みんなの議会

新得町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月14日

観光政策の推進に向けた資源の整備、並びに狩勝高原園地整備事業の推進策について

2017年9月14日、新得町議会の一般質問で、廣山輝男議員が「観光政策の推進に向けた資源の整備、並びに狩勝高原園地整備事業の推進策について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
廣山輝男 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 廣山輝男

2項目目について入ります。観光政策の推進に向けた資源の整備、並びに狩勝高原園地整備事業の推進策についてです。2.観光政策の推進に向けた資源の整備、並びに狩勝高原園地整備事業の推進策について新得町は日高山系を背景に、トムラウシ、狩勝高原など豊かな自然環境に恵まれています。しかしながら、冬期間のスキー客が67パーセントを占め、通過型観光が86パーセントを占める現状と聞く。特に道外客は、全体の22パーセントにとどまっていると言います。この状況を打開する施策として、国内外からの安定的な通年型観光を求めていく方針を強めていかなければならないと思うわけです。今回、観光事業の環境整備について具体的な点についてだけ、以下伺います。1つは、観光客に慕われる新得山自然公園地の整備について。2つ目に、昨年の台風被害等におけるトムラウシ地域の観光資源への回復策等、特に林道が不通になっているということもあります。3つ目に、狩勝高原園地再整備事業の推進策はどうなっているのかと。以上伺います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

廣山議員のご質問にお答えいたします。本町を訪れる観光客の特徴としては、ご指摘のとおり、スキー客を中心とした冬季の観光客が年間の本町観光客の大半を占めており、さらには、冬のリゾート利用客を除いたほとんどが通過型であり、1年を通した安定的な観光客誘致には至っておりません。また、新たな対策として、年々増加する海外観光客もターゲットにした観光客誘致が求められているところであります。議員からご質問のありました、1点目の新得山自然公園地の整備についてですが、新得山自然公園は自然を生かした遊歩道や展望台があり、観光客や町民の憩いの場として広く利用されております。また最近では、神社という日本的なロケーションもあり、外国人観光客も訪れ始めております。同時にパワースポットとしても知られ、訪れるかたもいるようであります。一方で、展望台周辺では、樹木が成長したために街並みの景色が眺望できない状況にあります。山頂付近は町立自然公園に指定されており、また保安林にも指定されていることから、樹木の伐採については関係機関と協議を図り、景観環境の整備に努めてまいりたいと思っております。2点目の昨年の台風被害におけるトムラウシ地域の観光資源の状況については、関係機関と情報共有をしながら、町では観光客に対して、ホームページでの情報提供や通行止め看板の設置などを行っております。以前より不通となっているヌプントムラウシ温泉へ通じる林道に加え、昨年の台風で被害を受けた秘奥の滝へ通じる林道の早期復旧についても、引き続き要望してまいります。3点目の狩勝高原園地再整備事業の推進策については、当初の目的である夏季の観光客の誘致を図るため、現在、再整備事業計画案のパブリックコメントを実施しており、そこで出された意見を整理し、再整備事業計画をよりよいものにしてまいります。また、整備にあたっては、財源対策も重要と考えており、補助金の活用など財源の確保に努めるなど、条件が整ったところから順次整備を進めてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 廣山輝男

3点についてのお答えをいただきました。本当は基本的な観光開発の関係について、やはりベースとしては議論しなければならないんですけれども、目先の問題がありまして、この3点に絞らせていただきましたが。1つ、新得山の関係です。あまりこちらにはお客さん行っていないんです、率直に。それは言ってみれば案内が悪いと言えばそれまでなんですけれども。行っている人の、いわゆるあそこに散歩ノートみたいな物が置いてあるんですけれども、限られた人がしょっちゅうメモしている程度で、新しい人物のものがない。なかなかあそこまで行くのも大変なんですね、確かに。しかし、行ってみると、今言ったように、夏の場合ですとその辺の樹木の葉も出ますから、ほとんど新得町内を眺望することは不可能です、今現在は。多少、第2展望台、一番頂上に行きますと、それなりの遠方は見ることができるのですが。回答のあったようにここは自然公園、あるいは保安林といったことで、手は付けられないといったらオーバーですけれども、ほとんど山菜も採ってはいけないようなところなんですね。そのことは私も受け止めております。しかし、せっかくの景勝地です。新得に来たお客さんに聞くと、新得山に登りますと、新得のイメージが沸くと言うんですね。自然が豊富で、町並みもきれいだし、眺望もよいと。そして、北海道のど真ん中にあって、飛行場も近いし、こんなにいいところ何で全国的に大いに広めないのか。その中核が、パワースポットという言葉も使っておりますが、新得山をもう少し生かしたらどうなのかと、それなりにありがたいご意見いただいたんです。しかし、現実行ってみると、第1展望台は展望小屋と言ったら変ですけれども、休憩小屋も含めてだと思うんですけれども、全く見えません。これは秋になるとかなり葉が落ちればそれは見えるようになるのかもしれません。保安林やいろんなネットがかぶっていますから、これ以上のことは行政としてできないのかもしれない。しかし、やり方によっては可能性はあります。枝払いぐらいはできるようにそういった整備を申請、これは道の関係かもしれませんけれども、そういうところはやることは可能ではないかと思います。私は樹木を切ることそのものはあまり求めません。それは放っておいて6センチ株になると、たぶん財産になるわけです。これは切るといったら大変です。いわゆる雑木ぐらいのときには、枝払い処理ということで可能なんです。そうすれば、第1、あるいは第2展望台の眺望もかなり改善すると思います。全部切ってしまえなんて乱暴なことは言いません。そういったことで、もう少し工夫した取り組み方があるのではないかということで、この新得山の関係については、ぜひまさに新得の象徴的と言ったらちょっとオーバーですけれども、そういう場所だし、駅からも近いですから、たまたま途中の頂上まで行く道路がたいへん狭いですから、そういう危険性がないわけではありませんけれども、なんとかこの辺を回復させていただければなと思います。2つ目の関係については、これはもう本当に関係機関に、特に森林事務所ですけれども、強く要望していただきたいと思います。十勝川から行く十勝岳も今はそこまでも行けません。そういうようなことで、ぜひこの辺の改善策もお願いしたいと思います。それから、3つ目の関係なんですが、パブリックコメントをしていると。実はあしたまでなんですね、8月15日から9月15日。いいですけれども、それは今月中までにはなんとかなるのかもしれませんけれども。私としては観光地の整備は必要だとしても、これほどまでの投資をして、どれほどの観光としてのメリットが出てくるのかなというのが、私は理解していないんです。一部の有料エリアがあるのですが、さまざまな庭園鉄道、キッチンガーデン、風の丘、はじまりの森、高山植物のコレクション、これが有料エリアだというふうに私は受け止めているんですけれども、それはそれなりに取り組み方としては別に問題ないんですけれども、もう少しなんとかコンパクトな狩勝高原らしさがあっていいのかなという感じがしないわけではありません。この有料の中の高山植物コレクション、ここで議会も含めてですけれども、そういうところに高山植物集めていいのかどうなのかというのはこれは次元が違う議論になってしまうから、私が言いたい高山植物のコレクションという言葉だけはいい。ここで研究的な施設を造って、その過程を観光客に見せるということだからいいんですけれども、ここに例えば高山植物をどこか別にしても採ってきて、そこに植えて見てもらいましょうかと。これは行政としてはやるべきじゃないかなという感じがしないわけではありません。もちろん見直しも含めて頑張りますということも言っておりますから、そういった意味でこの狩勝高原の関係についても私は、今、パブリックコメントをやっている最中だということも聞いておりますけれども、今後の計画案のスケジュール等が本当は知りたいところです。一応平成32年秋にはオープンさせたいということを、この再整備計画の中では言われておりますけれども、その段階で見直しもし、あるいは今のパブリックコメントの中で修正もするのかどうかも分かりませんけれども、そういった意味で今後のスケジュール等、32年秋までということで、その段階的なものも含めてあればお伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず1点目、私、昨年は神社山登っていないので、今年まだ登っていないので、どういう状況か、今、よく分かっていないんですけれども、それ以前は登ったことが何回かありまして、議員のお話しのとおり、昔きれいに見えた町並みが本当に見えないという、そういう状況になっております。そういった意味では、本当に残念かなと思っています。しかし、反面、場所が保安林を含めてそういう場所ということでありまして、どの辺が程度で、どの辺が限界なのか、今、なかなかお答えできないんですけれども、それぞれが管理する関係機関ともよく相談をしながら、少しでも新得全体が見られるような、そういったものを対応していきたいなというふうに思っております。次に2点目であります。これは議員からお話しがあったとおり、われわれも所管するところにお願いするしかないという立場でありまして、これまでもお願いしてきましたが、これからもまたお願いしていきたいなと思っております。次、3点目であります。狩勝高原の園地再整備、1つのたたき台としてこの間皆さんにお示しをさせていただきまして、それをもとにこの間多くのかたと協議を進めておりまして、今も進めておりますし、これからもまた進めていかなくてはならないかなと思っております。いかに皆さんに理解をしていただいて、どう合意形成をしていくかというのがわれわれの役割でありまして、きちんとした合意形成がなったものから、さきほどお話しをした財源対策も含めて、条件が整ったものから少しずつかもしれませんけれども、やるべきものをやっていかなくてはならないかなというふうに思っております。今、タイムスケジュールまで明言できませんけれども、いずれにしても、焦る必要もないと思っておりますので、十分時間を掛けながら、よく協議をした上で、前に進めていきたいなと思っております。以上であります。

質問 廣山輝男

よろしくお願いします。あと、この狩勝高原再整備の関係ですけれども、具体的なスケジュール、平成32年秋にはオープンしたいと言っている部分があるんです。だから、それはそれなりのスケジュールを持って32年の秋だということ、これは公園部と白の花園と水場の森を除いたというような表現になっていますから、どこまでがどうなのかというのは、正確には分かりませんけれども。しかし、そういう終着駅といいますか、オープンまでのスケジュールの最終目標は掲げているわけで、その間のものについても示してほしいなということで、問題提起したんです。そういう中で、パブリックコメントをやっているんですけれどもどうなのか。今、商工会が駅前開発もやっているようですけれども、町民アンケートというのはどうなのかなということを最後に問題提起してお答えいただければと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

1つの事業をどう進めるかと、いろんな手法が私もあると思っています。その手法の1つに議員から提案のあったこともあると思います。しかし、いろんなかたのいろんな思いをどうまとめていって、全体の合意形成を図るかと、これがやはりどうしても最後突き詰めたところでわれわれの仕事として残ってくるわけですけれども、多くの皆さんがたに理解をいただくというのに時間が必要であれば、それはそれでやはり時間を掛けていかなければならないと思っておりますので、今、提案のあったことも含めて、合意形成というのをあらためて内部でもきちんと議論した上で、1つの目安としてのタイムスケジュールありますけれども、これはこれとしてできるもの、できないもの、やはり現実あるかなと思っておりますので、そういったことも頭に入れながら、これからも取り組んでいきたいなというふうに思っています。若干あいまいな答弁になってしまったんですけれども、整備の必要性については私はやはりあるというふうに思っておりますので、後は方法論かなというふうに思っておりますので、その辺も念頭に置きながら対応していきたいなと思っています。以上であります。[廣山輝男議員 降壇]

出典:新得町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月14日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる