下川町議会 令和6年3月会議 2024年3月14日
(1)町民と対話する機会の創出について/(2)令和6年度町政執行方針の福祉・医療・住民サービスの向上について
2024年3月14日、下川町議会の一般質問で、桜木誠議員が「町民と対話する機会の創出について」「令和6年度町政執行方針の福祉・医療・住民サービスの向上について」について質問し、町長 田村泰司、税務住民課長 髙屋鋪勝英、保健福祉課長 髙原義輝が答弁しました。
- 質問者
- 桜木誠 議員
- 答弁者
- 町長 田村泰司、税務住民課長 髙屋鋪勝英、保健福祉課長 髙原義輝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 1番 桜木誠
皆さん、おはようございます。質問番号 1 番の桜木でございます。私、6 月の定例会議、そして 12 月の定例会議、今回の 3 月定例会議と、新人議員として3 回目の一般質問になります。いずれもどういうわけかトップバッター、私、しっかり気を引き締めて、自分の考えや思いを町長にぶつけ、前向きな答弁を頂こうと考えております。それでは、早速、私の通告に従いまして、2 点ほど質問を用意しております。まず、一つ目の質問でございます。町民と対話する機会の創出についてでございます。町長の公約の中に、町民との対話に関するものがあります。公約は大きく八つに分かれておりまして、公約の 3 番目「分断の解消」の中には、「多様な主体の参画による会議を創設するよう努めます」や「町民が主体となる会議への参画や支援等を行います」があり、公約の 5 番目「「和」をもって、難局を乗り越えていく」の中には、「町民・多様な主体による会議の創設や参画に努めます」がありまして、町長の町民との対話に対する前向きな姿勢が伝わってくるところでございます。先般、2 月 29 日、令和 6 年度予算の報道発表が行われ、町長の思いが込められた施策や事業が新聞などのメディアを通じて町民に伝えられましたが、しかしながら、これは行政からの情報発信として例年行っているもので、一方通行的なものであると認識しているところでございます。私は、予算に関連する施策や事業に限らず、地域が抱える様々な課題を解決するための手法として、双方向での町民との情報共有や意見交換などが必要と考えておりますが、町長は公約の実現に向けてどのようなものを考えているか答弁いただきたい。
答弁 町長 田村泰司
桜木議員の「町民と対話する機会の創出について」の御質問にお答えいたします。昨年 5 月の町長就任以降、様々な会合や団体の総会などに出席するとともに、連絡を頂いた時には、可能な限り町民の皆さんと直接対話するよう心掛けてきたところであります。公約に掲げている「町民・多様な主体による会議の創設や参画」につきましては、常日頃、職員に対し、地域の課題の把握など、高い使命感をもって、情報収集や自己研さんなどに励むとともに、積極的に地域や現場に出向き、地域の実情の把握や町民の皆さんの声に耳を傾けるよう伝えており、各所管課においても町民との対話を心掛けているところであります。また、各所属課での施策を推進するに当たり、町民意見の聴取が必要な場合には、これまでも案件ごとに町民説明会や意見交換会などを開催してきている状況であります。今後も地域が抱える様々な課題を解決していくためには、町民の皆さんとの対話は必要不可欠でありますので、町民の皆さまがより参加・対話しやすい場の創出に向けて、探求し、機会を設けていきたいと考えております。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 1番 桜木誠
ただいま町長の方からは、各所管課においても町民との対話を心掛けている、また、町民説明会や意見交換会などを開催してきているとお示しをいただきました。最後の方での「町民の皆さんとの対話は必要不可欠」というところは、私の認識と同じであると思っております。そして、町民の皆さまが、より参加・対話しやすい場の創出に向けて、探求し、機会を設けていきたいという前向きな答弁を頂きましたが、さらに具体的に深掘りをしていきたいと思います。再質問となりますが、これまで町民と対話する機会として、時期や地域を決めて開催をしておりました「町民懇談会」があります。自分の記憶では、上名寄地区では、農村活性化センター「おうる」や、市街地では、総合福祉センター「ハピネス」、一の橋地区では、一の橋コミュニティセンターなどの開催場所を決めて、開催の時間帯も、同じ日の日中と夕方、そういうような時間設定で複数開催だったかと思っております。また、内容については、町の財政状況や制度改正など、その時々のタイムリーな施策や事業の説明を行い、その後、参加者と意見交換をしていたものでありました。近年は、新型コロナ感染症の影響によりまして中止となった時もあるかと思いますが、町民懇談会の行政側の出席者としては、町長、副町長、教育長、また各担当課長のほかに、施策や事業説明のための担当者など、そうそうたるメンバーが出席し、時には参加者よりも多い時があったかと記憶をしております。そこで、まずは、新型コロナ感染症の影響で中止となった期間を除きまして、過去 5 年間における開催状況、例えば開催時期、時間帯、地区、参加人数などを教えていただければと思います。
答弁 税務住民課長 髙屋鋪勝英
それでは、桜木議員の御質問にお答えしたいと思います。町民懇談会…これまで開催してきておりまして、コロナで中止になったのが、令和 2 年と令和 4 年の 2 回という形になっております。そのほかに関しては開催という形になっておりますが、令和 3 年度につきましては、2 日間の日程で、19 時から「ハピネス」、13 時30 分から「おうる」、19 時からは「一の橋コミュニティセンター」という形で、3 回実施しておりまして、この中で出席者としては総体で 23 名という形になっております。また、令和元年度におきましては、11 月 20 日が 13 時 30 分から「緑三会館」、11 月 21日が 10 時から「ハピネス」、19 時からも夜間開催ということで「ハピネス」、11 月 25 日は13 時 30 分から「おうる」で、19 時からは「一の橋コミュニティセンター」、この元年の時には計 5 回開催されておりまして、総体の出席者としては 54 名という形になっておりました。また、平成 30 年度におきましては、11 月 15 日が「緑三会館」、11 月 19 日が 10 時から「ハピネス」、11 月 22 日が夜間開催ということで 19 時から「ハピネス」、11 月 26 日が 13時 30 分から「おうる」で、19 時からが「一の橋コミュニティセンター」いう形になっておりまして、総体の出席者としては 45 名という形になっておりました。過去 5 年間でいくと、中止が 2 回で、開催が 3 回という形になっております。過去 5 年間ということですので、以上で回答という形にしたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 1番 桜木誠
ただいま、担当課長から、過去 5 年間の開催状況の詳細について説明をいただきました。私が記憶していたとおり、3 地区に分かれて、日中・夜間の開催という状況であったかと思います。1 回当たりの開催人数としては、その時々の…例えば話題によっては多い時もあったのかなという感じはしておりますが、大体一桁台で推移してるような感じを受けております。ちなみに私、上川北部の各町村の町民懇談会的な町民の意見交換の開催状況を自分なりに調べてみたところであります。私の手元の資料では、中川町まちづくり懇談会、これは令和 4 年度ですが、年 1 回、日中と夜間の開催ということで、本町と同じような集会所などを使っての開催です。また、音威子府村につきましても、同じような…名称は違いますが…住民懇談会、これも日中と夜間の開催、そして集会所という状況でございます。あと、美深町においては、まちづくり懇談会ということで、2 年に 1 回、町内の 17 自治会全てをやっているような状況でございます。参加人数については、一桁台から、多いところでは 20 名というところもあるようでございます。特徴的なのが和寒町、和寒町は町民懇談会として、7 月の中旬ぐらいから 8 月の中旬ぐらいまで約 1 か月間、これも各地域の集会所で、開催日数も多いということもありまして、150 名程度が参加しているような状況でございました。いずれの町村も、町民と意見交換の場が必要であるとの考えの下に開催しているようでございます。本町においても、町民の声に耳を傾ける機会として「町民懇談会」がございますが、今後の開催のあり方について、どのように考えているか、答弁を頂きたい。
答弁 町長 田村泰司
お答えいたします。今後の開催のあり方ということで、私も課長として町民懇談会に出席したこともございまして、その時その時によって状況は違うかなというふうには思っておりますけれども、町の方の各施策・事業の立案ですとか、そういったものに町民の皆さんの御意見を頂きたい、これを十分把握したいという意向があって開催した時もありますし、また、テーマを少し絞ってということでお話をさせていただいた時もあったかと思います。その中でやはり、どうしてもですね…テーマがたくさんありますと、こちら側の人数が多くて、少し威圧感があるというお話を頂いたこともありますし、そのあたりの工夫が必要かなというふうに私としても考えております。やはり話しやすい、意見が出やすい雰囲気づくりも必要かなと思っておりますので、そういった工夫をしながら開催していきたいと思っております。また、やはり重要な施策・事業に関しては、そのテーマ…これを決めてお話を聞いた方が意見が出るのかなというふうに思ってますので、町からのテーマを絞っての開催、あるいは、テーマをあまり絞らないでの開催など、様々な開催方法を考え合わせながら、その時々の状況によって、時期、開催方法、内容等を考慮して開催していきたいというふうには考えております。近隣の状況と比べますと、いろいろと状況は違うかなと思っております。下川町の場合ですね、「公区要望」の取りまとめ等もありますので…そういったものや、「知恵の環」ということで皆さんの御意見を出していただく方法ですとか、また、重要な施策に関しては、「パブリックコメント」手続等もありますので、そういったもので意見を出せるという部分もありますから、そういったものと併用しながら、やはり町民の懇談会も開催していく必要があるかなというふうに思ってますので、今後、本当に効果的な開催ができるように、いろいろと調査研究しながら進めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
質問 1番 桜木誠
ただいま町長の方からは、今後のあり方について、テーマを絞る、また、内容をいろいろ工夫しながら開催していきたいと。当然、本町と近隣の町村とは同じような状況ではないと思いますし、そこそこの地域によって…町民の皆さんの対応もいろいろ違うかと思います。町では、パブリックコメント、特に今年度は、「第 9 次行政改革大綱」や「第 6 期総合計画」の基本構想の見直し、中期計画の策定、また、様々な条例改正に伴うパブリックコメントがされたかと思います。ただ、聞いたところによりますと、パブリックコメントとして出された方は少数だというふうには聞いてございます。そういう部分としては、更なる工夫が大事ではないかというふうに感じております。そこで再々質問になりますが、議会では、今期新体制になってから、親しみやすく接しやすい議会と議員を目指して、新たな試みとして、これまでの「井戸ばた会議」の開催方法、内容などを変更し、「議員とフリートーク」と題して、これまで 3 回実施をしてきております。開催時期でございますが、定例会議前…これを基本としまして、8 月、11 月、2 月で、場所は、まちおこしセンター「コモレビ」、これまで「井戸ばた会議」はテーマを設定しておりましたが、「議員とフリートーク」では、その名のとおり…悩み事、相談、町民からの提案、相互の情報共有など、何でもありという状況です。初回の 8 月開催の時は夕方のみでありましたが、「日中も開催してほしい」との声がありましたので、要望に応える形で、11 月と 2 月は午前 10 時と午後 6 時からの 2 回開催としております。参加者も毎回 20 人から 30 人、老若男女…様々でございまして、個人や団体、常連の方もいらっしゃいますし、初めてという方もおりまして、自分の感触としては、なかなか盛り上がったものだったと感じているところでございます。議会と行政では、立ち位置の違いもありまして、行政が同じような形態で実施した場合、とかく地域の人たちの単なる要望会的なもので終わってしまう可能性が大きいのではないかというふうにも思っております。現状で、町長と接する機会として、町の行事や、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、各種会議、フォーラム、各種団体の総会など、少なくはないかと思いますが、いずれも町長と気軽に話ができるような感じのものではないと思っております。一方で、町民から様々な要望を吸い上げる仕組みとして、これも先ほど答弁の中にありました…公区要望というものがございますが、いずれにしても、気軽に意見が言える「親しみやすい町長」、「親しみやすい行政」となることで、町民からの生の声を聞くことができまして、それが様々な施策や事業実施のヒントとなり、住民サービスの向上につながるものと思っております。また、そのような機会を設けることで、将来を見据えた効率的で効果的な財政運営を目指した公共施設の再編、統廃合や、町の主要なプロジェクト実施の際に、町民との合意形成も図れる可能性が大であると思っております。そこで、「議員とフリートーク」のような形態で、気軽に町民との意見交換の場を、今年度、是非設けてはどうかと思いますが、町長の考えをお聞かせいただきたい。
答弁 町長 田村泰司
お答えをいたします。今後ですね、町民懇談会的なものを予定しているのは、行政告知端末の関係…廃止に向けての周知等も、やはり皆さんにきちんとお知らせをして、丁寧に説明をしていかなければならないというふうに思っていますし、その後、統廃合も含めた今後の公共施設のあり方についてという…テーマを決めて、町民懇談会等を実施していくというふうに考えておりますけれども、テーマを決めないで、いろんなお話ができる機会というのを設けるというのも一つの考えではありますけれども、私としては、やはりいろいろな制度ですとか、いろいろな規制だとか、いろんなものがある中で、最終決定をして議会の方に提案をさせていただくのは私でございますので、その前段で、いろんな要望的なお話を聞いて、そこで出来る出来ないの判断をですね…その段階でするとなかなか難しいかなというのも、先ほど桜木議員も仰っていたように、そういったケースもあるかなと思います。ただ、できるだけ…いろいろな総会ですとか、いろいろなイベントですとか、いろんなところに顔を出して、皆さんにいろいろお声掛けをさせていただいて、いろいろとお話するように心掛けておりまして、その際に頂いたお話の中でも、町の施策ですとか、今後のまちづくりにいかしていこうということで、いろいろお話をさせていただいているところでありますし、時間の制約等もありますけれども、役場に来た時に、「ちょっとお話したいんですけど」ということでお話があった際には、できるだけお話する機会を作るということで、懇談等をさせていただいているところでございます。制度として皆さんにお知らせしているところではないので、来られた方が希望された時に…私がちょうど時間が空いていてというような時もありますので、そういった形でやらせていただいてます。それで、いろいろお話いただいた中で、「フリートーク」というのも一つの考えだと思っておりますけれども、時間の制約等もありますけれども、グループ等でいろいろお話したいというような御要望があった場合に、そういった懇談というか…いろいろなお話をする機会を作っていくのも必要かなというふうに思っていますので、調整がいろいろ必要な場合もありますけれども、今後そういったものを検討していきたいというふうに思っています。できるだけ皆さんのお話を聞く機会を増やしていきたいと思っておりますので、御理解いただければと思います。よろしくお願いします。
質問 1番 桜木誠
ただいま町長の方からは、テーマを設けないのも一つの方法である、また、町長の人柄もありまして、各種会議や総会、気軽に町長の方から声掛けをして、いろんな意見を聞かせていただき、場合によっては、いろんな政策や、そういうところにつなげていければなという話もございました。町長が言われるとおり、時間の制約もありますし、町長と気軽に話をするとなると、なかなか…多くの町民が一度に来た場合、対応しかねる場合もあるかと思いますが、是非、先ほど町長からの話にもありましたとおり、グループで…そういう話があった場合は、是非前向きに対応していただくことが、それこそ効率的で効果的な行政運営に資するものであると思いますし、また、様々な施策や事業を実施するに当たって、町民との合意形成も図れるものと思っておりますので、是非この点については、前向きに実施していただきたいと思います。それでは、二つ目の質問に移らせていただきます。令和 6 年度町政執行方針の福祉・医療・住民サービスの向上についてと題させていただきました。今定例会議初日の 6 日に、町長から令和 6 年度の町政執行方針が示されたところでございます。その執行方針、第 1 点目の分野方針「福祉・医療」の第 1「地域福祉推進」の中に、「地域全体で支え合う体制と、福祉・医療・保健の連携が重要」との記述がございます。既存の類似した仕組みとして「地域包括ケア会議」や、以前といいますか…私があけぼの園の施設長をしていた頃に「福祉医療連携会議」があったというふうに記憶をしてございます。「地域包括ケア会議」は、確か定期的に開催しているものと認識しておりまして、特に「福祉医療連携会議」、当時は開催した記憶がございますが、まずは近年の開催状況を教えていただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 髙原義輝
お答えいたします。近年は開催しておりませんが、平成27 年から令和元年まで、この間…5 年間ですね、会議の方は 2 回、検討会という形で 14 回ほど開催されております。以上です。
答弁 町長 田村泰司
申し訳ありません、先に開催回数のお話を答えてしまったんですけど、全般のお話をお答えさせていただきます。桜木議員の「令和 6 年度町政執行方針の福祉・医療・住民サービスの向上について」の御質問にお答えいたします。御質問の「福祉・医療・保健の連携」についてでございますけれども、人口減少・少子高齢化・核家族化…こういったものが進みまして、高齢化率は 40%を超える中、高齢者にとって可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けることができるよう、様々な関係機関との連携を行うことが重要であることから、本町では「地域包括ケア会議」を毎月開催し、情報共有と連携を図っているところであります。一方で、医療分野につきましては、町立病院は「かかりつけ医」としての役割を担っておりますが、人口減少等や専門医療への移行により、外来患者数の減少や病床の稼働率は低下している状況にございます。介護・高齢者福祉分野については、今後、施設への入所待機者の増加、在宅介護の負担や将来不安を増大することになりますと、施設・訪問系の介護職員がともに不足していることから、介護サービスの低下につながり、提供可能な地域への転出が懸念されます。障害者福祉の分野においては、施設への入所者数は減っており、施設職員の確保につきましても苦慮している状況にあります。また、医療・介護・高齢者福祉施設等の直営施設では、人件費をはじめとする経営コストの増加等により、経営を圧迫、硬直化を招いていることから、町政運営においても喫緊の課題となっております。このようなことから、高齢者をはじめとする町民の皆さまが安心し、各福祉分野に携わる皆さまにとっても働きがいがあり、行政にとっても健全な財政を維持することができる、持続可能な医療・介護・福祉の提供体制を維持するため、関係者が一堂に会し、前述した課題と対策について情報共有や協議を深め、各福祉施設間の連携を強化するよう進めてまいります。以上申し上げまして、答弁といたします。よろしくお願いします。
質問 1番 桜木誠
ちょっと若干…勇み足で、自分の思いを伝えるところがちょっと抜け落ちておりましたが、今、町長の方からは、福祉施設が抱える現状、また、今後どのように進めるかの答弁を頂きました。町長が今答弁されたとおり、近年、福祉・医療・保健の分野で抱える課題は多様で、特に特別養護老人ホーム「あけぼの園」や、障害者支援施設「山びこ学園」、あと「町立下川病院」の福祉・医療施設では、人材の確保や育成、サービスの向上、経営改善など、課題は山積しております。これらの課題を解決していくためには、福祉・医療施設の相互の連携が必要不可欠と考えておりまして、特に従来の「福祉医療連携会議」のような、担当者、場合によっては現場の職員が参画することが大変重要であると考えております。特に福祉・医療施設の関係につきましては、現場の声…現場がなければ、やっぱりなかなか施設は成り立たないというふうに考えております。従前の「福祉医療連携会議」という形でいくかどうかは、私の方としては何とも分かりませんが、連携することによって、例えば経営改善、人材の確保につながる部分はあるかと思いますので、そういうところも含めて、是非この点についても前向きに進めていただきたいと思います。次に、町政執行方針の 2 点目でございます。昨年の 6 月定例会議で、私、役場職員の職場環境と住民サービスの向上について、一般質問を行わさせていただきました。その時の答弁として、「役職を問わず、きたんのない意見を言い合える、風通しのよい職場となることが住民サービスの向上に大変重要である」や、「職員研修は大変重要であり、今後も積極的に参加の機会を設ける」などがございました。このたびの町政執行方針には、町長の思いは…中にはあったかと思いますが、住民サービスの向上に向けた職員の資質の向上などの記述が見当たりませんでした。接遇や資質の向上に向けた研修などの取り組みは、私、必要不可欠であると思っております。先ほどの質問の中で申し上げましたが、今期から議会で実施している「議員とフリートーク」や、町民との会話の中で、度々、「役場の雰囲気がちょっと暗い感じだな」とか、あとは「職員が挨拶をしてくれない」などと聞くことがございました。これは、多分…職員が業務に集中するあまり来庁者に気付かなかったり、会釈をした時に来庁者がそれを見逃したなど、相互の食い違いもあるかと思いますが、挨拶などは、相手にはっきりしっかり伝わることが大変重要であると思っております。また、接遇のほかに、コミュニケーション能力などを向上させることで、相談しやすい職員、役場につながり、町民からの相談事などに速やかに対応できるものと思っております。そこで、今年度において、接遇やコミュニケーション能力、資質の向上などにつながるものとして、どのような研修だとか、そういうものを考えているか、答弁をいただきたい。
答弁 町長 田村泰司
御質問の「住民サービスの向上に向けた、職員の接遇や資質の向上に向けた具体的なもの」につきましては、職員の接遇では、新規採用職員への採用後の研修として、総務企画課による「職員としての心構え」や「仕事を進める上での心構え」の講話、それから「窓口対応マニュアル」を用いた研修を行っております。その他、定住自立圏域の自治体合同によります「接遇基礎研修」への参加、それから実習を通した接遇応対やマナー等の修得を図るなど、研修機会を確保し、併せて、職場における実務上での直接的な指導により、接遇の質の向上に努めております。職員の資質の向上では、先ほど申し上げた研修のほか、外部の研修機関による分野別の専門的・実務的な研修や、上川町村会による管内町村合同での「新規採用者向けの基礎研修」、「採用 2 年目向けの初級研修」、「採用 4 年目向けの中級研修」や「法務研修会」、参加者同士で研修計画の立案等を行い実施する「町村職員合同道外視察研修」など、こういったものの参加を通じて、資質の向上を図ってきております。また、資質の向上、人材育成の一環として、これまで国の省庁や北海道庁等への派遣を行ってきており、令和 6 年度では、環境省本省への職員派遣を行う予定でおります。今後におきましても、各種研修や実務上での直接的な指導を通じまして、接遇や資質の向上に努めてまいります。御理解いただきたく、お願い申し上げます。
質問 1番 桜木誠
ただいま町長の方から、職員の資質の向上、接遇の関係などについて答弁を頂きました。接遇に関しては、新規採用職員向けの研修、講話、こういうところを実施しているとのことでした。また、資質の向上については、外部の研修機関による、分野別の専門的な研修などを実施しているとのことです。一方では、道や国の関係省庁への派遣、関係機関への派遣、そういうものも実施しているとのことでございましたし、今後いろんな研修や、そういう直接な指導を通じても、接遇や資質の向上に努めていきたいとの答弁を頂きました。まず、私が感じているのは、町が外部講師を招いて行う研修、ともすれば一過性のものになることもあるかと思います。一番大事なところは、研修を受けた職員が、どう感じて、これからどう実行するかっていうところかと思います。特に日頃から、そういう意識付けをすることが大変重要ではないかと思っております。先ほどの答弁の中にありました、直接的な指導、これが日頃からの指導となって、例えば窓口職員…そういう対応がよくなるということにもつながるかと思います。是非日頃からのこういう直接的な指導だとか、そういうところをより一層強化していただきたいと思いますが、これに関して町長何か…いただきたいと思います。
答弁 町長 田村泰司
お答えいたします。先ほどちょっと…ふれなかったんですけれども、私は日頃から、入りやすく相談しやすい役場、役場は町民にとって役に立つ場所であるということで、訓示あるいはいろいろな場面、それから課長会議等含めてですね、お話をさせていただき、そういったものを念頭に仕事を進めてほしいということで話をしております。また、昨年実施いたしましたけれども、職員の年齢構成の歪みですとか、指揮命令系統の明確化等を図るため、機構改革と、グループ制から直接指導できる係制への移行を実施したところであります。今回、町政執行方針の中では、通常の取り組みというか、これは常にやらなければならないということで特に記載はしませんでしたけれども、やはりこの職員の接遇、資質向上の取り組みは、引き続き行っていかなければならないということで考えております。令和 6 年度…今後ですね、これから調査研究しながら、更に取り組みを進めていきたいと思っておりますけれども、総合窓口の充実強化、そして類似事務の整理統合など、第二弾の組織機構改革を予定しておりまして、その際に町民の皆さまの窓口の利便性の向上ですとか、より相談しやすい役場になるよう努めてまいりたいというふうに思っております。以上、答弁といたします。よろしくお願いいたします。
質問 1番 桜木誠
先ほど、町長の方からは、これは 6 月の定例会議の時にも確か答弁いただいた…「日頃から相談しやすく入りやすい役場を目指していきたい」という話があったかと思います。職員は、地域のため、あとは町民のために仕事をするというのが本来あるべき姿、当然の事なんですが、それに向けて、より一層指導の強化…第二弾目の機構改革があるという話もございましたので、そこに大きく期待をしたいと思います。本日、私が質問させていただいた、町民と対話する機会の創出、あと、二つ目として、執行方針に関するものとして、福祉・医療、住民サービスの向上、これは言葉のとおり全て住民サービスの向上につながるものと考えて質問をさせていただきました。これら質問全般を通じて、町長の考え、強い決意などをお聞かせいただき、私の質問の全てを閉じたいと思います。
答弁 町長 田村泰司
桜木議員の御質問の…全体を通してというお話なんですけれども、やはりいろんな意味でですね喫緊の課題があって、山積する課題をどう解決していくかという中で、やはり職員の接遇や資質の向上ももちろん大切なところだと思っておりますし、また、福祉・医療、それから介護を含めての連携ということは、非常に重要な点であるというふうに思っております。それで、それぞれの職員は、日々一生懸命頑張っておりますけれども、そこのやはり連携を十分に取っていくことが課題解決への本当の近道かなというふうに思っていますので、私ども…理事者含めてですね、各課長においては、自分の課だけではなくて、一歩踏み込んでいろんな連携を図りながら、地域課題を解決していく方向で進められるよう、私からも日々話しながら進めてまいりたいというふうに思っております。一歩ずつ着実に地域課題を解決しながら、将来に向けてのまちづくりにつながるよう進めてまいりたいと思っておりますので、引き続き御指導のほどよろしくお願いいたします。以上で答弁といたします。よろしくお願いします。