みんなの議会

下川町議会 令和6年9月会議 2024年9月12日

「町民とともに歩む」町政を実現する取り組みについて

2024年9月12日、下川町議会の一般質問で、中田豪之助議員が質問し、町長 田村泰司が答弁しました。

質問者
中田豪之助 議員
答弁者
町長 田村泰司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中田豪之助

「町民とともに歩む」町政を実現する取り組みについてということで質問していきたいと思います。町長の公約にある「町民とともに歩む」町政を具現化する方法の一つとして、指定管理者選定委員会において、モニタリングの結果や評価ポイント等、指定管理者の選定理由を町民に公開するべきだと考えます。町長の公約では、4 番「町民とともに歩む」というところで、「①各種計画、各種会議などのまちの情報を分かりやすくお知らせします」とあります。私は 3 月定例会議の一般質問で質問しましたが、その時の答弁というのは、「現在、職員のみで構成されている指定管理者選定委員会には、町民が加わることができない」という答弁でした。これらの評価ポイント、モニタリングの結果について情報開示を行うことにより、町政の透明性を確保し、町民の理解を得て、そして町長の公約である「町民とともに歩む」まちというのが実現すると考えます。町長の見解をお伺いします。

答弁 町長 田村泰司

中田議員の「「町民とともに歩む」町政を実現する取り組みについて」の御質間にお答えします。令和 6 年 3 月定例会議におきまして、指定管理者の指定手続について御質間をいただき、指定管理者選考委員会に「町民を委員に加える」、「外部の人間の任用も検討する」ことにつきましては、指定管理者の候補者選定のための選考に当たって、当該施設について利害関係者となり得る町民の方が委員となる場合があることから、更新などで多くの施設を公募する際は難しいと判断しており、今後におきましても、指定管理者制度導入基本方針に基づき、指定管理者を指定してまいりたいと答弁させていただいたところであります。御質問のありました、「指定管理者選定委員会におけるモニタリングの結果や評価ポイント等、指定管理者の選定理由を町民に公開するべき」につきまして、これまでは、募集要領において選定基準と選定方法を、また、指定管理者の指定結果について、情報を公開してきたところであります。選定理由の公開につきましては、指定管理者選定の公正、透明性の観点から、一定程度公表することが望ましいと判断いたしましたので、今後におきましては、事業者の事業活動などに影響がないよう、法人・団体情報への十分な配慮等を行った上で、指定管理者制度導入基本方針や選定理由について、町民の皆さまに御理解いただけるよう、積極的に情報を公開してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 4番 中田豪之助

今の答弁で、法人・団体等に配慮を行った上で、基本方針や選定理由について、積極的に情報を公開していくという、大変画期的といいますか…本来あるべき方針になるということで、大変それは良い施策だと思います。ただですね、今も同じように…利害関係者が委員となる場合があるので、町民の参加はできないということでしたが、本来的に、私は…そこはやっぱり第三者といいますか、役場職員以外の、町外の有識者でもいいですけど、参加するべきだなというふうに考えます。本町の最高規範の自治基本条例ですが、その 8 条には「町民参加の推進」ということであります。第 8 条「町は、次の事項を実施する場合は、法令の規定によるものや緊急を要するものを除き、町民の参加を推進し、意向を反映します。」ということで、「(4)町民の生活に大きな影響を及ぼす施策を決定するとき。」、「(5)広く町民が利用する公共施設の管理運営方法などの決定をするとき。」は、町民の参加を推進し、意向を反映するという…第8 条なんですけれども、町長はこの点について、いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。自治基本条例「町民参加の推進」の部分でございますけれども、ここについてはですね、広く町民が利用する公共施設の管理運営方法などを決定するときに、町民参加の推進ということで、例えば新たに施設を建てるときですね…どういう形がいいかとか、いろんな意味で、委員会、審議会、そして説明会、あるいはパブリックコメント、管理運営の時に条例等も制定しますので、そういった場合に、この 8 条の理念に従って、そういったものを設置して進めますということです。指定管理に関しては、これまで数度更新をしてきたんですけれども、私もその事務に何回か携わってまいりました。その中で、いわゆる町民の方ですとか、専門的な知識を持っている方を…排除してるという考えではなくて、以前もちょっとお答えしましたけども、専門的知識が必要な場合は、委員会に入っていただいて、アドバイスを頂くという立場で進めた事例もございますので、そういったものは…ケースによってはお願いする必要があるかなというふうに私も思っているところですが、条例の規定の中では、排除するものではありませんし、あるいは…委員会は…独立したといったら変ですけれども…私がその中に入って議論するわけではないので、委員長は総務企画課長がやって、合議体でいろいろ審査をしていただきますから、その中で、必要があればそういった方に出ていただいて、アドバイスを頂くということは可能だと思っております。それで、これから 12 月定例会議に向かって、多くの施設が指定管理の更新ということで議案を提出させていただきますけれども、その準備作業を今…モニタリングを含めて、指定管理選定委員会の方で進めてもらっております。その中で必要という判断があれば、町民の皆さん等に入っていただいたり、あるいは専門の方に入っていただいたりという場合もあると思うんですけれども、町民の方に入っていただくのが…多岐にわたっての一つの委員会ですから、いろんな施設が入っていますので、全く利害関係がないという方を選ぶのもなかなか厳しいのかなというのも…ちょっと印象としてあります。それで…ちょっと長くなってすみません…今回、1 回目の答弁でお話させていただいたとおり、今まではいろいろな事業者の方への影響があるという判断から、本当に最初の…要領ですとか、仕様書ですとか、そういったものは公表していましたけど、あと決定された方の部分だけだったんですけれども、可能な限り情報公開して、町民の皆さまに御理解いただく方向で今考えていますので、そういったことも含めてですね、御理解をいただければというふうに思います。

質問 4番 中田豪之助

本当に…今、情報の開示とか、透明性の確保ということは、企業とか自治体にとっては当たり前のこと、それを怠っていると大変な非難を浴びるといいますか、批判を浴びて、非常に運営が厳しくなるような状況ですので、このような取り組みは第一歩として非常に意義のあることと考えます。それでちょっと…宣伝も兼ねてなんですけれども、7 月 21 日に鷹栖町で、議員とか議会事務局を対象にした研修がありまして、そこへ行ってきました。そこで非常に印象的だったのが、大正大学の江藤え と う俊昭教授という方が講演していまして、そこは北海道の自治体と府県からも議員さんが来てたんですけど、どこの自治体でも課題は共通といいますか…高齢化、それから子育ての問題、議員のなり手の問題、みんなそういうものを抱えていました。その教授が言うには、今は縮小社会だから、そういう時には、住民と議員と首長が総力戦でこれからの地域社会を支えていく必要があるんだということを言ってまして、まさにそのとおりだなと、この課題を解決するというか、難局を乗り切るというか、生き残るためには、まさに総力戦が必要だと、その総力戦のための第一歩が…先ほど町長が仰った新しい取り組み、モニタリングの結果とか…そういうことを公開して、必要があれば有識者とか町民も入っていただくと、それは総力戦の第一歩ですし、それが町長の公約である、まさに自治基本条例にあるような「町民とともに歩む町政」ということを実現することにつながると思います。今後も、12 月の議会に係るのかもしれませんけれども、モニタリングの結果の公表とか、情報の開示、そしてその周知というか…情報公開の仕方とか、引き続き私はチェックというか…監視の目をしていきたいと考えております。これで私の質問を閉じさせていただきます。

出典:下川町議会 令和6年9月会議 2024年9月12日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる