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新得町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日

職員の再任用に関する条例の今後の活用は

2010年6月17日、新得町議会の一般質問で、貴戸愛三議員が「職員の再任用に関する条例の今後の活用は」質問し、町長 浜田正利、総務課長 武田芳秋が答弁しました。

質問者
貴戸愛三 議員
答弁者
町長 浜田正利、総務課長 武田芳秋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 貴戸愛三

1.職員の再任用に関する条例の今後の活用は私は1項目、職員の再任用に関する条例の今後の活用という点でご質問をさせていただきます。平成14年4月1日施行の職員の再任用に関する条例は施行後8年を経過しておりますが、過去に1人もその対象者がおりません。この条例自体は、地方公務員法第28条の4から6までの各項の条文に基づいたものであり、地方公務員法第28条の3第1項及び第2項、定年による退職の特例、すなわち定年退職により職務の特殊性、または公務運営上著しい支障が生ずると認められる場合は、1年を超えない範囲で期限を定め、引き続き勤務させることができるという法令を根拠としていると考えます。職員の再任用に関しては、その時々の人事、事業、職員配置、施設運営等に左右されるものと考えますが、今後この条例の活用を町として考えていくのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

貴戸議員にお答えをいたします。職員の再任用制度につきましては、貴戸議員のほうからるるありましたので簡単に説明をさせていただきますけれども、条例制定の背景にあるものということでお話をさせていただきます。当時の答弁書を見ますと、年金制度の改正というものが根本にあったというふうに考えておりまして、現状では65歳というそういう中で、そういう職員についてもどうするのかというのが改正のポイントのようでありまして、本町においても、平成14年4月から条例を制定しまして今日に至っているというのが現状であります。その上で、制定後8年の時間を経過しておりますが、これまで再任用の実績はありません。なお、今後の活用についてでありますが、1つの基準として職員を再任用しなければ公務の運営に重大な支障が生じるなどの懸念がある場合にのみ、制度の活用を検討するなど適切に対応していきたいというのが考え方であります。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 貴戸愛三

この8年間、再任用が1件もなかったということなんですけども、意外と役場の方は町民の皆さんの目を気にする部分が多々ある。町民感情を勘案すると、再任用をやるのはいいのかどうなのかという判断をされている部分があったのか。それとも過去に、そういう再任用する人材がいなかったのか、どっちかなのか。それでもってですね、その条文の中には、その人がいないと特にその業務に支障がある場合は再任用という条文になっていますけれども、ただ実際に年金の満額支給年齢が上がっています。それからもう1点、例えば民間では、確か3月の議会のときにご説明申し上げましたけれども、定年制を65歳にしなさい、65歳まで継続雇用をやりなさい、もしくは定年の廃止をやりなさい。民間は今、そういうふうに動いております。しかし、官公庁はそういった動きにはなっていない。それをなんとか補足するとか、補てんする部分で再任用制度というのが生まれたのかなというふうに思っています。3月に北海道新聞に札幌市の再任用の記事が掲載されておりました。だいたい6割以上の方が再任用、退職者の中からですね、6割以上が再任用されているということであります。今年に至っては400人が再任用された。退職されている方は638人、トータルで再任用されている人は960人、全職員の6.7パーセントが再任用されているという記事でございました。これをやってくれというふうには私も思わないんですけれども、これは町長の考え方なのかなと思いますけれども。それをこの町でやると、それこそ町民感情を考えたりしなくてはいけないのかなというふうに思います。ただですね、仕事をやっていく中で、例えばいろんな事業計画をつくっている最中とかですね、例えば施設の運営、それからそういったもののときに長くそれに携わってきた人がぽんと抜けてしまうと、例えば事業計画がなかなか前に進まないとか、施設運営がなかなか円滑に進まないとか、そういったケースはやはりあるだろうと私自身は思っています。そういったときにですね、再任用制度に該当する人物がいた場合は、やはり担当課なり町の理事者がですね、町民の皆さんにきっちり、なぜ再任用したのか説明してですね、最終的には、その人を例えば1年なり再任用することで、その事業のうまい引き継ぎができるとか、施設運営のノウハウを後輩にうまく伝えることができると。すなわち、それは最終的には町民の皆さんの利益になるんだといった趣旨でですね、私はしっかりした説明責任を果たした上で再任用をやるべきだというふうに考えています。もう一度、町長のお考えをお聞きしたい。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えをいたします。まず基本的な考え方ということで、あらためてお話ししますけれども。われわれ行政として、町民の皆さんのためにいろんな仕事をさせていただいております。この間、議会の中で民間委託のことも含めて、いろんなお話をいただいておりまして、その都度お話をさせていただいていると思うんですけれども、行政サービスを提供するという視点で、どなたがその仕事を担えば一番やはり町民の利益につながるのかというのがスタートラインというふうに思っております。その結果、私自身が町長に就任した以降も、いろんな事務の問題、機構の問題も含めて、その都度その都度判断をさせていただいて今日に至っているというのが現状の考え方であります。その中の1つに、貴戸議員のお話にあります再任用制度というのもあろうかなというふうに思っております。この間、その制度にふさわしい仕事があったか、なかったかということが一番大きなポイントでないかなというふうに思っています。その次に、町民感情という話もありましたけれども、職員間の感情も私はあるのではないかなというふうに、はっきり言って考えています。全体の組織として、どういう仕事をしていけば一番いいのかというのが、あらためて基本的な考え方になるというふうに思っておりまして、その上で今後の問題でありますけれども、制度というものは、必要な制度はやはり有効的に活用すべきというのが基本でありまして、その仕事の内容に応じて、どういう選択肢が一番いいのか、あらためてそれらを視点にしながら対応を考えていきたいというふうに思っています。以上であります。

質問 貴戸愛三

ありがとうございます。それで、これから先ちょっと、非常にですね、あまりいい中身の質問にならないんですけど。実は職員の給与等を見ると、新得町の再任用の給与というのは若干高いのかなというふうに考えている部分があります。札幌市の再任用の場合は、ほぼ現職時代の半分ぐらいというような新聞記事でございましたけれども。私は、再任用された職員というのは、30数年なり40年なり新得町役場で働いてきて再任用されたというのは非常に名誉なことだと、自分の行政経験が認められたという意味合いであれば、多少その辺の給料が安くてもいいんじゃないのかなと、そういう見直しをする気があるかないのかをまず聞きたいのと。もう1点、再任用に限っていえば、管理職にこだわる必要があるのかないのか。この2点だけ最後に質問させていただきます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず1点目の待遇という意味では、担当の課長のほうからお答えをさせていただきます。それから、管理職が、さきほど言ったように私はどなたがその仕事に就いていただくのが一番いいのかという視点でありまして、結果として、もしかしたらそれは管理職かもしれませんし、管理職でないかもしれませんし、特にそういう、私自身も含めてこだわりはないというふうに考えております。以上であります。

答弁 総務課長 武田芳秋(総務課長は2016年6月まで)

私のほうから再任用の給与の関係でお答えしたいと思います。まだ、実際に退職して再任用というのはありませんので、どうなるかというのははっきり分からないわけでありますけれども、再任用の数字につきましては、そのときの職責だとかですね、民間企業における60歳代前半の従事者の賃金とですね、勘案しながら、その給料表に位置づけしていくのかなというふうに、なるのかなというふうに考えております。以上であります。[貴戸愛三議員 降壇]

出典:新得町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる