みんなの議会

下川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月16日

(1)第2期SDGs未来都市計画について/(2)令和3年度町政執行方針および教育行政執行方針について

2021年3月16日、下川町議会の一般質問で、我孫子洋昌議員が「第2期SDGs未来都市計画について」「令和3年度町政執行方針および教育行政執行方針について」について質問し、町長 谷一之、政策推進課長 田村泰司、教育長 松野尾道雄、副町長 武田浩喜が答弁しました。

質問者
我孫子洋昌 議員
答弁者
町長 谷一之、政策推進課長 田村泰司、教育長 松野尾道雄、副町長 武田浩喜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 5番 我孫子洋昌

今回、私は一問一答形式にて、大きな設問二つを一般質問として理事者側に問いたいと思います。一問目です。第 2 期SDGs未来都市計画についてです。町は第 2 期SDGs未来都市計画を策定中です。本計画が意味のある計画となることを願っております。そこで町長にお伺いします。一つ目です。なぜ本町が自治体としてSDGsに取り組むのか。また、様々な行政計画がある中でSDGs未来都市計画はどのような位置づけとなっていますでしょうか。二つ目です。第 1 期計画に記載されておりました事業項目のうち、第 2 期においては削除された、「生産性向上に向けた先端技術の導入」や「ダイバーシティ社会推進」また「中心市街地最適居住」などは、将来ビジョンの達成にこれらは必要なかったということでしょうか。三つ目です。計画の実現には戦略的な推進体制が必要です。役場内の体制や町内の連携、町外とのパートナーシップについて、それぞれどのようにお考えでしょうか。四つ目です。率直に申し上げ、第 2 期計画の事業項目だけではこのビジョンを達成するのは難しいと思われます。第 2 期以降の中長期的な事業展開の方針についても伺います。五つ目です。改めてですが、ありたい姿を浸透させ、本計画を着実に実現させるための町民とのコミュニケーション方法について伺います。以上、お伺いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

我孫子議員の「第 2 期SDGs未来都市計画について」の御質問にお答えしたいと思います。1 点目の「なぜSDGsに取り組むのか」につきましては、本町では、平成 19 年 4 月に施行された自治基本条例前文に「持続可能な地域社会の実現を目指す」ことを位置づけ、「持続可能な地域社会の実現には、自然環境と社会環境と経済環境の 3 つの調和を保つことが地域にとって重要である。」とされております。これまでの先人たちの取組や、この理念は、環境未来都市構想と共通し、この考えに基づく取組と成果が評価され、平成 29 年度に第 1 回ジャパンSDGsアワードの推進本部長賞を受賞していることからも、本町とSDGsは親和性が高いといえます。また、SDGs未来都市の理念は、「SDGsの理念に沿った統合的取組により、経済・社会・環境の三側面における価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い先導的な取組」であり、さきに述べました本町の理念、取組と共通性が高く、平成 28年度に計画期間が終了した環境未来都市の発展型として、SDGsを取り入れたまちづくりを進めることによって、「持続可能な地域社会の実現」を目指し、取組を進めていくものであります。また、「様々な行政計画がある中でSDGs未来都市計画はどのような位置づけか」につきましては、本町の最上位計画であります「第 6 期総合計画」の将来像に、SDGs17のゴールから町民の皆様とともに議論し策定した「2030 年における下川町のありたい姿」の 7 つの目標を位置づけ、この「ありたい姿」の実現に向けた取組をしており、その第 6期総合計画の中からSDGs達成に資する重点的な取組を掲載したものが、この度の第 2期SDGs未来都市計画になります。2 点目の「第 2 期で削除された事業項目は将来ビジョンの達成に必要なかったということか」につきましては、御指摘の事業が第 2 期計画に掲載されていないのは、今回の計画改訂に当たり、SDGs達成に資する重点的な事業を選定するなど、掲載事業の整理を行ったためであり、必要がないということではありません。3 点目の「計画の実現に必要な役場内の体制、町内の連携、町外とのパートナーシップ」につきましては、役場内の体制につきましては、SDGsは全ての政策分野を包含しており、複数分野にわたる総合的な目標を達成するためには、行政組織が一体となって「ありたい姿」の実現に向かっていく必要があることから、平成 30 年 7 月に「下川町における持続可能な開発目標推進条例」を制定し、役場内の推進体制の強化を図ったところであり、政策推進課を設置するとともに、SDGs推進戦略室を設置し、取組を進めているところであります。町内の連携については、SDGs推進町民会議を設置し、御意見を頂くとともに、町民自らが企画・実施する「ありたい姿」の実現に貢献する取組に対し引き続き支援を行い、町民とともにSDGsの達成に向けた機運の醸成を図ってまいります。町外とのパートナーシップについては、今後につきましても、都市企業・団体等の連携を強化し、本町の強みである自然資本を基本とした提案や都市企業等からは人材や技術、資金等の支援など、町内外の人・企業・団体等を結び付けることにより、双方の強みをいかし弱みを補完し支え合う「共創」の関係を構築していくことを目指してまいります。4 点目の「第 2 期以降の中長期的な事業展開方針」につきましては、現在、第 6 期総合計画や第 2 期総合戦略、第 2 期SDGs未来都市計画が本町の中長期計画の位置づけになっているところであります。この各種計画を連携しながら、着実に実行し、町の将来ビジョンであります「2030 年における下川町のありたい姿」の実現に向け、取組を進めてまいりたいと思います。5 点目の「改めて「ありたい姿」を浸透させ、本計画を着実に実現させるためのコミュニケーション方法」につきましては、SDGsを取り入れた「2030 年における下川町のありたい姿」は、町民の深い議論のもと、策定され、「第 6 期下川町総合計画」の将来像に位置づけ、これらの実現に向け各種取組を展開しているところであります。こうした取組の下、地域においては、住民活動や起業家誘致活動、学校でのSDGsを学ぶ授業などが行われるとともに、地域事業者と都市企業等が連携したフィールドツアーの実施や商品開発が行われるなど、町民が主体となった活動が活発化してきているところであります。今後におきましても、こうした住民活動の促進と支援を行うとともに、あらゆる機会において事業の進捗状況等について情報発信を行い、住民の理解を深め、SDGsを取り入れながら、まちづくりの気運醸成に努めてまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

