みんなの議会

羽幌町議会 令和7年第7回定例会 2025年6月18日

住民サービスと行政事務のデジタル化について

2025年6月18日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「住民サービスと行政事務のデジタル化について」質問し、町長 森淳、デジタル推進課長 竹内雅彦が答弁しました。

質問者
阿部和也 議員
答弁者
町長 森淳、デジタル推進課長 竹内雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 阿部和也

住民サービスと行政事務のデジタル化について質問します。日本社会のデジタル化の推進を目的として令和3年にデジタル庁が創設され、各自治体でも住民サービスや業務のデジタル化が急務となっていると考えられます。羽幌町でも令和6年度よりデジタル推進課を設置し、これまで羽幌町公式ラインの開設や各種申請手続のオンライン化などにより町民の利便性向上が図られていることと思われます。また、地域におけるデジタル化の推進については、スマホの普及が急速に進んできていることからも、今後は様々な町民向けシステムの導入が予想されますが、その一方で利用する側のデジタル活用は年代によって大きな差があると考えます。さらに、近年はワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働き方改革の推進にも取り組まれていると思われますが、行政事務の複雑化や業務量の増加を限られた職員数で対応しなければならない中、様々なツールやデジタル技術の活用による業務の効率化、職員の負担軽減につながるシステムの導入が必要であり、それを担う人材の育成や活用についても考えていかなければならないと考えます。そこで、住民サービスと行政事務のデジタル化に向けた現状と今後の取組について以下の質問をします。1、令和6年度よりデジタル推進課が設置され、住民サービスへのデジタル活用に取り組まれているが、羽幌町公式ライン等の現時点での登録者数は。また、年代によってデジタル活用の差があると思われる。若年層は行政サービスへの関心が低いこと、高齢者についてはシニアのためのスマホ相談室などを開催しているものの、アプリ等の活用にちゅうちょされる方も少なくないと考える。町としての認識と今後どのような対応を行っていくのか。2、これまで様々なシステムの導入などにより町民の利便性向上が図られているが、今後はどのようなシステムの導入などを考えているのか。また、新たなシステムの導入に向けて町民からの意見収集などは行うのか。例として施設利用のオンライン予約など。3、令和6年度以降、業務の効率化や改善に向けて様々なシステムを導入してきているが、業務量の減少などの成果はどの程度あったのか。また、システム導入初期段階においては、従来行っていた事務作業と並行して行うことも予想され、一時的に職員の負担増になるのではないかと懸念するが、システム導入に当たって業務の負担増などの支障はなかったのか。さらに、依然として多くの時間を要する業務も多いと思われるが、今後どのようなシステムの導入を考えているのか。例として電話対応業務の自動音声案内やAI音声認識技術等の活用など。4、専門的な知識やスキルを持った人材の育成や活用が必要となるが、これまでどのような取組を行ってきたのか。また、今後に向けての考えは。5、デジタル化の推進については、町民の利便性向上と職員の負担軽減が双方で図られなければならないと考えるが、住民サービスと行政事務のデジタル化に向けた課題はどのようなことが考えられるか。以上です。

答弁 町長 森淳

阿部議員のご質問にお答えいたします。1点目の住民サービスへのデジタル活用についてでありますが、公式ラインの登録者数は現在1,100人台で、ブロックされている件数約80を差し引くと実質的な登録者数は1,000人を超えており、登録者の年代につきましても特定の世代に偏ることなく幅広い年代層に分布している状況であります。年代による対応といたしましては、若年層に向けてはインスタグラムを活用し、町の施策の認知拡大やラインへの誘導を図っているところであり、また高齢者に向けてはシニアのためのスマホ相談室などを継続的に実施し、デジタル機器への不安を和らげる支援を行っております。今後も地域おこし協力隊を活用したより身近なサポートなども視野に入れながら、アプリの活用に向けた支援を継続して強化してまいります。2点目の今後のシステム導入予定と町民からの意見収集についてでありますが、今年度に入りショートメッセージサービスを使った配信システムを導入したところであり、また5月からは利用者からの要望を受け、各種体育施設の利用報告を紙からオンラインに切り替えたところであります。今後はさらなる利便性向上を図るため、様々な申請のオンライン化の推進やキャッシュレスの拡大、将来的には住民票等のコンビニ交付など様々なサービスを導入したい考えでありますが、議員が例として挙げられました施設のオンライン予約も含めシステム導入に当たっては、町民の利用実態やニーズの把握が重要と考えており、公式ラインに設置しているアンケートや相談会、町民の皆様と直接関わる機会のある担当課の職員等を通じて意見を集約したいと考えております。3点目の業務効率化に向けた成果と今後の導入予定についてでありますが、これまでビジネスチャット、AIによる文字起こし、生成AIの活用、電子契約、電子申請、勤怠管理といったシステムを導入したことで業務の効率化やペーパーレス化が進んでおり、業務時間の短縮や職員の負担の軽減といった効果が見られております。業務量の減少などについてでありますが、縮減されたと想定される時間の積み上げを全て導入システムで行ったところ、概算ではありますが、現在までの合計で3,000時間程度の省力化につながったと試算しております。システムによっては、議員ご質問のとおり導入初期段階では旧来の手続との並行運用が必要となるケースもあり、一時的に職員の負担が増加する側面も否定できませんが、そのような懸念から一部のサービスにおいては担当課の体制が整備されるまで数か月待つなど職員の負担にならないような導入を進めてまいりました。また、並行運用を完全に解決するためには、全ての申請を電子に一本化する必要もあり、住民の利便性に配慮すると現時点ではやむを得ない部分もあると考えております。今後導入するシステムについてでありますが、現在庁舎内回覧を電子的に行うシステムの導入を進めているところで、将来的には伝票を含む決裁行為を全て電子に移行したい考えであります。既に勤怠管理システム導入により一部の業務で電子決裁が導入されており、決裁のために移動する時間といった直接業務に結びつかない時間を短縮することで大きな効果を生んでいると認識しております。また、セキュリティーの面から分離されている非効率なインターネット接続環境の改善については、職員のみならず役場と同様の環境にある町内全ての町立学校の教職員からも強い要望があり、大幅な業務効率化が見込まれることから、早期に利便性の高いシステムを導入したい考えであります。議員が例として挙げられました電話対応業務における自動音声案内につきましても既に情報収集をしているところであります。技術的には導入可能ではありますが、町民の利便性が低下することも考えられることから、チャットボットでの対応なども視野に入れながら今後も様々な技術について動向を注視してまいります。4点目のデジタル化推進に必要なスキルを有する人材の育成についてでありますが、これは当町のみならず全国の自治体共通の課題であり、即効性のある解決策は限られているというのが現実であります。これまで行ってきた取組としては、北海道市町村職員研修センターでのDX研修や留萌振興局主催のDXセミナーへの職員派遣を通じ、人材の育成に努めてまいりました。また、DXに特化したスキルをテスト形式で測定し、その結果を基に不足する知識をeラーニングで補うシステムについても一部の職員で実証実験を行ったところであります。様々なDX人材育成の施策を実施する必要性は感じているものの、現時点においては職員が実際にデジタルツールに触れる機会を増やしながら、段階的にDXの理解と意識の向上を図っていくステージと認識しております。今後におきましては、現行の体制をベースとしながら限られた予算の中で有効的な手段を模索していきたいと考えております。また、専門的な知識を持った人材の活用という点では、道庁DX推進課との連携なども行っているところであり、今後も外部の有識者から積極的な支援を受けたい考えであります。5点目の住民サービスと行政事務のデジタル化に向けた課題についてでありますが、議員のご指摘のとおり住民サービスの利便性向上と職員の負担軽減を両立させることが重要であり、その前提において幾つかの課題があると認識しております。まず、住民側の課題としては、世代間のデジタル格差、利用者目線の設計不足、対面や紙文化への根強い需要といった課題が挙げられます。特に年代によるデジタルリテラシーの差というのは大きな課題であると認識しております。一方で、スマートフォン普及から15年が経過し、民間企業による多様なデジタルサービスの提供が日常化している現在、世の中全体の流れを後戻りさせることは難しいと感じておりますが、こうした社会のデジタル化の中で、町民全体のデジタルリテラシーの向上も肌で感じているところであり、今後も利用者目線に立った分かりやすい設計を心がけながらデジタル社会に着実に対応してまいりたいと考えております。次に、行政内部の課題としては、システム導入、運用コスト、並行運用による職員負担、職員のITリテラシーの向上、インターネットが分離されたネットワーク構造による庁内ネットワーク環境の制約、法令や手続上の制限といった課題を認識しているところであり、限られた予算の中ではありますが、それぞれの課題解決を進めてまいりたいと考えております。以上、阿部議員への答弁とさせていただきます。

再質問 3番 阿部和也

それでは、いただきました答弁に沿って再度質問をいたします。今回住民サービスと行政事務のデジタル化について質問をしました。自分も一町民として先月ですか、公式ラインのほうから粗大ごみのフォームのやりまして、たまたま日曜日に気づいて日曜日にやったというか、本当に便利になってきているなといった思いもありますし、SNS等インスタのほうも登録させていただいていまして、そちらのほうでもいろいろな情報の発信をされているということで、本当に便利にもなってきたし、使いやすさという部分も町民の皆さんもいろいろと感じているのかなとも思います。今後についていろいろな部分で聞きたいなといった思いもありましたし、デジタル推進課が設置されて、私文教厚生常任委員会ですのでオブザーバーであまり発言もできませんので、そういった思いもあって今回質問させていただきました。それでは、再質問のほうに移っていきたいと思います。まず1点目の公式ラインの登録者数について質問しますが、現在の公式ラインの登録者数が1,100人で、ブロックされている80件を引くと実質的な登録者は1,000人を超えているとの答弁でした。そこで質問をしますけれども、今後登録者数をどのように増やしていくかといったことが今後の課題になってくるかなといった思いがあります。いただいた答弁については理解はしていますし、あとデジタル推進課のほうで様々な場所、町内外いろいろなところに行っていろいろな取組をしているとも聞いていますし、ただ何か今までとはやっぱり違った形でというのも考えていかなければならないのかなとも思います。自分も今回質問するに当たって、いろいろと他の自治体ではどうなのかなというような感じで調べていったら、ある自治体では公式ラインの登録者数を増やすことを目的として、ラインにまず登録してもらって、そこでアンケートに答えてもらったら地域の特産品が抽せんでプレゼントとして当たるといった取組もされています。アンケートについては2点目のほうでもご答弁いただいていますけれども、羽幌町でもこのラインの登録者数増やす上で何か面白いと言ったらあれですけれども、そういった企画を通じて公式ラインの登録者数増やすための企画等も考えていくのも一つかなとも思いますし、またこれまでいろいろな取組やってきたと思いますが、その成果というものをお聞きしたいと思いますので、ご答弁よろしくお願いいたします。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えいたします。ラインの登録者数の増加につきましては、まずは着実に住民の方の登録を進めていくということを優先したいなと思っております。まずは、具体的にはごみ出しアラーム機能だとか、粗大ごみの申込フォーム、ほっと号のバスロケーションサービスなど日常生活に直結する便利な機能を軸に利便性を実感していただけるような活用を進めていきたいと思っています。あわせて、広報誌やホームページなどを通じて具体的な利用方法や機能の紹介を分かりやすく周知していくことでより多くの町民の方に登録いただけるよう取り組んでいきたいと考えています。実際今年の広報1月号におきまして2ページ見開きでごみアラームの設定方法を掲載したところ、2か月で200名近くの登録をいただいたところであります。今後も町民の皆様にとって使ってみたい、使い続けたいと感じられるような機能の充実ときめ細やかな周知を併せて進めていきたいと思っております。もう一点としまして、面白い取組ということではあるのですけれども、実は昨年のですか、高校生の提案の議会のときの話もありまして、ラインのほうでスタンプラリー機能を実は組み込むことができるということで、実際にはまだ実装というか、本番稼働はできないのですけれども、あの枠組みだけはもう既に用意してありまして、そういうような政策なんかも今後展開できるかなと思っています。今町内の登録者についてなのですけれども、町外の登録者を増やすという点では、実は政策推進課などが札幌で開催されるイベントへ参加したときに羽幌町のライン、またはインスタに登録してくれたら抽せんに参加できますよみたいな形で来場者に声かけをしていただいておりまして、多いときには1日で50名以上の登録者が増えたこともございました。現在もふるさと納税の返礼品にQRコードを載せたチラシを同梱していただくなどしておりますけれども、町外在住者の登録を増やすというのはなかなか難しい現状にありますので、引き続きこのような取組も地域振興課や商工観光課と連携して行っていきたいと考えております。

再質問 3番 阿部和也

課長からの今の答弁で十分理解したところでありますし、何か面白い企画と言ったのが1点目の質問でも触れていますように、若年層について何か今までとは違った、行政とは違った取組というのがちょっと目を引くところもあるかなと思って今回、今質問させていただきました。ラインでのスタンプラリーということで、高校生からの意見も取り入れていくことで、また本当に高校生がスマホをどの程度持っていて、どのぐらいラインを登録しているかあれですけれども、自分たちが言った意見というのが通ってくればそこでまた町が行っている住民サービスというものも関心持っていただけるのかなと思いますので、また今後もいろいろな意見等が出たらデジタル推進課と地域振興課のほうでいろいろと考えていっていただきたいと思います。この1点目の今の答弁に関してまた5点目のほうで後ほどちょっと触れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、2点目の今後のシステム導入予定と町民からの意見収集について答弁いただきました。今回例として施設のオンライン予約を提案させていただきました。先ほどの今の1点目でも意見収集に向けてのアンケートの企画ということも自分なりの今提案しましたけれども、この2点目についてもいただいた答弁については十分理解しましたので、利便性向上につながるシステムの導入、1点目の再質問の中の答弁で住民の登録をまず目指していくといった部分もありますし、利便性が高まればまた登録者数も増えると思いますので、この1点目、2点目関連して今後も町民からの意見収集というものは継続して行っていただきたいと思いますが、どうしても、町民からもよく言われるのが直接会って話をする機会があれば当然できるのでしょうけれども、そういった機会というのも難しかったり、あってもなかなか話しづらさもあるということで、やはりそういったところは何かラインといった、本来対面で会って対面でやり取りするというのが一番いいのでしょうけれども、そういった難しさ、煩わしさといった部分も解消できる部分というのがこういったデジタルの活用方法かなと思いますが、そういった部分何か今後に向けて考えていることがあればこの2点目の質問としてお聞きしたいと思います。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えいたします。ラインも稼働はしているのですけれども、1対1の対話というか、メッセージのやり取りというのは実際行っていないところでありまして、もしご意見がありましたら、アンケートのほうも用意していますので、そちらから意見をいただければなと思っております。

再質問 3番 阿部和也

今ラインのほうでもそういったやり取りというのはできないというのも十分理解もしていますし、アンケートのほうも使っていただけるように自分も何かあれば伝えていきたいと思いますし、行政側のほうでもそういった機能あるというのもできるだけ周知していただきながら意見というものを収集していただきたいと思います。これで1点目、2点目のほうを終わりまして、次に3点目の業務効率化に向けた成果と今後導入予定について質問しました。いただいた答弁については十分理解をしていますし、本当に今回この質問をするに当たって実はここが一番聞きたかったなといったところであって今回この質問をしたのですけれども、業務量の減少の成果について現在までの合計時間で概算ではということですけれども、3,000時間程度の省力化につながったと答弁ありました。そこで質問しますが、これまでシステムの導入する段階である程度このぐらいの時間は省力化できるのかなといった数字なのか、予想以上の成果があったのか、その辺お聞きしたいと思います。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えいたします。そもそも縮減される時間をKPIとして設定していなかったという部分はあるのですけれども、ある程度の縮減は図られるとは考えておりましたが、3,000時間の積み上げになるというのは全く想定しておりませんでした。この3,000時間が多いか、少ないかというのは様々なご意見があるかとは思いますけれども、担当課としましては一定の手応えを感じておりますし、そこで生み出された時間で本来業務である町民の皆様への対応や地域課題への対応により多くの時間を割くことができるようになったと考えております。

再質問 3番 阿部和也

担当課としては一定の手応えがあったということで、今後もいろいろなシステムを導入していくという、様々なシステムを導入する予定ということで答弁いただいていますので、当然このいただいた答弁でも効果が出るのではないかといったシステムを導入することによって答弁いただいていますので、ただこれを3点目のほうでいけばインターネット接続環境の部分でも出ていまして、早期に利便性の高いシステムを導入したいといった答弁いただきましたけれども、そういった今いただいた答弁のシステムは今年度中に導入していくのか、次年度なのか、その辺もしお答えできるのであればお聞きしたいと思います。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えします。いろんなシステムがありまして、まだその選定の段階ではあるのですけれども、導入によって大幅な業務の効率化が見込めるものですので、可能であれば年度内に補正予算も考えておりますが、その辺はちょっとまた内部で調整した上でご説明申し上げたいと思います。

再質問 3番 阿部和也

分かりました。そういった動きが見えてきたらまた教えていただきたいと思います。この3点目の最後として、今回電話対応業務に対して例として提案しましたが、電話対応業務以外でも自分も仕事をしていて何かもったいない時間だったなといった、自分が仕事をしているときですよ、電話以外でもどうしても無駄な時間というか、この時間もしかしたら時間をうまく使えれば仕事できたのかなと、仕事効率的にできたのかなといった時間も、なかなかうまく伝わらないですけれども、そういった時間もあるのかなと思います。なぜ今、今回この質問をしたかといいますと、先ほども3,000時間の省力化といった中で本来行うべき業務に専念していただければ、職員の皆さんの負担も軽減とかいろいろな部分でもなっていくでしょうし、やはりそれは町民にとっても本当にプラスにしかならないのです。そういった業務に専念できるための業務の効率化にもなると思いますし、また負担軽減にもなると思って質問しましたので、今後もそういったのを目的としてシステムを入れていくとは思いますので、住民サービスだけではなくて、やはりそういった部分ももう少しウエートを置いてでもいいのかなという思いはありますけれども、その辺担当課としてどのように考えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えいたします。なかなか住民向けと職員向けの業務効率化のウエートがどの辺でバランスを取ればいいのかというのはベストな回答はないのかなとは思いながらも、現時点で導入は実際のところ職員の業務効率化のほうを優先してやっている部分がちょっとあるかなというふうには個人的には思っています。

再質問 3番 阿部和也

分かりました。自分も民間の企業、事業者として働いている中で、こういったデジタル化がうちらの業界でも進んでいる中でこういったことが行政に使えるかなというのがあれば伝えていきたいと思いますので、そのときはまた相談に行きたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。次に、4点目のデジタル人材の育成、活用について質問しましたが、いただいた答弁については理解をしましたし、本当にホームページ、国のほうでも人材育成や活用についてもマニュアルといった部分でも出てきていますけれども、それがそのとおりいくのかといったら難しいところも実際あるなというのは正直思っていますし、答弁にもありましたように即効性のある解決策というのはなかなか難しいのかなとは思っていました。そこで質問ですが、専門職として採用を将来的に考えてもいいのかなとは思います。理由としては、今課長ともう一人の2人体制でやっていますけれども、当然役場職員ですので、異動は付き物かなと。今、では体制が移ったときにそのまま引き継げるのかといったこともあると思いますし、やはりなかなか難しいポジションだとは思うのです。今までやっていたことを変えていかなければならないといったポジションだとは思いますので、より専門的な人材の採用といったことも将来的に考えていくべきかなと思いますので、この質問に対して町長のほうに答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 森淳

今質問に対する答えの中でも議員のほうにもご理解いただいたようにできて1年の中で、ましてや課員2人でやっていて多種多様な課題について非常にスピード感を持って進んでいただいているという現状を報告させていただきましたけれども、今後さらに進めるためには議員おっしゃるようなことも当然念頭にはありましたし、それもできるものであればという思いはあります。ただ、羽幌町の今の現状からすると、やっぱり人的なパワーとしてそこに多くの人材を配置するというのはまず難しいということと、昨年から地域おこし協力隊のデジタルに対する専門的な知識を持ったような方を募集したのですけれども、ほぼないという中で今ここに書いている地域おこし協力隊というのはもっと、専門的というよりは地域住民にそういう部分を知らせるための我々と同じような、私よりはもちろん知識があるにしても、そういう一般的なそこのリテラシーが必ずしも高くない方のほうが地域住民に寄り添っていけるというようなところに今方向転換してこれから募集かけようと思っております。その上で将来にわたってということになると、今議員おっしゃるような専門家というような形は難しい部分が今あるということを申し上げましたけれども、一方デジタルのほうも少し乱暴な飛躍した言い方になるかもしれませんけれども、私も留萌と札幌の講習会的なもの出ましたけれども、そこで言われて一番私自身が驚いたことは、生成AIの進歩スピードが7か月で倍になると。半年で倍と言ってもいいのですけれども、そうすると2年間で16倍になるということなのです。そのことによって、今考えているような生成AIを使ったサービスというのがそう遠からず今の発想をはるかに何倍も超えたようなものに活用されるということが目前にあるというのが現実として捉えるべきだと思っております。したがいまして、先ほど言ったマンパワーの不足というものと同時に生成AIの発展によってそれを補うどころか、むしろ一般の知識のない、いわゆるITリテラシーが必ずしも高くない人が生成AIを使うことによって非常に使いこなすというのか、いろんなものにやれるのではないかなというふうなことを期待してもいい時代だなということをその講習会等でも思っておりました。あわせて言うと、非常にマンパワーというか、人手不足もありますし、今後ともやっぱりそれに、募集ばかりではなくて人口減の中に抱えていくということに関しては、一般的に言われているAI、もしくはDXで解決される部分以外のこと、地域経済の活性化だとか、地域課題の解決、具体的に言うと例えば防災関係だとか、様々な部分で大きく世の中が変わっていくと思いますので、それに乗り遅れない、もしくは国の方向がそっちに進みますから、何か進めるためにはきちっとしたその補助だとか、交付金だとかを逃さないで進めていくということは普遍の課題としてあると思いますので、そういうふうなところで進めてまいりたいと思っています。以上です。

再質問 3番 阿部和也

分かりました。本当にデジタルの進歩といった部分で専門的な知識をすごく持っていなくてもできていく時代だと思いますし、自分も暮らしていく中でそんなにすごく使いこなせるわけでもなくても、やっぱり時代が進化していけばそれに何となく沿って物事いろいろできている部分もあると思いますので、また今後も最初にいただいた答弁でも道庁DX推進課のほうからも連携などもしているということですので、そういった外部の協力をいただいたり、また国等の動向も見ながらデジタル人材の育成、活用について今後も取り組んでいただきたいと思います。次に、5点目の住民サービスと行政事務のデジタル化に向けた課題について質問しました。いただいた答弁については、住民側、行政側それぞれの課題については理解しました。そこで質問しますが、まず住民側の課題について1点目、2点目の質問にも関連しますが、やはり住民、町民にとってはいかにデジタルによる住民サービスといったものに関心を持ってもらえるのかだと思います。先ほどの公式ラインについても、いろいろな企画をするよりもまずは利便性が高まってくれば口コミで当然登録者数というのは増やしていけると思いますし、例えば公式ラインとかを使って道路の損傷や空き家の状況などをラインで報告できる取組をしている自治体とかもありますので、そうすることによって今まではどちらかといえば他人事のだったのが自分事になってくるので、そういったことで住民側のデジタル活用といった部分にもつながってくるのかなとも思いますし、民間企業で行っているサービスというものも参考に本当に住民サービスのデジタル化で住民が関心を持っていただくという部分は意外とヒントとなるものは身近なところにもあるのかなとも思いますので、まずこの点住民サービスのデジタル化に向けて今言った部分でご答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 デジタル推進課長 竹内雅彦

お答えいたします。今ご提案ありました他町村でも行っております通報システムについてはもう即時にでも実装することは可能ではあるのですが、受け取った側の課の体制なども踏まえる必要もありますので、その辺は担当課と調整しながら今後の導入について検討していきたいと思います。

再質問 3番 阿部和也

それを入れることによって職員の負担になってしまうとまた大変な部分もあると思いますし、まずはやれるところからやっていただきたいと思いますし、質問の繰り返しになりますけれども、使ったら便利だよ、では登録しようみたいなのを自分も周りの人に登録したら本当に便利だよと、ライン登録したらいろんな情報が得られるよといったことも伝えていきたいと思いますので、今後も何かあれば相談に行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、行政側の課題については3点目であったり、4点目のほうでも質問はしていますけれども、今までずっと質問してきて業務の効率化という言葉自体がどうしても楽をするとか、手を抜くといった、そういったふうに捉えられがちなところも決してそうではないのはもちろんそうなのですけれども、外部の人、外から見るとそう思ってしまう人もいると思いますけれども、自分たち仕事をしていく上での負担を減らすことがやっぱり重要だと思います。特に民間なんかは本当に行政、役場もそうですけれども、人手不足解消のためにDXの導入というのはどんどん、どんどん進められてきているのかなとも思いますので、民間で取り組んでいることを全て行政でやるというのは難しいところはあるとは思いますが、やはり民間がやっている取組というのもまた一つヒントになるところもあると思いますので、そういったちょっとした民間的な視点というのも大事にしていただきたいと思いますので、改めて今言った点、行政側の課題解決としてそういった民間的な発想、手法というのも今後どんどん、どんどん取り入れていっていただきたいと思いますので、最後に町長に答弁いただいてこの質問終了したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 森淳

先ほど若干触れた部分をまず補給してからお答えをしたいと思います。先ほど生成AIのスピードが短期間の中で何倍にも進んでいくことによって世の中が変わっていくのではないかというような思いで先ほどの発言をさせていただきました。分かりやすい具体例を言えばよかったかなと思いましたので、今あえて言わせていただきますけれども、今回アメリカのロサンゼルス等で暴動なんか起きて、そこによく映るのが完全自動のタクシーであります。今はシェアが無人タクシーのほうがむしろ優勢になってきておりまして、料金も人を使わないので、ハード部分の初期投資は若干かかってもトータルとしてはコストが安いということでタクシー料金も安いということですので、そう遠くかからずほぼ100%近く無人タクシーというのかな、自動タクシーというのが普及するというふうに、もう普及しているのですよ、なのだけれども、移り変わるのではないかというようなことがアメリカの中では普通に言われています。日本の場合は、いわゆる責任問題とかという法的整備のところで保守的なところがあって進んでいないのですけれども、技術的にはアメリカがそこまでいっていますので、日本も取り入れるとすぐできるということであります。そういうことがある上で、ではこの地域に当てはめると、ほかの議員から羽幌のタクシーの問題とか、老人の足の問題とか、いろいろなものが出てきたものも解決しますし、これは私個人のところでちょっと跳びはねているのかもしれませんけれども、例えば災害あっての避難というところで二次災害とかというようなことも一般的には心配されるところですけれども、いわゆる無人のタクシーに関わる乗り物が自由自在に使えることになると、やっぱりその2点を言っただけでも大きく変わるという時代が来ますので、必ずしも突発的に先頭を走るという気はありませんけれども、そういう前提の中で我々は将来政策を打っていくということに乗り遅れないようにという意味合いで申し上げました。阿部議員の最後の質問の答えということになるかどうか分かりませんけれども、もともとこの課を設置した中では、少し大きく言うと時代の流れに取り残されないで少しでもやっぱり地域住民のためになる重要なツールというよりは、絶対必要的なツールとしてさっき言った生成AIの部分ではいろんな問題とか危険性もありますけれども、いわゆる人間のためになるような部分ということで必須だと思っています。ただ、跳びはねていくわけにもいきませんし、予算の関係、その他過渡期にはいろんなものがありますので、諸事情を客観的に見ながら、できるものであれば補助金とかも早く進んだところについて手厚く出るということがありますので、自分たちの中で、今課長一生懸命2人で汗流してやっていますけれども、次のステップとしては、ほかの課も含めて、いわゆる補助申請とか、そういうことについても全体で協力してそっちに向かっていく必要があるかなと思っております。答弁の答えになったかどうか私も疑問なのですけれども、以上発言とさせていただきます。

出典:羽幌町議会 令和7年第7回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる