新得町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月14日
インクルーシブ教育の取り組みを
2024年3月14日、新得町議会の一般質問で、貴戸愛三議員が「インクルーシブ教育の取り組みを」について質問し、教育長 渡會崇善、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 貴戸愛三 議員
- 答弁者
- 教育長 渡會崇善、町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 貴戸愛三
それでは、通告に従いまして、1項目、インクルーシブ教育の取り組みということで、質問をさせていただきます。1.インクルーシブ教育の取り組みを新得町は平成26年に手話条例を制定し、翌年には障がい者条例を制定いたしました。この障がい者条例は、障がいのある人もない人も相互に障がいを理解し共に生きる地域を目指し、差別のない地域教育を含む事項を総合的に取り組むこととされております。この条例を基本法として、新得町教育委員会としてはインクルーシブ教育に取り組むべきと考えます。教育長の考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
ただ今の貴戸議員の質問にお答えいたします。インクルーシブ教育につきましては、障がいのある児童生徒と障がいのない児童生徒が可能な限り共に学ぶ仕組みであり、将来を見据えて、一人一人のニーズに的確に応える指導ができるよう環境を整えていくことが重要と考えております。その上で、在籍学級の決定方法につきましては、障がいのある子や、配慮が必要と思われる子の保護者の方と幼稚園や保育所、学校が十分に相談を行い、本人・保護者の意見を可能な限り尊重し合意形成を図り、関係機関による会議を経て、教育委員会が在籍学級を決定しております。また、これまでも、保護者の方と相談する中で、普通学級の在籍を希望された場合は、普通学級に在籍するように対応しているところであります。さらに、特別支援学級に在籍しても、普通学級の児童生徒と触れ合い、共に活動する交流および共同学習に可能な限り取り組んでおり、障がいのある児童生徒にとっても、障がいのない児童生徒にとっても、経験を深め、社会性を養い、豊かな人間性を育むとともに、お互いを尊重し合う大切さを学ぶ機会になるなど、大きな意義を有するものとして行っているところであります。これからも、子どもたちの将来を考えながら、できる限り一人一人の状況に応じた取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上です。[渡會崇善教育長 降壇]
質問 貴戸愛三
今、答弁をいただきましたけれども、今日、勝毎の支局長がお見えになっていて、同僚記者の高田さんという方が9月21日に勝毎に書いた記事、この記事がなかったらたぶん今日、この一般質問はなかったというふうに思っています。あの記事があったおかげで今日、この質問をする背中を押してもらえたというふうに考えています。このインクルーシブ教育というものをこれからどういったものなのか、実は今までも実際やってきているんです。「インクルーシブ」という言葉は使っていないけれども、町民の皆さんに普通学級に在籍して、一緒に学習してもらうとか、そういったことはやってきてはいるのだけれども、たぶんインクルーシブという意味合いを知らない保護者の方、児童生徒、かなりの数がいるような気がします。できれば、これから今後、広報活動として、インクルーシブ教育というのはこういうことなんだと、こういう意味合いなんだと。将来、障がい者となったとしても、社会参画するための準備期間として非常に重要なものなんだということを、町民の皆さんに広く知ってもらうための広報活動、こういうものが必要じゃないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 渡會崇善
ただ今の議員のご質問にお答えさせていただきます。まず、インクルーシブ教育につきましては、今、議員がおっしゃったとおり、その言葉自体を使ってはおりませんけれども、その考え方であるとか、根底に流れているものについては、私どもならびに学校関係者、それから関係する保護者の皆さまには丁寧にご説明差し上げて進めているところであります。何よりも、今、その教育を受けている子どもたちにとって、その考え方が一番大切であろうと思っておりますし、もちろん保護者ならびに地域の皆さまにもその考え方、特に、新得町の条例の部分については皆さん、私以上にご存じかと思いますけれども、今後も丁寧な説明をしてまいりたいと思いますし、どのような形で広報をしていくかということについては、今後、検討させていただけたらと思っております。以上です。
質問 貴戸愛三
最後の質問になりますけれども、今、十勝毎日新聞が書いてくれたおかげで、今日、こういう形で新得町の教育委員会がインクルーシブ教育を取り組みますと、こういう言い方になる。それを担当する先生たちもこれからその教育のために必要な資料とか資材をそろえていくと。そうすると、結構やはりお金がかかってくる話になる。お金がかかってくるけれども、最後、お金の心配をするなと言えるのは財政当局ということになる。町長のもとで手話条例ができて、町長のもとで障がい者条例ができて、それを今、新得町教育委員会が実践してやっていこうというときに、町長がお金かかり過ぎだからやめろと、これはないと思うのだけれども、最後、町長、胸をたたいて、お金の心配をするなと、はっきり言っていただければありがたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
心配するなという前に一言。先ほど湯浅議員からも話があった、やはり根底にあるのは住みよい町をどう作るかという、そこに全てが行き着くと思っているんです。それにはやはりハードもあるし、ソフトもあるし、先ほど湯浅真希議員にもお話ししましたけれども、やはりいかにわれわれのレベルをどう上げるかというのは、まず一番だというふうに思っていますので、そういうことを踏まえた上で、最後、お金の心配をするなと言えばいいのかなと思っていますけれども。やはり必要な政策というのは間違いなくやらなくてはならないので、その辺、これからもそういう、この問題だけに限らず、そういった中で心がけながら予算措置をしていきたいというふうに思っています。なお、予算措置に関しては、一番厳しい総務課長と最も厳しい副町長がおりますので、この辺ともよく議員のほうも議論していただければありがたいなというふうに思っています。以上であります。[貴戸愛三議員 降壇]