みんなの議会

新ひだか町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日

(1)農業行政について/(2)有害鳥獣対策について/(3)軽種馬産業について/(4)馬産地振興策について/(5)ホッカイドウ競馬について

2021年3月12日、新ひだか町議会の一般質問で、池田一也議員が「農業行政について」「有害鳥獣対策について」「軽種馬産業について」「馬産地振興策について」「ホッカイドウ競馬について」について質問し、水産林務課長 水谷貢、農政課長 及川敦司、農政課参事 森宗厚志、町長 大野克之が答弁しました。

質問者
池田一也 議員
答弁者
水産林務課長 水谷貢、農政課長 及川敦司、農政課参事 森宗厚志、町長 大野克之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 池田一也

それでは、通告に従いまして、「農業行政について」2点の質問をさせていただきます。1点目に、「有害鳥獣対策について」お聞きいたします。私は、今までの一般質問において何回かこの有害鳥獣対策について質問させていただいております。直近で申し上げますと、平成28年の9月議会で同種同様な質問をしておりますが、最近でも同様な被害がさらに続いていると感じております。また、それに伴う農作物の被害も多く出ているのではないかと感じておりますので、質問をさせていただきます。そこでまず、近年の被害状況と駆除数をお聞きをいたします。また、町では被害防止計画を作成し、捕獲計画数などを定めて実施していると思いますので、その実施状況をお聞きいたします。次に、侵入防止柵の設置状況と保守点検の状況についてお聞きいたします。この侵入防止柵は、設置されてから既に年数が経過し、災害などによる荒廃が危惧されております。そこで、日常の保守点検はどのように行っているのか、あわせて修理や修繕が必要となった箇所があった場合どのように対応しているのかお聞かせ願います。次に、狩猟者の確保やその育成の状況についてお聞きをいたします。全国的に狩猟者、中でもハンターの成り手不足や高齢化が懸念されております。そこで、新ひだか町での確保や育成に対してどのような施策を講じられているのかお聞きいたします。また、国においてもこの状況を鑑み、鳥獣保護管理人に係る人材登録事業や農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー登録制度、また鳥獣被害対策実施隊などの対策制度や事業を行っております。これら国の事業などを町ではどのように取り組まれているのかをお聞きをいたします。次に、2点目の「軽種馬産業について」お聞きします。初めに、「馬産地振興策について」をお聞きします。近年やっと長い不況乗り越えて、たとえコロナ禍の今であっても軽種馬産業は好調を維持しております。例えば昨年の北海道市場においては、セレクション、サマー、セプテンバー、オータムのこの4つのセールで売上総額127億円を超える過去最高額を記録しております。しかし、私は決して好調な状況が今後も続くとは思っておりません。過去のバブルの崩壊、リーマンショックのときのように一瞬にして不況に陥るのが軽種馬産業の特徴だからであります。今はコロナ禍であっても好調は維持しておりますが、コロナ禍の後、コロナ禍後にはどうなるのか予測ができない状態にあると思っております。私は、このような状況下であるからこそ、地に足をつけた馬産地振興策が重要だと考えております。そこで、以前からある競走馬生産振興事業と馬産地再活性化緊急対策事業が今どのように活用されているのか、その取組状況をお聞きいたします。次に、「ホッカイドウ競馬について」お聞きをいたします。新聞報道を見ますと、昨シーズンは過去最高の売上げを記録したとか、今後は魅力ある競馬の改革、さらには門別競馬場の大規模修繕などの計画内容が記載されております。それで、令和2年の発売額、計画達成率などの開催結果、魅力ある競馬への改革内容、そして、門別競馬場の大規模改修の計画内容などをお聞きいたします。最後に、日高軽種馬振興対策推進協議会の活動状況についてお聞きします。この協議会は、日高管内7町の首長や議長、そしてJA組合長などなどから構成をされて、2001年から単年度収支赤字による存廃問題があったホッカイドウ競馬の問題を打開するために2009年に立ち上げ、ホッカイドウ競馬の運営を北海道軽種馬公社に移行するなど、運営に大きく関わってきたと認識をしておりますが、近年は売上げが好調なためかあまり活動が見えていないように感じております。私は、先ほども申し上げましたが、このような状況下であるからこそ地に足をつけた馬産地振興策が重要であり、この日高軽種馬振興対策推進協議会も大きな役割があると考えますので、最近の活動状況などを教えていただきたいと思います。以上、1回目の質問とさせていただきます。御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

