みんなの議会

下川町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

(1)「日本一幸せなまち下川」を創るための町長のリーダーシップ、信念について/(2)公営住宅の環境整備と改善について/(3)空き家対策と、廃屋についての実態と対策について/(4)町立病院、あけぼの園、山びこ学園の3施設における人員不足の現状について

2015年9月16日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「「日本一幸せなまち下川」を創るための町長のリーダーシップ、信念について」「公営住宅の環境整備と改善について」「空き家対策と、廃屋についての実態と対策について」「町立病院、あけぼの園、山びこ学園の3施設における人員不足の現状について」について質問し、町長 谷一之、建設水道課長 杉之下正樹、総務課長 駒井英洋、町立病院事務長 蓑谷省吾が答弁しました。

質問者
斉藤好信 議員
答弁者
町長 谷一之、建設水道課長 杉之下正樹、総務課長 駒井英洋、町立病院事務長 蓑谷省吾

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 3番 斉藤好信

それでは質問いたします。「日本一幸せなまち下川」を創るための町長のリーダーシップ、信念について。町長就任時の決意として、「日本一幸せなまち下川」を創るための信念と情熱を持って行動すると言われましたが、実現に向けては、第一に町長の信念、思い、情熱が役場職員全体に徹底浸透されなければならないと考えるが、どうでしょうか。さらに大事なのは、幹部の責任者が一層深く受け止め、町民のための行政を行っていくという職員の意識改革ができなければ、町民は実感として町長の意思は伝わってこないと思うが、いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

斉藤議員の「「日本一幸せなまち下川」を創るための町長のリーダーシップ、信念について」の御質問にお答えいたします。御質問の「私の信念、思い、情熱が職員全体に徹底浸透されなければならないと考えるがどうか。さらに、幹部の責任者が一層深く受け止め、町民のための行政を行っていくという職員の意識改革ができなければ、町民は実感として町長の意思は伝わってこないと思うがどうか。」との御質問にお答えいたします。私は、この 5 月 1 日に、初登庁のときの就任挨拶において、職員に三つのお願いをいたしました。一つ目には、豊かなコミュニケーションをつくること。二つ目には、行政サービスの真意をしっかりと理解すること。三つ目には、各課の横断的連携をしっかりと図ること。この三つをお願いしたところです。また、合わせて、四つの目標についても同時に伝えました。一つ目には、地域課題や住民ニーズをしっかりと受け止め、政策に反映すること。二つ目には、社会循環を基礎とした五つの循環、経済の循環、資源の循環、暮らしの循環、情報の循環、人材の循環を念頭に取り組むこと。三つ目には、下川に暮らしている住民の皆さんが、日本一幸せを感じる町を創るために汗をかくこと。四つ目には、町民の皆さん、そして職員の皆さんが、こよなく下川を愛する郷土愛を育むこと。この四点を目標として伝え、今後の執行に当たって、職員の積極的、かつ、情熱的な言動と、町民から信頼される町職員であることを期待していると伝えたところでございます。また、7 月 1 日付けの辞令交付式や管理職連絡会議や課長会議などの様々な機会や全職員にメール配信するなどで、私の考えを伝えているところでございます。さらに、あけぼの園、山びこ学園などの各施設に出向き、朝礼と職員との懇談を実施したほか、女性職員、若手職員との懇談会もそれぞれ開催し、意見交換を行い、職員から貴重な意見をいただくとともに、私の考えを伝えたところでございます。いずれにいたしましても、私の公約である「日本一幸せなまち下川」を創るためには、職員の力が必要不可欠でありますので、様々な機会を通して、私の考えを伝えてまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。

質問 3番 斉藤好信

これは民間も同じだと思いますけども、トップが掲げる目的、目標を実現し、また実行していくのは、先ほどの議員の質問の答弁にもありましたが、これは職員がそれをやっていく…町長がどんなに掛け声をかけても職員がその意思に基づいて行動しなければ、それは町民には実感として受け取ることができない。僕は行政というのはそこに住む人達の幸せをやっぱり一番に考えていく、これが一番根本だと思ってます。住民が…町民が暮らしの中で持つ不便さ、それから不安、それから苦しさ…こういうものを相手の立場に立って考え、そして相手の目線でそれを見る、そのことが何より私は大事だと思ってます。そしてその不安、不便さを取り除いてあげることが、幸せのまちづくりの最良の道ではないかと思っています。この私の素朴な考えですが、町長はこの点についてどうでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

正しく仰るとおりだと思います。幸せを感じるというのは、それぞれ価値観が違いますから、一つの物事が便利だと感じている人もいるでしょうし、不便だと感じている方もいろいろいらっしゃると思います。それを少しでも平均化していって、そして行政がその不便だと感じているところを少しでも補えれるような、そういうようなサービスがこれから必要になってくるんではないかなと思っております。また、これは先ほど来お話していることでありますけれども、行政サービスだけでは限界がございますので、やはり地域の人達が自立できる、あるいはまた相互扶助でコミュニティ活動が活発化できる、そういうような支援も行政として必要なのかなと感じております。以上です。

質問 3番 斉藤好信

町長はですね、就任なされてから、町長室の扉を開けっ放しにされて、いつでも町民の方に来ていただきたいという…それは良い事だと思います。しかし現実にはですね、やはり役場の玄関に入って、2階に上がって町長室に入って、町長とお話ができるというのはごく一部の方だと思うんですが、いかがですか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ごく一部という意味合いが分からないんですけども、いろんな方々が訪ねてきていただいてですね、数で申し上げるのもおかしいんですけれども、本当に私がいる時には顔を出して…いろんな方々が気軽に声を掛けてくれることがございますので、今後もそれを続けていきたいなと考えております。

質問 3番 斉藤好信

ごく一部というか、限られた人という意味ですけども、ここをとってもですね、やっぱり町長の「日本一幸せなまち下川」という言葉は、ある意味掛け声だけで、なかなか町民の人達には実感として伝わってこない。そこで、町長の意志とか信念、思いをですね、それを体現していくのはやはり職員の方々の言動であり、行動であり、姿勢であり、態度であり、そういうものを通じて町民の方々は「なるほど、新しく町長が代わって、今まで以上に私たちの方に目を向けてくれている。」という実感を受けてくれるんじゃないかと思うんですね。そういう意味でも、町内に散在している職員の方々…この方が日常的に、町内もしくは近所の人達がどういうところで不便さを感じているんだろうか、どういうところで不安を感じているんだろうかという…そういうものを目配り、心配りをしてチェックする。そのことを役場に来たときに、その課に情報提供していく、そういうことも横の繋がりとしては非常に僕は大事だと思うんです。ここの役場はいろんな課に分かれてて、一応縦の…になってますけども、そういう意味で、いろんな職員の方はいろんな課に散らばっているわけですが、そこに情報提供する中で、それをその課のトップ、または幹部の方がそれを聞き入れる。これはある意味、先ほど町長が言ってましたが、人材育成というのはですね、確かに若い職員の方は優秀であっても、自分が考えている考え、それから建設的な意見、そういうアイデア、それから町民が求めているニーズを見つけた時に、それを課のトップが受け入れる姿勢がなければですね…ここが非常に僕は大事だと思うんです。民間の社長…トップが代わった時には、例えば、ある社長が利益を求めて数字にこだわる。あるトップはまず社員の生活基盤となる給与体系など諸々を考える…利益はもうそこそこでいいと。ある人はまずは安全だと…仕事が遅れてもいいから安全第一でやる。そういうふうにいろいろ色を出すわけです。それをある意味、1か月ぐらいの間にそれを浸透させていく。町長も以前は民間のトップだったわけですから、そのへんは分かっていると思いますが、そういう意味で町長も…私たちもそうですけども、ある意味4か月経ちました。もっともっと…先ほど僕が言った職員がですね、ある意味、町長の名代となってですね、そういうような気持ちで町民との間をもっていけばですね、まだまだ町民の方は実感として…町長の掲げた「日本一幸せなまち下川」というですね、この言葉が掛け声だけでなくて、実感として受けてもらえるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ありがとうございます。仰るとおりでございまして、職員の役割というのはいろいろ多岐にわたってると思いますけれども、基本的には自分が置かれている所管の中での業務をしっかり遂行していくということが第一優先でございますけれども、そのほかにやっぱり地域の声を聞いていくというのが非常に大事なことだと思っております。下川町は現在も、ボランティアではございますけれども地域担当制度などをつくりまして、各公区の様々な行事に参加しながら、町民の人達と一緒になって事業や、あるいは行事等をお手伝いしているという背景がございます。過日の敬老会の会場等もみましたら、おおよそ全公区の内の公区が特に担われている開催会場での地域担当職員の数をみますと、およそ50人以上を超える職員がお手伝いをしているなということで、私は感じ取っておりまして、それについてはさっそく庁舎内のメールで皆さんに慰労の声を掛けたところでございますけれども、そのほかにも今回…しばらく間が空いておりましたけれども、消防団活動などにも今回は少し声を掛けまして、全町では9人ほどが入団したということで聞いております。その内、役場の若手職員も数名…そこの消防団の方に入団いたしまして、地域の人達と一緒になってですね、そういう活動を行うというそういう背景もございます。また、これからしばらく…おそらく遠ざかっていたんではないかと思うんですけども、公区長の皆さんといろいろとこれから協議や議論をしていきたいと思うんですけれども、公区の課題等についても、これからもう一度そういう公区を回りまして、しっかり受け入れることができるいろんな課題をですね、しっかり聞き及んでいきたいと思っています。それには地域担当職員にも少し協力をいただいてですね、公区長さんの気が付かないところなども…職員がかゆい所に手が届くようなですね、そういうところを少し見出していければいいなと感じているところでございます。以上でございます。

質問 3番 斉藤好信

ということはですね、やはりここにおられる方はほとんどの方が課のトップでありますが、先ほど僕が言ったとおり、やっぱり部下の意見をですね本当に受け止める度量というんですかね…そういうのを持っていただいて、そしてそれをいかしていく。確かに…私も民間にいましたが、若い人の意見というのは、なかには突拍子のないこともあるし、なんだという…自分の経験から考えを見下してしまうようなことも多々あると思いますが、やっぱりそこは皆さんトップですから、そこは度量を大きくしてですね、部下の話をしっかり聞いていく。その中で本当に良い環境の職場をつくっていく。そういうものを構築した中において、初めて町長の…トップの意志が町民に伝わっていくというふうに僕は考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それについても仰るとおりでございまして、職員…特に管理職になりますと、目利きをよくしていかなければならないと思います。それにはリーダーシップをしっかり発揮していくことが大事なんじゃないかなと思っております。特にリーダーというのは、広い視野を持ってですね、調整能力を高め、そして事業分担をできる、そういう視点での発想が必要かと思いますので、そういうところもいろいろ今後も議論をしながらですね、いろいろと職員の意識向上などにも寄与してまいりたいなと思っております。以上でございます。

質問 3番 斉藤好信

今、町長の答弁がありましたけども、やはりここはですね、町長の強いリーダーシップ、そして課のトップに対する目配りもしっかりして、そこで伸び伸びと職員の方が力を発揮していく。僕は下川の役場の方は本当に…僕は何も分かりませんけども、いろんな課に行って勉強させていただく中で、本当に優秀な方が多い。その方が縮こまるような職場であってはいけないと思います。そういう意味で、町長の強いリーダーシップを発揮するということなので、それでは次の質問に移ります。今の一点目の町長の答弁を踏まえて、そして二番目の質問に移りたいと思います。公営住宅の環境整備と改善について。これは、公営住宅のなかでも、FFストーブを使っている…備えてあるんですか、その排気筒が、僕も現地全部回りましたけれども、大体ベランダのところの1m20㎝から1mぐらいの間にある。中には高齢者の方もいてですね、僕なんかだったら雪が落ちたり被ったりしたらベランダを開けて取る…こんなことは簡単なことですけども、これは僕から見た目線であって、住んでいる人はそういうわけにはいきません。そういう意味で、これは末広の住宅の件ですが、これはある意味ですね命に関わる…何でも事故が起きてからさあどうしようというのではなくて、事前に危ないものはチェックして、早めに改善を行っていくことが大事だと思います。ただし、財源の問題もあるんで、このへんはどのようなかたちで、なるべく早急に進めていくか、お答えいただきたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

「公営住宅の環境整備と改善について」の御質問にお答えしたいと思います。現在、公営住宅及び特公賃住宅において、FFストーブ用排気筒を設置している住宅につきましては、年次的に改修を行っているところでございます。改修工事につきましては、対象戸数 80 戸について、平成 25 年度から計画的に進め、本年度まで 42 戸を改修しており、高齢者世帯については、本年度で改修が完了いたします。次年度以降は、残り 38 戸について順次改修を進める計画でございます。全般的な住宅の維持管理につきましては、入居者にお願いをしているところではありますが、冬期間において、引き続き巡回パトロールを実施し、積雪状況、排気筒などの点検を行ってまいりたいと思います。なお、大雪の時には、独居高齢者等を重点として、職員による安否確認及び玄関、排気筒付近の除雪を行っているところでございます。以上申し上げまして答弁といたしますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 3番 斉藤好信

安心、安全を確保する…住宅というのはですね、私たちの生存の基盤になるわけです。これは神戸大学の早川さんという教授が言ってるんですが、適切な住宅に住む権利…三つの権利ですね、それから住み続ける権利、それから移住差別されない権利…こういうのがあるんですが、先ほどの町長の「日本一幸せなまち」の答弁をずっと聞いているとですね、これも一つは大事なことだと思うんです。ましてやそこに住む人達…若い人もいれば高齢者もいると。若くてもどこか体に不自由なところがあって、なかなか健常者のような動きができない人もいる。本来ならば住む人は、自分の公営住宅といってもですね、家賃を払って住んでいるわけですが、そこの除雪なり…特に冬期間ですが、そういうことがなかなか思うようにできない方もいらっしゃいます。そういう方をよもやですね、そういうことができないならばほかに移ってもらうような…そのような考えは決してお持ちではないと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

質問の内容がよく分からない…住んでいる人がいます…はい。

質問 3番 斉藤好信

公営住宅に住んでいる人…いろんな方がいます。自分の家の中の身の回りはできても、なかなか表の除雪とかですね、先ほど言った…排気筒の雪が積もって危ないなとなった時に、パッと雪投げできない…いろんな方がいらっしゃいます。そういう時に、そこに住んでいる人がですね、そのように自分の身の回りのことができないならば別のところに移ってもらうとかですね、そのようなことを思うというか…そういうことは一切ないかどうかということです。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

例えば、一人住まいの高齢者の人達で、体が少し不自由だとか、しかし要支援や要介護の対象にはなっていないとか、要するに自立するには非常に厳しいとか、そういうような範囲でものを考えてよろしいでしょうか。その場合に、下川町においては非常に限られた施設でありますけれども…支援ハウスとかですね、あるいは共生型の施設というのが今現在あるけども、この施設だけでは数としては非常に少ないということで、今後はそういう共同住宅とか、そういうことが検討されるかどうかということだと思うんですね。そういう意味では、簡単にはちょっといかないんですけれども、おそらくこれからそういうようなことももう少し考えていく必要があるのかなとは思っております。以上です。

質問 3番 斉藤好信

ちょっと遠回し的に言いましたけれども、そういう方もそこに住む権利があるわけですから、できることは行政でしてあげる。先ほど言ったものを具体的に言いますけども、例えば、先ほど言った排気筒ですね、これは民生委員にも何度も電話がきてますし、社会福祉協議会でもそこへ行ってですね雪を投げたという事実もあるわけなんですね。これを先ほど言ったとおり、財源的にすぐできるものではないということは分かってますけども、そういうのも踏まえて、やっぱりそういう弱い町民を守るという、ある意味使命感を持ってやっていただきたいし、今、町長が言われた、施設ということを聞いたんでなくて、今そこに住んでいる人で、冬場がなかなかできないという人もいるということなんです。そういう人達を…できるならば地域の人ももちろんそうですが、フォローしてあげて、自分達が長く住んでいるそこの場所で住み続けるようなものの考え方をしていってはどうかということです。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

その点についてはよく分かりました。最大限どういう方法がいいのかというのはいろいろ…経験もあるでしょうから、そういうところは担当課ともいろいろ協議しながらですね、そういう生活弱者の人達を少しでも支援できるようなかたちを取ってまいりたいなと思います。

質問 3番 斉藤好信

次にいきます。前回の定例会で質問いたしましたが、その経過としてですね、この空き家対策と廃屋についての実態と対策について、その現状把握を示していただけるということなので、示していただきたいと思います。また、その中においては危険度の高い廃屋の物件も含まれていると思いますが、所有者、又は管理者との話し合い交渉はどのように進めているのか、お答えいただきたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

「空き家対策と、廃屋についての実態と対策について」お答えをいたしたいと思います。全国的に人口減少等により空き家が増加傾向にあり、大きな問題となっております。本町におきましても空き家対策は重要課題として認識しているところであります。町では毎年、空き家の調査を行っておりまして、現在 62 戸の空き家と 14 戸の長期不在住宅を確認しており、その所有者等情報の整理を行っているところであります。今後、対象となる空き家の所有者または管理している方へアンケートによる御意見をお伺いし、今後の対策を検討してまいりたいと考えております。また、「空き家バンク」につきましては、町内の空き家活用の促進を進めるため、今後も広報等を通じて登録物件の募集を進めてまいる予定であります。倒壊の危険や近隣の住民に悪影響が及ぶ可能性がある家屋につきましては、所有者に連絡して、必要な対応をしていただくよう促しておりまして、「快適住まいづくり促進事業」による補助金を活用いただき、空き家の解体や改修を促進しているところでございます。以上申し上げまして答弁といたしたいと思います。よろしくお願いいたします。

質問 3番 斉藤好信

まずですね「空き家対策特別措置法」…今年度の5月に施行になりましたが、その中に特定空き家のガイドラインですか、倒壊などの危険がある…柱が倒れかかっているとかですね、それから二番目に、衛生上著しく有害である…これはゴミの放置とか不法投棄による臭気が漂っているとか、それから景観を著しく損なっている…これは一つの例では、多数の窓ガラスが割れたままの状態になっているという、そしてそのまま放置しているという状況ですけども、これが周辺の生活環境に悪影響を与えるという、このへんに当てはまるような物件というのは、これは行政の方から指導、そして勧告及び命令という、この三段階の順序になっているわけですが、そのためにはまず所有者、それから管理者の把握ができていないと手付かずの状態になってしまう。これは本当に急いでですね、やっぱりきちっと把握していただきたいと思います。この指導、勧告、命令という三段階をきちっと踏まなければ、過失なく措置を命ぜられるというですね、そこに引っかかるようなことも書いてありますが、いずれにしても前回も言いましたけれども、今、町長の答弁にあったとおり、高齢者で、自分の町にいないで、札幌とか地方の子供さんのところに同居するという方もこれから増えてくるやと思います。そういう意味でも、窓口の一元化のほうはできたかどうか聞いてませんけども、そういうところで相談に乗ってあげて、そういう状態の空き家が増えないような…どうするこうするというのは財産権もありますけども、やはり相談に乗ってあげるということからやっていくことが、これも町民の方に新しくなった町長のそれが伝わっていく大きな仕事だと思うので、このへんをよろしくお願いします。それからもう一つは、空き家対策の中で、有効活用ということを前回言いましたけども、この有効活用についてどのようなアイデアというか…練っていられるのかをあったら答えていただきたいと思います。

答弁 建設水道課長 杉之下正樹(建設水道課長は2017年3月まで)

空き家に関しまして、先ほど町長より答弁がございましたが、アンケート調査をこれからしていくつもりでございます。現在までその所有者及び住宅の管理者、そういう方達が把握できましたので、今後、その方達に、今後の活用方法、またどう思っているのか、それからどうしたいのか、そういう点をお聞きするためにアンケートをお配りしたいと思っております。それを基に今後の空き家の方針、そういうものを立てていきたいというふうに思っております。アイデアといたしましては、アンケートを確認次第ですね、まずはアンケートの中で…町の解体にかかわる助成とか、そういうものをまだお知りじゃない方もいらっしゃるかもしれません。全体的にそういう周知をした中で、まとめまして、それからの方策、方向性をしていきたいというふうに思っております。

質問 3番 斉藤好信

空き家対策というのは、どこの自治体も非常にある意味困難といいますか、個人の所有財産権というのが大きなネックで、なかなか厳しい面もあると思いますけども、あえて言うならば、下川のような小さな町だから、もっとスピーディーにできるということもありますし、それから前回私が示した、公営住宅の借上制度とかですね、そういういろんなものを…職員の方はいろいろそういう情報は…本当に優秀ですから…いろいろ情報収集して、下川に当てはまるというか、下川であればいいなというものを集めて、活用していっていただければいいなと思います。それではこの件については、また次回聞くことにして終わります。続いて、町立病院、あけぼの園、山びこ学園の3施設における人員不足の現状についてとうことで、この3施設は常時…端末の電話とかですね、それからハローワーク、それから町内の広報の中でも毎日のように募集されているのは知っております。僕もこの件は知っていて、何人かの方に声を掛けました。一つはですね、質問通告でさせていただきますが、賃金というものが一つの躊躇する大きな原因になっているわけなんですね。こういう例はどうかと思いますけども、一つ例を挙げると、例えば下川の臨時職員、嘱託職員、そんなに賃金は変わらないと思いますが、この賃金の金額と、例えばコンビニは時給でやる…そういう体制になってますが、時給で同じ時間を働いた金額とほぼ同じぐらいです。そうすると山びこ学園もあけぼの園も、それから町立病院もですね、仕事的には非常にサラリーマン的に考えたらできないような…本当にある意味使命感を持ってやらなければできない…人とのかかわりですから。そういうふうに考えると募集に応じるということに躊躇してしまうのが現実なんですね。そこで、賃金…これも財源のことでいろいろ大変でしょうけども、賃金のことで例えば基本給をいじってしまうといろいろありますけども、例えば手当……その前にどのような手当が今現在付けられているかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 駒井英洋(総務課長は2016年3月まで)

定数外職員、嘱託職員については職員と同様で、付かないのが住宅手当だと思います…確か。それから臨時職員については期末手当もありません。あと扶養手当等も…少々お待ちください…今確認しますので。申し訳ありません。まず嘱託職員については住宅手当がありません。臨時職員につきましては時間外手当と通勤手当のみです。非常勤職員につきましては通勤手当のみでございます。以上です。

質問 3番 斉藤好信

先ほど例を出しましたけれども、そういう意味でもやはりですね職員の数…臨時職員の方、それから嘱託であってもですね、仕事の資格がなければできない仕事はもちろんありますけども、その他の仕事は一緒になってやっておられると思いますが、職員の数が少ないとどうしても…10人でやっていた仕事を8人でやる、7人でやるとなると、その負担がどうしても今現在いる方にしわ寄せがいってしまう。それが長引けば長引くほど職場環境が悪くなってまいります。そうするとどういうふうになるかというと、今いる職員の方もそれに耐え切れなくて辞められることも考えられます。そういうふうに悪循環になる前にですね、できる手立ては行っていっていただきたいというふうに思います。全国に約150万から160万ぐらいの介護職員資格…持ってる方がいらっしゃいますけども、日本中どこでも、一旦は資格を取って勤めても、短い方は1か月、3か月、1年以内に辞められる方が本当に多いという。その反面、潜在的にそういう資格を持った方もいらっしゃいます。僕は資格がなくても、こういう方を入れていただいて、その中で資格を取りたいという…そういう方には資格を取るための助成なども行ってあげて、長く勤めていただけるように。それは一つは…山びこさんにしても、あけぼのさんにしても、病院にしても、患者さんにとっては、いつもお世話してくれる人が代わることによって、意思の疎通をもう一回ゼロから始めなくてはならない…そういう面も含めて、やはり長く関わって、言葉が思うようにいかない人であっても、本当に目と目で思いが伝わるような、そういう環境が理想ですけども…持っていくのがいいんではないかと思うんですね。そういう意味を含めてですね、何とかこの処遇の改善に向けて、町長のそれこそリーダーシップを見せていただきたいと思いますが、いかかでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

3施設に限らずですね、今回、産業連携会議を開催して、やっぱり一番の問題は担い手対策というのを優先課題として取り上げさせていただく…当然この3つの施設についても特殊性のある専門職の必要性を感じておりますので、関係機関を通じて募集をしておりますけども、なかなか…斉藤議員が仰るとおりの条件だけでは人が来ないという、そういう背景にあります。そういう意味でも、今後こういう条件整備をもう少ししっかりやっていってですね、担い手の確保を図れる…そういう対策を行っていきたいと思ってます。その一つに、これから「下川町福祉医療連携会議」というのを…これは民間の方々が入らない中で、コアには保健福祉課が入りまして、3つの施設のそれぞれ責任ある立場の方々においでいただいて、そしてそれぞれ共通する課題を見出して、それを解決できるように一つでも進めていければいいなと思っております。これについても、優先すべき課題は、おそらく担い手対策ということになろうかと思います。以上でございます。

質問 3番 斉藤好信

この点、本当にあまり時間を掛けずによろしくお願いしたいと思います。ちょっと質問通告にはなかったんですが、下川の町立病院のお医者さんが一人、今、足りない状態だと思いますが、この件についてどのような募集というか…受け入れ態勢…人材を探していると思いますが、そのへんの経過をお願いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

外科医師が御承知のとおり7月末で退職されまして、既に様々な機関にお願いをして、今、募集をしているところでございます。いろいろと情報は寄せられておりますけど、まだ確約できるものがありませんので、お伝えするところまでいっておりません。一日でも早く外科医師が見つかるように汗をかいてまいりたいなと思ってます。そのへんの経過について病院事務長の方から。

答弁 町立病院事務長 蓑谷省吾(町立病院事務長は2016年3月まで)

7 月末をもちまして外科の岩野副院長が退職されまして、2 か月ほど経過しようとしておりますが、退職願を受理後、北海道庁や北海道地域医療振興財団、北海道病院協会、さらには下川町のホームページなどによりまして、外科医の募集を継続して行っている状況にあります。4 月に入りましてから道内に在住の外科の先生が町立病院を見に来られまして、現在その先生と交渉を継続しているところにありますけども、時期的にはそろそろその先生から御返事をいただける時期にはきていると思っております。実際にはその先生の御返事をいただいてからになりますけども、それまでの間、内科の片野院長と丸山副院長が外科診療もしておりまして、患者さんには極力ご不便をかけないようには対応しているところであります。なお、外科医の招聘につきまして御報告ができる時期がきました時には、改めて行政報告で御報告させていただきたいと思いますので、よろしく御理解のほどお願いしたいと思います。

質問 3番 斉藤好信

下川の町民の中にはですね、やっぱり住み慣れた自分の家でこれからも暮らしていきたい。在宅介護の方も多くいらっしゃいます。また、これから健康長寿ということで、そういう方々を増やしていく中で、施設になるべく入っていかないように、自分の住み慣れた家で過ごしてもらう、そういうことを踏まえて言うと、これからは訪問診療ですか…そういうのもこれからは増えるというか…希望というか、それこそ住民の希望が多くなってくるんじゃないかと思うんですね。そういう意味を含めてですね、医師の確保という…交渉ですから大変でしょうけども、中には本当に下川のような…自然の中でゆっくりとやっていきたい、町民一人一人と向き合った医療をしていきたいという方もいらっしゃると思いますので、そのへんを踏まえてですね、よろしくお願いいたします。それからちょっと、僕ずっとですね…前回も議会で聞いていて、また、私の質問に対しての答えも含めてですけども、町長も含めて、検討とか、協議するとか、検証するとか、そういうお答えがしばしばありますけども、僕は検討するなら検討するで、いついつまでですね…文書でも結構ですので、こういう進捗状況だというお答えをいただけるような、そうでなければここで質問して、次にまたそれをやればいいですけども、しなければ何かうやむやになったような…何のための議会かというふうに僕は思うんですね。そういう意味で、そういう検討する、協議するというお答えをした以上はですね、いついつまでにそれを文書なり、それから口頭なり、また議会なりでお答えするという、ある意味ルールづくりをしていくことが大きな議会改革になると思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それについては私もずっと経験をしておりますので、十分理解できることだと思います。いずれにしてもケースバイケースで、それをしっかりと明記できないものもありますので、そういうのも含めてですね、先ほどの…例えば自治基本条例のように一応検討するといった中で、もう既にスケジュール等組んでいるものもございますので、そういうのをしっかり明記して、お伝えするかどうかというところを、今、質問されていると思いますので、そのへんを正しく検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 3番 斉藤好信

そういうことです。その検討をまず具体的にね、すぐできないならできない、次の定例会までに答えるとかですね、そのへんをお聞きしてます。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それはおそらく私一人で判断できないから答弁できないということなんですよ。全てのものを12月の定例会に答えるというわけにはいかないんですね…職員と協議しなければならないですから。そういうことをお伝えしているということです。

質問 3番 斉藤好信

そういう協議をしながらですね、時間が掛かることもあると思いますが、時間が掛からないでお答えできる、検討したことをお知らせできることは文書とかですね、そういう感じでお答えしていくという、お互いにそういうルールを持ってですね、やっていく方向でお願いしたいと思います。今日ですね、町長の「日本一幸せなまち下川」にかける思いの一端をお聞かせいただきました。その思い、信念を全職員に浸透させて、そしてそれが町民一人一人に本当に受け止めてもらえるような、実感してもらえるような方向に進んでいくことをお願いして、私の質問を終わります。以上です。

出典:下川町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる