みんなの議会

下川町議会 令和5年6月会議 2023年6月20日

(1)役場職員の職場環境の改善等と住民サービスの向上について/(2)地域の商工業振興について

2023年6月20日、下川町議会の一般質問で、桜木誠議員が「役場職員の職場環境の改善等と住民サービスの向上について」「地域の商工業振興について」について質問し、町長 田村泰司が答弁しました。

質問者
桜木誠 議員
答弁者
町長 田村泰司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 1番 桜木誠

質問番号 1 番、桜木でございます。皆さん、おはようございます。私の日頃の姿勢としまして、物事の始め、必ず挨拶と決めております。10 時という時間ではありますが、あえて挨拶をさせていただきました。私、この春、町議会議員選挙において、無投票ではありましたが、町議にさせていただきました。そして今回が初めての定例会議で、初めての質問です。そしてトップバッターです。さらには、お答えをいただく、新たなトップリーダーになられました田村町長、初めての定例会議で、初めての一般質問。これから私の思いや考えをぶつけていきたいと思いますので、建設的な議論をしながら、より充実したものとし、前向きな回答をいただきたいと思います。よろしくお願いします。それでは早速、一つ目の質問でありますが、役場職員の職場環境の改善等と住民サービスの向上についてであります。私の理念の一つとしまして、役場職員の職場環境の改善と職員の資質や仕事などに対する意識が向上すると、住民サービスも向上するはずである。また、しなければならないと考えております。役場職員の仕事…自治体業務は、サービス業でございます。田村町長のマニフェストの「変革」という項目と「進化(深化)」の具体的施策の中に、「職員の意識向上と意欲や能力を発揮できる職場環境を作ります。」などが盛り込まれております。そこで田村町長に質問でございます。田村町長が考える「職員の意識向上と意欲や能力を発揮できる職場環境作り」とは、どのようなものかお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

桜木議員の「役場職員の職場環境の改善と住民サービスの向上について」の御質問にお答えいたします。職員の意識向上と意欲や能力を発揮できる職場環境作りにつきましては、職員それぞれが高い使命感を持って、能力が発揮できる職場づくりを進めていかなければならないと考えています。そのためには、個々の職員が幅広く情報を収集したり、研修に参加したりすることも必要ですが、やはり大切なのは職場における上司・同僚との信頼関係だと考えております。職場において、上司の明確な指示命令があり、それにより業務に対して職員間で意思の疎通が図られている、加えて、より良い成果を得るため、役職を問わず、忌憚のない意見を言い合える、いわゆる風通しのよい職場となることが、住民サービスの向上に大変重要であると考えており、このような職場の環境作りに、今後におきましても積極的に取り組んでまいります。また、研修等につきましても、専門的な知識の習得のみならず、これまで当たり前と思って進めていたことや、自分自身で新たに気づくこともあり、自らを振り返ることにもつながり、自分の意識や価値観が変わるきっかけとなり、職員としての資質の向上や成長につながっていると考えております。このように、職員研修は大変重要であると考えており、今後におきましても、積極的に参加の機会を設けてまいります。次に、住民サービスの向上についてでありますが、住民に親しまれる役場づくりに取り組んでいきたいと考えておりまして、地球温暖化対策の一環として、年間を通じて働きやすい快適な服装で業務を行い、親しみやすい服装にするほか、来庁者への挨拶や窓口等の親切な対応など、これらを通じて明るく入りやすい役場とし、住民サービスの向上に努めてまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 桜木誠

ただいま回答をいただきました内容に共感できる部分が多々ございました。今の回答の中に、職場における上司・同僚との信頼関係…これが大切であると、そして役職を問わず、忌憚のない意見を言い合える…いわゆる風通しのよい職場となることが住民サービスにつながる、これはまさに私もそう考えております。私が役場に在籍中、ある上司に言われた言葉がありました。それは「仕事は楽しくやるものだ」、それは常によく言われておりまして…全ての仕事が楽しくできるわけではありません。ただ、その当時、私は心身ともに…ちょっと不調な時期がありまして、そういう声掛けをされたことで、私の苦境を乗り越える…その原動力となったことがございました。そういうことでは、役職を問わず自由に意見を言える職場環境というのは、本当に大事ではないかなと、当然、住民サービスにつながるものであるというふうに…これは私が確信してるところでございます。そこで、幾つか…私が考える職場環境改善に向けた具体例、ちょっと申し上げてみたいと思いますが、まず一つ目としまして、先ほど町長も答えておりましたが、職場内での情報などの共有を図る、例えば朝礼や所属内での定例会議…そういうものを積極的に行うことで、担当以外の職員でも町民からの問い合わせなどに対応できるかなというふうに考えております。また、もう一つとして、職場内でのコミュニケーションを促進する、上司と部下や同僚同士の会話の機会を職員自ら意識的に増やすことでコミュニケーション能力が向上し、来客対応などがスムーズに行われ、また、職員同士の信頼関係も築かれるのではないかというふうに考えております。そしてさらにもう一つ、職員の仕事などに対する意識や意欲を向上させる、これは職員から提案のあったもの…例えば新たな取り組みや事務改善など、これに対して、上司などは真摯に耳を傾けて、アドバイスなどを行う、これが職員の資質が向上し、例えば政策能力の向上や事務改善などにつながるものではないかというふうに考えております。これらはほんの一例でございまして、ほかにもいろいろございます。例えば先ほど町長が答えてらした各種の研修でございます。研修の重要性については、先ほど回答いただきましたが、各種の研修については、受講する職員や研修の内容によって…一過性のものとなってしまう場合もあるかと思います。例えば接遇に関する研修がそうではないかというように考えております。接遇の研修に関しては、新規採用職員が必ず受けるものでございます。ですが、いつの間にか、役場庁舎に来た方に対して、挨拶や笑顔での対応がなかったりする場合が見られております。ちなみに…ちょっと調べたところ、接遇の研修…窓口対応ですね、これが令和元年の 2 月に実施されて、32 名だったかな…職員が受講されておりまして、それ以降はそのような研修の実績はないようにみられました。私が役場を退職してから、町民の方から「役場に入りづらい、目を合わせても知らないふりをして…すぐ下を向いてしまう、役場の雰囲気が暗い感じだ」など耳にすることがございます。この点につきましては、私も役場の在職中に心掛けていたことではございますが、今の職員の皆さん…業務多忙のあまり、心に余裕がなく、知らない間にそのようになってしまっているのではないかというふうに考えております。職員の皆さん…ロボットではありませんから、こんにちはと声掛けしたり、笑顔で会釈することが苦手な方も多いかと思いますが、それは当然仕事だと思っております。コミュニケーションが上手になる、明るく入りやすい、相談しやすい雰囲気の役場になる、フットワークが良い、職員の資質が向上する、それは全てが住民サービスの向上につながると強く確信をしてるところでございます。そこで 2 点ほど、田村町長に再質問でございます。1 点目として、研修の効果について、どのように考えているか、より具体的にお答えをいただきたい。特に接遇やコミュニケーション能力に関する…その研修の重要性についてどうお考えか。2 点目に、職員が地域住民から求められているものとして、どのようなものがあるか、また、職員は地域住民に対してどうあるべきか。この 2 点について、お答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

桜木議員から、研修の効果について、どのように考えているかと、職員が地域住民から求められているものはどのようなものかということ、職員は地域住民に対してどうあるべきかということで御質問をいただきました。研修に関しては…ちょっと一般論でございますけれども、研修というのはですね、やはり研修に参加した職員が、得た学びを実際に現場でいかすということであります。目的としてはそういう目的でありまして、先ほど…1 回目の答弁でもふれましたけれども、それをまとめていうと行動変容ということになるかなと思っています。行動が変わる、考えが変わるということであります。参加者は現場の課題を解決する、あるいは理想とする組織に向かって皆さんで一緒に頑張っていく、それを実現できる人材になってほしいというのが一般的な研修の目的でありますので、研修で学んでもそれが現場でいかされないと意味がないというふうに考えておりまして、その共有とかも含めてですね、今後取り組んでまいりたいというふうに思っております。その前にやはり、我々…研修に行っていただく前に、どういうふうな職員になってほしいかというのをきちっと踏まえて、その研修の目的に沿って研修に出ていただくというのも大事かなと思っていまして、研修計画ではそのへんのところも踏まえた上で、職階ですとか、年次ですとか、いろんなものを踏まえて研修計画を組んでいるところでありまして、やはり研修に行っても現場にいかされないのであれば、費用対効果としては非常に低いということになりますし、研修自体が本当に意味があるのかという話になってきますので、そのあたりのところも踏まえて進めていきたいというふうに思っております。職員研修につきましては、先ほどふれましたが、職員計画に基づき実施しているところでありますけれども、採用 4 年目までは、基礎研修、初級研修、中級研修ということで、それぞれ採用されてから経験を踏まえて、研修を受けていただいております。また、一般的な研修とか、専門的な研修とか、様々な研修に参加していただいているほか、町の独自研修ですとか、職員の皆さんが企画する自主研修ですとか、こういうのも実施しております。やはり専門性のある研修に参加することは、職員としての基本的な資質の向上ですとか、スキルアップというものも図られるものと考えておりまして、今後におきましても研修の時期や内容を適切に判断して、人材育成につながるように進めてまいりたいと思っております。また、職員が地域住民から求められているものということでございますけれども、役場というところで…言葉をもじって話しますと、役に立つ場所ですから、そこにいる職員なので、地域で役に立つ職員という意味ではないかというふうに…まず思ってます。住民の皆さんから求められているものは、住民サービスの向上というのが…まず一番かなと思っていまして、職員それぞれ…私も職員上がりですから…職員の時、 念頭に置いていたのは、私は何のためにここにいるのかっていうのを常に考えて仕事をしていきたいというふうに思っておりました。何のためにこの仕事をしているのか、そこを改めて自覚をしていただくというのが大事かなというふうに思っています。職員が行う仕事は…いろんな仕事ありますけれども、全ての仕事に意味があって、これは町のため、町民のため、これが仕事ということでありますので、その事を常に意識して職務に精励していただきたいというふうに考えています。職員は地域住民に対してどうあるべきかということでは、日々、調査それから情報の収集と自己研鑽 、これで培った知識とか技術をいかしていくと。住民の方から… 先ほどもふれましたけれども、気軽に声を掛けてもらえるような雰囲気づくりというか、そういうのも必要でありますし、大切な事だというふうに考えております。以上でございます。

質問 1番 桜木誠

お答えをいただきました。その中で 1 点、再度確認をさせていただきたいことがありました。接遇…先ほど申し上げましたとおり、平成元年の 2 月に 32 名が窓口対応の研修を受けておりますが、これに関して今後予定をされているか。後は、コミュニケーションに関する研修も…様々な研修計画があって、それに基づいて実施されているということではございましたが、そのへんももう一度、確認をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

研修については、毎年度、研修計画というものがございまして、それに基づいて研修を行っているところでありますけれども、北海道の研修センターに委託する委託研修などもございまして、その中から、今、職員にとって必要な研修を選びながら進めているところでありますけれども、どうしても…マンネリというか…漫然と進んでいく部分もありますので、現状の課題に即応した研修の計画を…練り直していかなければならないと思っています。桜木議員からお話のあった接遇研修に関しましては、私の記憶では、当時、税務住民課の職員を中心に、窓口業務の応対の関係で向上が必要だということで、庁舎内に委員会を立ち上げて、下川町の窓口業務応対マニュアルというのを当時作成をして、全職員で共有してまいりました。その際に、研修も併せて全職員対象で実施したという記憶をしておりまして、まあ…もう 5 年程度経ってまして、少し意識も薄れてきているところもあると思いますので、今後、マニュアルをもう一回見直すとか、あるいは専門の講師を招聘して、再度認識を新たにするっていうのも必要というふうに思っておりますので、機会を作って研修を実施してまいりたいというふうに思っております。コミュニケーションに関しても、日々のいろんなお話の中で、コミュニケーションの訓練といいますか…いろんな形でお話ができるようになると思いますけれども、やはりコミュニケーションが取れるようになれば、相談しやすいという形にもなりますし、職員の資質が向上するということで住民サービスの向上につながりますので、そういったものも含めてですね、コミュニケーション研修というのも…過去に病院の方で、私が病院の事務長の時に実施した履歴もありまして、そういったものも含めてですね、職員の皆さんに周知しながら進めてまいりたいというふうに思います。

質問 1番 桜木誠

お答えをいただきました。接遇研修に関しては、住民サービスの向上につながりますし、コミュニケーションの研修成果というものは、職員の資質が向上して、来客対応だとか、そういうものがより一層良くなるかなというふうに思っております。この議会で…一般質問…このやり取りなんですが、これは庁舎内で放送されていると思います。そういうことから、多くの職員が…これを聞いているかなというふうに思います。先ほど町長が言った、役場が行う仕事、これは町のため、住民のためにやるという自覚を持って…という言葉がございました。職員の皆さん…多くの皆さんが聞いているはずですので、この言葉が響かないはずはないと思っております。是非、明日からでも職員の皆さん、今言われたことを実践していただければというふうに思っております。役場の職員は、地域住民サービスの提供になくてはならない大切な存在でございます。田村町長は、山積する多くの課題に向けて対応していかなければならず、大変ではありますが、住民サービス向上のために、職員の職場環境の改善と資質の向上などに向けて、是非、取り組みを進めていただくことをお願い申し上げまして、一つ目の質問を閉じさせていただきます。それでは、私から二つ目の質問でございます。地域の商工業振興についてでございます。「町の基幹産業は」と聞かれて、多くの方たちは「農業」や「林業」と答えると思います。私は、食料品や日用品の供給など、地域住民に直結する「商工業」も地域の重要な基幹産業であると考えております。御承知の方も多いかと思いますが、私は地元の商工会に 2 年間お世話になっておりまして、その在籍中に、幾つかの課題に直面しているのを目の当たりにしておりました。その主なものとしまして、商店等の事業主の高齢化に伴います事業継続の問題でございます。田村町長のマニフェストの「下川を守り抜く」や「下川を再興」の具体的施策の中に、「事業承継などを積極的に進めます」などが盛り込まれております。そこで田村町長に質問です。田村町長が現段階で考えている事業承継の対策とはどのようなものか、お答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

桜木議員の「地域の商工業振興について」の御質問にお答えします。御案内のとおり、町では、地域の暮らしに必要不可欠な業種の維持・確保に向け、「下川町中小企業振興基本条例」を道内に先駆けて制定し、商工会をはじめ関係機関と連携しながら、起業支援や経営基盤の強化支援など、中小企業者の自主的な取り組みに対し、総合的に支援を行っているところであり、その一環として、事業承継支援についてもこれまで積極的に取り組んできたところでございます。しかしながら、地域経済は、経営者の高齢化や人口減少による地域の購買力の減少を要因として、事業の後継者及び担い手不足が顕著な状況にあります。特に内需により支えられている商店や飲食店等への影響は大きく、適切な事業承継は、地域振興及び町民の暮らしへの影響など、重要な課題であると認識しております。御質問の「現段階で考えている事業承継の対策とはどのようなものか」でございますけれども、円滑な事業承継を行うためには、人材(経営)の継承、資金(資産)の承継が非常に重要であると考えております。潜在的な後継者の選定・育成・確保に向けた支援や外部人材の登用支援など、人材確保対策の充実を図るとともに、事業承継の際に必要となる資金調達を用途とする融資制度の創設など、あらゆる制度と組み合わせて活用を図り、柔軟な対応を図るなど、必要な対策を講じてまいりたいと、このように考えております。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 桜木誠