池田議員からの御質問、「農業行政について」の大きな項目の1点目「有害鳥獣対策について」御答弁申し上げます。エゾシカなどの野生鳥獣による農林被害等被害は、全道的にも甚大なものがあり、各種被害対策などにより近年の被害状況は減少傾向にあるものの、野生鳥獣による直接的な農林業被害のほか、森林の下層植生の消失等による土壌流出や車両との衝突事故など、多岐にわたって地域に深刻な影響を及ぼしております。国においても、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」と農林水産省が平成25年度に策定した抜本的な鳥獣捕獲対策に基づく各種施策により、被害防止が目指されているところであります。当町におきましてもこれらを踏まえ、「新ひだか町鳥獣被害防止計画」の策定や「新ひだか町鳥獣被害防止対策協議会」を組織し、「鳥獣被害対策実施隊」による駆除事業を実施するとともに、管内各町で構成しております「日高鳥獣被害防止対策広域協議会」において意見交換や情報共有を行いながら、広域的な連携を図った取組を行うこととしております。御質問の1点目の被害の状況と駆除数についてですが、北海道が取りまとめた被害状況では、令和元年度の北海道内の被害額は47億400万円で、そのうち日高振興局管内の被害額は4億8,500万円となっております。当町においてのここ数年の被害状況は、平成24年度の被害額が4億8,200万円をピークに令和元年度では1億400万円まで被害が減少しております。また、被害面積につきましても平成25年度の2,009ヘクタールの被害から減少を続け、令和元年度には840ヘクタールの被害面積となっております。令和元年度の主な被害内容につきましては、農業関係の牧草被害が最も多く、9,246万5,000円、被害面積は809ヘクタールとなっており、次いで水稲が595万3,000円、27.1ヘクタール、ミニトマトが388万1,000円、0.9ヘクタール、青刈りトウモロコシが162万5,000円、3.4ヘクタールになっております。また、林業被害については、主に造林箇所における侵食した苗木の食害被害がありますが、生育への影響が少なく、被害額・被害面積は報告されておりません。また、駆除捕獲状況でございますが、主な鳥獣別では、エゾシカについては本年度の令和3年2月末現在で3,343頭、令和元年度実績は2,970頭、平成30年度は3,472頭となっております。アライグマについては、本年度の令和3年2月末現在で372頭、令和元年度実績は437頭、平成30年度は571頭となっており、他の鳥獣については、本年度分になりますが、令和3年2月末現在でヒグマが8頭、タヌキが219頭、キツネ123頭、カラス81羽を駆除・捕獲しております。次に、御質問の2点目の被害防止計画の策定についてですが、新ひだか町の鳥獣被害防止計画は、鳥獣による農林業等に係る被害の軽減に資することを目的に、平成20年度から被害傾向の検証による駆除・捕獲などの対策計画を策定しており、現計画の各鳥獣別年間捕獲計画数は、単年単位になりますが、エゾシカ4,500頭、アライグマ600頭、ヒグマ15頭、キツネ120頭、カラス400羽としております。今後も農林業関係の団体や猟友会、日高振興局並びに管内の広域的な調整を担います「日高鳥獣被害防止対策広域協議会」との連携を図りながら被害防止計画を進めてまいります。また、アライグマにつきましても「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく防除実施計画を策定し、農業者などが自衛的に防除実施ができるように捕獲従事者証の発行と捕獲用箱わなの貸出しを行っております。次に、御質問の3点目の侵入防止柵の設置状況と保守点検状況についてですが、エゾシカの侵入防止柵につきましては、平成25年度から平成27年度にかけて、「新ひだか町鳥獣被害防止対策協議会」が国の補助事業を活用して設置しております。侵入防止柵のうちネットフェンスの設置延長は、静内地区は約4.9キロメートル、三石地区は約5.8キロメートル、計約10.7キロメートルを設置し、事業費については合計2億4,680万2,000円で、ほか電気牧柵の設置については静内地区の約31.6キロメートル、事業費は1,593万1,000円となっております。侵入防止柵の保守点検につきましては、設置箇所の地先関係受益者との合意によりまして、日常的な点検と管理についてお願いをしているところであります。次に、御質問の4点目の狩猟者の確保やその育成状況についてですが、有害鳥獣駆除員については銃器の取扱いや野生鳥獣の習性、さらには地域の状況にも精通した地元猟友会員の方を推薦していただき、町の非常勤公務員として委嘱し、駆除事業を担っていただいているところでございます。現在の有害鳥獣駆除員は、静内地区が51名、三石地区の28名の計79名となっており、それぞれの地域において有害鳥獣駆除活動に御尽力をいただいているところであります。新たな狩猟者の確保や育成については、個人の嗜好や経済的な面などが課題と思われますが、新たに委嘱された有害鳥獣駆除員の方は平成30年度から令和2年度の3か年で14名となっております。また、新たに狩猟者・駆除員の確保を図るため、新ひだか町鳥獣被害防止対策協議会において有害鳥獣駆除員となる方に対して狩猟免許の取得に係る健康診断費用、予備講習費用及び免許申請費用を助成しております。狩猟者の育成については、主として先輩駆除員の指導により技術の習得と育成などをしておりますが、新ひだか町鳥獣被害防止対策協議会においても担い手育成の場を兼ねるものとして、エゾシカの一斉駆除を毎年度静内地区と三石地区で各1回、技術を習得する場と育成としての駆除事業を実施しております。御質問の5点目の国の対策制度、鳥獣保護管理に係る人材登録事業、農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーの登録制度、鳥獣被害対策実施隊の取組状況についてですが、鳥獣保護管理に係る人材登録事業は環境省が実施しており、鳥獣保護管理に関する技術者を登録し、地方公共団体などの要領に基づいて紹介されており、登録技術者が鳥獣保護管理に関した助言や指導等を行うものとなっております。当町においては、地域の状況や野生鳥獣の習性を熟知している猟友会員の中から静内地区2名、三石地区1名の合わせて3名の方が鳥獣保護員として北海道から委嘱され、活動をしております。日高振興局生活環境課とも連携を図りながら、鳥獣保護等について適宜アドバイスをいただいており、今後、必要に応じて人材登録事業の活用についても検討したいと考えております。続いて、農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー登録制度については、農林水産省が実施しており、野生鳥獣による農作物被害の防止に関する専門的な知識を有している方を登録し、被害防止体制や具体的な被害防止及び捕獲対策などについて助言等を行う制度となっております。当町の状況としましては、主に鳥獣保護員や有害鳥獣駆除員が野生鳥獣や地域に関する知識と経緯により地域の農業者等へ必要な助言を行い、自衛策などと併せて鳥獣被害対策・被害軽減に結びつくものと考えておりますが、アドバイザーの登録については有害鳥獣に対する被害対策のほか、営農や農林地管理に関する専門的な知識が必要とされており、引き続き登録に向けた関係機関との情報共有等に努めることとしております。最後になりますが、鳥獣被害対策実施隊についてでございますが、「鳥獣による農林水産等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」第9条により、市町村の鳥獣被害防止計画に基づく捕獲等の実践的な活動を担う鳥獣被害対策実施隊を実施することができるものとされております。当町におきましても、新ひだか町鳥獣被害防止計画において町が委嘱しております有害鳥獣駆除員により鳥獣被害対策実施隊を設置し、静内地区で3班51名、三石地区で2班28名、計5班の79名体制としており、今後におきましても新ひだか町鳥獣被害防止計画に基づいた各種施策の実施により、被害防止に向けて努力したいと考えております。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

池田議員からの御質問の大きな2点目「軽種馬産業について」御答弁申し上げます。1点目の「馬産地振興策について」の競走馬生産振興事業と馬産地再活性化緊急対策事業の取組状況についてでありますが、まず馬産地再活性化緊急対策事業につきましては、平成21年度から平成26年度までの緊急的な対策として実施されており、軽種馬生産の高度化、他作目への複合化転換を行う場合の機械・施設のリース導入などで、JAしずない、JAみついし合わせまして実施件数293件、事業費は9億7,070万円、補助金額は3億2,348万円の実績でございました。一方の競走馬生産振興事業につきましては、日本中央競馬会の特別振興資金を財源に平成17年度から平成29年度までの事業として実施されておりましたが、競馬法の一部改正により平成30年度からさらに5年間の事業延長がなされてきたところであります。事業内容は、草地整備などの生産基盤対策、優良繁殖牝馬の導入、せり市場に上場するための馴致や調教の預託、利子補給など、軽種馬生産に対する幅広い補助事業となってございます。JAしずない及びJAみついしを窓口として申請された令和2年度の主要な事業実績としましては、草地整備や牧柵設置等の事業が事業数32件、事業費は1億1,262万円、補助金額は6,000万円。優良繁殖牝馬の導入事業では、導入頭数28頭、事業費は3億3,043万円、補助金額は8,292万円。機械リース事業では、事業数19件、事業費は1億363万円、補助金額は3,351万円となっております。次に、2点目の「ホッカイドウ競馬について」の1点目「令和2年の発売額、計画達成率などの開催結果」についてでありますが、4月15日から11月5日までの全82日間を門別競馬場にて開催されました。この間、濃霧の影響により3レースが中止となりましたが、発売額につきましては520億4,481万円で計画費155.6%となり、平成3年に記録した454億838万円を29年ぶりに更新する過去最高となりました。発売額の内訳としましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、4月15日の開幕当初から6月11日までの間、道内の全場外発売所で発売休止したことなどによりインターネット、電話投票等での発売が大幅に伸び、それら合計販売額は498億9,694万円でありまして、その割合は96%となってございます。次に、2番目の魅力ある競馬への改革内容及び3番目の競馬場の大規模改修の計画についてでありますが、平成4年度以降の連続した赤字決算からの脱却を図るため平成19年度に策定された「北海道競馬改革ビジョン」に基づき、運営のスリム化を図ると同時に開催場を門別競馬場に集約して、ナイター施設の整備が実施されております。この取組により着実に赤字体質からの脱却が図られ、収支均衡が見通せる経営改善となったことから、平成23年度以降も競馬事業の存続が決定されたところであります。平成22年度に策定された「第1期北海道競馬推進プラン」においては、改革を継続することにより平成25年度から単年度収支が黒字に転換して収支構造の安定化が図られ、続く令和2年度が最終年度となる「第2期北海道競馬推進プラン」においては、第1期の取組を引き継ぎ、番組・サービスの充実によるファンの拡大を柱として、さらに発売額の拡大を実現しております。今後のホッカイドウ競馬の運営の方向性につきましては、令和3年度から令和7年度の5か年を期間とする「第3期北海道競馬推進プラン」に基づき進められることとなりますが、現在、素案が示された段階となっております。その概要についてでありますが、「これからも競馬ファンに愛されるホッカイドウ競馬」を目指す姿として掲げ、競馬事業の安定とともに馬産地の持続的発展を目指すことが明記されております。主な取組方向としては、これまで同様に番組・サービスの充実によるファンの拡大のほか、競馬の根幹となる人と物の経営資源を充実するため、騎手・厩務員の確保や老朽化した基幹施設の配置見直しと整備更新に取り組む計画となってございます。その整備の基本的な考え方としては、一体化となっている厩舎と住居を分離移転し、厩舎は競馬場に隣接する町有地に、住居は現在の住居エリアに集約する計画となっております。また、現状のスタンドはそのまま活用しながら、さらなるファンエリア拡大や装鞍所などの業務エリアの集約も行う計画となっております。4番目の「軽種馬振興対策推進協議会の活動状況」についてでありますが、本協議会は日高地域の軽種馬の生産基盤の改善強化を図ることを目的として、管内各町長、議会議長、農協組合長など関係機関の代表をもって構成されており、日高軽種馬農業協同組合が事務局をつかさどるものでございます。事業内容としては、軽種馬生産基盤の改善と強化を推進するための企画立案及び陳情請願の実施などでありまして、日高管内における軽種馬振興施策に係る統括的意思決定機関という位置づけであることから、直接活動を行っているものは下部組織であるホッカイドウ競馬支援室となってございます。具体的にはホッカイドウ競馬の発売拡大対策事業やファンサービス事業など活動は限定的ではございますが、その他協議会で決定された方向性に基づき、事務局の調整の下、各構成団体が国や競馬施行団体などへ要請活動や各町独自のホッカイドウ競馬への支援事業を実施しております。町といたしましても軽種馬産業につきましては、関係団体等との協力関係を保ちながら、馬産地として引き続き支援してまいりたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。

再質問 14番 池田一也

それでは、答弁をいただきましたので、再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。それで、駆除頭数ですとかはお聞きをいたしましたので、まず侵入防止柵のところから質問させていただきたいと思います。平成25年から平成27年に設置しているということで、経過したのが6年から8年ぐらいなのだなと。一応、国税庁でこれの耐用年数だかというのを調べて、そしたら金属製なので、14年で言われているそうなのです。ですから、14年もつ、だけれども今はまだ6~8年しか経過していない。耐用年数はまだまだもつはず。だけれども、この柵の特徴で、木が生い茂っているところだとかにやってあって、枝が折れた、木が折れた、ましてや山で、大規模災害はここ数年ありませんけれども、やっぱり沢が崩れたとかあるわけです。ですから、そういうやつの僕が危惧しているのは点検がちゃんとできているかということなのです。さっき農業被害だとかをお聞きをしておりますが、これ以外に特に鹿ですけれども、交通事故対策も必要となってくると思うのです。そういう意味で、この柵が壊れていて、鹿がそこから侵入してということを考えると、地先の方にそれをお願いするというのはふだんはよいにしても、1つ提案なのですけれども、ここでもう6~8年たったので、やはり一斉点検みたいなのを一度やってみるべきではないでしょうか。どうでしょうか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

侵入防止柵の点検の方法というところなのですが、総延長が10.7キロあるというところで相当な延長がございます。こういったところで、壇上でも御答弁させてもらったのですけれども、地域の協力は欠かせないかなというところで認識しております。大きな補修だとかそういったところについては、例えていくと平成28年度に災害があったときの補修については、その災害復旧工事と併せて侵入柵も補修させていただいております。今後については、耐用年数がまだ残っているというところも踏まえて、これまでも地域の方の協力いただきたいとは思っておりますが、ただ耐用年数過ぎているというところ近くなってくると更新も考えなければならないかと思いますので、タイミングを見てそういった調査もしたいと思っております。

再質問 14番 池田一也

耐用年数14年といっても、要するに経年劣化で倒れるというよりも、繰り返しになってしまいますけれども、そうやって枝が倒れただの何だの、沢が崩れただの、そういうことによる修理が必要なことが僕は起きているのではないかと思っているのです。それを地先の方に点検してくださいと言っても、総延長が長い柵ですけれども、中には町有地もあれば、道有地、国有地もあるのでしょうと。ですから、せめてそこは地先がちゃんとやるのだというのだったら、国有地においては国が、道有地においては道が、町有地においては町が日常点検していると思うのです。それはそれで百歩譲ってよしとしても、農家の人たち、地先の人たちがやってくれていると思うけれども、せめてそこだけでも一斉点検というものをしておくべきではないですかと思うのですけれども、重ねてどうでしょうか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

おっしゃられていることはよく理解しています。今後ちょっとそういったところも点検方法も含めて検討したいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 14番 池田一也

それで、この柵が何かの理由で壊れましたと。それで、もしそこで柵が何らかの理由で壊れたといったときに、誰が直すのかというところが答弁なかったと思うのです。そういう意味でもあまり僕も聞かなかったので、悪かったかなと思っているのですが、実際壊れていたところ発見したときに、それの修理・修繕するのも地先の方なのですか。金銭的にもかかる場面もあると思いますから、その補修費用もこの契約している地先の方がそのことも負うこととなっているのでしょうか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

補修費用の部分だと思いますが、軽微なものというのか、個人で直せる、例えば針金だとかひもで穴を塞ぐ程度であればちょっと地域の方にはお願いしたいと思いますが、その保護柵自体は協議会のものとしておりますので、大規模なものについては協議会のほうで対応したいと思っています。

再質問 14番 池田一也

それで次、狩猟者の確保のところに入っていきます。駆除員が三石、静内合わせて79名だよという答弁でした。私は、平成28年に、1回目でも言いましたけれども、同じような質問をしていて、駆除員何人いるのですかと聞いたときは78名と言っていたのです。ですから、今から5年前になるのですか、平成28年ですから。5年前から見ると、1名増えたということなのです。この3年間で14名が新しく入っていただいたという中で、ただ私知りたいのは、この今の79名、これで足りるのか、足りないのか。私5年前に質問したときには、78名で、なかなか成り手がいなくて、人員不足で苦慮しているのだみたいな答弁をいただいているものですから、今の79名というのは必要数に足りているのかどうなのかをお聞きします。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

駆除員の人数なのですが、今現在、壇上でもお答えしたように79名の駆除員がいます。令和3年度の委嘱の準備というところで、2名増員するような形で今受付をしているところです。適正人員という部分なのですが、その部分については何か明らかなものというのはございませんので、何人が適正かというのはちょっと答えづらいのですが、多いほうがそれはいいとは思いますが、今後そういったところでそういう狩猟者が町内にいれば駆除員になっていただくような御協力を求めていくような形を取りたいと思います。

再質問 14番 池田一也

それで、先ほど答弁で新たになる方には健康診断だとか予備講習だとか免許申請の費用助成とかとあります。免許を取るためにはいろいろかかるのです。これ以外にもだと思うのです。79名で足りているかどうか分からないというのですが、きっとこれは高齢化が進んだりということは、14名新たな方入っていますから、かなり若返りは進んだのかなと推測はしますけれども、新たな方がどんどん入ってもらうにこしたことはないし、僕は必要としていると思っていますから、少しでも入りやすい、狩猟者になりやすい環境をつくることが大事だと思っているのです。ですから、町も行政の施策として、先ほど答弁いただいたような助成をしていただいてはおりますけれども、私は狩猟者となりたい方は全てにおいて、かかる費用全てにおいて町が全額補助をすべきだと思いますが、いかがですか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

狩猟者になる部分にかかる費用なのですが、新規としてかかる費用については免許申請費用が5,200円になります。その講習費用というものがわな猟で8,250円、銃器で1万1,000円というようなところになっていて、これについて新規の方についてはこれらを全額助成をしているというようなところです。既存のハンターさんなのですが、町の有害鳥獣駆除員になることによって狩猟免許の更新時にかかる更新手数料といったものだとか狩猟登録免許税、この部分が免除になります。協議会で一斉駆除を年に1回程度各地区で行っているのですが、こちらの一斉駆除に参加することによって毎年度行われる技能検定と、あと技能講習が免除されるというところで、通常この辺については3万円以上かかるのですが、その部分が免除されるという形になっております。

再質問 14番 池田一也

今の答弁の中に例えば初心者講習受講料4,000円、講習会で使用するテキスト料2,340円、資料試験問題集が1,500円だとかが一般的にかかるそうなのです。私もこの資格持ったことないので、分からないのですが、ですから今の助成していただけるのは大変ありがたい話ですし、さらに新ひだか町で狩猟免許取ろうと思えば全額、かかる費用全部を、さっきも言ったように何千円とかでそんなに額が多いわけでもありませんし、年間で何十人、何百人と狩猟免許取る方がいるわけでは現実ないわけですから、要するにこの免許を取るときには全額新ひだか町が持ちますというようにすべきではないですかという意味で質問している。一部ではなくて全部ということにしたほうが分かりやすいのではないでしょうか。成り手も増えてくれるのではないでしょうかという思いで質問しているのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

議員さんおっしゃられることは十分理解します。ただ、ハンターというのは駆除だけではなくて、自分の趣味的なハンティングだとかそういったところを主にしてから駆除員に入ってくるという形がありますので、全額というところはちょっとうちのほうで今現在考えておりません。そういった駆除員になることによってかかるような経費については、町で助成をしたいという考えで今後も進めていきたいと思っております。

再質問 14番 池田一也

何とかなってくれればいいなと。諦めずに今後もすべきと提言をしていきたいなと思っております。次も僕、今の答弁の繰り返しになるのだろうなと思ってあえて聞くのですけれども、ハンターのほうをしようと思えば、やっぱり銃を買わなければ駄目なのです。隣町の例をわざわざ出すのもどうかなとは思いながら、隣の新冠町は40万円の2分の1の上限20万円の補助を何年も前から出しているのです。ですから、銃を取得するときにもこういう補助を出すべきだと言って、また趣味ですからとかと言われやせぬかなとは思っているのですが、大事なことだと思うのです。趣味でどうこうではなくて。どうでしょうか。まねをすれという意味ではありません。我が町独特に銃の全額補助でもいいのです。やっぱりそういうのも狩猟者を増やすためには必要だと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

今、新冠町の例が出されて、管内においては新冠以外にも日高町、様似町、3町で同様な形で助成をしていることは確認しております。当町においては、今79名駆除員がおりますが、そのうち既に銃器を所持している方というのが60名おります。それ以外の19名については、わな猟の資格しか持っていないというような状況になっておりますので、今後そういった銃器を持ちたいだとかそういったことがあれば、当町のハンターさんからそういった要望も今まで上がってきていないものですから、そういったところの意向があれば検討することもありなのかなとは思いますが、今のところそういった要望もないですし、銃器を持つというところはかなり管理だとか、事故もあったり、危険性もあったり、適性的な関係もございますし、今、充足で足りているという部分もありますので、そういったところはちょっと慎重にいきたいかなとは思っております。

再質問 14番 池田一也

さっき79名の駆除員いるよという中で、答弁がありましたけれども、銃を持つ資格を持っている方が60名、残り19名は要するにくくりわなですよね。ですから、くくりわなももちろんそういう狩猟の中に入りますけれども、聞いておきたいのは新たに14名増えたという中で、くくりわな19名いますけれども、14名増えて、その14名の中で銃を持つ資格がある人、わなだけの人、そこら辺分かれば教えてください。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

今、詳しい数字手持ちでないので、お答えできないのですが、基本的にわな猟が主な方だと思います。そんなところで、今わな猟についても比較的うちの町については軽種馬が多いというところで、銃器による駆除ができないというところがあります。くくりわなの駆除数についても、ここ数年、協議会のほうでもくくりわなだとかというのを購入して、町の駆除員の方にも貸出しをしております。結構くくりわなの駆除も効果的なというところで、くくりわなによる捕獲の実績としましては令和2年度の、令和3年2月末現在で547頭、令和元年度で557頭、平成30年度で458頭と一定の効果が上がってきているというところで、これについてはわな猟の資格も講習等を受けて、比較的銃器より簡単に取得が可能というところで、これら一般的に農業者だとか被害を受けている方も、限定的な話になりますが、農業者自らも自己防衛的なことがしやすくなるのではないかというところも踏まえて、今、協議会のほうではこういったところも広めて、こういったくくりわなによる駆除、自己自衛的なものもちょっと広げていきたいなと考えております。

再質問 14番 池田一也

くくりわなも効果的なのです、それはもちろん。ただ、くくりわなは、要するに簡単に言うと生け捕りというのですか、なっていて、止め刺しという、要するにくくりわなにかかって、逃げれなくて、必死に逃げようと動いているものに対してやっぱり最後は銃で仕留めなければならないでしょう。力尽きて死ぬまで待っているわけではないのです。だから、そのときはこの60名の狩猟免許を持った人でないとできないわけではないですか。だから、私は足りているのか、79名で足りているのかという意味は、やはりくくりわなでかかったらその時間を置かずに最後まで仕留めてしまわないと、周りに馬がいるのは分かるのです。私、農村地帯に住んでいますから、「今、鉄砲の音するから馬入れてください」と言われたこともあるのです、「驚かないようにね」とか。だから、方法はあるのです。ですから、ただ止め刺ししてくれる人がいなければ話にならないのです。鹿がずうっと暴れているのです。だからこそ、くくりわなの資格を持っていただけた方が増えているというのはありがたいことですけれども、60名からさらに人数を増やして、そういう止め刺しのときもすぐ時間を空けずにできるようにすべきだろうと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

今、わなで捕っても止め刺しをどうするのだと、銃でなければというところなのですが、ここ数年前までは確かに止め刺しをする場合については銃を使ったりだとか、急所部分にナイフを入れたりとかというような形を取っていました。ここ数年ですが、電気式のものでショックを与えて止め刺しをするという安全なものが出てきております。これについては、若い方もそういった形で止め刺しをしていって、安全に、銃に頼らないで止め刺しができるような器具も出てきておりますので、こちらについても協議会で準備したりだとか、そういうふうにしてくくりわなのほうを少し広げていきたいというところで御理解願いたいと思います。

再質問 14番 池田一也

くくりわなのことをちょっと何点か質問しましたけれども、やはり最終的には熊だとかくくりわなでは対応できない鳥獣もたくさんいるわけですから、ハンターはある一定数というか、僕は今まで以上に、僕も何かの計算式用いて足りているとか足りていないと言っているわけではないのです。あの当時七十何名いて足りていないと言っているから、今もたった1名しか増えていないわけです、今の質問の答弁だと。ですから、今も足りていないのだよねという観点から私は聞いているわけですから。それで、平成28年に質問したときもこの足りない人員をどうしようかと、どう増やそうかといった中で、「公務員ハンター」という言葉が出てきています。私も公務員ハンターを増やすべきだと言っていました。ですから、今できた人数の中に公務員ハンター、これ法律でも認められていることになっていますので、この公務員ハンターを増やすべきだと5年前に言わせていただいておりますけれども、前はいなかったと思うのですが、今何名いますか。

答弁 水産林務課長 水谷貢(水産林務課長は2022年3月まで)

公務員ハンターというところの部分について、駆除を公務としたハンターというのは当町にはおりません。ただ、公務員の仕事の傍ら、休日だとか時間外において駆除員になっている方は町内におります。その人数が今現在8名おりまして、そのうち町職員が6名、道職員が2名おります。主にくくりわなの方とか、あと空気銃で、銃器の方が1名おります。

再質問 14番 池田一也

銃器の方が1名ですから、そうそう勤務中に呼び出されることはあまりないのかなとは思っています。ただ、町長においては、公務員の町職員の方もいらっしゃるわけですから、これは地域の消防団と同じです。もし何かあれば、町長の許可は要るのでしょうけれども、それは速やかに出動を許可するというところをやっていっていただければなと思っております。公務員ハンターも含め狩猟者がさらに増えて、この有害鳥獣の駆除がさらに効果を上げていただければなと思っております。次に、馬のことに移ります。競馬産業について、馬産地振興策だとかをお聞きしました。そして、壇上で答えてくれている中でちょっと分からなかったのは、再生のほうあります。僕の考えでは、答弁の中でコンサイナーのこと出ていました、せりに出す馬の馴致云々。これコンサイナーのことでしょう。コンサイナーは、以前は機械リースとレポジトリーがここに入っていたけれども、これが今の答弁で言わなかったかなと思っているのです。レポジトリーは、今はでは競走馬生産振興事業のほうに移ったということでよろしいのですか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

競走馬のレポジトリーの事業ですけれども、過去は馬産地再活性化緊急対策事業という中で行われておりましたけれども、これが見直されて、新たに競走馬生産振興事業という中のメニューの一つとして盛り込まれたと考えていただければと思います。

再質問 14番 池田一也

ちょっと話戻してすみません。今はこの競走馬生産振興事業にコンサイナーのことも移ったのだなということでよろしいのですね。首を縦に振っているので、そういうことだということで、それでマイクロチップの埋め込みというのもこの競走馬生産振興事業に入っていたと思うのですけれども、入っていなければ入っていないという答弁で構いません。ただ、マイクロチップの埋め込みはどうなっているのでしょうかというところをお聞きします。

答弁 農政課参事 森宗厚志(農政課参事は2021年3月まで)

マイクロチップのほうの事業の項目がどこに入っているかということなのですけれども、ちょっと私どもではそこまでは詳しくは承知しておりませんけれども、こちらの補助金につきましてはあくまでも競馬会の補助金というような形で入っているという認識でございます。

再質問 14番 池田一也

私は私なりに調べましたけれども、マイクロチップの埋め込み、レポジトリー、コンサイナー、こういうのは全て競走馬生産振興事業に入っていると、私なりに調べた結果そう思っています。それで、さっき壇上でも言っていました平成30年から5年間の事業延長したのだと。今そういう書類を見ますと、実はその見たという書類にマイクロチップも入っていたのですけれども、ほとんどの場合、事業期間を「令和2年から3年以内」と書いてあるのです。ですから、言っていることは一緒だと思うのです。平成30年から5年間、終わるときはきっと同じことを言っているのだと思うのです。これは議員立法であって、時限立法なのです。それで、延長、延長を重ねなければならないのです。ですから、私はこの産地にとっても非常に有効に利用されていることでありますから、来るべき再来年に5年目を迎えますけれども、これの延長をどのように言っていくのだと、求めていくのだというところをお聞きしたいのですが、いかがですか。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

この競走馬生産振興事業については、これまでも時限立法の中で期限があるということで、それで今まで陳情等により3回延長されてきた経緯がございます。それで、この期限が迫る中で、日高軽種馬振興対策推進協議会の中でも毎年町村会ですとか日高総合開発期成会、これらと一緒に国会議員ですとか農林水産省、中央競馬会のほうに要望活動を行っておりますので、今後についてもそういう活動を通しながら、この事業を継続していくということで強く要望をしていくというふうに考えてございます。

再質問 14番 池田一也

要望は、しっかりとし続けていっていただきたい、またさらなる延長を望んでいただきたいなと思っているのです。今、日高軽種馬振興対策推進協議会と言われましたけれども、なかなか私も言いづらいのです。各首長も入っていますけれども、各議会議長も入っているのです。我が町の議会議長も入っているこの団体に対してどうのこうのというのはあまりよろしくないとは思いながら、そこの構成員である町長のお考えだけはお聞かせ願いたいなと思って何点か質問をさせていただきます。この日高軽種馬振興対策推進協議会に対してだけではないのですが、日高軽種馬振興対策推進協議会をはじめいろんなところにいわゆる「軽種馬議連」って日高にあるのですけれども、正式名称で「日高地区軽種馬産業活性化推進議員連盟連絡会」というのがあって、そこから平成27年に要望書を出させていただいております。簡単に言うと要望が3点あったのです。1点目が「北海道市場の恒久的な開催」、2点目が「市場アクセス道の整備」、3点目が「高規格幹線道路のインターチェンジの整備」ということだったのです。この3点です。あれから年数がたちまして、市場へのアクセス道の整備というのは、大体終わっているのだろうと思う。新しい道路も実際ついて、せりに来た人が11トン車でも、馬運車でも大変曲がりやすく、入りやすくなったと好評を得ていると思うのです。その後の埋め立てて馬房を造ってとか駐車場にしてとか、そこの部分まではちょっと抜きにして、大体できたのかなと思ってはいるのです。ですから、あとの2点、北海道市場の恒久的な開催とインターチェンジの部分、この部分であれから何年かたっていて、今の日高軽種馬振興対策推進協議会のほうのお考え分かればお聞かせ願いたいのですが。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

平成27年に日高地区軽種馬産業活性化推進議員連盟連絡会から要望書が上げられておりまして、先ほど3つの要望の中の「北海道市場の恒久的な開催」、まずこれについてどのようになっているのかということでございますけれども、軽種馬農協からの聞き取りになりますけれども、市場開催時においては購買者の方から宿泊施設が取れないといった声が依然あると聞いております。しかしながら、高規格幹線道路が延長をしてきたことに伴って、千歳ですとか札幌圏域からもアクセス時間が短縮されるということから、そういった声も少なくなってきていると聞いてございます。ただ、今後セレクションセールといった1日開催というようなものについては、そういった馬主会の方の声を取り入れて、札幌開催ということも検討する余地もあるのかなという考えもあるみたいですけれども、基本的には生産者の馬の輸送等の負担を考えると、やはり札幌での開催は現実ではないなという考えでありますので、今の段階、軽種馬農協等につきましては、馬主会の会議の場においても地元開催を今後もまだ続けていくというような話で進めていっていると聞いてございます。そして、もう一つ、「高規格幹線道路のインターチェンジの整備」の関係でございますが、これも平成27年に要望された当時は、海岸線に走る沿岸ルートだったと思うのですけれども、この間、津波浸水域に位置するということからルート変更の検討が行われまして、現計画は津波回避ルートになったという状況でございます。それで、静内インターチェンジにつきましても市場に近接の道道に接続するという計画になっておりますので、この日高地区軽種馬産業活性化推進議員連盟連絡会から要望があった内容で実現されたのかなと考えてございます。また、それに伴いまして市場へのアクセスも向上されると考えてございます。

再質問 14番 池田一也

分かりました。それで、日高軽種馬振興対策推進協議会のことについてもう何点かお聞かせ願います。日高軽種馬振興対策推進協議会の活動が見えないという言い方を私は1回目でさせていただきました。先ほどの再質も含めての答弁で、事業延長を国に求めていったりということをやっているのだという答弁もありました。やっているのだというのですから。ただ、僕は、日高軽種馬振興対策推進協議会をつくったときのことから知っている者としては、このつくった意味です、日高軽種馬振興対策推進協議会をつくった意味。まず、第一義的には「ホッカイドウ競馬存続」だったのです。今好調になっているわけでしょう。めちゃめちゃよくなっているわけではないですか。1.5倍も売り上げているのです。いろいろ問題ははらんでいます、インターネットがそのうちの九十何%もなっているとかと。いろいろありますけれども、好調なだけに日高軽種馬振興対策推進協議会の活動が見えてこないなと思っているのです。私なりに調べると、何年か前には例えば北海道外から門別競馬場に来ていただいた方、先着5,100名に日高昆布プレゼント、これホッカイドウ競馬支援室、要するに下部団体がやったりもしているのです。ですから、お客を増やす、売上げ伸ばすというその努力はやってはきてはいるとは認識しています。では、令和2年度に日高軽種馬振興対策推進協議会として何をやったかなと思ったときに、私が見つけれたのはホッカイドウ競馬の11月に協賛ということで、レース名にこの日高軽種馬振興対策推進協議会の協賛で「御声援に感謝!20回JBC賞」、これに冠をつけたぐらいしか僕は見つけれなかったのです。総会の資料も見ようと思いましたが、去年は書面決議だったようですし、新型コロナウイルス感染症対策ですから仕方がないのですけれども。要するに日高軽種馬振興対策推進協議会は、国の要請活動と馬産地の要請を聞くのだと、上につなげるのだとか、逆に言うと上から下にということもあるのでしょうけれども、そういう存在価値がある団体なわけです。そういう中でこの日高軽種馬振興対策推進協議会の活動は何をどうやっていましたかという問いに答えていただきたいのですけれども。

答弁 農政課長 及川敦司(農政課長は2025年3月まで)

まず、この日高軽種馬振興対策推進協議会の設立の趣旨を申し上げたいと思うのですけれども、実はこの日高軽種馬振興対策推進協議会というのは昭和45年に昭和47年から競走馬を含む活馬の輸入化・自由化、こちらの方針に国が転換したということで、軽種馬農家の生産安定ですとか日本の競馬振興のために設立されたという趣旨で、実は昭和45年、かなり歴史が古い組織になってございます。ただ、この間どういった活動をしてきたのかというと、やはり主に陳情活動ということで、なかなか皆さんに見えるような活動はされてきていないのかなとなるのですけれども、平成12年から平成13年頃、ホッカイドウ競馬の売上げがかなり落ち込んできたときにホッカイドウ競馬の存続問題が出てきまして、それでこの下部組織でありますホッカイドウ競馬支援室を立ち上げてホッカイドウ競馬の売上げ増のいろいろな事業をやってきたという経過がございます。昨今なのですけれども、今ホッカイドウ競馬も好調になってきているわけでございますが、新たに軽種馬に従事する労働者不足の問題ですとか、あと馬に関わる産業人口を増やすといったことで協議会内に、これも下部組織になるのですが、「日高地域活性化支援室」というものを本年の4月に立ち上げるという予定で聞いてございます。この日高地域活性化支援室はどういったことをやるのかということなのですが、軽種馬生産牧場へ就労するための人材育成をして、そこで育成した方を牧場に送り込むと、こういう研修農場の運営を4月から開始するというようなことを聞いてございます。新たにこういった取組を行って、本来の軽種馬生産のベースとなる部分をまず力を入れていくというような考えで計画が進んでいると聞いておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 14番 池田一也

それで、活性化支援策をはじめ、いろいろこの日高軽種馬振興対策推進協議会でやっていく予定でいますよということですので、期待を込めたいなと思うのです。大野町長は、前職というのですか、前にそういうホッカイドウ競馬に関わる部署にいて、要は日高軽種馬振興対策推進協議会だとかから要望を受ける側になっていて、今は町長となって、する側になったと思うのです。そういうところに携わっていた。私も馬生産していましたから、そのこともあって今こうやって馬のことに興味を持って質問しているわけですけれども、町長として、ホッカイドウ競馬に携わってきた責任ある中にいた一員として、その経験を生かして日高軽種馬振興対策推進協議会で何か言いたいこと、やってみたいこと、こうなればいいなというところがあれば教えていただきたいのですが。

答弁 町長 大野克之

軽種馬の本当にレアな質問だと思います。恐らく議員の皆様方が聞いていてもよく分からない内容だと思いますが、日高軽種馬振興対策推進協議会の前に軽種馬に対する補助事業のお話をされていましたけれども、5年間で終わりました馬産地再活性化緊急対策事業は国費を直接軽種馬農家に補助金として出すということで、これは過去なかったことを国がやっていただいたもので、5年間限定の事業でございます。もう一つの事業のほうにつきましては、これは従前より日本中央競馬会の経費をもって軽種馬の応援をしていただいている補助事業でございます。そういう国が関与しないような軽種馬生産の世界に対して、この産地としてどうあるべきか、何を求めるべきかということ、その中心となる団体が、今、議論されておりました日高軽種馬振興対策推進協議会ということになろうかと思います。この歴史につきましては、及川のほうから説明したとおりでございますが、20年ぐらい前に私も日高軽種馬振興対策推進協議会のホッカイドウ競馬支援室立ち上げのときにちょうど携わっておりましたが、そのときにはホッカイドウ競馬、さらには笠松競馬のほうにもこちらの馬が走る場面もありましたし、生産者の方々が「地方競馬の灯を消さないでくれ」ということもありまして、そういうところに対する支援を中心にやってきた団体だと認識しています。それで、今後この日高軽種馬振興対策推進協議会というものがどうあるべきかというお話だというふうに思いますけれども、この日高軽種馬振興対策推進協議会の運営に当たりましては、管内の各町の関係者みんな入ってやっておりますけれども、今一番困っているのは、先ほど及川課長からも話しましたとおり、現場の生産農家で働く人がいないと。あるいは、獣医さんがいなくなってきた。装蹄師さんがいなくなってきたということで、生産現場の課題が数多くあるわけです。競馬は順調にいっています。馬は売れています。ただ、これを永続的に馬を生産するための土台が今崩れ去ろうと、崩れかけていると思っておりますので、今後この日高軽種馬振興対策推進協議会の役割としては、そちらのほうに時代の流れからシフトしていくのではないのかなと思っています。また、そこのところを何らかの施策を考え、何らかの応援を国、JRAなりからいただかなければならないと。それで、答弁長くなって申し訳ございませんけれども、1つだけ日高軽種馬振興対策推進協議会の活動としての内容をお話ししますけれども、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でやっておりませんけれども、一昨年、日高軽種馬振興対策推進協議会の中央要請に参りましたが、そのときには通常我々は、例えば30分とか40分、あるいは1時間ぐらいの時間を取って、中央の人方が懇談をしてくれるという機会はほぼありません。ただ、この日高軽種馬振興対策推進協議会の軽種馬の問題については、具体的に申しますと農林水産省の競馬監督課長が出てきて、みんなでこの要望事項に対して意見交換をする。もう一つ、JRAに行きますと、JRAの各部長さんが出てきて意見交換するというようなことで、この協議会での要望についてはかなり濃厚に意見交換をしているということでございます。そういう中で、国会議員お辞めになりましたけれども、吉川大臣が当時いらっしゃるときに吉川大臣室に行って、「獣医さんが少ないのを何とかできないか、大臣」ということでお話ししたときに、すぐさま担当部局に指示しまして、その結果、今、恐らく動いていると思いますが、獣医学部にいる生徒さんがインターンシップとして現場に入るときにJRA――日本中央競馬会から何らかの支援をしていただくと、そのような事業が出来上がっていると考えておりますので、今後ともそういう生産現場に視点を当てた取組が必要なのではないのかと思っています。

再質問 14番 池田一也

答弁をいただき、ありがとうございました。町長が答弁で言っていましたけれども、レアな質問だと思っています。ただ、やはりこういう話をできるのは、町長が今までホッカイドウ競馬に関わってきたとか、いろいろそういう経過もあってこそだと思うのです。別に選挙の話はしません。しませんけれども、やっぱりそういうところに期待をした町民も僕は多かったのだろうと思っているのです。馬のことを知っている町長だからと。だから、「馬産業全体の押し上げにきっと大野さんはやってくれる」という期待感が今の結果となっているのだと思っています。今後も期待をさせていただきますし、ちょっとレアな質問は今日これでしばらくはしないかなとは思っていますけれども、やはり馬はこの町の基幹産業ですから、それは興味を持って、レアと言われようが何だろうが、またいつか質問をしたいなと思っております。質問を終わります。ありがとうございました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◎延会の議決

出典:新ひだか町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる