前進したかどうかは、特に、合葬墓に対する私の思いというのは変わっていないのではないかと思っております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
変わっていないというところをどのように捉えてよろしいか正直、戸惑っておりますけれども、先ほど話に出ていた富良野市では、事前にアンケート調査を行っているのです。そのアンケート調査を受けて、実際に実現しております。町長御自身が町民に対して、どのようなお考えでいるかということを問うことなく、今 後 、 合 葬 墓 に 関 し て は 判 断 さ れ る と い う こ とで、確認せてもらってよろしいでしょうか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。アンケート調査をすることなく、合葬墓の可否についてということですが、富良野にありますので 、 需 要 、 ニ ー ズ 等 を 参 考 に 、 お 答 え し た と おり、町内でもどうなのかというのは推測はできると思いますので、それはアンケートはなくても、ある程度判断はできると考えております。ただ、同じく答弁させていただきましたが、町民のニーズだけでなかなかできるというものではないと考えております。納骨に関しては、民間の施設が町内にはございますので、それらも十分、設置に向けて協議を開始するという意味では全くないのですが、常日頃からそれらの施設とは、お墓について住民の動向はこうなのだけれども、どうあるべきかという情報交換、意見交換等は常日頃からしていかなければならないものと認識しておりますし、民間でも合葬墓というのはございますので、公がやるべきなのかどうかも含めて、その辺は、関係者の方と意見交換をしてもいいのかと考えております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
先ほどの御答弁、今の御答弁でもございました民間施設との整合性、協議ということは、懸念材料としてはあるかと思います の で 、 富 良 野 市 は そ う い っ た 協 議 の 場 を 設 けて、非常に円満に収まった。一方で、ちょっと名前は挙げられませんが、あ― 24 ―る自治体では、そもそもその町の仏教会が協議の場に着いてもくれなかったというところもあるとも聞いています。そういったことを受けて、そもそもそういう協議の場を設けないと判断する自治体もそれなりにあるということも聞き及んでおります。これは情報提供です。町長は今、公でやるべきか否かということでございましたが、私はこれは公でやるべきだと考えておりまして、時代は変わってもお墓参りという文化はまだ根強く残っておりますし、残り続けていくと思います。我が町に先祖の御遺骨を埋葬している方は、年に一度くらいは上富良野町にお墓参りに来られて、例えば両親と通った思い出の店に立ち寄ることもあろうかと思います。お墓にまつわる町民の経済的な負担軽減のみならず、関係人口の創出という観点からも期待できる合葬墓の設置は、私はぜひ早期に実現してほしいと願っております。富良野市では、ある研究者の調査に対して、合葬墓の設置は町の経済活性化につながると堂々と公言されておられます。そういった意味でも、私は公で合葬墓を設置する価値があると考えておりますが、関係人口創出という観点について、町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、そもそも協議といいますか、意見交換、設置ありきの協議、先ほど言われた仏教会が拒否したというのは、やるという前提での協議だったかもしれません。それは分かりませんけれども、私が思っているのは、やることが前提ではなく、どうあるべきかという意見交換は必要ではないかということです。合葬墓を公でつくるのかどうかというのは、いろいろ議論のあるところです。参考までに、北海道における墓じまいの現状ということで、改装して墓じまいする方が、次にそれをどうするのかという統計がありまして、ほとん ど 3 分 の 2 は ほ か の 自 治 体 に 行 っ て し ま う ので、合葬墓をつくった場合はどうなのか、今言われる関係人口ということもありますけれども、そもそも息子さん、娘さんが大都市に行ってしまって、なかなか遠くなってしまうので、札幌近郊のお墓なりで、改葬された方のその後の動向ということで、3分の2ぐらいは出てしまうのですが、それらも含めてどうしたらいいのか、町内ニーズが今後どうなっていくのか、今後、民でやるのか官でやるのか、それも含めて、いろいろ情報交換はしていかなければならないのかと。需要が一定程度あるというのは、富良野の場合ですと1,500体程度はある、順調に増加していると聞いておりますので、それらを含めて上富はどうするのかというのは、意見交換を進めていってもよいのではないかと考えております。以上です。
質問 1番 佐藤大輔
定住人口にまさるのは当然ありませんので、ただ、定住人口がなかなか増えることなく、横ばいを維持するのも大変な状況になっているからこその関係人口という観点でございます。上 富 良 野 町 、 こ の 5 年 間 で 約 7 5 件 の 墓 じ まい、うち35件ぐらいが他市町村に御遺骨を移動しているというところからすると、35件の方と縁が切れていると考えてよいかと思いますので、私はこの点、今、町長がおっしゃったとおりで、そういうことを考えたときに合葬墓が必要と改めて思うところです。最後になります。先ほどから出ている富良野市の 納 骨料 が1 柱1 万7 ,00 0 円、 旭川 市が 1万5,000円で納骨が可能でございます。この納骨料で合葬墓の建設費を賄う仕組みになってございます。そう考えると、現在、あらゆる面で物価が高騰しております。合葬墓の建設費も例外ではありません。仮に我が町においても建設費を利用者負担とするならば、これは合葬墓の計画が公でやると進んだ場合、建設費を利用者負担とするならば、後になればなるほど町民の負担が増えることが懸念されます。建設費はある程度町が負担するとしても、それは今度は町の負担が増えることになりますので、利用者の負担、町の負担を抑えるためにも、設置に向けての検討を急いでいただきたいと思いますが、最後に町長の見解をお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。建設費の高騰等は、物価高騰はありますが、経済的に合理的なところだけ追求していくというのは、お墓というのは宗教であったり文化であったりしますので、それを単に経済的な一面だけで切り取って、早急につくるという考えは私にはないと思っております。やはり宗教であったり伝統文化という、それらとの調整は必ず必要だと考えておりますので、経済的な面だけを見て、早急に建設を前提にということは、なかなかそうはいかな― 25 ―いのかと思っております。以上です。