新ひだか町議会 令和6年第7回定例会 2024年12月10日
(1)日高徳州会病院の移転新築と町の対応について/(2)地域の活性化に向けた対策について
2024年12月10日、新ひだか町議会の一般質問で、川端克美議員が「日高徳州会病院の移転新築と町の対応について」「地域の活性化に向けた対策について」について質問し、健康推進課長 及川啓明、農政課長 及川敦司、水産林務課長 新川兼一、まちづくり推進課長 森勝利、保健福祉部長 上田賢朗、副町長 田中伸幸、まちづくり推進課参事 田中孔洋、総務部長 柴田隆が答弁しました。
- 質問者
- 川端克美 議員
- 答弁者
- 健康推進課長 及川啓明、農政課長 及川敦司、水産林務課長 新川兼一、まちづくり推進課長 森勝利、保健福祉部長 上田賢朗、副町長 田中伸幸、まちづくり推進課参事 田中孔洋、総務部長 柴田隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 川端克美
通告に基づいて一般質問を行います。1点目は、「日高徳州会病院の移転新築と町の対応について」であります。日高徳州会病院の移転計画が現在進められておりますが、全員協議会における説明あるいは新聞記事等によっても移転候補地は町内または隣町の新冠町ということであり、新冠町においては11月に開催されている町政懇談会のテーマの一つに日高徳州会の誘致に向けた取組があったとの報道があります。日高徳州会病院は現在こうせい町にあり、患者及び従業員の多くは新ひだか町民であり、新冠町に移転が決定した場合、新ひだか町の医療体制や住民生活における影響は非常に大きいものと思います。医療機関や医療スタッフが都市志向を強め、地方における医療の確保は非常に厳しい状況にあるとの認識は町理事者においても非常に強いものがあると思っています。日高徳州会病院のように病床数199床、うち一般病床110床を持ち、人工透析を行っている総合医療機関は本町の医療体制にとってもなくてはならない医療機関だと思っています。この件について現在の状況と新ひだか町、当町の取組についてお伺いをしたい。1つ、町は日高徳州会病院の町外も移転候補地とした移転新築計画に関してどのように対応してきたか。当町内に移転してもらうよう働きかけを行ってきたと思いますが、対応を伺うものです。また、日高徳州会病院においても病院の位置はそろそろ決定するものと思いますが、今後の対応についてお伺いをいたします。2番目に、町は日高徳州会病院が新冠町に移転した場合、影響をどのように見込んでいるのかということであります。新ひだか町及び住民が被る負担、これをどのくらい見込んでいるのか。これによってどのぐらいの精力をかけて移転を町内にしてもらうかということにも関わってくると思います。静内地域で移転新築が行われる場合は、これは杞憂に終わるわけですが、あらゆる状況を想定していたと思いますし、その影響を数値化して日高徳州会病院の町内移転に向けて努力されていたと思いますので、その影響をどのように見込んでいるのかをお伺いしたいと思います。1つには財政的影響、2つには町内の関連事業者及び企業に与える影響、3つ目に従業員に与える影響、これは他町への転出であるとか通勤負担の問題でもあります。通勤負担でいうと、町内であれば自転車で通えるところが町外に転出するということになると非常に遠い、非常に遠いといいますか、新冠町そんなに遠いわけではありませんけれども、自転車でいくというのはなかなか困難だろうなと思います。新ひだか町の医療体制に与える影響、これは町内の一般入院病床の激減であります。先ほども言いましたように、日高徳州会病院、一般病床、入院病床は110床持っています。これがなくなるということでありますし、療養病床も89床あります。救急告示医療機関の転出、これによって静内病院がどのような影響を受けてくるのか、これについても非常に大きな影響があるのだろうなと思います。入院患者及び家族に与える影響はどうなのだ、また透析患者の通院負担はどうなっていくのか、非常に与える影響は大きいと思います。3つ目に、こうした影響を踏まえて、町は日高徳州会の移転に関して町内に移転してもらうために具体的にどのような働きかけを行ってきたのかを伺いたいと思います。1つには病院敷地、駐車場用地ほか病院関係附属施設用地についての働きかけ、病院移転に関わる諸支援、3つ目に企業立地促進条例を適用しての支援、いろいろあると思うわけですけれども、具体的にどのような働きかけを行ってきたのかということをお伺いしたいと思います。2点目は、「地域の活性化に向けた対策について」であります。地域が活性化するときは生産活動の拡大や人口の増加が生じてきます。これは所得機会が多くなると人が集まるからでありますが、本町に限らず多くの自治体で人口減少が止まりません。人口の減少を前提とするなら、より付加価値の高い生産活動と滞留人口の増加対策が鍵となってくると思います。そこで、以下についてお伺いをいたします。各業種において現在の事業者数と15年後、これは今2024年ですから2040年、現在非常に多くの業種において中高年者、60代あるいは70代の人たちが総合事業の主体となって働いていると思うわけですけれども、15年後には多分なかなか厳しい状況になっていて、後継者に譲る、あるいはというような状況になってくると思いますので、その事業者数をどのぐらい見込んでいるのかということをお伺いしたいと思います。人口が減少すると商工業の発展、これが難しくなりますし、それだけでなく地域自体が非常に住みづらい、地域の生活環境が非常に衰えてくるというのですか、住みづらくなってくる。これを維持するためにも、やはり人口というのはしっかりと支えていく、そういう必要があると思っています。静内地区は、農業、漁業のほかにも商工業が盛んな地域柄ですけれども、なかなか最近の状況ではそうにもなっていないのではないかと思います。それで、農業と漁業については温暖化に対応した新たな取組について説明を求めたいと思います。これは、今後の対策について、難しいながらも大きく期待をしながら答弁を求めたいと思いながら質問をしているものであります。農業では軽種馬、酪農、肉用牛、肥育も含んだ肉用牛、米、ミニトマト、花きについてそれぞれお伺いをしたいと思います。漁業についても同じように将来の対策についてお伺いをしたいと思います。それと、個人事業の商工業の見込み、今後の見込みです。現状、今後の見込み。それから、商工業においては最近5年間で何件の廃業、起業があったのかというものです。5点目に、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を機会にどのような事業が検討されているかということであります。これは、ぜひ具体的にどのような事業を検討しているということをお伺いしたいと思います。6点目に、インバウンド呼び込みは大変重要だと思っています。現在どのような状況にあるのか、海外の観光協会等に働きかけている事例はあるのか、また今後積極的に働きかけを行う予定はあるのかお伺いをしたい。7番目に、全国一の軽種馬産地を生かした活性化にどのように取り組んでいるのかということであります。新ひだか町自体、町のセールスポイントとして全国一の軽種馬生産地だということは再三いろんな場面で述べられています。広大な放牧地を持つ環境、これは地域ブランドとして有効な、非常に有力な要素でないかなと思うわけですけれども、ただ軽種馬が経済動物であるということから非常に大きな問題というのですか、観光化に向けての課題があるのだということは重々承知しておりますけれども、それを乗り越えた対策を考えられているのかどうかお伺いをしたいと思います。最後に、外部委託で町内経済循環に効果があったものはどのような事業かということでありますが、これは以前町長の施政方針で民間ができるものは民間に、そして町内の経済循環を進めて活性化を図るという趣旨のものがあったと思います。これは、そのことについては非常に賛同する、私も賛同しています。それが現在どのような事業があって、どんな効果が上がっているのか、これについてお伺いをしたいと思います。壇上からの質問は以上であります。
答弁 健康推進課長 及川啓明(健康推進課長は2025年3月まで)
川端議員からの御質問の大きな1点目、「日高徳州会病院の移転新築と町の対応」につきまして御答弁申し上げます。1つ目の町はこの件についてどのような対応をしてきたか、今後の対応はについてでございますが、これまでの町の対応につきましては、令和6年3月8日開催及び令和6年5月24日開催の全員協議会において、それまでの対応をしてきた経緯の内容説明をしてきたところですが、簡単に振り返りますと、移転改築の延期報道後、一般社団法人徳州会の本部の担当部長2名が来庁の上、町長へ移転候補となる土地の情報提供の依頼がございました。依頼が現病院の立地場所の周辺での希望もあったことから、静内地区市街地の中で公有地、民有地にかかわらず、13か所の情報提供を行っております。さらに、この中から2か所に絞られた土地を本部の担当部長が現地視察を行うことになり、副町長と保健福祉部長が現地に同行し、詳細な説明を行ってございます。また、徳州会本部の理事長が現地の視察に来ることになったものの、町からの随行は必要ないということ、町長が理事長への御挨拶をしたい旨の申入れに対しても日程が厳しいという理由で断られております。その後、町内の候補地が1か所に絞られ、用地選定に当たっては地盤のいい場所を選定したいということで地質調査等を行うこととなったため、地権者からの了承を取り付けるなどの調整を行い、7月中旬頃には地質調査が完了したとの報告を受けております。また、地質調査の結果を受け、年内をめどに土地の選定を行っていきたい旨の回答をいただいていたというところまでを5月の全員協議会で御報告させていただいていたところでございます。そこで、土地の選定のめどの年内の期限を迎えつつあったこともあり、12月5日に確認を行ったところ、いまだ土地の選定には至っていないとの回答を受けたところでありまして、選定時期の目途につきましても未定という回答でありました。このように、日高徳州会病院からの要望やリクエストのあったことに対しましてはスピード感を持って可能な限り対応を行い、移転改築のための支援に努めているところでありますし、今後の対応につきましても、町の基本的な考え方といたしましては、最初より日高徳州会病院が町内で引き続き診療を行っていただけるよう、いただいた要望に対し可能な限り最大限の支援を行っていく考えできておりますので、これからもその考えに変わりはございません。次に、2つ目の日高徳州会病院が他町に移転した場合の影響をどのように見込んでいるかについてでございますが、主なところで申しますと、最初に町税への影響が考えられます。具体的な金額などは税情報になりますので、申し上げられませんが、法人移転に伴う法人町民税の減額、現病院や設備、医療機器等の償却資産が撤去された場合の固定資産税の減額、病院の底地を売却した場合の固定資産税の減額、医師、看護師等の病院従事者が町外へ転居した場合の町民税の減額などが考えられ、それぞれのタイミングにより影響のある年度が変わってくるものと考えられます。次に、日高中部消防組合で対応している救急搬送への影響が考えられます。救急搬送にあっては、かかりつけの医療機関が夜間、休日等で休診の場合は、患者様やその御家族の希望などを考慮し、町立静内病院や日高徳州会病院への受入れを依頼しております。令和5年度の当該組合で対応している救急搬送件数が1,155件ありましたが、そのうち36%程度を町立静内病院が受け入れ、46%程度を日高徳州会病院が受け入れている状況にありますので、日高徳州会病院が受け入れていた一部が町立静内病院への搬送になってくることが想定されます。また、各医療機関で対応が困難な患者等を都市圏の医療機関へ転院搬送を行っておりますが、その大半を当該組合が担っておりまして、その医療機関の所在地を所管する消防や支署が対応することになります。令和5年度の転院搬送件数が285件ありましたが、そのうちの50.9%の145件が日高徳州会病院から転院搬送でありましたので、これらの対応件数が静内署から転院先の所管署への対応へ変わることとなります。これらのほか、現病院敷地に院外薬局がございますので、この院外薬局が併せて移転されることになりますと固定資産税への影響が考えられますし、ここで従事されている職員の方々が町外移転となりますと町民税への影響などが考えられます。また、これまで徒歩やタクシーにより日高徳州会病院へ通院やお見舞いに来られていた方々にとってはかなりの御負担になってくるものと考えられます。次に、3点目の町内で移転してもらうための働きかけについてでございますが、御質問にありました企業立地促進条例などの適用については、今回の件にあっては該当するものではございません。また、今回のみだけではなく、過去からも町内外の商業施設等の移転に関しましても当時の制度の範囲内での対応を行ってございまして、今後におきましても対応でき得る制度の範囲内での支援となるものと考えてございます。冒頭でも申し上げましたが、町の基本的な考え方といたしましては、日高徳州会病院が町内で引き続き診療を行っていただけるよう要望や相談のあったことに対しましては現行制度で対応できる最大限の支援を行ってまいりますし、これからも最大限の支援をしてまいりたいと考えております。
答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)
川端議員からの御質問の大きな2点目の「町の活性化に向けた対策について」の1点目、農業について御答弁申し上げます。近年の国内の農業情勢につきましては、国際情勢が不安定なことから、機械設備、生産資材、燃油など、営農に関する全ての経費が高騰しているほか、地球温暖化により気候変動や自然災害、海水温の上昇など、世界中に様々な影響を及ぼしています。当町におきましても同様に、物価、エネルギー高騰の影響や、昨年の夏にはこれまでに経験のない高温により農畜産物に影響があったことは記憶に新しいところであり、農業を取り巻く環境は厳しさを増しているものと認識しているところでございます。そこで、担い手対策についてでございますが、新ひだか町新規就農対策基本方針に基づき、新規就農作目である施設園芸のミニトマト、花き及び和牛の3つの作目に限定し、これまで新規就農対策に取り組んできたところであります。その結果、平成24年度以降の就農実績といたしましては、ミニトマト23組38人、花き6組8人、和牛3組3人の合計32組49人が現在営農している状況にあります。また、実績はございませんが、今申し上げた3つの重点作目以外の新規就農対策につきましては、令和3年度に策定した第三者農業経営継承推進計画に基づき、経営移譲を希望する方から相談があった場合には、第三者継承を前提とした継承希望者の募集から就農後のサポート体制まで一貫した支援体制を整備しているところであります。なお、15年後の担い手数につきましては推計してございませんが、高齢化や後継者不在による離農により担い手が減少する一方で、それらの農地の集約化により1戸当たりの経営面積が拡大していくものと考えているところであります。温暖化対策につきましては、近年の気候変動により特に施設園芸におけるハウス内の高温障害が大きな問題となっていることから、今年度において北海道の施設園芸生産基盤緊急支援事業を活用し、27戸の生産者が暑熱対策として主に遮光ネットを導入したところであります。また、農業実験センターにおいてはデルフィニウムの高温耐性品種の検証試験を実施した結果、高温の状況下でも生育が良好であった2品種が共選品目に採用され、来年以降から多くの生産者が栽培する見込みとなっております。さらに、国の高温対策栽培体系への転換支援事業を活用し、各種遮光資材及び循環扇等の設置と、各種センサーによるデータ収集を行い、暑熱効果を検証する試験も実施してきているところであります。そのほか本年11月には札幌管区気象台から講師を招き、近年の日高地方の気象や農業における基本予測データの活用事例などについて生産者を対象とした研修会を開催したところであります。当町といたしましては、農業を取り巻く環境が厳しさを増している中、持続ある農業経営が図られるよう今後におきましても引き続き農業担い手育成支援協議会を中心とした担い手対策を継続しつつ、関係機関、団体等と連携、協力しながら、気候変動等に対応するための試験や新たな技術についての調査研究に取り組んでまいりたいと考えております。
答弁 水産林務課長 新川兼一
川端議員からの御質問の大きな2点目の「町の活性化に向けた対策について」の2点目、漁業について御答弁申し上げます。近年の国内の漁業情勢につきましては、地球温暖化による海洋環境の変化の影響と思われる水産資源の変化や国内での魚食離れによる水産物の消費低下、高齢化や担い手不足による就業人口の減少など厳しい状況にあり、また国際情勢が不安定なことから資機材や燃油などの操業経費が高騰しているなど、水産業を取り巻く環境は厳しさを増しているものと認識しております。そこで、御質問のありました漁業の担い手についてでございますが、令和6年12月現在のひだか漁業協同組合の当町の組合員人数は234名で、15年前の平成22年では302名となっており、これまでの間38名の新規就業者がおりましたが、全体では68名が減少となっております。15年後の担い手数については推計しておりませんが、今後も高齢化や後継者不足により担い手が減少するものと想定しております。要因の一つとしましては、経営の不安定さが大きいと思われることから、今後も所得向上につながる対策に取り組んでいくとともに、関係団体と連携した就業フェアへの参加や各学校での出前授業の実施など、漁業の魅力発信や就業支援を行いながら担い手確保に努めてまいりたいと考えております。次に、温暖化対策についてでございますが、水産庁のデータでは地球温暖化により日本近海の海水温が令和元年においてこの100年で1.14度上昇しており、世界平均のプラス0.55度と比較しましても約2倍となっていることが公表されており、道内でも令和3年に発生し、国内最大の漁業被害となった赤潮発生など、局所的な海況の変化も様々な水産資源へ影響を及ぼしております。これらを踏まえ、当町での漁業における温暖化対策につきましては、防止、低減対策として海洋での炭素吸収源となる藻場の保全に引き続き取り組んでいくとともに、新たな取組としましては、温暖化に伴い近年水揚げの増えている暖流系の魚種を対象とした操業体制の整備や加工技術の導入による高付加価値化、日本産水産物の需要が国外で増えていることに着目した輸出体制の整備や販路の確保、海洋環境に左右されず、安定した生産が見込める陸上養殖など、様々な視点で取組を検討していかなければならないと考えております。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
川端議員からの御質問の2点目、「町の活性化に向けた対策について」の3点目から8点目について御答弁申し上げます。初めに、3点目の個人事業の商工業についてでございますが、個人で事業をされている方全体の状況については把握し切れてございませんので、町が関わっている事例を取り上げて御答弁させていただきますが、付加価値の高い商品づくりという点で申し上げますと、令和4年度から取り組んでございます静農ブランド開発促進プロジェクトでは、高校生と地元事業者が連携し、地元食材を活用した魅力的な特産品開発に取り組んでいるところでございまして、昨年度までの2年間で9つの商品が誕生し、既に町内外での販売を開始しているところでございます。また、ふるさと応援寄附に関する返礼品開発におきましても、選ばれる商品づくりに多数の事業者が取り組んでいるところであり、その成果の一つとして令和5年度の寄附額は前年度の約2.9倍となる5億円に到達したところでございます。これらは一例ではございますが、今後におきましても将来を見据えた事業者の前向きな取組を支援しながら町の活性化へとつなげてまいりたいと考えてございます。次に、4点目の商工業における最近5年間の廃業、起業についてでございますが、こちらも町内全体における状況については把握し切れてございませんので、新ひだか町商工会への聞き取りによる廃業と創業の状況について御答弁させていただきます。令和2年度におきましては廃業が6件、創業が12件、令和3年度におきましては廃業が11件、創業が15件、令和4年度におきましては廃業が21件、創業が14件、令和5年度におきましては廃業が26件、創業が25件、令和6年度におきましては、11月末日までの実績となりますが、廃業が17件、創業が20件となってございまして、令和2年度から令和6年11月末日までを合計しますと廃業が81件、創業が86件となっており、若干ではありますが、廃業数よりも創業数が上回っている状況にございます。次に、5点目の日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を機にどのような事業が行われているか、また今後どのような事業が検討されているかについてでございますが、これまでの取組としましては、静内桜まつりの開催期間中、環境省新ひだか自然保護官事務所との連携事業として日高山脈の魅力を紹介する写真展を観光情報センターにて開催したのを皮切りに、国立公園誕生を祝うPR用看板や懸垂幕、街灯フラッグなどを町内各所に設置したり、町広報8月号において特集記事を掲載したりするなど、町内における機運醸成に努めてきたほか、静内川歩道橋に設置している日高山脈の案内看板のリニューアルや、10月20日には静内山岳会主催の第70回町民登山大会を日高山脈襟裳十勝国立公園誕生記念事業として実施していただき、出発前に新ひだか自然保護官事務所のレンジャーによる講話により国立公園に至るまでの経過などについて参加者と共有する場を設けるなど、国立公園に対する興味や理解を促進するための取組も展開してきたところでございます。今後につきましては、具体的な事業としては、今年度悪天候により実施を断念しましたペテガリ岳ボランティア活動の実施や静内山岳会と連携し、町民登山大会などを通して日高山脈をはじめとする地域の魅力を伝えるための取組を継続してまいりたいと考えてございますし、本年8月に設立されました日高山脈襟裳十勝国立公園協議会における議論を踏まえながら、優れた自然環境の保全と適正な利用を推進する中で、関係する13市町村が連携した取組についても検討してまいりたいと考えてございます。次に、6点目のインバウンドの呼び込みは現在どのような状況か。また、海外の観光協会等へはどのような働きかけを行っているかについてでございますが、コロナ禍前におきましては、観光協会と連携しながら主にタイや台湾からの観光客誘致に力を入れていた時期もありましたが、なかなか定着する取組には発展せず、その後コロナ禍に突入したこともあり、現状としては町あるいは新ひだか観光協会におきましてもインバウンドの呼び込み、あるいは海外の観光協会等への働きかけについては実施できていない状況にございます。近年のインバウンドにおいては、体験、滞在型観光の需要が大きいとされている中で、民間事業者においては国立公園の誕生を機に新たな事業を展開している状況も見受けられますことから、それらの民間事業者や観光協会等と連携しながら、滞留人口の増加や地域内消費の拡大などにつなげられる仕組みや環境づくりを目指して取り組んでいきたいと考えてございます。次に、7点目の全国一の軽種馬生産地を生かした活性化にどのように取り組んでいるかについてでございますが、日本一の馬産地である当町の特色を生かし、ここでしか経験することのできない馬との深い関わりを体験することにより、地域の産業、文化、ふるさとの魅力を学び、馬産地を担う人材育成を図るとともに、馬産地の魅力を町内外にPRすることを目的として、令和5年度よりうまカルフェスin新ひだかを開催してございまして、本年も10月26日に開催し、道外からの参加も含め2,500名の来場となってございます。また、町内で種牡馬を繋養しているレックススタッドとアロースタッドに御協力いただき、7月初旬から11月中旬までの期間スタリオン見学を実施してございますが、エントランス広場に牧場案内所を開設し、競走馬のふるさと日高案内所とも連携を図りながら、牧場見学に当たってのマナーや守るべきルールを徹底するなど注意喚起を行ってございます。コロナ禍において他のスポーツ競技等が開催中止やスケジュール短縮を余儀なくされる中、中央競馬については年間スケジュールをほぼ変更することなく消化してきたことが新たなファンの獲得につながっているようで、今年度の牧場見学者は昨年と比較して2,500人増え、8,264人となってございまして、これらの競馬ファンを来町者として迎え入れる体制づくりも活性化策の一つと考えているところでございます。最後に、8点目の外部委託で町内経済循環に効果のあったものはどのような事業かについてでございますが、川端議員が具体的にどの委託業務をイメージして御質問されておられるのか残念ながら通告書から読み取ることが難しい状況にございましたので、ただいま御説明したうまカルフェスin新ひだかに関して御答弁させていただきます。うまカルフェスin新ひだかについては、昨年の第1回目より町内において馬業界に精通した事業を展開している民間事業者に企画運営を委託して実施しているところでございますが、その効果としては馬に興味のある方々の多様なニーズを踏まえた魅力的なイベント企画などの感性、馬に関わる要人との人脈活用など、役場の直営では対応が難しい部分に柔軟かつスピード感を持って取り組んでいただけた点は外部委託の大きなメリットであったと感じております。また、このイベントによる経済効果として町内の宿泊施設においてはイベントの前日、当日ともにほぼ満室であったと聞いてございますし、会場での飲食はもとより、夜の飲食という部分も加味しますと、町内における経済循環に十分効果のあった事業と考えてございます。さらに、会場内で行ったアンケート調査では多くの方から満足度の高い評価をいただくとともに、第3回目の開催を強く望む声が多数寄せられており、馬産地ファンの獲得という観点からもイベント開催の成果は非常に大きいものがあったと感じているところでございます。
質問 13番 川端克美
今質問に関しては一通り御答弁いただいたのですけれども、1点目の日高徳州会病院の移転に関して、相手先もあることで対応は難しかったのだろうと思うのですけれども、なかなか相手に会うこともできない、思いも伝えられないというようなことだと思うのですけれども、御答弁にありましたように、影響は職員にあっても、財政的にも、それからそこで働いている従業員にあっても、入通院している患者さんにあっても非常に大きいものがあると、そしてまた静内病院においても負担は増えてくるだろうと。いろんな大きな影響が御答弁にもあったわけですけれども、それで1つ確認しておきたいのは、会えていない、あの後、全員協議会の説明の後、徳州会のほうからも、徳州会のほうからというか、町で徳州会のほうに接触する機会は全くなかったのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
私窓口でお話しさせていただきましたので、私のほうからお答えさせていただきます。前回5月の全員協議会、こちらのほうでそれまでの経過説明というのはさせていただきました。そのときにはそれなりに、例えばこちらからこういった場所はどうでしょうかというふうなものを提示しながらのお話ができていましたので、その中で動きがありました。ですので、5月のときにはお話をさせていただきました。ただ、それ以降、そのときに年内をめどに移転先といいますか、その場所を選定したいというふうなお話がございました。それまでの間特に動きがございませんでしたので、向こうからの問いかけもございませんでしたし、こちらからの確認もございませんでした。ですので、全く動きがないというふうな状況の中であえて御説明はしていなかったというふうなものでございますので、そこはまずは御理解いただきたいと思います。今回こういった御質問いただいたというのと年内に選定したいというふうなお話が向こうからありましたので、それを機会に、たまたま向こうの事務長さんとお会いすることがありましたので、その中でその後どうなったのでしょうかねというふうな御確認をさせていただいた中で、先ほど壇上からの御答弁の中で12月5日に会って、まだ選定は決まっていないと、めども立っていないというふうなお答えをいただきましたので、この場をお借りして御報告させていただいたというふうなことでございます。
質問 13番 川端克美
ほとんど会えていないというような状況については分かりました。ただ、これは全く仮定の話なので、仮定の話をどこまでするのだということにもなるかもしれませんけれども、企業誘致と同じようなものだと思うのです。最近においては道内においても当別町で大学が移転したとか、札幌ドーム、日本ハムファイターズの本拠地が変わったとか、その影響は非常に大きい。それについてもともとあったところの自治体がどのような働きかけを行っていったのかということは私承知しておりませんけれども、大変大きな問題で、それなりの、それなりといいますか、大変大きな努力はされたのだろうなと思います。そうした非常に大きなインパクトのあるものについて何事もなく静内地区内で移転されればそれにこしたことないわけですけれども、もし移転先が他町になるということになったときに、果たしてそれでよかったのかという声は当然のことながら住民のほうからも起きてくるのではないかなと思うわけです。それで、十分な働きかけを行ったのかということを再三お聞きというか、今再質問でもさせていただいているわけですけれども、先ほどの課長答弁の中で徳州会の要望というようなお話もあったかと思うのですけれども、徳州会のほうからは新ひだか町に対してどのような要望があったのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
最初の入りとしましては、町内に移転を考えているのだというところでいい場所はないだろうかというような話の中で、当初は副町長のほうが当時部長だったときだと思うのですけれども、町内をぐるっと出向いて案内したというのが最初であります。その後具体的に、先ほど御説明しましたとおり本部から2名の部長さんが来られて、基本的には静内地区、こちらの今ある病院の近くにどこかいい場所がないだろうかというふうな相談がございました。その相談を受けましたので、町としてはどういった場所があるのだろうかと、公有地含めて、民地も含めて、ある程度の面積がある部分、こちらを13か所ピックアップしまして、それを病院のほうに提示をして、この場所というのはこういう場所ですというふうな説明をしてございます。その後その場所の地質といいますか、近隣の建物、こういったものを建てたときの地質調査してございますので、そういったものがある場所につきましてはそういったデータも見せながらお話をさせていただいているというふうな経緯もございます。ですので、全くこちらが何もしないでどこか探してくださいということではなくて、向こうから相談されたことに対してはそれに答えるだけの準備をして、説明をしながら対応しているというふうなものでございますので、何もしていないということではございません。
質問 13番 川端克美
聞かれたこと、あるいは要望されたことについては対応していきましたと。それについては分かりました。うちの町から積極的に働きかけはしていかなかったということでよろしいですか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
積極的なというのがどういったものを考えておられるのかちょっと私分かりませんけれども、壇上でもお話ししたとおり、町で今持っている制度、こちらの制度の中で対応できる部分についてはこちらのほうからお話ししている部分でございます。でありますので、どういった部分が、積極的なというのが何を指しているのかちょっと分かりませんけれども、こちらでできることというのはこちらからもお話ししてございますので、そういった部分で対応しているということでございます。
質問 13番 川端克美
先ほどの答弁の中で何月かの中旬頃に地質調査は終わったというふうな御答弁もあったのですけれども、何月の中旬だったのですか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
7月中旬頃に選定を考えている場所の地質調査を行いたいというふうなお話があって行われたということでございます。
質問 13番 川端克美
それと、もう一点、3番目にお聞きした移転に関して、町内に移転してもらうためにどのような働きかけを行ってきたかという中で企業立地促進条例を適用しての支援についてどうだったのかということだったのですけれども、これについてはこの条例に該当しないと。そうなのかもしれないですけれども、この企業立地促進条例、ピュアに移転した業者さんのときにはしていたのですけれども、あれはピュアという指定施設だったから条例の対象になったということなのですか。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
企業立地促進条例、こちらのほうに事業場、次に挙げる施設をいうというふうなもので対象となるものを掲げてございます。その一つに製造の事業、また情報通信技術利用事業、それと製品等の開発に利用するための試験または研究を行う施設、また旅館業、それと地域振興に資するもの、指定町有財産等を活用するものに限るという部分がございまして、これに今回の病院の移転に係る部分については合致しないというふうなもので考えていました。
質問 13番 川端克美
説明については分かりました。それで、この企業立地促進条例、例えばこれの一部を改正することによって提供していくということも考えられるかと思うのですけれども、それについては検討されなかったのか、または検討する余地もないということなのか、お伺いをしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 上田賢朗(保健福祉部長は2025年3月まで)
壇上でもお答えしたのですけれども、これまでも当地区にあっては札幌のほうの企業ですとか、道外の企業ですとか、そういった企業来ていて商業していただいているというふうなものもございます。そういったものもある経過の中で、今回のことだけを対応するためだけに条例改正するのかというふうなものもいかがなものかなと思います。町内にはほかにも病院が数件ございますので、そういったものの老朽化になったときには町内で移転した場合には対応しなければならないというふうなものもございますので、そういったものを全体考えてこの条例の改正をしたいというふうなことは考えてございません。
質問 13番 川端克美
それでは、徳州会病院の移転に関してはこれで最後にしますけれども、先ほどの様々な負担、影響が想定されるのだけれども、条例、条例といっても現行条例2,000万円ですけれども、こういった金額、あるいは用途、そういったことを変更してまではしないと。新ひだか町としては地の利というのですか、人口あるいは周辺環境、そして地質的な環境、これを見て町内で移転してほしいという希望を持って、ほかの積極的な対策については検討しないということでよろしいのですね。
答弁 副町長 田中伸幸
先ほど上田保健福祉部長のほうからも私が部長のときから関わっていたというお話で、この件に関しましてはどこの部署ということでなくて、全職員といいますか、ピンポイントにこれはあなたがやって、これはあなたがやってということで限りなくスピーディーに対応してきております。常任委員会でも川端議員のほうからこれは早くやらないと駄目だぞという御指摘があって、その御指摘以上にスピーディーに対応はしてきたつもりです。もともと徳洲会病院というのは、多くの皆さんが御存じだと思いますけれども、前身はかとう病院という町内の病床のある病院でした。それがいろいろな事情があって静仁会静内病院ということで徳洲会の資本が入って、かとう病院大きくなったのだなというようなイメージで、町内の方はそういうイメージでいると思います。それが日高徳州会病院に変更になった。なぜなったかということを本部の方にお聞きしたら、これは正式な中核病院にはなっていないのですけれども、日高医療圏域の中での中核病院を私たちは狙っているのですという思いでいるのですということをお聞きしておりますので、一町の固定資産税のどうのこうのだとか一町の病院の事情がどうのこうのでこれは動くものではないのだろうなという思いで今でもおります。例えば隣町に移った、逆の隣町に移ったとすると、固定資産税の減る以上に患者様に非常に迷惑がかかることになります。その後バスを出す、何を出すという、町内でもやっておりますので、いろんな手段はあるかと思いますけれども、透析のこととか入院のこととか救急のこととかを考えると、非常に移すことで問題があるのだろうなとは考えております。12月5日に本部の不動産部の方も来られました。これは5年前から来られている方が、いろいろ電話でもやり取りしていたことがあるのですけれども、病院はお金で動くものなのでしょうかと率直にお話をしました。我々何も求めていませんし、何かを支援するというお話もしたことはありませんけれども、うわさでは聞こえてくるのですけれども、お金でこういう大きな病院動くのでしょうかということをお聞きしたところ、言葉には詰まっているところありましたので、私どもとしては中核病院となろうとしている大きな病院を、この大きなグループのところの病院を僅かな私たちの固定資産税をまけるだとか、何かを支援するだとかということではなくて、ここに残っていただくために行政でできることの精いっぱいのことはやっていこうと思っています。今までもやってきたつもりでございますし、今後もやっていこうと思っておりますので、金銭的な支援というものは今のところは考えていないというところでございます。
質問 13番 川端克美
分かりました。徳州会病院についてはこれで終わりたいと思います。次に、地域の活性化に向けた対策についてでありますけれども、15年後の就業人口を想定していないというのは非常に残念なことだなと思っています。先ほども言いましたとおり、生産そのものは土地が集約される、あるいは生産手段が集約されるということで、生産そのものには大きな影響は出てこないのだろうなとは思うのですけれども、戸数というのは非常に、地域を考えるときに戸数、人口というのは非常に大きなインパクトを持つのだと思うわけです。それで、大変申し訳ないのですけれども、水産に関しては先の見通しを持ちながら、陸上養殖であるとか、そういったことも考えていかなければいけないということですので、考えようとしているのだなとか、まだ具体的に何をというようなところまでいかないにしても、やっぱり農業だとか水産だとかというのは天に向かって仕事をしているというようなことがあって、小手先の対策ではどうにもならないような状況が起きるのだと、起きているのだと思うのです。ですから、温暖化であれば温暖化に、その気候条件に対応したものを選定していく、そういったことがどうしても必要になってくるのだろうなと思うのです。それについては十分に検討していただきたいなと思うわけです。日高山脈襟裳十勝国立公園の指定の関係なのですけれども、状況については、現在の状況は周知あるいはPRというようなところにとどまっているのかなと思うのですけれども、先ほど北道議員に対する企画課長の答弁の中で体験観光というようなところまで、具体的にはなかったですけれども、踏み込まれていました。まさに求められているのが大自然の中で体験観光ということなのかなと思うのですけれども、これについての見通しはどうなのですか。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
川端議員も御承知のとおり、現在日高山脈に町からアクセスするルートについて通行止めという状況にあるという中で、なかなか体験、滞在型のメニューづくりというところに苦戦をしている状況にございます。ですが、一方で壇上からも答弁申し上げたとおり、民間事業者によるメニューづくり等も今見えてきているような状況にありますので、そういったところとも連携しながら今後メニューづくりのところから取り組んでいきたいというのが今の状況というところでございます。
質問 13番 川端克美
日高山脈については今道路が通行止めになっているということで、ちょっと条件的に悪いかなとは思うのですけれども、静内地域、三石も同じなのですけれども、静内地域であれば浦河を通っての日高山脈、1時間ぐらいで行ける、あるいは平取のほうにも1時間ぐらいで行けるだろうと。その中で日帰りで登ってくる。それから、平取の幌尻なんかでは日帰りは無理なのかもしれないですけれども、静内だったら静内地域に拠点を置いて、えりもから日高までいろんなところに日数かけて行ってくることができるよというようなことも可能だと思うのです。ですから、そのことについても具体的に進める予定はありますか、それとも全然、町内の観光業者さん、あるいは地元の有志というのですか、有志のグループとか、そういった見通しについてはどうですか。
答弁 まちづくり推進課長 森勝利
当然観光という分野になってくると思いますので、地元の観光協会との連携というものを密にしながらそういった体験、滞在型のメニューづくり、また先ほど川端議員おっしゃられるように当町の最大のメリットである宿泊施設の充実という部分もございますので、そういったものも生かしながらのメニューづくりに取り組んでまいりたいと考えてございます。
質問 13番 川端克美
次に、インバウンドの関係なのですけれども、一般的な考えとしてはそうなのでしょうけれども、具体的に取り組む予定はありますか。
答弁 まちづくり推進課参事 田中孔洋
インバウンドについては、これまでもツアーの造成というところでモニターツアーをやったり、そういうことで外国人にも実際来ていただいてそういうツアーの造成、モニターツアーを実施してきました。非常にこの日高管内というのは、そのときは自転車、サイクリングと食、昆布という、その2点をメインにしたツアーだったのですけれども、外国人の方からも非常にこのツアーすばらしいということで商品にもすぐできるのではないかというような評価をいただいたのですが、今度実際ツアーをやる事業者がなかなか見つからない、あるいはガイドさんが必要という部分もありましてなかなか進んでいかないということもありますけれども、この辺については引き続き検討、研究をしていきたいと思っていますし、あと北海道観光機構という団体が今国立公園のインバウンドの検証ツアーをやっていまして、アジア系の観光事業者の方を招聘して先日もこちらに視察に来られています。聞きますと日高山脈の13市町村を全て回って、どういうツアーがいいのか、そういう検証をしていくということなので、その辺も私たちも協力させていただきながら現実になっていけばいいなと考えているところでございます。
質問 13番 川端克美
私も新聞を隅から隅まで丹念に読むというほうではないのですけれども、たまに他町の関係でインバウンド、対外的、外国の観光協会と何とか協会の何とかとか、そういったのを見るにつけても新ひだか町って何をやっているのだろうというか、うちの町の動きは一体どうなっているのだろうなというふうなことを感じることってたまにあるのです。これは非常に寂しいことである。これは、私だけでなくて多くの人が新聞記事になかなか新ひだか町って載らないねということは聞きます。だから、結局寂しいのです。よそのまちが何か一生懸命やっているなという感じはするのですけれども、我が町の発信力が、ただ単に私が知らないだけなのかもしれないのですけれども、その辺りどうなのですか、感触として。やっているよということであればやっているよということを言っていただきたいし、それはあんまり短期的にも長期的にもそんなに有効なことではないのだということであればそうでいいし、何らかの考え方をお持ちだと思うのです。その辺りについてどうですか。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
お答えいたします。壇上でもお答えしましたけれども、インバウンドという部分では現在目立った動きはできていないというのが事実でございます。なので、川端議員が寂しく感じるのは当然だと思います。それで、過去のこと川端議員どれほど覚えていらっしゃるか分からないのですけれども、かつて当町は主にタイのお客さん相当お呼びして、かなりの人数宿泊もしていただきました。その状況というのがあったのですけれども、それは観光協会が中心となってほぼ無料でおもてなしをし、アテンドというか、御案内もしということで、相当自腹を切って呼んだことによる結果というのが過去の取組の一つの結論づけです。これが当たり前にお金を取るようになっても来ていただけるのかというと、それは非常に難しいのではないかということで、道内でも似たようなことをやっている自治体が何か所かあって、町税なり地元のお金を使っておもてなししている間は来ていただきましたけれども、それを商売ベースにするとぱったり来なくなるというようなことがあるので、恐らくそういうことではないのだろうなという感覚でおります。一方、例えば当町から諸外国の観光協会に足を運んで握手をして、これからよろしくとかという場面とか盛り上がりをつくることは旅費さえかければ全然できるかとは思いますけれども、それが果たして将来につなげられるのかというと、過去の経験からいうとなかなかそういう展望も持てないのかなと。先ほどうちのまちづくり推進課参事のほうから申し上げましたミツイシコンブ旅というモニターツアーも、これも旅費の負担なしで来ていただいております。これが非常に好評だったのですが、では商売ベースで料金を取ってやるとした場合には誰がやるのだという問題が大きな部分でございます。それを例えば町外の業者さんに頼んでというのがいいのかというと、単純に外にお金が出ていく部分が相当あるので、全く無意味だとは言いませんけれども、なかなか簡単ではないのだろうなということで考えています。ただ、一つの考え方として昔のように大規模にバスで旅行客を呼ぶのではなくて、そういう小規模でもレアなお客さんにどう楽しめる機会を提供していくのか、その部分は一義的にも町と両輪でやっています観光協会さんと連携することを主体に置きながら、また先ほど来御答弁申し上げている民間事業者の中でもいろんな体験ツアーをつくって挑戦している事業者さんも多々おりますので、そういう方々と上手に連携しながら、お金を払ってでもこの地域に来たいという方をどう増やしていくか、それは役場だけでは成り立ちませんし、いろいろな方と議論しながら形づくっていきたいと考えていますので、なかなかじれったく見えるかもしれませんけれども、こつこつと担当のほうでやっておりますので、御理解いただければなと思います。
質問 13番 川端克美
総務部長のほうから川端寂しく思っているということについて分かるよというふうな言葉を聞いて、ようやく、いろんなこと言ったけれども、1つは分かっていただけたかと思っています。それで、これ最後にしたいと思うのですけれども、最後にというか、その前に1つ、ぜひお金を払ってでも新ひだか町に行ってみたいなというような地域をつくっていただきたいと、これぜひ思います。それと、最後に8番目の外部委託で町内経済循環に効果があったものは何かということで、まちづくり推進課長から壇上で何を想定して質問されているのか分からなかったので、取りあえずというお話で答弁いただきました。これは、外部委託と町内循環ということであれば町内の業者に、町内の業者が町から発注する事業ができるかどうか、それだけの能力と知識、技術を持っているかどうかということも、それにもかかってくると思うのですけれども、委託をするときに町内の業者に委託ができるか、それとも町内の業者に委託ができないで外部、町外の業者に委託をしたときの経済循環の経済効果というのはどのぐらいのものだと見込んでいますか。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
御質問がとても大きくて、どう答えたらいいか正直今答えが見つかっておりません。個別にこの事業どうだったのだとかといえばお答えできる部分もあるかもしれませんが、一概に委託という言葉全てに対してお答えできることがあるかというと、なかなか難しいかなと思います。それで、当然町の考え方として民間にできることは民間にという基本方針を持ちながらも、もちろん町内の事業者でできるところがあるのであれば町内に受注していただきたいという気持ちは当然持っております。ただ、例えば先ほどうまカルフェスin新ひだかの例で言いましたけれども、そういう例えばノウハウですとか感性の問題、あとコスト面ですとか、そういう部分も含めて比較したときに、明らかにやはり町外のほうがたけているものがあるのであれば、そこはそういかない場合も多々出てくるのだとは思います。ただ、誤解していただきたくないのは、安ければいいのだというようなことでばんばん町内でできる業者もあるのに町外の事業者を求めていくというような考え方は持っておりません。もちろん町内で受注する業者ができれば当然お金が町内にとどまりますので、様々な面で町にプラスの効果は出てくるのだろうとは、そういう認識は持っているので、そこは多分川端議員と私と認識ずれていないと思っていますので、御理解いただければなと思っております。
質問 13番 川端克美
いろいろ御答弁いただきました。了解している部分、あるいは了解できない部分いろいろありますけれども、現在における町の私の質問に対する答弁はこういうことだと理解したつもりです。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◎延会の議決