現状を把握しての前向きな回答でございました。ただいまの回答にありましたとおり、 確かに本町の地域経済は、人口減少や事業主の高齢化、また、隣町の品数豊富な大型量販店などへの顧客の流出やネット販売など、より厳しい状況に地域の各種商店などは置かれているかと思います。私も事業承継の要となるのは、やっぱり後継者、人材の育成や確保であり、それらに対する支援はとても重要であると考えております。そのほかにも幾つかの方策があると思います。そこで、地域商工業者の現状と現行制度を検証し、関連しての質問でございます。現在、下川町の商工会に加入している会員は、確か今現在で 124 会員ございまして、その多くは高齢の事業主であります。また、商工会に加入していない個人事業者、これ全て把握をするのはなかなか難しい状況でありますが、令和 4 年度に物価高騰対策支援金…これは商工会の会員のみならず、全ての中小企業者…フリーランスを含めて、こういうものを商工会でやった時に、多くの方が来て、その時に把握したものではございますが、これらの方たちも同様であると考えております。商店などの事業を継続するためには、親族や第三者に事業承継する方法がございますが、現在、事業を継続している事業者と事業を受ける側の意思の疎通や相互理解、また、双方の合意が必要であると考えております。双方が合意に達する重要な要素として、先ほど回答にありました…資金面などの問題もありまして、その一助となってるものとして、町の中小企業振興基本条例…これに基づく各種の支援策がございます。その対象となるのが、中小企業振興基本条例の第 2 条第 2 項に規定しております、経営者自らの技術の承継や住民の利便性向上に寄与する事業の承継を受けようとする事業者となっております。そこで、事業承継に関連する支援施策を見てみると、事業承継予定者が行う技術の取得・研修、販路開拓、建物改修、機械修繕・購入等があり、それぞれの支援内容を見てみますと、技術の取得・研修、販路開拓等は、当該経費の 2 分の 1 以内で限度額が 50 万円、建物改修、機械修繕・購入等は、当該経費の 3 分の 1 以内で限度額が 250 万円、ただし、経営者の兄弟や孫など直系の 2 親等以内の親族が承継する場合は、既存機械の更新を対象とするとなっております。調べてみたところ、中小企業振興事業に基づく事業承継の令和 2 年度から令和 4 年度までの 3 年間の実績、これがないような状況ではございました。これは制度の内容に利用しづらいものがあるのではないかと考えております。事業承継を後押しするような条例の改正や新規条例の制定などを、今現在考えているかお尋ねしたいということと、さらには、事業承継に関連して、空き店舗や空き地の利活用、これらも大変重要と考えております。先ほど、事業承継の事業と同様に、空き店舗活用事業も、この 3 年間の実績がございませんでした。現在の制度にない空き店舗や空き地の取得など、新たな制度の措置なども含めてお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

再質問にお答えいたします。中小企業振興基本条例に基づく中小企業振興事業ということで、今お話のありましたとおり、下川町では過去からですね…手延べ麺強化事業が始まりでございますけれども…事業承継、それから手延べ麺強化事業を含めた事業承継事業、そして事業承継事業としてソフト面を中心に今まで進めてきたところでありまして、令和 2 年度に改正が行われて、まあそれ以後、事業承継される方…御希望がなかったというところもあるかもしれませんけれども、活用されてなかった現状にあります。その中で、今年度ですね、中小企業振興条例の改正に向けて、中小企業振興審議会へ諮問を行って、御意見をいただく予定で進めてまいりたいというふうに思います。円滑な事業承継に向けて、やはりその地域の事業者の相談窓口である商工会さんですとか、金融機関はじめとした関係機関との連携を図りながら、事業承継に関する意向を把握するということで、まず意向を把握しながらですね、この審議会と併せて新制度の創設を含め、町がこれから進めていくべき中小企業振興施策、そして事業承継に対する支援施策、これについて検討を進めてまいりたいというふうに思っておりまして、より効果的な実施に取り組んでまいりたいというふうに考えているところです。それと併せて、建物ですよね…空き店舗、それから空き地の関係の支援については、この中で…やはり皆さんの御意向をきちっと確認した上で、必要があれば制度の創設含めてその中に盛り込んでいくような形になると思いますけれども、現状ではなかなか空き店舗…空き地はあるでしょうけれども、空き店舗の活用ってなかなか…空いてないというところもあって、難しい部分かなというふうにはちょっと…私としては考えているところです。以上です。

質問 1番 桜木誠

お答えいただきました。今年度、中小企業振興条例の改正に向けて、中小企業振興審議会でしたっけ…そちらの方に諮問をして、条例改正に向けて検討をしていきたい。それとともに事業承継をされる方たちの意向把握、これも大変重要だというふうに考えております。事業承継に関連しましては、空き店舗はなかなか…現状としてはそんなに多くはないのかなというふうには思いますが、空き地は中心市街地には結構…あちらこちらに見られるという部分もありますので、今後、その改正に向けて、是非、前向きにお願いをしたいと思います。それでは、最後に再々質問でございます。前職である商工会に勤務している時でございますが、町外からの方がよくバスターミナルに寄られまして、商工会に入って来られます。その時に、国道をずっと通ってきたんですが、地元の特産品…トマトジュースやハチミツ、フルーツトマト、手延べ麺、挙げればまだたくさんあるんですが、ほかのものは…忘れたわけではないんですが…そういう特産品が置いてあって、買えるところはどこでしょうかって聞かれることが度々ありました。そこで、国道などの来町者の目につきやすい中心市街地に、町内の様々な特産品を置いて展示販売するような…中心市街地の象徴となるランドマーク的な、そのような施設を設けるような考えはないか。当然このような取り組みに関しては、中心市街地の活性化や町の商工業振興につながることとなりますので、商工会はもとより、関係団体や様々な企業など、多様な主体の参画や協力が必要と考えております。田村町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

御質問にお答えいたします。本町における…いわゆる特産品の販売場所につきましては、皆さん御承知のとおり、事業協同組合さんとか、ふるさと興業協同組合さんとか、五味温泉とかが主な販売場所ということであります。また、そのほかの特産品を扱っていただいている事業者の…その多くの場所は、市街地…国道沿いが多いということで、これが特産品販売をされているということでありますので、中心市街地にですね、新たに町の施設として特産品の展示販売施設というのを造る、造らないの話でいきますと、町として設置する計画というか予定は今のところございませんので、御理解のほどお願い申し上げます。以上です。

質問 1番 桜木誠

お答えをいただきました。特産品の販売場所については、私も十分承知をしております。各商店の工夫としては、例えば幟を上げて、通りかかるお客さんに周知をするだとか、いろんな方法…自助努力も当然必要かと思っております。この件に関しましては、行政のみならず、地元の商工会や関連する事業者、関係団体などが…多様な主体ですね、これが取り組んでいくことが重要であると考えております。皆さん御承知のとおり、町が置かれている現状としましては、先ほど言ったとおり多くの課題が山積をしております。限られた財源を効率的で効果的に使うためには、優先順位を付けるなど、厳しい判断を余儀なくされるかと思いますが、中心市街地の活性化についてのうねりですね、それが大きくなった際には、相談対応や情報の提供など、より一層の支援を是非していただきたいと思います。最後に、厳しい船出の田村町政かと思いますが、活力あふれる下川町実現のため、着実に歩みを進めていただくことをお願い申し上げまして、私の質問の全てを終えたいと思います。

出典:下川町議会 令和5年6月会議 2023年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる