新ひだか町議会 令和4年第8回定例会 2022年12月15日
(1)水産業の振興について/(2)スポーツの振興について
2022年12月15日、新ひだか町議会の一般質問で、木内達夫議員が「水産業の振興について」「スポーツの振興について」について質問し、水産林務課長 及川和也、生涯学習課長 山口理絵、水産林務課主幹 新川兼一、教育長 久保田達也、生涯学習課主幹 小瀧健二、副町長 田中伸幸が答弁しました。
- 質問者
- 木内達夫 議員
- 答弁者
- 水産林務課長 及川和也、生涯学習課長 山口理絵、水産林務課主幹 新川兼一、教育長 久保田達也、生涯学習課主幹 小瀧健二、副町長 田中伸幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 木内達夫
おはようございます。それでは、通告に従いまして、私は水産業の振興とスポーツの振興の2点について一般質問をさせていただきます。大きな1点目の「水産業の振興について」であります。水産業の振興につきましては、私は過去において幾度となく一般質問しております。私は、第1次産業の振興がまちづくりや地域経済の活性化・振興・発展のための最重要政策課題であると考えているからであります。昨年12月定例議会でも質問をさせていただきましたけれども、令和3年度の漁獲状況は主要魚種である昆布、サケ定置網漁の不漁のほか、9月下旬からの赤潮が原因と思われるウニやツブ等の漁業被害によりまして漁業経営に大きな打撃を与えたことは皆さんも御承知のとおりであると思います。今年度は、昆布、サケ漁は前年度よりも回復したということでございますが、赤潮の影響と思われるウニ、ツブ、タコ漁、それからカレイやホッケ、スケソウなどの刺し網漁も不漁であります。水揚げが比較的よかったタラ漁、これは価格が低迷しているなど、漁業経営は深刻な状況にあると認識しております。そこで、昨年度から取り組んでいる赤潮被害対策事業について何点か質問をさせていただきます。まず、1点目に、令和3年度の赤潮被害対策事業について、令和3年度決算を見ますと424万1,700円の事業費に対しまして、国70%、北海道15%の補助、町も事業主体である北海道水産多面的機能発揮対策協議会に対しまして赤潮対策緊急支援事業市町村負担金といたしまして事業費の15%分、63万6,255円を負担して事業を実施しております。ウニ・ナマコ漁場の被害状況把握調査及びウニ種苗を活用した漁場環境把握調査の具体的な事業内容はどのようになっているのかを伺いたいと思います。また、事業主体である「北海道水産多面的機能発揮対策協議会」及び活動団体である「新ひだか町環境生態系保全組合」の目的及び役員や構成員はどのようになっているのか。事業主体と活動団体の関係とその役割はどうなっているのかについて伺いたいと思います。2点目に、令和4年度赤潮被害対策事業について、令和4年度当初予算では赤潮対策緊急支援事業市町村負担金といたしまして4,556万6,000円を予算化し、沖合でのツブやタコなどの資源量調査、またウニ種苗を調査資材といたしました海洋環境の回復状況を把握するためのモニタリングなど、漁業者自らが行う活動に対する助成を行うこととしております。対象となる魚種あるいは地区、調査方法などの具体的な事業内容とその事業の進捗状況についてどうなっているのか伺いたいと思います。次に、大きな2点目の「スポーツの振興について」であります。私は、平成29年3月定例議会におきまして、前町長の公約であった文化やスポーツ活動、災害避難時の3つの役割を有する総合施設建設の調査検討について質問をしております。当時の答弁では、静内体育館が築50年を経過しようとしており、限界に近づいてきているため、費用対効果を考えると文化イベントや災害発生時の避難場所としても活用できる多目的機能を有する複合施設がベストと考えているので、場所や施設規模等を含めて検討したいと、こういう答弁でございました。平成28年3月には生涯スポーツの町宣言も行っている新ひだか町でありながら、大野町長の政策にスポーツ振興に対する施策が少ないのは少し寂しい限りではありますけれども、令和3年8月には新ひだか町スポーツ協会からも「総合運動公園構想(案)」の要望も出されております。そこで、スポーツの振興について何点か質問をいたします。1点目に、私は静内体育館は新ひだか町のスポーツを振興するための重要な拠点施設であり、青少年の健全育成、町民の健康保持、増進のために施設の整備充実は大きな政策課題であると認識しております。新ひだか町スポーツ協会から要望のあった「総合運動公園構想(案)」についてどのように検討されたのか、その検討経過と新施設建設に対してどのように考えているのかについて伺いたいと思います。2点目に、静内体育館は昭和43年建設ですので、築54年を経過しており、平成22年、耐震改修工事を行っているものの、施設の老朽化が相当進んでいるものと考えておりますけれども、現状施設の状況はどのようになっているのか。また、施設の運営に当たって問題、課題等がないのかについて伺いたいと思います。以上2項目4点について質問いたしますので、御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
おはようございます。木内議員から御質問の大きな1点目、「水産業の振興について」御答弁申し上げます。水産資源の減少や魚価低迷など、漁業を取り巻く情勢が厳しい中で、昨年9月に北海道太平洋沿岸で発生した赤潮は当町において主要な魚種であるウニやタコ、ツブなどが大量にへい死するなどの甚大な被害をもたらし、漁業経営に大きな損害が生じるとともに、その影響は長期に及ぶものと考えられていることから、その対象が急務となっております。そこで、まず初めに、現在取り組んでいる赤潮被害対策に関する御質問の令和3年度の赤潮被害対策事業についてのウニ・ナマコ漁場の被害状況把握調査及びウニ種苗を活用した漁場環境把握調査の具体的な事業内容はどのようになっているのかについてですが、ウニ・ナマコの被害状況把握調査につきましては、町内3地区を調査区域として、それぞれの漁場で漁業者が潜水し、水中カメラによる状況撮影を全5回、14名で実施しております。魚種ごとの調査回数の内訳ですが、ウニの被害状況調査は全3回で、令和3年10月に元静内地区、春立地区、東静内地区の3地区で各1回実施し、ナマコの被害状況調査は全2回で、10月に春立地区、東静内地区の2地区で各1回実施しております。なお、調査結果につきましては、漁業者による潜水目視確認と海中撮影画像により、ナマコのへい死個体は確認されず、大量にウニがへい死している状況が確認されたものの、一部生存しているものも確認されております。ウニ種苗を活用した漁場環境把握調査につきましては、令和3年9月22日以降に活動したものが補助対象とされたことから、赤潮被害発生直後の令和3年10月に東静内、元静内、春立の3地区で実施したウニ種苗放流事業を赤潮被害対策として事業化しております。ウニ種苗の放流数は3地区合わせて30万粒で、令和4年1月31日付北海道水産林務部水産経営課が策定した環境・生態系保全緊急対策事業の漁場環境の把握に係る調査計画に基づき、令和7年度まで継続して年1回、潜水調査による経過観察を実施し、へい死が発生したウニ漁場環境の海水状況を把握することとしております。次に、事業主体である「北海道水産多面的機能発揮対策協議会」及び活動団体である「新ひだか町環境生態系保全組合」の目的及び役員や構成員はどのようになっているのか、事業主体と活動団体の関係とその役割はどのようになっているのかについてですが、北海道水産多面的機能発揮対策協議会の目的につきましては水産業、漁村の持つ多面的機能の発揮を図るため、漁業者や地域の住民等が行う効果的・効率的な多面的機能の発揮に資する活動の推進としております。協議会の役員につきましては、会長、副会長、幹事が置かれ、構成員は道内の水産関係団体及び関係市町村となっており、当町も構成員となっております。新ひだか環境生態系保全組合の目的につきましては、協議会が策定した地域活動指針に基づく活動を通じて新ひだか町に存する藻場、干潟等の維持管理、回復を図ることを目的としておりますが、赤潮被害発生後の令和3年9月29日に町と協定書を締結し、北海道赤潮対策緊急支援事業の環境・生態系保全緊急対策事業を実施することとなっております。保全組合の役員につきましては、組合長、副組合長、書記などを置き、構成員は漁業者及びひだか漁業協同組合職員となっております。協議会と保全組合の関係と役割につきましては、協議会は保全組合が策定した活動計画の審査、採択決定や国、北海道への補助金申請事務と市町村負担金を徴収し、保全組合へ活動事業費を交付するなど、国の指導の下、活動組織の保全組合が円滑かつ適正に推進することが役割となっております。保全組合は、協議会から採択決定を受けた事業を遂行し、その実績を協議会へ報告することで活動事業費が交付されるなど、事業の実行組織としての役割を担っております。次に、令和4年度赤潮被害対策事業についての沖合でのツブやタコの資源調査やウニ種苗を調査資材とした海洋環境の回復状況を把握するためのモニタリングなど、漁業者自ら行う活動に対する助成を行うこととしているが、対象となる魚種や地区、調査方法などの具体的な事業内容と事業の進捗状況についてどのようになっているのかについてですが、沖合でのツブやタコなどの資源状況調査につきまして、令和4年4月20日付で北海道水産林務部水産経営課が策定した環境・生態系保全緊急対策事業に係る漁場環境の把握に係る調査計画、漁具を活用した資源状況調査に基づき実施することとされております。調査対象魚種はツブ類、タコ類とし、地区につきましては新ひだか町沿岸保全地区の沖合となっております。調査方法の具体的な事業内容につきましては、ざる漁業、籠漁業、箱漁業、空釣り縄漁業の漁具を用いて、令和4年6月1日から令和5年3月20日までの期間、1魚種につき月2回を上限に対象魚種を採取したものを漁業者が日誌に記録し、これらの状況調査を集計することで資源動向を把握することとしております。活動事業の推進状況につきましては、10月末時点で受けている報告では計画に対し、活動内容では41.1%、事業費換算では42.9%の進捗率となっております。これまで気象状況やしけのほか、船舶の故障や漁業者の自己都合で参加ができないなどの理由により、現時点では計画を下回っておりますが、引き続き計画に基づき調査を行うこととしており、調査結果は令和5年5月までに取りまとめられる予定となっております。ウニ種苗を調査資材とした海洋環境の回復状況を把握するためのモニタリングにつきましては、令和3年に実施したウニ種苗を活用した漁場環境把握調査と併せ、令和4年度も新たにウニ種苗を放流し、2か年分の種苗を用いて漁場としての適性や漁場環境の回復状況を把握することとしております。地区につきましては、昨年同様東静内、元静内、春立の3地区としております。事業内容につきましては、まず種苗放流前に潜水や水中カメラにより撮影し、令和3年度に種苗を放流した箇所におけるウニの生息状況や漁場の回復状況を確認し、令和4年度分の種苗放流を行います。なお、種苗の放流数は当初40万粒を計画しておりましたが、購入先での生育不良のため、購入先を変更することとなり、放流数も32万粒に計画を変更して実施しております。放流後にはウニや生息生物の生残状況を確認するため、水中カメラによる海中画像の撮影を行っております。事業の進捗状況につきましては、10月末で終了しております。なお、調査結果につきましては現在集計中で、漁具を活用した資源状況把握調査と併せて令和5年5月までに報告される予定となっております。赤潮被害対策につきましては、当町としましても漁業者がこれからも安定的に経営を維持していくためには被害を早期に回復させることが急務であるとの認識の下、国や北海道、漁業協同組合などの関係機関と連携を図り、対策検討のための情報収集や北海道が策定した「北海道太平洋沿岸赤潮被害対策に関するロードマップ」に基づく対策事業などを推進し、水産資源の早期回復による漁業経営の安定のための取組を進めてまいりたいと考えております。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
木内議員から御質問の「スポーツの振興について」、初めに1点目の新ひだか町スポーツ協会から要望があった「総合運動公園構想案」についてどのように検討されたのか、その経過と新施設建設に対してどのように考えているのかについて御答弁申し上げます。新ひだか町のスポーツ振興の拠点施設である静内体育館は、昭和43年に開館以来、青少年の健全育成をはじめ、町民の健康及び体力の保持・増進のため、幅広い世代の方々に御利用いただき、平成28年の生涯スポーツの町宣言からは全ての世代に応じたスポーツ活動の推進に重点を置き、これまで多くの町主催事業を開催するとともに、各種スポーツ大会などの誘致を進めてまいりました。近年は、コロナ禍のため利用者が少なくなってはおりますが、静内体育館のほか、山手体育館や武道館、三石スポーツセンターなどの屋内施設と野球場、サッカー場などの屋外の施設とを合わせますと平成29年度からの5年間の平均利用者数は年間約13万6,000人となってございます。これらの事業や施設の運営に当たりましては、新ひだか町スポーツ協会や新ひだか町スポーツ少年団本部との協力体制が大変重要でございまして、スポーツ協会からは総合運動公園構想案をちょうだいして、具体的な施設の整備や集約などについての要望を受けております。平成23年度の総合運動公園建設要望書では、防災機能と文化イベントが開催できる総合体育館を旧営林署苗畑跡地に建設をとの提案があり、苗畑跡地有効活用に関する庁内会議にて検討した結果、静内体育館は平成22年度の耐震改修工事後、平成23年にはトイレ洋式化や会議室の改修を行ったことから、既存施設を整備しながら有効利用を図ることとして、スポーツ協会へ返答しております。その後の要望の際にも要望書を参考に建設場所を含めて検討させていただくこととしてお話をしております。教育委員会といたしましても、スポーツ振興のみならず、防災機能の充実にも関わりますことから、近い将来に新たな体育施設が必要と考えております。しかしながら、体育施設の建設には非常に多額な費用が必要となりますことから、町の財政面をはじめ、ほかの教育施設を含めた優先度や緊急性、また学校再編後の施設活用などを十分考慮し、建設の時期や規模などの検討を進める必要性があると考えております。次に、2点目の静内体育館は昭和43年建設ですので、施設の老朽化が相当進んでいると考えるが、現状施設の状況はどのようになっているのかと施設運営に当たって問題、課題等がないのかの御質問ですが、静内体育館は築54年を迎え、施設が老朽化していることは御指摘のとおりでございます。実際に強い風を伴う雨の日には競技場内に雨漏りが発生し、競技場を半面封鎖したこともございましたし、最近では排水管の老朽化等によりトイレが流れない事案が発生し、利用者には隣の公民館を利用いただきました。すぐに復旧はしておりますが、一時的ではあっても利用者に御不便をおかけいたしましたことを申し訳なく思っております。生涯学習課では多くの体育・文化施設を管理しておりますことから、それぞれの施設ごとに修繕計画及び設備、備品の更新計画の整備を進め、利用頻度や緊急性を考慮しながら町民の安心、安全な利用のための維持管理に努めております。令和3年度と令和4年度にはアリーナ照明のLED化の工事を進め、今後は暖房機器の更新や雨漏り修繕、防火水槽の修繕を実施したいと考えており、新たな体育施設の検討を進めながら、当面は既存施設を維持するための修繕をしつつ、スポーツ活動の推進に努めてまいります。以上、御答弁とさせていただきます。
再質問 10番 木内達夫
一通り答弁をいただきました。ありがとうございました。何点か再質問させていただきます。まず、1点目の水産業の振興についてでございますけれども、ウニ種苗を活用した漁場環境把握調査です。答弁では令和7年度まで継続して年1回、潜水調査による経過観察を実施すると、こういう答弁でございましたけれども、ウニ種苗、あるいは潜水による動向調査、これは国・北海道の補助、それから町負担ということなのですけれども、これは令和7年度まで継続して実施されるという理解でよろしいですか。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
種苗動向調査の令和7年度まで継続して実施していくと理解してよいかという御質問だと思うのですけれども、北海道が策定した調査計画に基づき、令和7年度まで経過観察を行うこととされておりますが、令和5年度以降の活動に対する予算状況がまだ確約されておりません。令和4年12月2日の国会にて本事業に係る令和4年度補正予算(繰越予算)が成立されたことから、令和5年度につきましては保全組合が計画している本年度行ったウニ種苗を活用した実証、漁具を活用した資源状況調査の実施に向けて北海道へ要望を行っています。令和6年以降につきましては、国の動向を踏まえ、保全組合と検討を進めることとしております。これらの事業について予算措置がされるよう、国・北海道へ要望を行ってまいりたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
国の補正予算、これは令和3年度の補正予算で、そしてその残りを繰り越しているという形です。この内容を見ますと、全体事業費が約21億円です。国が15億円で70%、それから北海道が3億円でしたか、これが15%、市町村が3億円で15%、それで21億円になるのです。令和3年度は相当事業実施というのは遅くなっていますから、かなり実積が少ないのではないかと考えております。少なくなったもの、残ったものは令和4年度へ繰り越して令和4年度事業として実施している。町は当初予算で組んでいますが、国なり北海道なりは繰越予算になっていると、こういうことだと思うのです。それで、そういう理解でよろしいのかどうなのか。それと、令和3年度の北海道全体の事業決算額……
再質問 10番 木内達夫
分かりました。まずは、繰越予算でやっていると、こういう理解でよろしいですか。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
御質問のとおり、令和4年に実施している事業費につきましては、国・北海道は繰越予算となっています。
再質問 10番 木内達夫
それで、令和3年度の事業かなり少ないと私は思っているのですが、うちも六十数万円ですから。北海道全体の事業実績、もし分かればお願いしたいと思います。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
令和4年3月末までに実施された北海道全体の事業決算額につきましては、全体事業費が1億4,478万8,417円となっております。その内訳については、国費交付金が1億177万6,333円、道費補助金が2,150万6,038円、市町村負担金が2,150万6,046円となっております。執行残は、令和4年度に計画された事業費に充てられております。以上です。
再質問 10番 木内達夫
沖合のツブ、タコ、この資源調査、これは答弁ありましたように籠、ざるですよね、ツブは。タコは、これは網とか箱とかざるですか、こういう漁業だと思うのですが、対象となる漁業者数、それから漁船の隻数、漁業者が実施した経費に対する積算根拠がどのようになっているのか。恐らく北海道全体でやっていますから北海道基準があるのだと思うのですが、その内容について教えていただきたいと思います。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
御質問の対象となる漁業者数ですが、船主61名、乗組員が88名の計149名であります。漁船数は61隻となっておりまして、実施した経費につきましては北海道が示した共通単価により積算をしております。示された用船単価につきましてはトン数別に分けられておりまして、新ひだか町内で対象となる漁船は0.5トン以上3トン未満が4万円、3トン以上5トン未満が6万円、5トン以上10トン未満が8万4,700円、10トン以上15トン未満が10万3,400円、15トン以上20トン未満が12万3,200円となっています。これらの用船単価には船主1名と燃料費が含まれております。乗組員の単価につきましては1万7,300円と示されております。このほかに、新ひだか町独自に餌を使った漁業もあることから、仕掛けるために使用する餌代の単価として1回当たり5,000円が認められております。これらの単価を積算根拠としまして計画しました全体事業費は1億9,594万6,000円となっております。
再質問 10番 木内達夫
分かりました。用船料と乗組員の関係と餌代と、こういうことですね。それで、活動事業の状況についてですけれども、10月末現在の事業費換算で42.9%の進捗、こういう答弁でした。今後冬場になりますと天候が非常に悪くなって、厳しい、出漁もできないような状況になってくるのが多いのです。そうすると、最終的には予算の執行残、先ほどの答弁で計算しますと21億円のうち1億4,000万円ほどしか令和3年度では使っていなくて、残りが19億数千万円、それが令和4年度の全体事業費です。そのうちの42.9%ですから、かなりまだ残っている。これからしけが多くなっていきますから、出漁日数が少なくなる。相当予算残というか、執行残が残るような予想ができるのですけれども、その辺はどう考えていますか。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
予算の執行残が生じることにつきましては、先ほど壇上で答弁した理由によりまして計画に対して10月末時点の実績が下回っております。冬場に実施を予定している調査回数もこれまでと同じく1魚種につき2回の調査であります。天候等に合わせた調査は可能であると考えております。なお、経費につきましては、調査の実積に応じて執行ということから執行残が生じることはやむを得ないと考えておりますが、引き続き調査を実施していただき、できる限り執行残を抑えるように努めてまいりたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
それで、調査対象を6月から3月20日まで、約10か月間です。それで、1魚種につき2回、もしタコとツブをやると2魚種になります。4回、これが限度です。2魚種の場合ですと、10か月ですから40回が限度になる。実際にはそれ以上出漁しているわけですよね、聞いていますと。ですから、仮に予算額残が生じるということであれば、その回数をこれから増やしていただくとか、あるいはそれ以外の対象になっていないような赤潮対策関係でもしそういうものがあるとすれば、そういう事業も対象となるように事業主体の協議会に対して要望すべきと思いますけれども、その考え方を伺いたいと思います。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
調査回数につきましては、北海道に対して月2回以上実施できるよう要望しておりましたが、全道の統一回数として北海道が示していることから、1魚種につき2回を超えることはできないと現時点では捉えております。また、赤潮被害対策の影響が考えられる事業につきましては、現在実施している調査の結果や被害実積に基づいて必要に応じて要望していきたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
今は年度途中ですから、事業の調査の評価、これは非常に難しいのだろうと思うのです。今までの分は分かります。例えばツブ籠出ていて、全く入っていないとか、タコも一杯も入っていないとか、そういうのを私も聞いているのです。恐らく影響があるのでないかなとは思います、それは。ただ、評価がまだまだ、年度終わって、それからだと思うのですが、いずれにしても実際に影響を受けているだろうというウニ、それからツブ、タコ、これについては今後も引き続き継続して実施する必要があるのだろうと思っているのですが、令和5年度の予算確保についてどのように考えているか伺いたいと思います。
答弁 水産林務課長 及川和也(水産林務課長は2023年3月まで)
先ほどの答弁と重複しますが、令和4年12月2日の国会にて令和4年度の補正予算(繰越予算)が成立されたことから、これを基に現在北海道において各地区の要望を取りまとめている段階、当町においても保全組合の計画に基づき実施に向け、国、北海道へ要望していくとともに町も支援を検討してまいりたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
12月2日の補正予算の成立、北海道赤潮緊急支援対策事業ですか、これの国の予算額というのは幾らなのですか。
答弁 水産林務課主幹 新川兼一(水産林務課主幹は2022年12月まで)
今現在町のほうに入っている情報によりますと、国は前年同様15億円の赤潮対策に係る補正予算を決定したということで聞いてございます。
再質問 10番 木内達夫
そうしますと、令和3年度の補正予算も15億円ですよね、同じ額を繰越しするということですから、そうなりますと、新ひだか町は当初予算で組んでいますから、令和5年度の当初予算に計上されてくると思うのですが、令和3年度が62万円でしたか、六十何万円です。今年、令和4年度が4,556万6,000円でした。そうすると4,600万円ぐらいの当初予算計上と私は推測しているのですが、それはどうなりますか。
答弁 水産林務課主幹 新川兼一(水産林務課主幹は2022年12月まで)
今現在国のほうで示している予算に基づきまして町のほうで保全組合から要望を受けている内容は、前年度と同様な調査の内容で要望していきたいという話を受けてございます。その中で令和3年度補正で令和4年度に執行する各種調査につきましては、当初北海道から調査の計画が示される時期と要望する時期のずれがあったものですから、保全組合と協議しまして、できる限り広範囲に拾っていけるような調査手法ということで令和4年度の当町の当初予算で計上させていただいております。実際令和4年度に調査を進めていくに当たりまして、先ほど壇上等でも答弁させていただきましたが、例えば自己都合で調査に参加できないだとか、そういった方もおります。そういった実際に調査に携われる漁業者の数ですとか、それも令和4年度の実積を基に今現在令和5年度の事業計画策定に向けて精査している段階でございまして、令和5年度に係る事業費、それに伴う国・北海道の補助金、町の負担金の精査につきましては現時点では令和4年度と比べまして若干少なくなる見込みで今試算しておりますので、その具体的な内容につきましては今後改めて御提示していければと考えてございます。
再質問 10番 木内達夫
次に移ります。2点目の「スポーツの振興について」再質問させていただきます。それで、1点目です。総合運動公園構想、いわゆる新たな体育館施設建設ということになるのでしょうけれども、答弁では近い将来必要であると、財政面や優先度、あるいは学校再編後の施設活用などを考慮して建設時期・規模など検討を進めると、こういう答弁でありましたけれども、いつ頃をめどに検討を進める考え方なのかを伺いたいと思います。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
体育施設検討に当たりましては、教育施設だけではなく町内施設全体の管理計画に基づいて検討していくこととなると考えます。ですので、今具体的な日程というのはお示しできないことを御了承いただきたいと思うのですが、壇上の答弁でもそれぞれの施設ごとに修繕計画ですとか設備の更新計画というものを進めていると申し上げましたが、体育施設を管理する部署として既存施設の長寿命化のために必要な経費を算定いたしますとともに、新設する場合に必要な施設の規模・経費というのも調査・協議しまして、これらを資料としてほかの町内施設を含めた検討をしてまいりたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
それで、教育長に質問したいのですが、大きな課題として教育施設の中で学校再編整備計画の小学校の建設、これは大きな課題だと思うのですが、それで新体育施設、体育館の優先順位についてどのように考えているのかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 久保田達也
新体育施設の優先順位をどのように考えているかについてお答えしたいと思います。体育館などのスポーツ施設の具体的な優先順位については、結論から言うとまだ固まってはおりません。繰り返しにはなりますけれども、教育関連施設として学校再編に伴う、これは小学校だけではなくて中学校も含まれます。そういった施設の問題や学校給食センターの施設なども含めまして、町内の他の施設全体の管理計画を踏まえながら、財政面や優先度、学校再編後の施設の活用、施設の規模や場所、現存の施設の状況等を考えながら今後慎重に検討を重ねていきたいなと考えております。
再質問 10番 木内達夫
それでは、スポーツ施設の関係の2点目に移ります。現状施設の状況なのですけれども、屋根の雨漏り修繕ですとか、こういうものは恐らく担当として適正な維持管理に努めていると、こう私考えておるのですが、実は9月23日、金曜日だったかな、祝日です。そのときにある町民から電話が私のところにありまして、今現在静内体育館でバレーボールの試合をしている最中なのだと、ところが天井からバスケットボードを伝って、雨降っていたのです。雨漏りがしていて、ぬれた床をモップで拭きながら試合をしているのだと、危険なので、けがをしたら大変なことになる。管理責任も問われる。何とか早急に改善するか、改修というか、修繕というか、何とかならぬのかというような電話がありました、私のところに。こういうことで万が一けがをしたら町の管理責任まで問われることになると私は思うのです。町民の安全確保ということからも、私は早急に屋根の全面ふき替え工事というのかな、その工事を行うべきと考えていますけれども、それはどのように考えていますか。
答弁 生涯学習課主幹 小瀧健二
雨漏り修繕の回数と内容、全面ふき替えと修繕の回数についてお答えします。平成4年度に全面ふき替えを実施した後、修繕につきましては平成19年から今年まで大小合わせて9回行っております。雨天でも風のないときは雨漏りは少ないのですが、御質問の9月のケースのように強風を伴う日にはどこかの隙間から雨が浸透し、構造物を伝って雨漏りしてしまうことがあるため、その都度コーキング剤注入により修繕で対応しております。以上です。
再質問 10番 木内達夫
分かりました。コーキングで修繕繰り返している、こういうことですよね。それで、恐らく屋根のほかにも暖房関係もこれから出てくる、それから防火水槽の修繕もあるという状況にありますよね。私は、そのほかに壁ですとか、フローリングですか、競技場の中の、これ一回も張り替えていませんから、そういう部分でも施設全体が限界に来ているのでないかと私は考えているのです。新ひだか町ファシリティマネジメント推進計画、これは前回の質問のときに答弁がありましたけれども、この中では耐用年数の目標を56年としているという答弁があったのです。現在築54年です。もう2年したら耐用年数経過する。たしか減価償却関係の耐用年数は47年ですから、もう相当超えているのです。副町長が部長のときにそれは建設課が答えていただいたのですが、とにかく耐用年数過ぎている部分もあるし、目標にしているのは2年後に迫っている。こういう状況にあるわけです。私は、大規模改修計画、これを立てて、今教育長の答弁ありました新施設が恐らく10年、20年後になるわけですから、抜本的に大規模改修するというふうなことで整備すべきでないかなと思うのですが、その辺はいかがですか。
答弁 生涯学習課主幹 小瀧健二
フローリングにつきましては、一部分部分的に補修したことがありました。経年劣化によりゆがみが発生しておりますが、毎日の清掃の際に点検するなどして事故防止には努めております。利用者のためには屋根のふき替えやフローリングの改修、大規模な改修計画は必要と考えておりまして、その準備としても先ほど御答弁申し上げました修繕や設備の更新計画を策定することで全体に必要な設備費用等を算定していきたいと考えます。
再質問 10番 木内達夫
それで、いずれにしても雨漏り修繕、これは根本的に変えるとすればかなり経費がかかることにはなると思うのですが、雨漏りして仮に競技中けがしたとかなんとかということになると大変な災害になってしまうのでないかなと思うのですが、これは教育委員会として急ぐべき今の雨漏りの関係、暖房施設ももう限界に来ていると思うのですが、これらの予算要求というのはされていますか。今令和5年度の予算編成の真っ最中ですよね、担当課から予算要求はしていると思うのですが、この辺は予算要求はされていますか。
答弁 生涯学習課主幹 小瀧健二
新年度の予算に関してですが、屋根の工事については前述のとおりでございますので、新年度への要求はしておりませんが、簡易な雨漏りに対する修繕費用、温風暖房機が一部故障していることにより暖房効率が落ちているため、それらの修繕を予定しております。今後も施設運営に当たり、利用者への支障がないよう維持管理に努めてまいります。
再質問 10番 木内達夫
それで、大規模な私の今言った全面張り替え、これではなくて、屋根の雨漏り修繕、それから暖房関係、こういうことです。それで、私は町長に質問したいのですが、教育委員会から予算要求が今上がっております。屋根の張り替えは上がっていないみたいですけれども、いずれにしても最終的には理事者査定で予算案が決まりまして、議会へ3月提案と、こうなりますよね。それで、町長、生涯スポーツの町宣言をしている。そういう中でスポーツ施設の拠点施設である静内体育館が今のような競技場の半面を封鎖しなければならないですとか、雨漏りで町民に危険が及ぶことが想定されるとか、けがをした場合には町の管理責任も問われると、こういうことになるわけですが、静内体育館の現状認識と今言った大規模改修、予算要求は大規模改修ではないですけれども、大規模改修を実施することについての町長の見解を伺いたいと思います。
答弁 副町長 田中伸幸
静内体育館が雨漏りしているのは重々承知しております。先ほどからファシリティマネジメントのお話が出ておりましたが、耐用年数47年の20%アップを目標として56年と定めております。では、56年来たから壊すのか、そういうことではなくて、静内体育館は橋梁メーカーが鉄骨を組んでいる立派な鉄骨造りの体育館で、確かにもう古くなって側は悪いかもしれないですけれども、構造的にはまだまだもつと考えております。橋梁はもともと50年で架け替えとかと言っておりましたが、今は100年、150年もたせようとしている長寿命化計画を立てておりますので、耐震改修もやっておりますので、構造体としては問題ないと考えております。昭和57年の地震、平成15年の地震、平成30年の地震、全て耐えてきておりますので、これを簡単に壊したいなんて考えておりません。先ほど来他の公共施設という話が教育委員会からありましたが、ファシリティマネジメントの中で存続と決まっている施設があります。例えば役場庁舎とか公民館とか、静内体育館もそうです。統合とかでなくて、存続するものに対してどうしたらいいか、直していくのがいいのか、建て替えるとしたら幾らかかるのだろうとか、いつ頃がいいのだろうとかという総合的な打合せを実は来月、1月早々に実施することとなっております。それと、ソフト面で例えば体育館に合宿を誘致したいとかというソフト面の打合せは、交流人口の増加みたい感じでソフト面の打合せは実は今日、明日で議会の終わり具合を見て関係各課で打合せすることになっておりまして、そういうことを総合的に考えながら、確かに教育長は順位はつけられないとおっしゃっていましたけれども、町全体として町民に本当になければならない施設、例えば下水処理場が止まってしまったら町中の下水があふれてしまうとか、ごみ処理場が止まってしまったらごみがあふれるとか、これは例えばの話なのですけれども、そういう施設を洗い出しながら、どういう形がいいのか、大規模改修がいいのか、建て替えるのがいいのか、10年後に建て替えるのがいいのかということの資料を各部で出し合って、今まさにやろうとしておりますので、その辺り御理解いただきたいと思います。雨漏りがあるのは重々承知しておりますので、その辺りは先ほど教育委員会で言った取りあえずは修繕で対応していきたいと考えております。
再質問 10番 木内達夫
私耐用年数来たから壊せという意味で質問しておりませんので、それは誤解しないでいただきたいと思います。それで、取りあえずは修繕ということなのですが、最後にもう一点だけ確認したいのは、取りあえず修繕、危険な状況になっている。現実に町民から電話来て、雨漏りして、そこぬれていて、モップで拭きながら競技している。これはよくないですよ、危険ですから。ですから、修繕9回もやっていて、コーキングでしょう、もう限界来ているのではないですか。予算要求はコーキングの修繕を要求しているのですが、私はとにかく全面張り替え、ふき替え工事、これを急ぐべきでないかなと思います。その辺は、最後にどうですか。町長、答えられませんか。
再質問 10番 木内達夫
町長に聞きたいのだ。なぜかというと、私いつも感じているのは町長は本会議の一般質問……
再質問 10番 木内達夫
分かりました。町長の考え方ありませんか。
答弁 副町長 田中伸幸
今新型コロナウイルス感染症で大会等で来賓とかを呼ぶのは控えているのですが、町長就任当時からスポーツ大会等々に出席するのは大好きと伺っておりまして、私もいろいろなスポーツ競技のほうに出席させていただいておりますので、そのたびにお会いしておりました。雨漏りに関しては、屋根のふき替えをやったから直るかというのは、これはすごく難しい話で、その辺りの診断もやらなければいけない。簡単に言うと、役場の屋上を全部防水やり直したのですけれども、実は雨漏りが止まらないのです。どこから漏れてくるかが分からないという雨漏りで、あの体育館の全面をやったからといってこれが直るとも限らない。でも、それを診断する手だてもあるので、そういう診断の手だてをしながら、取りあえず修繕をしながら、雨漏りに関しては他の代替施設、山手体育館なり学校開放で体育館を確保していくなり、そういうやり方をしながら当面はしのいでいきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 10番 木内達夫
以上で終わります。ありがとうございました。