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鹿追町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日

ゼロカーボンシティの進捗状況は

2025年3月13日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「ゼロカーボンシティの進捗状況は」について質問し、町長 喜井知己、社会教育課長 平山宏照が答弁しました。

質問者
狩野正雄 議員
答弁者
町長 喜井知己、社会教育課長 平山宏照

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 狩野正雄

議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。標題、ゼロカーボンシティの進捗状況はということでございます。鹿追町ゼロカーボンシティの取り組みが令和3年(2021 年)3月に喜井町長が議会で宣言されました。それから4年が経過しています。住民からもこの取組はその後どうなった、どこまで進んでいるか、どんな事業を計画しているかなど問われております。このゼロカーボン宣言のきっかけは、菅元首相の提唱した国家プロジェクトが発端であるとも言われておりますが、その後岸田首相、石破首相に代わっております。国のトップが代わってもこの事業は間違いなく実施されるのか。鹿追町の宣言は十勝管内の自治体として一番最初でした。この事業の活用で建設から 35 年以上経過している、町民ホールや神田日勝記念美術館などの公共施設の改修を実施すると聞いていますが、事業計画の推進には多額の予算を必要とするプロジェクトであります。この事業の全体像、現在までの進捗状況、今後の具体的計画の内容について質問します。1、鹿追型ゼロカーボン事業脱炭素先行地域は、民間のノウハウを生かした提案(プロポーザル)で行うとされていますが、提案期限までに応募事業者はあったのか。2、瓜幕自営線ネットワーク(マイクログリッド)を構築することで、多様なエネルギーの活用が可能になるとしているが、経済性、環境性は。3、工事の実施に伴い施設の休館があると聞くが、完成までの大まかなスケジュールは。

答弁 町長 喜井知己

狩野議員からは、「ゼロカーボンシティの進捗状況は」と題しまして、3点の御質問をいただきましたので順次お答えさせていただきます。御質問の1点目と3点目については「脱炭素先行地域」での「役場周辺エリアZEC化改修事業」、2点目は同じく「瓜幕エリア自然体験留学センター新設事業」についてでありますので、それぞれお答えさせていただきます。議員の御発言のとおり、2020 年(令和2年)10 月に当時の菅内閣総理大臣が地球温暖化対策として 2050 年(令和 32 年)カーボンニュートラル、すなわち脱炭素社会の実現を目指すことを宣言したことにより、国内では各地域や企業などによる脱炭素化の動きが加速しております。本町におきましてもこれらの取り組みを促進するため、2021 年(令和3年)3月に「鹿追型ゼロカーボンシティ」を宣言し、ゼロカーボンシティ推進戦略を策定するとともに、ゼロカーボンシティ推進協議会を設立し、町内全域での脱炭素化を進めております。また、翌 2022 年(令和4年)には国の「第1回脱炭素先行地域」に選定されたことから、町内三つのエリアにおいて、2030 年(令和 12 年)までに電力由来の二酸化炭素排出実質ゼロの実現に向けた取り組みを進めているところです。1点目の「提案(プロポーザル)の応募事業者はあったのか」についてお答えします。これまで全員協議会でも説明させていただいておりますが、同事業は役場周辺エリアの公共施設である町民ホール、神田日勝記念美術館、トリムセンター、健康温水プールを改修することにより、施設のZEB化及び長寿命化を図るものであり、設計と施工は令和7年度(2025 年度)から9年度(2027 年度)までとしております。事業方式は、設計と施工を一括して民間事業者に委ねる設計・施工一括発注方式(デザインビルド方式)といたしまして、公募型プロポーザル方式により選定された優先交渉権者との契約交渉をするものです。進捗状況は、令和6年(2024 年)9月 13 日に募集要項等の公表を行い、参加資格申込書の提出期限である 11 月 15 日までに1企業体から申し込みがあり、参加資格審査において参加資格要件を満たしていたことから、12 月 18 日にその旨の通知を行ったところです。その後、12 月 24 日に申し込みの企業体から、提案上限額と算定額に大幅な乖離が見られたことを理由に参加辞退届が提出されたため、再度、事業者の募集に向けて、市場物価・労務費等を含む民間意向調査を行い募集要項、要求水準書を精査し、2月 28 日に再公募の公表を行い現在に至っております。今後は、必要な手続きを粛々と進め、本年6月までには議会の議決を賜り、本契約を締結したいと考えております。次に、2点目の「瓜幕自営線ネットワーク(マイクログリッド)の経済性、環境性は」についてお答えします。瓜幕エリアでは自然体験留学センターの老朽化に伴う改修が喫緊の課題となっていたことから、施設のZEB化新設とともに周辺公共施設(留学センター・夢創造館・保育所・小学校)を自前の電線でつなぐ自営線ネットワークを構築し、効率よくエネルギーを利用することにより、環境性、経済性の向上を目指すことを進めており、令和7年度(2025 年度)に実施設計、令和8年度(2026 年度)に施工する予定となっております。また、自営線ネットワークによる電源は太陽光による発電となっておりますが、蓄電システムとの組み合わせにより、発電していない時間帯での電力利用や災害時などでも一部電力の利用が可能になることから、防災性の向上にも期待ができるものであります。自営線ネットワーク構築による経済的な効果でありますが、4施設の電気需要量のうち太陽光発電による自家消費量が 50%程度期待できることから、電気代の削減効果は年間250 万円程度を見込んでおります。また、環境面については太陽光発電により自家消費率 50%程度、また残りの 50%の購入電気につきましても、昨年町内に設立された「鹿追未来エネルギー株式会社」より再生エネルギー100%の電気の供給を受けることとしており、二酸化炭素の削減量は年間 30~40トンを見込んでいるところであります。3点目の「完成までの大まかなスケジュールは」についてお答えします。事業のスケジュールは、令和7年度(2025 年度)に実施設計、8年度(2026 年度)と9年度(2027 年度)に施工することとしており、各施設の工事を順次実施しますが、現在想定している工事工程では、町民ホールの閉館は1年4か月、トリムセンターと神田日勝記念美術館の閉館は1年、健康温水プールの閉館は7か月程度と見込んでおります。なお、公募において公表している要求水準書はZEB化改修等の達成すべき基準を示しており、事業者からの提案書の内容によっては、詳細な工事内容と工程が変更となることも考えられます。事業者が決定した段階で、各施設の閉館期間をできる限り短縮することを含めて協議してまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 8番 狩野正雄