ただいま、1 問目のSDGs未来都市計画に関係した五つの項目について、答弁を頂いたところです。平成 19 年の自治条例に、自然・社会・経済の 3 点についてしっかりと保つことが重要だということで…今答弁がありましたが、SDGs未来都市計画…2030 年という一つのゴールがあるんですが、こちらについては世界的に見ても人類が目指すものだというふうに考えております。これは共通した認識であるというふうに思います。町内…中にはやはり日々の生活や、ましてやこのコロナ禍という状況もあって、2030 年を見通すというのはちょっと背伸びしすぎてるのではというふうな考えを持たれる方もどうしてもいるかもしれません。ただ、この様々なゴールですね…ありたい姿の中で掲げているゴールに向かって、逆算ですね…バックキャスティングという考え方ですか…そちらでいくと 2030 年のゴールは分かるんですが、その前に近い目標…例えば年ごとのゴールとか、2021 年のゴールはここまで、2023 年はここまで、つらつらといって…2030 年は目標の値に達するんだ、そういう近い目標も設定していくということも見通しがきくというか、自分たちの仕事とか取組が…そこを目指すということで、お互いが意識を共有できるというふうに思うのですが、この 2030 年と現在っていうこの距離感がある状況の中で、どうすればそこに向かって近付けていけるのか、何かそういうところでお考えがあればお示しください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

SDGs未来都市計画は、町の第 6 期総合計画に当然追随しながら進めてるものでございまして、町の計画は 12 年という長いスパンの中で前期・中期・後期と 4 年ずつ区切りをつけながらチェックをし、そしてローリングをして次の計画を進めていくという方法であります。いわゆる基本となるのは、4 年ごとに実施してございますので、そことSDGsの計画と整合性を合わせながら常にチェックしていくということが求められていくんではないかと思っておりますので、今の質問内容の答えになってないかもしれませんけれども、そういう考え方の下に今後も進めてまいりたいと思っております。また、SDGs計画については第 2 期の計画でございますので、いずれは 3 期、4 期という形で進めていくような手続きになっていくかと思いますので、御理解を賜ればと思います。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

絶えずチェックをしていく…それはどのような計画においてもそうだと思われますが、SDGsが特に 2030 年っていうものをゴールとして掲げているのであれば、そこが町の今…対外的にも町内的にも一つの大きな柱になっているということであれば、そこに向けて…4 年が長いか短いかというのは議論があるかと思いますが、そのあたりは町民会議の方々や専門家の方からの短期的な目標の設定っていうんですかね…それをふさわしい時間の軸にするということを調整しながら、そしてチェックはもちろんするんですが、現在どうだと…目標に対して今ちょっと達成度が至ってないだとか、良い調子で当初の目標よりも達成度ができていると、良い事も悪い事もそのへんは公表していく、それが町民からの計画達成に向けての理解が得られる何よりの一つの手がかりになるのかなというふうに感じております。二つ目の項目に入るんですけれども、先ほどの町長からの答弁によりますと、掲載しなかったのは、必要がないから掲載しなかったということではないということであれば、これは…まだ当初に立てた目標や計画というのが生きてるというふうに考えればいいんでしょうか、それか何か…たまたま紙面の都合で弾かれたとか…そういったことなのか、それとも既に当初の目標は最初の 1 期計画のうちに達成できたから…あえて 2 期目には載せなかったとか、そのあたりはどういった状況でしょうか。

答弁 政策推進課長 田村泰司

御質問にお答えします。今回、第 1 期と第 2 期ということで改訂をした中で、そのまま事業については整理統合するというか…そういうところも含めて検討したところでありまして、1 期目で事業を行ったものについて、事業を今後やる予定がないものも含めて全体的に整理統合しようということであります。事業統合とともに、指標のところも見直しをかけようということで今回やっておりまして、必要がないから落としたということではなくて、今後やるに当たってのことを中心的に考えていこうということで、今回整理をかけたものでございます。

質問 5番 我孫子洋昌

先日、町の方から頂いた資料によりますと、今の質問に挙げたダイバーシティであるとか、中心市街地…のあたりは皆さん御存知のとおり計画が挙がって、それがそのままという位置づけと。後は、割と皆さん今日的な課題として…気を遣うというんですかね…マスコミ報道とか、昨今の話題になっているというところでいえば、要は多様性の確保っていうんですか、ダイバーシティ社会推進とか、後は…いわゆる女性活躍っていうんですかね…そういうところで、いろんなことが特に 2021 年が明けてから全国的な話題にもなってはいますが、下川町…議会側もどうだといわれれば…そこらへんは大いに議論するべきところにはなりますけれども、役場の中で女性人材の登用や何年かしたら議場のそちら側に何人か女性の方がいらっしゃるか…その割合がかなり高くなるかとか、そういったことに向けての何か取組というか、何か条件整備とか、まずはそのあたりの現状把握とか、そのあたりについて何か手掛けていらっしゃいますでしょうか、お伺いいたします

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

行革プランの中にもそういうようなことをうたっておりまして、目標として掲げてるものであります。ただ、今こういう時代ですので、男性・女性というのをあまり区別することなく、やっぱり能力の向上を均一に図っていくということが求められてくるんではないかと。その結果として、人材が非常に能力が高まってきたということで、昇級やあるいはまた昇格をしていくという、こういうことにつながっていくんではないかと思っております。いずれにしてもですね、人材というのが非常に求められている時代であり、また、多様な考えを取り入れて、そしてそれを施策に反映していくことが不可欠ではないかと思っておりますので、ダイバーシティの考え方というのはそういうところに尽きてくるんではないかと思っております。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

もちろん…あくまでも人材の能力が町政執行のためには最優先の要素というふうになりますが、社会を構築していく…この後、教育分野に関しても質問をする予定でありますが、町の中で…自分たちが何かすれば、能力を高めれば…そういった役割になるんだというようなものを示すとか、あるいはそれが…男女差だけでなく、身体にハンディキャップがあるとか、場合によっては様々な…障害っていったらあれですけれども…必要に応じて支援を得ながら社会活動をするような人たちも登用していくような…例えば手話であるとか、様々なそういうものが求められるというか、そういった人たちの生活には当たり前のものを…それさえあれば普通に仕事ができる…そういった社会づくりというのもこれからの人口減の社会においては様々な人材を登用する上で必要な条件整備になるかと思います。今すぐということではないにしても、そのあたりについても取組を始めるという意思表示、あるいはそのへんの状況について…調査から始めるとか、何かそういった公共的なところから取りかかるというようなことも今後の下川町のあり方を示していく上では大いに必要なことではないかというふうに思いますが、そのあたりお考えがあればお伺いいたします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

自治体は総合行政ですので、様々なカテゴリーを務めていかなければならないところであります。その一方で、やっぱり専門職も育んでいく必要があると…これもプランの中にうたっております。そこが実は葛藤するところでありまして、本来は総合行政ですので様々なセクションやカテゴリーを経験していただいて、どんな行政サービスにも対応できる…そういう人材を育てていかなければならないんですが、その一方で、やはり専門的に特化して、そしてスキルをしっかりと行政サービスにつなげていくという…こういうところも考えていかなければならない。それを考えますと、バランス良く人材の育成というのを図っていく必要があるだろうと思います。また、それぞれの職員にも潜在的な能力を持ってる人がたくさんおります。その潜在する能力というのはどういうものなのかというのを引き出すのが、また周りや上司の役割になってくるんではないかと思っておりますので、そういうトレーニングを今後も盛んに努めながらですね、人材育成を図ってまいりたいと思いますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

そういう長期的な視野に基づいた人材育成であるとか、いろんなポジションの仕事に当たるとか、適材適所あるいはいろんな職務の経験をさせるということも、是非町長のリーダーシップによって実現するよう改めて申し述べます。それでは 3 番目の項目です。計画の実現についてですが、やはりいろいろ動いています。今回、当初の計画においては、ふるさと振興公社の中にクラスター推進部があるという前提での計画でしたが、それも令和 3 年度ですね、位置づけが変わるということですが、様々な所と協定を結んだり、パートナーシップを結んでいくということなんですが、それらについては令和 3 年度以降も…今までの中で関係を構築したものは継続して進めていく、あるいは体制が変わっていくものがある、そういったところについてはもうよーいドンで…すぐ来月からスタートできるといった状況になっているのでしょうか。それとも一部計画が新しくなることによって、入れ替えや新たな連携など…そういったことが予定されているのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

町外、あるいはまた町内の企業・団体・研究機関・学校関係、様々な所とパートナーシップ、あるいはまた連携協定を締結し、そして現在に至ってるわけでありますけれども、いずれもそれぞれ熟度の達成度によって、取組を強化してるところ、あるいはまた滞っているところ…様々な内容等のものがあるように感じております。いずれにしても、町としては、様々な地域資源があります。これは以前も申し上げましたけども、その地域資源をいかに活用して、そして形にしていくことができるのかというのが命題でございまして、それには町として乏しい経営資源の部分、人・物・金・情報・技術・システム・ノウハウ…こういうところをいかに連携をしながら充当していくことが大事なのかと。また、相手方にとっても町と協定を結ぶことによってメリットがある、そういうところを提供していかなければなりませんので、そのへんを十分に考慮しながら、今後もパートナーや連携協定というのを進めてまいりたいなと思いますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

町の部局である…例えばSDGsに関しては戦略推進室ですね…それは町長のリーダーシップで動かすことというのは…もちろん仕事ですから動くんですが、遠い所ですね…今答弁にありました民間の事業者であるとか、研究機関であるとか、町の外にあるもの、また、今回この未来都市を推進するに当たって、町民会議の皆様に意見を求めるだとか、専門家の方から助言を頂いていく…そういうふうに遠い所と…町民会議の方はもちろん身近な存在ですけれども…町の組織からちょっと離れた所とのやり取りをしながら進めるというのは、なかなかこれは…連絡を密に取りながらいろいろと進めていくということになるんですけれども、この第 1 期計画の中で、上手くいったところと、多分いろいろやっていく中で…ここは上手くいかなかったな…そのへんの反省を踏まえて更に加速させていくというふうに思われます。この 3 月をもって機構改革ということで、課がちょっと動くとか…変わるとかっていうことですけれども、SDGsの戦略推進室そのものは残って継続していくっていうことを確認したいのと、町民会議も当初のメンバーから…どんどん人を巻き込んで増やして増強していくのか、あるいはまた、いろんな人の意見を入れたいということで…それは入れ替えをしながら進めていくのか、このあたりについて何か予定とかあればお示しください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

機構改革という名の下に、昨年 8 月からいろいろ検討してまいりまして、その中で今回…条例提案させていただいております課設置条例等も含めてですね、様々な体制というのを常に時代背景の中で考えていく必要があると思っております。それとともに、町の機構として果たしてそういうものが時代に合うのかどうかという…そのへんの検証もですね、併せてやっていかなければならないと考えております。それは今回、係制、グループ制という問題などもそれに含まれてくると思いますけれども、今議員が仰るように…SDGsの取組については、これは 2030 年という…長期の計画を立てており、これに向けて今バックキャスティングとして一つ一つ積み上げをしてるところでございまして、今これを解消するわけにはまいりませんし、また、全ての施策にこのSDGsというのが関わってくるものでありますので、当然、現在のSDGsの…機構については維持しながらですね、4 月以降も進めてまいりたいと考えているところでありますので御理解いただければと思います。SDGsの中には推進町民会議、あるいはまた評議員会、推進アドバイザー、これらの外部の組織に協力いただいておりますけど、これもこの後…維持してですね、そして私どもの気が付かないところをいろいろとアドバイスを頂こうということで考えております。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

もちろんいろいろな計画を進めるに当たって、様々な助言やアドバイス、意見を取り入れて計画の推進に当たっていただきたいというふうに考えます。2030 年…遠いようで…あっという間にきてしまいます。推進体制や人材やノウハウ…これらの蓄積というものも、やはり時間がかかりますけれども、一旦…下川の場合は役場の人数や人口も少ないということもあって、失ってしまうと一遍に…属人的にノウハウが流出してしまうという…そういったことがあります。なので、いろんな方がSDGsに関わる…もちろん仕事なので役割はそれぞれあるんでしょうけれども…様々な職員が…先ほどの答弁の中にもありました…職員の人材育成の中で何かしらの形でSDGsの考え方や取組について、職員の方への育成やノウハウの蓄積…そういったものを進めて…それも計画的に戦略的に進めていただきたいという…これはもあくまでもお願いベースになるんですけど…それが引いては成果にもつながりますし、町民の「SDGs未来都市 2030 年…よし、前に言ってた事が出来たぞ。」っていうふうな達成感みたいなことにもつながっていくと思いますので、そのあたり配慮して進めていただきたいというふうに考えます。そうは言いつつも…四つ目の項目なんですが、ちょっと厳しいコメントで、2 期計画の事業計画だけでは達成出来ないんではないか…みたいなことを申し上げましたが、とはいえ…上手く進んでるところもあるし、コロナの関係で上手く進められなかったというところもあると思われます。進めるに当たって、確か 1 期目の時に、傍らに下川のデータベースを持ちながら、下川のSDGsのインディケーターを…もう一つ物差しとして持ちながら進めていくということになったんですけど、これはもう使える状態になっているんでしょうか、それともそれはまだ…ちょっと遅れてるっていう状況なんでしょうか。これ前にもどこかで聞いたと思うんですけれども、その後状況が変化していればお示しください。

答弁 政策推進課長 田村泰司

御質問にお答えいたします。今回ですね、総合計画とも絡んでいるんですけど、行政指標・住民指標というものがありまして、それを基本に今使っておりますけれども、それも含めてですね、民間の研究機関と一緒にSDGsのローカル指標というのを研究しておりまして、それが行政で使えるもの、あるいは民間で使えるものも含めてですね…今一緒にやっておりますので、それも含めて下川町で使えるものを開発していくということで、今いろいろと検討中でございます。

質問 5番 我孫子洋昌

今、課長の方からありましたが、それはいつ使い物になるような状況になるのかっていうのは、何かめどといったものはありますでしょうか。

答弁 政策推進課長 田村泰司

お答えいたします。全国的に使えるものもありますし、あるいは私たち…こういったローカルな地域でも使えるものもあると思います。基本は、我々行政で考える指標、あるいは町民の皆さんが考える指標というのを組み合わせてやっていくというのが基本かなと思ってますし、様々な研究機関が研究してるのも…いろいろと研究しながらやっていくということなんですけど、今回は先ほどお話のありました 2 期の計画の中で、指標を用いて高めていこうということで一定程度の指標を出してますので、それと併せて指標の改定も含めて今後もやっていきたいというふうに思ってます。いつというか…全面的に…全部を変えるってことにはならないので、そのへんを参考にしながらやっていきたいなと。今回、一度設定させていただいた指標を用いて達成度を見ていこうということで考えております。

質問 5番 我孫子洋昌

どういった指標で評価をしたかといったものを、是非…町民に示すとか、いろんなところで公表するとかということで、客観的に下川のSDGs未来都市計画がどこまで進んできたかと、どこに課題があって、どの分野を更に力を入れて進めた方がいいのか、そういったものを皆さんで共有できるような形というのが、こういった計画を進めるに当たっては大事なことだと思いますので、そのあたりもしっかりと進めていただければというふうに思います。5 番目の項目なんですが、町民とのコミュニケーション方法…これは古くて新しい話題というか、絶えず下川に横たわっている課題というか、そういったこととは思うんですが、先ほどの町長の答弁だと、町民の活動、住民の活動をバックアップしたい、それを町としては支えていきたいというようなことが示されております。いろんな提案…これやりたいあれやりたいっていうのは住民の方から出てくると思いますが、そのあたりは町として判断するのか、あるいは外部の方にお伺いを立てて、いろんなやりたいことが出てくるんだけども…これはちょっとふさわしくないとか…今やる話じゃないとか、そのあたりというのは何か基準があって町としてサポートするかしないかというのは決めてるんでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

基準というか…たくさんの知恵を頂いてですね、その中から優先順位を付けて町が施策として決断していくということが大事なんじゃないかと思います。その上で…ここにもお答えさせていただいたように、コミュニケーションをやっぱり高めていくっていうことが非常に大事なところでありますので、住民との意見交換、あるいはまた企業や団体、学校関係との意見交換というのが非常に大事なことになってくるんではないかと思っております。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

一つ目のSDGs関係の質問について、最後の問いということにしますが、いろんなところに散見されるというか、ここ数年ですかね…見ている…もちろん今回のSDGsの中にも出てきますけれども、「下川ブランド」っていう言葉があるんですね。下川のブランドって…今日の町長の答弁の最初の方にもあった…下川のこれまでの取組や様々な挑戦…チャレンジですね、そういったことを指してのブランド力なのか、あるいは森林に囲まれた自然環境が素晴らしいということなのか、あるいはそのほか何か下川がブランドとしているブランド力という…その源泉となっているもの、多分これを強くしていくことがSDGs未来都市が達成した暁には「下川はこういうところだ」っていうふうに…みんなで共有できることになると思うんです。端的にというのが一番いいんですけれども、町長が今お考えの下川ブランド…下川の…先ほどの答弁の中にもあった…弱み強みという話の中でいえば多分強みっていうところになると思うんですが、そこはずばり一言でいうと…どういったことになると思われますか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

今、SDGsの取組…先ほど来、質疑を頂いておりますけども、まさしくこのSDGsの取組というのが、今、日本の中で主流になっているだろうと考えております。そういう意味では、思想や理念だけではなくて、それが生活や経済の中にどのように結び付いているのか、そのへんをしっかり町として発信していくことによって、それはフィードバックされてブランド力の高さにつながっていくんではないかと思っております。それぞれは具体的に様々な施策や発信方法があると思いますけれど、いずれにしても大きな枠組みとしては、今、下川町は環境やエネルギーという…そういう早くからの取組をベースにしながら、このSDGsの取組を最優先にしてまいりたいと思っているところでございます。以上です。

質問 5番 我孫子洋昌

では、二つ目の項目に移ります。町長任期…いよいよ折り返しということになります。町政執行方針において、残りの任期 2 年間を念頭に置いた施策が表明されたところであります。以下、見解をお伺いいたします。一つ目、財政状況が厳しい中、耐用年数を迎えた公共施設が増えてきている状況にあります。これらの統廃合方針や管理コストの低減策について伺います。二つ目として、災害時に最も重要な拠点となる役場庁舎…ここですね、そして隣接する消防庁舎の安全性や新たな庁舎の整備、こちらの可能性についてお伺いいたします。三つ目です。令和 2 年度の途中…今年度の途中から、教育課…教育委員会において地域共育ビジョンを主管することとなっております。こちらについては、令和 3 年度からの推進方針と主な推進施策について教育長にお伺いいたします。以上、3 点お伺いいたします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それでは、3 点のうち 1 点目と 2 点目については、私の方からお答えいたします。1 点目の「耐用年数を迎えた公共施設が増えてきている状況の中、これら公共施設の統廃合方針、管理コストの低減策」についてでありますが、平成 28 年度に策定した「下川町公共施設等総合管理計画」では、建築経過年数は、20 年以上 30 年未満が約 20%、30 年以上 40 年未満が約 32%、40 年以上が約 15%で、20 年以上経過している施設は全体の 67%になっているところであります。また、耐用年数を超過している施設は、全体の 42%となっており、本町の公共施設につきましては、全体的にかなり老朽化が進んでいる状況でございます。そのため、公共施設の再編・統廃合が急務でありますことから、公共施設の統廃合につきましては、第 8 次行政改革大綱に基づいて、行政改革推進本部において、令和元年 9 月に公共施設管理運営方針を策定し、これまで議論を進めてきたところであります。また、今年度に入り、さらに一歩先に進めるため、公共施設カルテの更新時に、公共施設それぞれに今後の方向性を決定し、その内容を総合計画審議会に諮り、行政評価及び総合計画見直しを実施し、2 月には公共施設個別計画を策定したところでございます。これまでの主な見直し内容につきましては、「桑の沢会館」、「上名寄生活改善センター」、「渓和生活改善センター」を廃止しまして、このうち「桑の沢会館」と「上名寄生活改善センター」は、活用される方に譲渡しているところであります。また、管理コストの低減策といたしましては、平成 30 年度に環境省補助事業により、小中学校を含め、9 施設のLED化を行い、年間約 650 万円の削減が図られているところでございます。今後におきましても、公共施設個別計画に基づいて、統廃合、維持管理コストの削減等を図ってまいりたいと思います。御質問の 2 点目でございます「災害時に最も重要な拠点となる役場庁舎及び消防庁舎の安全性及び新たな庁舎整備の可能性について」お答えします。役場庁舎は昭和 49 年に建設し、築 47 年経過し、耐用年数は 50 年で残りあと 3 年に迫ってきています。消防庁舎につきましては、昭和 45 年建設、51 年経過し、耐用年数 50 年で耐用年数を過ぎているところであります。役場庁舎については、令和元年度 3 月に耐震診断を行わないと判断し、計画的な修繕で庁舎機能を維持しつつ、建て替えまたは移転の方向で検討しておりますが、具体的な時期は現在のところ未定としております。消防庁舎につきましては、役場庁舎と併せて検討する方向で考えているところであります。以上、私の方から 2 点について説明させていただきました。この後、教育長の方から答弁させていただきます、

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

御質問の 3 点目につきまして、令和 2 年度途中から「地域共育ビジョン」は教育課が主管となってございます。令和 2 年 3 月に「下川町地域共育ビジョン」を策定し、「2030 年における下川町のありたい姿」においては、「子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまち」と設定されており、実現に向けては、地域・学校・家庭の連携が重要と考えております。令和 3 年度におきましては、下川町地域共育ビジョンの具現化を推進するため、「地域学校協働活動」を推進してまいります。「地域学校協働活動」とは、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等の幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。子供の成長を軸として、地域と学校がパートナーとして連携・協働し、意見を出し合い学び合う中で、地域の将来を担う人材の育成を図るとともに、地域住民のつながりを深め、自立した地域社会の基盤の構築・活性化を図る「学校を核とした地域づくり」を推進し、地域の創生につながっていくことが期待されます。より多くの、より幅広い層の地域住民、団体などに参画いただき、次代を担う子供に対して、どのような資質を育むのかという目標を共有し、将来的には「地域学校協働本部」として組織化も推進してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 我孫子洋昌

今、町長そして教育長から答弁を頂いたところです。平成 28 年度の管理計画では様々なデータをお示しになりましたが、それが平成 28 年度ということですので、既に 4 年前ですかね…そうすると 20 年以上経過している施設が全体の 67%というのは、これは 24 年以上経過している施設ということになる…単純にですけど…実際はその間に除却されているっていうところもあるかもしれませんが、老朽化が進んでいて、いろんなところで厳しくなってきて、利用者等には…もうここはそろそろ…先ほどの中で示された公区会館の一部はもう廃止ということなんですが、ほかの施設に関しても…主な利用者に対しては、耐用年数がそろそろですので廃止も含めて考えてくださいといったことはもう示されているんでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

様々な施設がございますので、一部の方についてはそういう形で…そろそろという話はさせていただいてます。まだ現状…使っておりますので、そういった方については継続して使っていただくということでございます。

質問 5番 我孫子洋昌

今、副町長から答弁がありましたが、使っている施設においても、場合によっては耐用年数が過ぎたり…近づいたりして、直近の例でいうと林業総合センターみたいな形で対応が急に迫られるといった事態も実際にあるわけで、そういったところもあるということであればですね、やはり小規模な修繕で何とかなるっていうところはもちろんそれで使い続けるんでしょうけれども、やはり耐用年数って最初に設定されているのであれば、そこに達している所はしっかりとした耐震性ですか…後、安全性についてのしっかりとしたチェックですか…そういったものをして、使っている方が安心して使い続けることができるようにする、あるいは町としても後何年使えるかということを…見通しをちゃんと立てると、そういったことが…町民にもそうですし、町の方としても施設に対する考え方が一定のものを共有できるのではないかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

仰るとおりでございまして、公共施設でございますので、より安全に使っていただくということが前提になってくると思います。その上で必要な修理等を行いながら安全に使っていただくことにしていきたいというふうに思います。

質問 5番 我孫子洋昌

その流れで二つ目の項目ですが、今我々が居る…この役場庁舎、そして消防庁舎ですが、先ほどの町長の答弁によると「耐震診断を行わないと判断し」というふうにありました。これはあれですか…健康診断に行くと何か見つけられるから嫌だなっていうような…そういうおじさんみたいな発想なんでしょうか、それとも大丈夫だって言い張っているから大丈夫だって…そういうところで耐震診断を行っていないということなんでしょうか、お伺いいたします。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

先ほど答弁したとおり、この庁舎の建設がかなり古いということもございまして、耐震診断するということは、その先に耐震化工事を進めていくということが前提になろうかというふうに思います。耐震化診断に当たりましても、非常に高額の経費がかかりますし、その後の耐震化の工事をするよりは、ここまで古い事になると…現状、修理をしながら使った上で、いずれは建て替え、若しくは移転ということを考えた方がいいだろうということで、耐震化は行わないという判断をさせていただいたところです。

質問 5番 我孫子洋昌

これは費用の面で…しないということなのか、それとも…消防庁舎については耐用年数を過ぎている…ここも後 3 年と迫っているという中で、片方においては耐震診断をしないでいくということを表明…今されているんですけれども、これは例えば主に利用されている職員…組合であるとか、町民の方に対して、ここはこういう施設だよというのを示した上で、リスクはもちろんゼロではないにしても…どんな建物にしてもゼロではないにしても、「場合によっては万が一そういったことで何か起きるかもしれない施設ですが、どうぞいらっしゃい」というような形で使い続けるっていうことになるのでしょうか。それとも、さりとて…将来的な移転や建て替えとか…いろんなことも考えなければならないという中で、そういう予算的な措置が出来そうだとか、見込みが立ったとか、そういう時点で新しく耐震化工事であるとか、新庁舎の設計だとか、そういった何か別な要素があればそちらの方に動いていく。一番あってはならないのは、何かの形でここが崩壊してしまって、それから慌てて仮設を作るみたいなことになるんですけど…そうはならないようにするための手立てというのは、もうそちらの方では何か打っているということなんでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

大規模な改修というのは、この庁舎含めて行っておりませんが、維持補修の範囲内で…使えるような形での修繕は行なっていくということで、なるべく長く使えるようにということでは考えています。

質問 5番 我孫子洋昌

町民の安心安全の確保ということで、役場庁舎、消防庁舎の安全性の確保というのは、これはもう…あらゆる公共施設の中でも最優先するというふうに…あらゆる町民の方が、そこは認識共有すると思われます。いつだかのハザードマップで…確かここは浸水する土地だというふうに示されていたかと思います。もちろん建物が…それほど傾くとか何かするっていうことはないにしても、浸水してしまうと…地下のフロアもあって、そういうふうな所だと浸水してしまうと困ってしまうようなものっていうのは、既に…その浸水が想定される高さよりは上の方に上がってるのか、あるいは浸水しない所にしまっているのか、そういった準備というのはもう既にされているのでしょうか。確認の意味でお伺いいたします。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

役場で使っているシステム関係については、役場の 4 階に設置をしておりますので、そのへんについては問題ないかと思います。後、非常用発電につきましても、ある程度かさ上げをした上で設置をしておりますので、ここについても問題はないかなと。ただ、地下が書庫になってございますので、そのへんについては、移す場所の確保等も含めて…現在はそのまま使わせていただいているという状況になってございます。

質問 5番 我孫子洋昌

当座…今必要なものは上にあるということで、昔を振り返らなければならなくなった時に…ひょっとしたら見る事ができないものが場合によってはあるかもしれない。そのへんについては対策を早めに取っていただければというふうに思います。三つ目の項目です。教育課の地域共育ビジョンです。先ほど教育長から答弁がありました。こちらも先ほどのSDGsの関係とリンクするんですが、2030 年のありたい姿において、どういった人材育成であるとか、町民がどういった形で連携、協働してこの町をつくっていくんだということで動き始めたというところになっております。こちらですね、実際、令和 3 年度の施策の中で…これが共育ビジョンの中から出てきた施策だというものが…主なものがあれば、一つ二つでも構いませんのでお示しください。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

お答えいたします。この地域学校協働活動、それから地域共育ビジョンについては、御指摘のとおり密接な関係がございます。さらにESDに関しても、これらと密接に関係をしているものでございます。具体的な動きとしてはですね、新年度、小学校におきまして、北海道のフロンティアキッズ授業というのがございまして、これに今…手を挙げている状況にございます。まだ採択にはなっておりませんので広報はしておりませんが、その申請手続きを終えているところでもございます。これは小学校の方とも協議をいたしまして、行うという方向で進めているものでございます。地域学校協働活動につきましては、実際にはもう本年度から既に動き出しております。具体的な内容としましては、下川小学校でございますけれども、もう既に活動の種類が22 種類ということで…クラブ活動がございます。それに対して、地域からの参加者実人数が 42 名、それから延べ参加者数としては 63 名、講師 40 名、ボランティア 23 名ということで、小学校 4 年生から 6 年生まででございますが、多種多様なものについて関わっていただいております。前段の別の議員の御質問の中でもお答えしましたけれども、コロナ禍で非常に授業時数の確保で苦慮した一年でもあったんですけれども、こういった地域学校協働活動によりまして、クラブ活動が非常に有意義なものに展開されてきております。また、参加をされた方からの感想でございますけども、「普段小学生と関わる機会がない…だけど今回こういった形で関わらせていただいて、私自身がとても楽しかった」というような内容であるとか、「何十年振りで小学校に行って、昔を思い出した」とか、後、編み物なんかでは、「実際に子供たちがやって…手品のように感動してくれた」というようなお話なども出ているところでございます。また、小学校におきましては、ESDともいえると思うんですけれども…地域の保健福祉に関わってる方を講師として招きまして、高齢者福祉について学び、そしてその総合的な学習の発表を過日行いまして、町長それから近藤議長、私と、行って聞いてまいりましたけれども、大変素晴らしい内容もございました。また今後、私どもの教育行政にも活用させていただきたいと思っております。また、中学校でも同様に、地域課題について地域の方からお話を聞き、現場も見て…ふるさと学習ですね…ふるさと学習を通じて地域の今後の課題解決に向けてのいろんな提案などもいただいているところでございます。参考までに、高校の方でも、昨年度から、こういった地域の方のいろんな応援を頂いて、地域課題の解決に向けた発表なども展開していただいているところでございます。本年度も同じようなものを計画しております。ただ、まだまだこのコミュニティスクール、地域学校協働活動…ESDというものに対しての馴染みというか、内容がまだやはり御存じない方も多いと思います。そういったことから、そういったことを学ぶ機会を設定していきたいというふうに考えております。また、学校と地域…双方向で、子供たちに対して何を期待して、どういうふうに子供を育てていこうかという共通認識…ここをですね…きちっとしていきたいなというふうに思っております。今まではコミュニティスクールはありましたので、学校経営方針についてはコミュニティスクールが承認するという形で、地域の方の意見を聞いた上で学校経営計画というものが成立しておりましたけども、今後は更に…地域側が動くと、それの根底にあるのは何かというと地域共育ビジョンなんです。共育ビジョンというのは、地域というものを考えた時に、子供たちにどういう教育をしていったらいいだろうかという視点でやってますので、学校と地域が双方向で、共通認識を持って、より良い教育をしていこうという方向性でございます。大体、以上の内容になっております。

質問 5番 我孫子洋昌

地域そして学校、さらにはそこにいる子供たちや住民、町民の方々、それぞれが関わることで下川の今について、また、年齢を重ねた方から見れば、過去から今に続くことについて共有できる大事な機会だと。地域と生徒、児童との関わりで、先ほど介護に関係した…そういった講座があったり、地域の担い手としてどういった人材が必要かというのは改めて子供たちに認識していただくというのは非常に大事な取組かというふうに思います。話が若干飛ぶんですけれども、同じような文脈で行くと、下川の林業、林産業を抱える…そういった町ですから、そういった担い手になる子供たちが「よし、ここで学んで、更に自分が林業について技術を習得しよう」ということで、北の森づくり専門学院に行きたいというようなことが…出てくると思いますし、出てきて欲しいと思うんですが、そこに対して町として奨学制度を設けるだとか、何か…今、下川商業高校に通う生徒さんへの補助だとか、いろんな制度がありますが、いろんな形で何かしらその…林業関係について学びたいと思う…そういうお子さんたち、あるいは児童生徒が、下川に帰ってくるっていうような…将来の人材として帰ってくることを期待しながら、そういったことを支える制度といったものを今後検討するとか、設けていくとか、そういったお考え…これは教育長でも町長でもいいですけれども…そういったものがもしあればお示しいただきたいのと、後、最後になりますが、今年は映画の公開も予定されております。様々な形で下川が、また改めて日本中に発信する機会を得るというふうになります。その時に、町はどういう町だと…先ほどの下川ブランドの話もありますが、下川の今後と未来について、住民一同、そして子供たちとともに、どういった町をつくっていくのか、そういったものをいろんな形で発信できる、そしてそれを共有できる、そういった町になっていけばなという期待を申し上げ、最後の質問項目といたします。まず、北の森づくり専門学院の奨学制度の件、もしあれば…。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

町では奨学金制度について様々な観点から検討しているところでありますが、まだやっぱりちょっと踏み切れない段階であります。その前に…やっぱりやっておかなければならないことというのが多々あるだろうという…そういう視点に立ってですね、現在、奨学金制度はつくってございません。しかし、この奨学金制度については、効果の上がってる自治体もございますので、国や道の支援制度と…いろいろ鑑みながらですね、町としての独自なものが本当に必要なのかどうかという…このへんはやっぱり研究していく必要があるんではないかと思ってます。また、今、教育委員会としても、そういうような観点でいろいろ議論をしているところでございまして、この後、教育長の方からも、その内容等について若干触れていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

奨学金に関しましては、以前にもこういう質疑がございましたけれども、現在、下川商業高校につきましては、学校の維持存続発展ということを念頭におきまして、地域の重要な学校教育の機関でありますので、そういった振興策を講じております。ほかに、いろいろ…通学あるいは下宿をしてとかですね…いう方もいらっしゃると思います。非常に多岐にわたっております。ですから、それをですね、全般にわたって支援していくというのはかなり困難が高いと思いますが、やはり非課税世帯ですとか…そういったところに関しての支援施策ですね、このへんについては検討しておりますが、現段階ちょっと踏み切れる状況にはないっていうのが現状でございます。以上でございます。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

人材育成という名の下に、いろんな情報発信をしているところでありますが、いずれにしても、前の質問でも答弁させていただきましたけど、旭川の高校との連携や、あるいはまた「北の森づくり専門学院」という…この新年度からフィールドとして体験実習をしていただきますので、こういうような縁をですね…やっぱり大事にしながら、将来の林業従事者などに求めていきたいなと考えているところでございますので、御理解いただければと思います。以上です。

出典:下川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月16日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる