みんなの議会

鹿追町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月24日

情報発信と防災行政無線のあり方につてい

2020年6月24日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「情報発信と防災行政無線のあり方につてい」について質問し、町長 喜井知己、町民課長 平山宏照、福祉課長 佐々木康人が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 喜井知己、町民課長 平山宏照、福祉課長 佐々木康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 山口優子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。情報発信と防災行政無線の在り方について。昨今の地震や台風・水害などの自然災害の状況、また、新型コロナウイルス感染症対策の状況などにより、行政からの信頼できる情報発信の重要性が再認識されてきています。現在、鹿追町からの情報発信は防災行政無線、広報しかおい、新聞折り込みチラシ、ホームページ、フェイスブックが主なものです。広報しかおいとホームページは、スマホアプリ「マチイロ」と連動し、利便性が良くなりました。今後も、全て町民が鹿追町からの行政情報を得られるような仕組みを整備していただきたいと思います。そこで以下の点をお伺いします。1、広報しかおいの世帯カバー率、また新聞折り込みの世帯カバー率は何%でしょうか。2、防災行政無線の戸別受信機の設置状況は。3、防災行政無線は風向きなどの気象条件によって聞こえづらかったり、外出していたりするタイミングによって聞き逃したりするという声が多く寄せられています。また、音が聞こえづらい方や聴覚過敏で音が苦手な方、子育てや介護や夜勤で音で睡眠が妨げられたくない方、もう一度情報の内容を確認したい方など、様々な環境の方がいらっしゃるので、防災行政無線の内容をメールやSNS、アプリなどの文字情報でも配信してはいかがでしょうか。4、決められた時間の定時情報のほかに、年 100 回程度の臨時放送が行われていますが臨時放送を行う基準はどういったことでしょうか。5、防災行政無線をデジタル方式に更新するため、令和元年度に基本設計を委託しましたが、その後はどういった計画でしょうか。以上5点お伺いいたします。

答弁 町長 喜井知己

山口議員からは「情報発信と防災行政無線の在り方について」と題して、5点御質問をいただきましたので、順次お答えいたします。1点目の「広報しかおいの世帯カバー率、また新聞折り込みの世帯カバー率」についてお答えいたします。広報しかおいの各行政区への配布部数は 1,993 部であります。令和2年5月末現在の本町の世帯数が 2,476 世帯でありますから、カバー率でいうと80.5%ということになります。また、新聞折り込みにつきましては、チラシの配布枚数は 2,020 枚ということに町内全体でなっております。これについては各種新聞の合計ということになりますので、複数の種類の新聞を購読されている世帯も相当数ありますので、これについては正確な世帯カバー率というのは算出することは難しいと考えています。次に2点目の「防災行政無線の戸別受信機の設置状況」についてお答えします。令和元年度末における戸別受信機の町民皆さんの保有台数は 721 台です。さらに平成 25年度から斡旋している防災ラジオ、これは 364 台ということでありまして、合計で 1,085台の受信機という状況になっています。3点目の「防災行政無線の内容を、メールやSNS、アプリなどの文字情報でも配信してはどうか」についてお答えします。御指摘のとおり、屋外スピーカーによる放送は風向きの影響や複数のスピーカーからの音が重なり聞きにくい、あるいは聞き逃すこともあるかと思います。必要な情報を多様な方法で受信し、後ほど内容を確認したい、こういうニーズも高まっていることは承知をしております。現在、町の情報はスマホアプリの「マチイロ」により、広報しかおい、あるいはホームページ、SNSによる連動も可能となり、一部ではありますけれども放送内容についてもホームページに掲載もしているところであります。今後も、防災行政無線で放送する内容は、必要に応じてホームページにも掲載するなどして情報を再確認してもらえる体制を整えてまいりますし、あらゆる手段を通して総合的に情報伝達能力を高めていきたいと考えています。現在検討している防災行政無線のデジタル化によりまして、拡張機能としてスマートフォンや携帯電話へのメール配信、あるいはホームページやSNSなどとの連携も容易となりますけれども、デジタル化までには若干まだ期間があるということですから、プッシュ型の通信アプリの導入なども含めて、多様な手段でより多くの町民に対して確実な情報伝達が可能となるよう、実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。4点目の「臨時放送の基準」についてお答えいたします。定時放送については、町の行事予定など、主に事前に内容を把握し計画的にお伝えできる情報を放送しております。臨時放送については、災害、食中毒警報、あるいは熊の出没、葬儀のお知らせなど、非常災害その他緊急通知事項に該当する、早急な伝達が求められる内容や定時以外でお伝えすることが効果的な情報を放送しているところであります。5点目の「防災行政無線をデジタル方式に更新するため、令和元年度に基本設計を委託したが、その後の計画は」についてお答えいたします。デジタル化に向けた検討については、令和元年 10 月に「鹿追町防災行政無線システム更新委員会」を開催し、基本設計に向けた各種システムの研究や選考を行い、その内容を踏まえて基本設計が進められ、令和2年、本年1月に完了したというところであります。3つの選択肢の中で総合的に優れている方式として、同報系と移動系を一つのシステムで構築でき費用面でのメリットが大きい「260MHz方式システム」が選択されましたが、先ほど前段の清水議員の答弁でも申し上げたとおり同報系と移動系を同時に利用できないということもありますので、今後引き続きさらに検討を進めていきたいと思っています。また、平成 31 年1月に実施された現在の防災行政無線の電波測定の関係についても先ほど答弁をしたとおりでございます。そういったことで、電波利用免許、移動系については令和3年6月1日以降5年間、固定局については、令和4年 12 月1日以降5年間、免許を再取得して、その期間でさらに検討を進めて、遅くとも令和7年度中のデジタル化ということで取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げまして答弁といたします。ありがとうございました。

質問 2番 山口優子

御答弁ありがとうございました。防災行政無線が 1,085 台、広報しかおいの世帯カバー率がおよそ 80%、折り込みチラシも重複はあるにせよおよそ 80%程度の家庭に折り込まれているという御答弁でした。ただこの世帯カバー率が 80%だからといって町民も 80%が情報を得られたかというと、これは必ずしもイコールではないと思います。今、行政が使っている情報発信の媒体を駆使した中でこれらの5つ、またそのほかの方法もあるかもしれませんけれども、これらのおおよそメインとなる5つで全町民の人数ですね、何%をカバーできているとお考えですか。

答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)

お答えさせていただきます。全てを駆使した結果、何%かということについては、新聞チラシのカバー率の算出も難しいということで、はっきりと申し上げることはございませんけれども、全部くまなく情報が行き渡っているということはできないと感じております。臨時放送を例に挙げても、防災行政無線の臨時放送を鳴らす、ホームページ、あと鹿追町としてはフェイスブックを利用した臨時の情報発信も行わせていただいています。ただフェイスブックのアカウントを登録していない方については、情報が行き渡らないということにもなります。全ての方にまだ行き渡るような努力が必要なのかなという状況は認識しております。以上でございます。

質問 2番 山口優子

私も正直、全町民の何%に情報が行き渡っているのかということを正確な数字で把握することは難しいだろうかとは存じていますが、ただ特定健診受診率のように何%なのかということを把握する努力というのは必要かと思います。広報にしても配られていても読んでいない人は読んでいませんし、ホームページも見ない人は見ないし、フェイスブックも見ない人は見ないし、それで昨今、災害、地震、新型コロナウイルスなど町民の方は希望する、しないにかかわらず、行政としては 100%の町民に情報が行き渡らないといけないように努力するような状況というのがあるかと思います。イベントの告知などは希望者だけでいいかと思うのですけれども、例えば全町民に対して避難指示が出た、または市街地、住宅地に熊が出て捕まっていない状況、または不審者が現れて凶器を持参したまま住宅地に潜んでいるようなそういう状況です。行政側が 100%の町民に緊急でそういう情報を必ず発信しなければならないような状況、10 数年に一度、あるかないか、そういうような情報だと思いますけれども、もしそういうような状況が今、起きた時どういうふうに情報は発信されますか、お伺いします。

答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)

お答えさせていただきます。現在の状況ですと先ほど述べた情報の発信手段に加えて街頭で車を走らせて周知を広めるような方法があろうかと存じます。

質問 2番 山口優子

正直申し上げまして、現在の情報発信の体制ですとそういった緊急かつ重要な町民の命に係わるような状況が起きたときの情報発信の体制として、整っているとは言い難いような状況です。ブラックアウトもありましたし、今回の新型コロナウイルスもありましたし、私が先ほど申し上げたような熊が出ただの犯罪者が潜んでいるような状況だのそういう状況というのは、いつ起こりうるか分かりませんの、そういう状況に対しての備えというのも必要かと思います。それで、どういう内容の情報をどの媒体でするのかというような基準ですとか、目安ですとか運用ポリシーみたいなものはきちっと整理してほしいと思います。例えば、防災行政無線ですと速報性というか速さはありますけれども、情報量はそんなにありません。広報しかおいとか折り込みチラシですと速さはありません。ただ情報はたくさん伝えられます。ホームページやフェイスブックは速さもありますし情報量もたくさん載せることができます。ただ自らその情報にアクセスしてこない限り見られない。その点、防災行政無線であれば勝手に聞こえてくるものなので、そういう見に行かなくていい、向こうから情報が降ってくるというようなそういうメリットがあるかと思います。今、プッシュ型のアプリの導入なども検討されるということでしたけれども、そのプッシュ型のアプリといっても今、鹿追町が導入している「マチイロ」ですと、全ての情報がお知らせに上がってきてしまうので、ほとんどの方がプッシュ通知はオフにしていると思います。先ほど私が申し上げたような緊急かつ重要な情報というのと、重要だけれども緊急ではないという情報、またお知らせやイベントの告知などそういう情報等を分けて、どの情報をどの媒体で発信するのか、その辺りをきちっと整理してほしいと思います。基本は、同じ情報をいろいろな媒体でするということが基本だと思うのですけれども、その辺りの現在、どの情報はどの媒体でするというような基準、目安、あればお伺いします。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。今、いろんなツールというか手段で様々な情報を伝達するように努めています。これをやれば必ず全員に届くというものは残念ながら現状でもないと思いますし、この先もそういうことは困難だと思っています。ですから様々な手段を組み合わせて情報を発信していく、速報性に長けているもの、あるいは若干時間は遅くとも紙として確認できるもの、あるいはそういうSNSだとかそういう情報に長けていない人、特に高齢者だとかそういう方もいらっしゃいますので、これ万能な情報伝達の方法というのは無いと思っています。ですからいろんな方法を組み合わせてできるだけ多くの方に知っていただけるようにしていくのがもちろん大事だと思っています。いろんな情報で同様のポリシーというか、どの情報はどの媒体でと、しっかり整理したものは多分今はないと思いますけれども、それぞれの情報伝達の得意なところ不得意なところありますから、その辺は整理して運用をしていきたいと思います。プッシュ型のお話も出ましたけれど、確かにおっしゃるような問題点もございますし内容によっては相手方から、例えばプッシュ型の中でも携帯電話を持っている人であれば、電話番号さえ分かればショートメールで送れるという機能もそれはそういうものもあります。ただやはりそれについては、欲しいものもあるけどいらないものもあるとそういう状況もありますので、いろんな選択肢の中からいろいろ区別をしながら、なおかつできるだけ多くの人に情報を伝達するような方式というのは、いろんな手段がありますのでいろんな角度から検討して有効な手段ということで今後も研究していく必要があると思っています。

質問 2番 山口優子

町長のおっしゃるようにどの情報伝達媒体を選んでも町民への周知が 100%になるというのは難しいと、それは私も理解しておりますが、ただ 50%の町民なのか、80%の町民なのか、それは違うと思うのです。なるべく 100%に近づけるような状況にもっていく。そのために多様な媒体を用意していくというのが行政の務めではないかと思います。今、十勝の他町村でよくやられているのが登録制のメール、希望者に登録してもらいその希望者に対して災害や防犯、熊の情報、あるいは行方不明者の情報などを配信しているというところが多いです。芽室町ですと「めむろ安心メール」ということで、そこの内容と防災ラジオ、あとホームページ、この3つに対して同じ内容を同時に流しているそうです。帯広市や新得町、清水町では防災情報配信メールというシステムを使っていて、メールの配信と固定電話、ファクス、これらに同じ情報を流す。電話は電話がかかってきて情報を聞いたら「#」を押して切れば受け取りの確認ができる。「#」を押さずに切ってしまうとあと2回かかってくるそうですが、そういうシステムを導入しているそうです。士幌町も登録制のメール。中札内村でしたら、防災無線の内容を1日1回、19 時 15 分にメール配信しているそうで、これは、お悔やみの情報も含めて配信しているということです。こういうようなまずは希望者にメール配信の登録をお願いして、それで防災行政無線の内容を配信するということに取り組んでいただきたいと思いますが、町長いかがですか。

答弁 町長 喜井知己

お答えいたします。今、いろいろ他のまちの取組状況、お話をいただきましたけれども、それらの関係についてはそう難しくないというか希望者の方に送るということですので、メールアドレスなのか、あるいは電話番号なのか、いろんな方式あるの私も知っておりますので、そういった形でできるように取り組んでいきたいというふうに思います。

質問 2番 山口優子

ぜひお願いします。平成元年度に実施された町民アンケートでも町の公式ホームページや防災行政無線についての要望、課題がたくさん寄せられてきています。ホームページは知りたい情報が見づらいですとかなかなか更新されていない。情報が古いですとか、防災行政無線に対しては聞き取れたことが少ない、聞こえないことが多いなどそういう課題がたくさん町民の方から寄せられてきていますので、ぜひホームページと防災行政無線についていい方向に、町民の方全てが情報を得られるような状況になるように取り組んでほしいと思います。今回導入されたスマホアプリの「マチイロ」、これすごくいいと思っていまして、このアプリの導入については若い女性職員からの提案だったと伺っております。そういうことはとてもすばらしいと思っていまして、そういう職員からどんどんいい提案してもらえるとありがたいと思います。ぜひ、若手職員のお力で鹿追町の公式ホームページをリニューアルしていただきたいと希望します。自治体のホームページについてはたくさんの情報量、あと使いやすさ、これの両立が求められるものですけれども、情報量と使いやすさを両方兼ね備えている自治体のホームページ、これがランキング形式で出ていますので、ランキングなどを参考にしながら、鹿追町のホームページもより使いやすいように改良してほしいと思います。今の鹿追町の公式ホームページは、まず最初に出てくる項目が移住です。移住を目当てに鹿追町のホームページを見る人、いるでしょうけれども、実情とあってないと思うのです。町民の方は町内の情報を得たいがためにホームページを見るという用途が一番多いと思うので、そういうレイアウトなども検討していただきたいと思います。ホームページを使いやすくリニューアルしていただくことに関してはいかがでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

町のホームページの関係ですけれども、リニューアルしてから確か4年くらい、ちょっと正確な記憶ではありませんけれども、それぐらいの年数がたっているというふうに思います。ホームぺージについては、これは何でもそうですけれども、いろんな立場の方がいろんな角度からいろんな見方をしますのでいろんな意見があるのは当然というふうに思っています。もちろん、今、御指摘があったとおり改善が必要な部分もあろうかと思いますので、これについてはリニューアルの度合いにもよりますけれども、これはもちろんお金も絡んでくることだと思いますのでいろいろ随時見直しをしたり、情報更新が遅いという話もありましたけれども、最近はそんなことは私はないと思っています。しっかりコロナの関係の情報にしても素早く更新をしておりますし、全般的にそういうふうに取り組んでいるつもりでありますけれどもその辺も含めて全体的に点検をして必要があればしっかりいい形に直していくということが必要なことだと思っています。

質問 2番 山口優子

私もここ1年、鹿追町の情報発信は素早くなったなというのは体感で思っております。新型コロナウイルスの情報も更新も素早いですし、ただホームページに行ったときに知りたい情報がすぐにそこにアクセスできるかというそういうデザインの問題であったり、知りたい情報にたどり着くまでのクリック数の課題が少し残されているかと思います。この辺りを少し改善していただければ、もっとより使いやすくなるのではないかと思います。続いて防災行政無線のデジタル化についてですけれども、同僚議員の一般質問と重複するところもございますが、昨年、基本設計が終了し、令和7年までにデジタル化を完了させると、ということは令和8年からの運用ということになるかと思いますが、これで先ほど町長の御答弁の中では、総事業費は4億円ぐらいというお話でした。この4億円というのは、防災行政無線個別端末 1,000 台くらいで計算をされているのですか。また国からの補助金があるかと思いますが、他町村の事例では緊急防災減災事業債を使って7割交付税措置がされるというようなことで事業をしたという他町村の事例がありましたが、同じような考えでよろしいのですか。

答弁 町長 喜井知己

お答えいたします。先ほどおよそ4億円という答弁を清水議員のときにさせていただきましたけれども、これにつきましては、個別受信機については全世帯ということで積算をしているものであります。それから財源として何を使うかということですけれども、お話のように緊急防災減災事業債というのがあります。これについては 70%交付税の措置があるというものでありますけれども、これでいくともちろん交付税措置があっても借金は借金でありますので、今のところできれば補助事業ということで、そっちを活用するほうがよりいいのかなということで考えています。補助事業についてはいろいろ協議ですとか、事業費の関係もあってなかなかすぐ今年と来年からということにはならないものでありますので、この辺もいろいろ協議を進めながらできるだけ早くというのは考えておりますけれども、他の町全体の事業のこともありますので、早くデジタル化になることはそれに越したことはないのですけれども、現状、完璧とは言えないまでも防災行政無線については現状ございますので、若干全体の事業のバランスというか、財政状況を見ながらということですので、先ほど申し上げたようなスケジュールで進めていくのが妥当ではないかと思っているところであります。

質問 2番 山口優子

防災行政無線のデジタル化により拡張機能としてスマートフォンや携帯電話へのメール配信、ホームページやSNSなどとの連携とありますけれども、これはデジタル化しなくても情報発信できるのであえて連携させる必要もないのではないかと思います。多様な媒体を使ってリスクを分散させるということも必要かと思います。防災行政無線ですと停電のときは切れてしまいますし、その点、スマートフォンや携帯電話などは、停電になっても充電が切れるまでは使えますので、いろいろその媒体ごとにメリット、デメリットあります。全てを連携させると非常時、災害時のための媒体なのに全てがダウンしてしまうということにもなりかねないので、その辺もお考えいただきたいなと思います。こういう情報発信が一番必要とされるのは、災害のときかと思います。この新型コロナウイルスも災害と言えるかと思います。そういった災害弱者が発生するような状況のとき、先ほど同僚議員の質問の中で町長の御答弁、行政区には防災委員もいらっしゃって、防災会議もあってというお話だったんですけれども、要支援者の名簿というのは共有されているのかどうか。国は、避難行動要支援者名簿を作成してそれに基づく支援体制作りを自治体に求めています。支援が必要な人、生活課題がある人が何人いてどこに住んでいるか、そういうものが分かるように、例えば住宅地図に反映させるですとか、誰が誰の安否確認をする担当になっているのかとか、そういう点の把握はどのようになっていますか。

答弁 福祉課長 佐々木康人

要支援者等の名簿につきましては、随時更新をしながらペーパーといいますか、システム上ではないのですけれども、パソコン上での管理を行なっているところであります。災害等があった場合につきましては、随時福祉課職員、それから民生委員等、連絡をさせていただいて対応させていただいているという状況でございます。先だってのブラックアウト、そういったときにもそういった名簿を活用させていただいて対応させていただいているところであります。

質問 2番 山口優子

そういった要支援者というのは鹿追町には何人ほどいらっしゃるのでしょうか。

答弁 福祉課長 佐々木康人

今現在、資料等持ってきていないので具体的な数字はちょっと今出せませんけれども、後ほど資料を提出させていただきたいと思います。

答弁 福祉課長 佐々木康人

先ほどの対象者の人数についてお答えいたします。現在 147 世帯で 168 名の方が支援の対象となってございます。内訳でいきますと高齢者が 148 名、障がいのある方が 20 名ということでございます。

質問 2番 山口優子

ありがとうございました。福祉課長のお話ですと要支援者については民生委員と福祉課長の職員で安否確認を行うというお話でしたが、防災のときのお話を私は主にしていまして、地域の防災委員、こちらは要支援者というのは把握されているのかどうかお伺いします。

答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)

お答えいたします。行政区の中には防災委員がいらっしゃいますけれども、詳しい個人情報については伝達はされていないというような状況です。

質問 2番 山口優子

災害時に要支援者について誰が安否確認をし、その情報をどのように管理するのか。個人情報というお話もありましたけれども、個人情報保護法はもともと事業者の個人情報の漏えいを戒めるための法律であって、そもそも自治体や町内会などがその対象ではないです。要支援者がどこに住んでいるかという情報、民生委員、防災委員、行政、消防、警察、この辺りの人たちにはいざというときのために情報を共有しておいていただきたいと思います。もし支援の対象者である御本人が個人情報を提出するのを拒否した。そのせいで救助が遅れたといった事例も全国にはございます。個人情報を提出すること拒否したがために救助が遅れて、悲しい事案になってしまったとそういうような状況はよくないと思います。要支援者の方の同意が必要だということも分かるのですけれども、私が申し上げているのは本当に緊急な重大なそういう事案ですので、そういう名簿は町民課、福祉課、総務課、消防などで共同して把握してほしいと思います。一般質問を私終了させていただきますけれども、鹿追町の現在の状況では、緊急かつ重要な全町民に希望する、しないにかかわらずお知らせしなければいけない、命にかかわるような状況が起きたときの情報伝達手段が整っている状況とは言いがたい点が1つと、あと防災行政無線、これは希望者でいいのですけれども、希望の方にはメールできちんと配信できるような体制を令和8年を待たずに、早急に整えていただきたいということを申し上げたいと思います。最後に町長、お願いします。

答弁 町長 喜井知己

答弁、喜井知己町長。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。先ほど災害の弱者、そういった人の関係につきましては、あらかじめその情報をいろんな人で共有できるかという問題については、その方の御本人の意向もありますから、必要な最小限の範囲ということに多分なろうかと思います。ただ緊急でひっ迫した状態のときには、当然それに応じた対応がもちろん必要と思っていますので、そのまま無いに越したことはないのですけれども、しっかりと対応できるようにいろいろ考えていきたいと思います。防災行政無線の整備に関してですけれども、確かにいろんな手段を講じて様々な情報、特に緊急とされる情報を伝える方式を整備するのは当然と考えておりますので、この今のめどを極端に早くできるのかというのはちょっと現状では難しいと思っていますけれども、できるだけ早く整備ができるように進めていきたいと思いますし、それまでの間当然できること、いろんな情報伝達の方法を充実させるということがそれまでの間でも当然取り組めることがありますので、それについてはできるものから順次取り組んでいきたいと思います。

出典:鹿追町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月24日 議事録 PDF(100ページ) 間違いを知らせる