はい、ありがとうございました。早くそういった施設を改修してほしいとかそういう要望が結構聞かれます。工事に当たっては、そういった安全上から、それから工事を性質から、休館はやむを得ないと思いますけども、それまでの間に住民からはそういった改修の上で安全性の向上とか、それから雨漏り対策、結露、こういったものが今発生して、もう何年も経つわけですけども、そういったものを早く改修してくださいという声がよくあります。それと2月4日に大雪がありました。町民ホールのアーケードですけど、その上部から氷塊というか氷の塊が落ちる危険性があって、自動ドアのところは使用できなくなっている状況があるわけです。多くの利用者のある町民ホールであるわけですから、これに対してもZEB化事業を待つのではなくて、緊急に落下防止とか、そういった対策が必要でないかというと私は思う。雪解けで一安心ということじゃなくて、周りの状況なども調査して、ネットが大丈夫なのかとか、あの高さから氷の塊が落ちてきたらやっぱり危険です。だから、そういうものを緊急に調査して対策、それからまた補修できるものはすぐやるべきだと思いますが、いかがですか。

答弁 社会教育課長 平山宏照

はい、お答えいたします。ZEB化の改修につきましては、十分な安全対策のもとに行っていただくということでしっかりと基準を定めて、公表、募集をしているところでございます。あと、今お話がありました町民ホールのアーケードのガラスにおいては、ZEB化改修を待つことなく修理を行う予定です。現在、ほかの部分も大丈夫なのかというような全体点検いたしまして、一度に直せれば直したいという考えております。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。以上でございます。

質問 8番 狩野正雄

カラーコーンで置いて、そこを使わないようにしているのですが、大丈夫かなという不安もよぎる。だからそういうものを、今ネットが破れて落ちてくるようなこと、上の墜落防止のネットが張っているのですけど、それもやっぱり経年劣化で切れてくる、弱くなってくる恐れもあるので、そういうものはきちんと上にあがって専門業者に見てもらうのが必要じゃないかと思います。それと工事の提案で、プロポーザルで再度見直しということありました。理解できます。工事現場では資材の高騰がしている。それから労務単価も上がっている。ましてや技術を持つ作業員も引退したりして、作業員の取り合い状態になっている。そういうふうになっていると聞いております。施設の長寿命化の工事が進めなくてはいけないのですが、特別な技術が必要になる部分があると思うのですが、地元の事業者にもたまに言われるのですけど、特別な技術がないとそういうことに仕事ができないのかというようなこと。工事の状況を考えると地元の業者がどれほど参入できるのか。その辺の心配というか、その辺の懸念はないのでしょうか。

答弁 社会教育課長 平山宏照

はい、お答えいたします。このZEC改修はとても複雑な、かつ大規模な改修となります。提案された工事内容を評価する委員会を設置しております。その中の評価の一つとして、地元業者の参入という部分も含まれております。その部分で検討していきたいという部分もありますので、御理解お願いいたします。

質問 8番 狩野正雄

そういうプロポーザルというか、そういった提案という中で工事というか事業の規模が大きくなってくるのではないか。どんどん金額が高くなっていくのじゃないかという懸念も感じられるのですけども、今すぐ対策が必要なもの、それから将来的にそういう対応するというかそういう改修工事がやるとか、そういう緊急性のあるもの、それから将来あれば直せばいいというもの。そういう分析を多分されていると思うのですけども、その辺の考え方はどうなのでしょうか。

答弁 社会教育課長 平山宏照

はい、お答えいたします。令和4年度(2022 年度)から役場周辺エリアZEC化改修等検討委託業務、この内容について、どこが改修が必要なのか、どこが優先すべきなのかという部分を調査しているところでございます。それに基づいて今回の改修の内容をまとめているところでございますので、この結果に基づいて、適切に改修を行ってまいりたいと考えております。以上です。

質問 8番 狩野正雄

今回質問するにあたって、いろいろ私もなかなか理解できないというか、なじみのない用語がいっぱい出てきた。例えば、そういうZECとかZEBですか、それからマイクログリッドとかゼロカーボンシティとか、ぱっと言われて、何のことかという、なかなか我々昭和生まれの人間にとっては理解できない用語かもしれません。こういった用語を多用するのではなくて、何かこう日本語で表現できる、表記できるものは日本語に心得てやる、表現するということはできないものですか。お願いします。そういうZEBとかZECとか言われて絶句するのです。あまり一般的にないものは、極力、日本語に訳す努力をしてもらえませんか。いかがですか。

答弁 町長 喜井知己

これは私のほうからお答えをいたしたいと思います。この脱炭素関連事業もそうですし、それ以外の部分についても、日本語表記でなくて、使われている言葉というのは多分たくさんあるかと思います。特にこの脱炭素ゼロカーボン関係はそういう言葉も確かに多いのかなという感じがしております。私の基本的な考え方としては、住民の皆さんにお知らせをする例えば広報だとか、そういうところについては丁寧な用語の解説を入れるということは、今までもやってきておりますし、これからもそうしていきたいと思います。こういう議会の場におきましても、できる限りそういうふうに努めるべきだとは思いますけれども、これらの関係については、例に出ましたマイクログリッド、ZEB等については、多分幾度となくお話を多分いろんな場面でさせていただいておりますし、今の言った三つの言葉は浸透しつつある言葉ではないかと思っている次第であります。そういう状況にはありますけれども、なかなかこういった場で日本語で表記をしても構わないのですが、非常に長くなる場合もございますので、それは状況によってその言葉がどの程度浸透しているかということもありますけども、そういうのも考えながらできるだけ丁寧な表記、説明には努めていきたいと思いますけれども、世間的にというか一般的に大分浸透している言葉という部分も私はあると考えておりますので、併せて御理解をいただければと思います。

質問 8番 狩野正雄

是非そういった職員の皆さんも努力していただきたいと思います。そういった聞きなれない言葉を多用すればいいというものはないと思うので、やっぱり町民に浸透する、理解していただける。そういうことがどういうものかというものをいま一度考えて政策を進めていただきたいと思います。以上です。終わります。

出典:鹿追町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる