みんなの議会

新得町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月20日

東大雪荘有償指定管理の議論を

2023年12月20日、新得町議会の一般質問で、貴戸愛三議員が「東大雪荘有償指定管理の議論を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
貴戸愛三 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 貴戸愛三

通告に従いまして、1項目、一般質問をさせていただきますが、諸般の事情により、議長の許可を得まして帽子を着用したままの一般質問となります。どうぞお許しください。1.東大雪荘有償指定管理の議論を今回、新聞等にも書かれました、東大雪荘の価格見直しによる赤字解消策が打ち出されました。確かに宿泊数に赤字分を価格転嫁していけば赤字が解消できるわけですが、限界があると考えます。東大雪荘の存続を含め、議論すべきと考えます。ほかの町村で公設第3セクター運営の補正予算を否決したことにより、三十数人の給与、町内で購買された物品の支払いが停止されました。三十数人の従業員のうち、3分の1がその町の町民で、その従業員は労賃不払いとなりました。今回の赤字解消法に限界があるとすれば、今後の東大雪荘運営の議論をすべきと考えます。町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

貴戸議員のご質問にお答えいたします。トムラウシ温泉東大雪荘につきましては、株式会社新得観光振興公社を指定管理者として運営しておりますが、経営改善を図るため令和4年度より外部識者と経営アドバイザー契約を結び、組織体制の変革、業務内容・財務内容の改善など多岐にわたるアドバイスを受け、これらを実行することで徐々に改善しつつあるものと認識しております。一方、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和され、来館者が戻りつつあり、利用料収入も目標を上回っているところでありますが、燃料価格や物価の高止まりは、経営に大きな影響を及ぼしております。現在、経営アドバイザーからのアドバイスの実行を含め、それぞれの部署での経費削減を行いつつ、その一方で利用料金を改正し、収支の均衡が取れ、適正利潤が確保できる施設にすることを前提として、さまざまな取り組みを行っているところであります。東大雪荘は、新得町にとって町を代表する観光施設であり、「町の重要な財産」であると考えておりますので、将来にわたり存続を前提に今後におきましても運営体制の整備を含め、最大限の努力をしてまいりますが、安定的な運営を行っていく上で、ご質問の趣旨にある指定管理料の導入についても、検討をしていきたいというふうに考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 貴戸愛三

東大雪荘がたぶん宿泊業なんか経験したことのない役場の職員が行って、そこでやっても毎年3,000万円も4,000万円も利益が上がって、町に寄付行為を起こせるような時代があったのは確かに事実であります。その夢を再びもう一度という考え方はもう今の時代、正直無理だと。例えば十勝管内でいえば、忠類のアルコにしても、士幌の緑風にしても、やはりそこは指定管理者を入れて、必要最小限の必要経費のほかに利潤というものを見て、委託するというような形で運営されています。東大雪荘の場合、どういうふうに考えたらいいのだろうということになるのですけれども、東大雪荘は例えば夏場の山岳観光の拠点であるのは間違いない。そして冬、私はここが一番本当は大事なんだろうなと思うんですけれども、温浴施設による健康保持、ここが温泉の本当の大きな意味合いなんだろうなという気がする。この部分を大切に東大雪荘をこれからも運営していくということが大事なんだろうなというふうに考えます。要するに、あの東大雪荘をこれからも存続していくために、どういう手法、どういう方法で運営していけばいいのか。これを、議会ももちろんですけれども、町民の皆さんも含めた中できっちり議論して、町民の皆さんも議会も納得いく形の中で今後の運営というのを、私は考えていくべきなんだろうなと。それができることによって、町民の健康保持のためのすごい温泉だというところが最大の売りになって、私は本来の目的を達成するいい温泉になるんだろうという気がします。町長、これを存続するために、町としてどういう方向性を持つのか。この1点だけ、町長からお伺いしたいと思います。いかがでしょう。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず、存続というそれだけの切り口の前提でいけば、極端なことをいえば、町が直営で特別会計を設置してやる。民間に全てお願いする。今、とっている指定管理者で対応していく。私も素人でたいへん生意気な言い方ですけれども、やはり「経営」という二文字がつく以上、民間の方も含めて極めて厳しい中で努力しているという、そういう前提で、では、今まで直営、今の指定管理者、やはり私、甘えがあったらダメだというふうに基本的に思っていますので、その辺のバランスをどう取っていくのかがまず1つ。結果的に、そこで働く方たちの職員と一緒になって何ができるかというのが根本にあるかなという、そこがまず、一番自分で整理しなくてはならないところだなというふうに思っています。また外れるかもしれないけれども、指定管理者というのは極端なことをいえば、それなりのかかる経費を積算していって、そこには基本的には普通は赤字というのはあり得ない。相当額の上積みをして管理料を払う。ほかの自治体がどういう手法で指定管理料を私、積算しているかまで承知していないので、もしかしたら私の認識と違うのかもしれませんけれども、「経営」という意味でいけば、収支だけを見ればそういうふうには思っています。どういうふうに努力をするか。その上で、施設全体の方向性というのは、やはり温泉は絶対的に何がなくても一番だというふうに思っています。あとはそこに建物の中でできるサービスというものが、職員も含めてどういうことを考えながらどんなことを今、やっているか。努力はしていると思うんですけれども、結果的にそれが利用者の方に受け入れられなければ、だんだんだんだん赤字になるかもしれません。その辺、どう見極めるか。それからもう1つは、インフラという意味で、あの施設にさらに何かを投資することによって、違う意味での目玉をつくって付加価値を高めるという、そういう選択肢も私、あるかなというふうに思っています。ただ、それが具体的にどういうものがいいのか。どういう環境のときにそれができるのかまで交通整理ができていないので、その辺、逆に議員のほうからもいろんな話をいただいた中で、われわれのほうで交通整理ができて、次に向けたいろんな方向性がお見せできれば一番いいかなというふうには思っています。答弁がかみ合っていないかもしれませんけれども、現状でのトムラウシ温泉に対するあらためての認識ということで、お答えさせていただきます。

質問 貴戸愛三

宿泊施設ですので、宿泊したお客さんに対してどういう満足度を持ってもらうか。さすがに食事は外すわけにはいかないということで、ジャージー牛、地鶏、エゾシカ肉、この3種類の肉を使った夕食を手配するという形の中で、顧客満足度を高めました。だけれども、それ以外の部分についていうと、誰とは言わないですけれども、古い議員の中には、決算内容を見て販管費が多すぎる、人件費が高すぎるといって、何かをやろうと思っても何もできない。要するに、昔の夢をもう一度で、それを抑えていけば利益が上がるという具合に過去に信じている人がいた。だから、ほかの部分で顧客満足度を求めて何か設備投資をしようと思ってもできない状況が長く続いた。結果、どうなっているか。食以外の部分では、今の段階で顧客満足度は全く充足していない宿泊施設になってしまった。私は、あそこの売りは絶対に温泉だと。あの60度のスチームサウナに、もし、ロウリュウができるような例えば乾式サウナがつけば、私は鬼に金棒だと思うくらいすごい宿泊施設になるだろうと。もし、サウナ業界で有名な人が風呂に入りに来て、一言言ってバズったときに、あそこのお風呂に入りに来る客の数は10人、20人、増えるんじゃなくて、たぶん100人単位で増えるくらい客が来る、そのくらいポテンシャルのある温泉なんだ。私も二十何年サウナに入っていますから、その辺の人たちよりははるかにサウナに詳しいつもりで、あの60度のスチームサウナと乾式サウナがあって、そして、あのスッキリした水がすごくいい。あれを生かさない手はないと思う。これは新たな設備投資になるのでどうでもいい話になってしまうんですけれども、町長、そういったところに対して設備投資をして客を増やす。今、振興公社の社長なんだ。そういうような気概があるかないか、最後の質問でくだらないことを聞いて申し訳ないですけれども、お聞きしたいと思います。お願いします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず、あらためて、将来にわたって存続することしか、私、頭にありません。その上で、何をどう選択するかというふうに思っていますので、貴戸議員からのあった提案、頭に入れました。その上で、われわれ常に税金を投入する以上、結果として税金を投入する説明責任は必ずついて回るので、その辺も十分われわれの側で町民の方々に理解をいただくということも含めて、提案があったことを内部できちんと交通整理をさせていただいた上で、できるだけ早い段階で次の方向性というのをお見せできるようになればいいというふうに思っています。ちょっと力が弱いかもしれませんけれども、いずれにしてもよろしくどうぞお願いいたします。[貴戸愛三議員 降壇]

出典:新得町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月20日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる