新得町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月15日
高齢者が安心して暮らせる町づくりを
2015年9月15日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「高齢者が安心して暮らせる町づくりを」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
引き続き2項目目の、高齢者が安心して暮らせる町づくりについて、お話しをさせていただきたいと思います。2.高齢者が安心して暮らせる町づくりを「この新得に住み続けたい」と、そんな思いで本町に暮らしているかたがたくさんいるというふうに推察しています。このようなかたが住み続けるための最大の問題は、冬の除雪対策だというふうに思っております。特に、高齢者にとっては、1年1年の経過とともに大変な状況というふうに思います。除雪さえなければもっと快適な生活ができるとの思いがあると推察するところであります。さて、本町においても、除雪対策についてはこの間いろいろと議論や検討がなされ、また実施されてきております。除雪対策についてはボランティアによる除雪隊の派遣、町内会ボランティアによるものがあったというふうに思っております。利用者にとって満足のいくものとはなかなかなっていないのが現状かなというふうに思っています。満足しているかたもおられるというふうに思いますけれども、なかなかすんなりという話も聞きますので、そこで3点についてお伺いしておきます。利用者の声、要望等を聞き、課題を整理して、除雪対策を再度考え直す考えがないか、お伺いをしたいと思います。それは何だというふうな話になろうかと思いますけれども、なかなかやはりボランティアというか、私もそうですけれども、やってあげるほうは特に自分がやれる範囲内でやるわけですからそれはいいのですけれども、やっていただくほうにとっては、やはりなかなか申し訳ないという、そういう気持ちが先にかなり働いて、やはりそうすると何となくここに住んでいないほうがいいのかなというような気にもなるのではないかなというようなことで、ちょっとお話しをさせていただいて。1点目として、社会福祉協議会に委託している、町内会単位による除雪対策の実態はということで、どのくらい使われているのかということが、もし分かればお聞きしたいと思いますし、ボランティアの登録による取り組み状況はということで。ボランティアとして登録はしていないけれども、町内会もそうですけれども、隣近所の人の除雪をしてあげているという、そういう実態はあるかと思います。それから、町内企業を利用して対応している状況はどうなのかという、この3点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えいたします。年齢とともに降った雪の始末、また同時に行政で実施している除雪の雪の始末が大変であるという、そういう認識の上でお答えさせていただきます。高齢者の在宅福祉対策であります除雪サービス事業についてでありますが、この事業は、町内に除雪、排雪可能な子どもが居住していない、おおむね70歳以上のひとり暮らし世帯、ならびに高齢者世帯、そして重度身体障がい者世帯のうち、町民税が非課税の世帯を対象に、降雪が20センチメートル以上のとき、玄関先から道路まで、必要最低限の範囲を除雪するものであります。なお、費用については無料となっており、町から社会福祉協議会に委託して実施しているところであります。実績としまして、平成26年度でありますが、実利用人数は46名、一シーズン延べ138名のかたの利用がありました。また、町内会単位によります除雪対策の実態についてでありますが、新得町社会福祉協議会からの協力依頼により、平成26年度実績では、13の町内会におきまして19戸の対象世帯が数回の協力をいただいたところであります。次に、ボランティア登録による取り組み状況でありますが、同じく平成26年度の実績でありますが、登録されている個人ボランティアは23名おりまして、同様に数回出動していただきまして、結果として延べ31人のかたの協力をいただいたところであります。次に、町内企業を利用して対応している状況についてでありますが、同じく平成26年度の実績では、社会福祉法人厚生協会によりまして、2戸の高齢者宅に除雪協力をいただいたところであります。今後の対策等についてでありますが、利用者からのニーズを踏まえながら、企業ボランティアの育成や町内建設業者などと連携をした除雪対策の検討を進めるとともに、町としても必要な支援を行い、除雪サービスの利用対象となる高齢者のかたがたが安心して生活できる体制を少しでも整えてまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 長野章
答弁いただきました。今後も高齢者のかたが安心して生活できる体制を整えていっていただけるという力強いお言葉をいただきましたけれども、もう少し議論をさせていただければなというふうに思います。本当に除雪、これは高齢者に限らず、町民全体のかたが大変だというふうに思っています。特に除雪車が除雪した後の雪の始末なんですけれども、これは重いですし、年齢に関係なく大変だなというふうに思っているわけですけれども、何かいい方法はないかということでいつも考えているわけですけれども、なかなかこれだというのはありません。そこで、高齢者の世帯なんですけれども、いろんな形で今、お世話をしているわけですけれども、除雪は生活していく上で欠かせない仕事だというふうに思います。そこで町内会の人や、ボランティアのかたがやっていただいて、さきほどもちょっとお話しをしましたけれども、「たいへんありがたい」と、「ありがたい。申し訳ない」という気持ちがまず先に働いて、「私がここに住んでいなかったら、皆さんにこんなに迷惑かけないのではないか」という、そういう思いの人もおります。全部とは言いませんけれども、そういうかたもいますので。ボランティアさんが帰った後に、もう1回自分で広げたり、「もうここまででいいですよ」と、本当に必要なところだけ空けていただいて、「あとはもう自分でやります」というようなことで帰っていただいて、その後自分でやるというような状況があるかというふうに思います。こういうことから、「本当にここに住んでいいのか」という、自分なりに思っている人もいるかというふうに思います。そこで、そういう人たちのために、ではどういうことができるかというと、ボランティアは結構なんです。お金もいただかないでやっていただく、これはたいへんありがたいというふうに思うんですけれども、なかなかそれだけでは、費用の面だけではなかなか済まない問題だというふうに思います。これは一定程度やはり本人にも負担をしていただきながら、企業ボランティアというお話しもあったわけですけれども、これ、企業のかたがなかなか、「そんなの、取り組めない」ということもあるかと思うんですけれども、やはりお金を出して、町もお金を出す、本人もお金を出して、企業のかたにやっていただいて、それが全然回らないということもあるかと思うんですけれども、そういうふうになると、意外とスムーズにというか、頼みやすいのではないかなというふうに。ボランティアさんがいて、それから隣のおじさんが来てやったら、「申し訳ない、申し訳ない」と言いながら、何かお礼を持っていかないとならないとかというふうなことを考える人もいますから、そういうことを考えると、一定程度のお金を負担しながら、企業のかたにやっていただくというのが、意外とお願いしやすいのではないかなというふうに。これは私だけが言っても、その企業のかたが「そんなことできない」ということであればできませんけれども、ぜひそういう体制づくりというのをちょっと考えていただいたらどうかなと。これは、行政のほうでやはりある程度、指導というか、先頭に立ってやっていただかなければ、なかなか進まないのかなというふうに思っていますので、そういったかたもいるというようなことで、ぜひこの除雪対策を考えていただければなと。どこまでやればいいのかというようなことにもなるかと思いますけれども、まだ未確認ですけれども、どこかの町で除雪車が通った後に、再度各家というか、そういったところの除雪をして歩くかたを企業に委託しているというようなお話しもちらっと聞いたような気もするので、まだ確認しておりませんので、それが可能かどうか分かりませんけれども。そういうことが本当にできるのかどうなのかも含めて、例えばそれがお年寄りだけと言ったら、それはまたどうやって選んでいくのかという、いろんな問題があるかと思いますけれども、ちょっと時間はかかるかと思いますけれども、町の除雪車をちょっと何台か増やしていただいて、その中で時間がかかっても、1回余計に押していただけないかというのもひとつかなというふうに思いますので、ぜひ考えていただければなというふうに思いますので、私も除雪を担当していたこともありますので、その辺はなかなか難しいなというふうには思いますけれども。こういった今、高齢のかたがどんどんこの町に住んでいただいて、「新得に住んでよかった」というふうに思っていただけるには、そういった手厚いというふうになるかどうか分かりませんけれども、そういったのも必要かというふうに思いますので、ぜひ考えていただいて、難しい問題だというふうに思いますので、町長、何か考えておられれば、最後に伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員から話があった問題でありますけれども、あるかたとお話しをする機会がありました。このかたは、冬の時期以外に新得に来ているかた、それからふるさと会のかたでありますけれども、やはり北海道の雪、それから寒さというものについて若干のやはり抵抗感があるという、そんな話をいただいております。その上で、地域で生活しているわれわれにしても、やはり雪の問題というのは大きな課題の1つかなというふうに思っておりまして、どこまで知恵の出し合いができるか、これからの課題かもしれませんけれども、なるだけ早い段階で少しでもそういう不安がなくせるような対策というものを実施できるように努力をしていきたいなというふうに思っております。以上であります。
質問 長野章
ぜひ一緒に考えていただければなというふうに思います。ここで1つ、お話しをしておきたいと思うんですけれども、除雪が大変だから、それではコンパクトシティというか、そういった中で、町の中にお年寄りに住んでいただくような施設、これはそういうのもあってもいいというふうに私は思っている。ただ、やはり自分の家で生活をしたいという人がいるということも頭に置いて、除雪対策というのはやっていかなければならないかなというふうに思っています。これは、私の町内会でもそうですけれども、公営住宅やなんかでしたら、公営住宅から道路までの除雪を歩ける部分をボランティアさんでもいいと思うんですけれども、さきほど言いましたやはり個々の家になると、その除雪というふうになると、今言われたように相当重い雪が寄せられてしまうという。そういった中で、ではどうしていこうかというふうになるかと思うんですけれども、それはなかなか解決する道はないかと思いますけれども、何回も言うようですけれども、やはりそこに住み続けたいというか、そこの地域にいたいと。だけれども、この問題が解決しないとなかなかいられないということも現状としてあるということを考えていただいて、検討していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。[長野章議員 降壇]