鹿追町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月17日
町内公園等の整備・管理方針について
2026年6月17日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「町内公園等の整備・管理方針について」質問し、町長 喜井知己、農業振興課長 橋本和則、建設水道課主幹 鳰啓二が答弁しました。
- 質問者
- 山口優子 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、農業振興課長 橋本和則、建設水道課主幹 鳰啓二
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質問 5番 山口優子
議長の許可をいただきましたので通告に従いまして一般質問させていただきます。表題、町内公園等の整備管理方針について。御答弁は町長にお願いいたします。本町では、各地域に公園や花壇等が整備されていますが、観光客や子育て世代のニーズを踏まえ、今後の公園整備、管理の在り方を総合的に見直す必要があると考えます。そこで、以下について伺います。1、町内の公園について、子育て支援・観光振興・地域交流・防災等の観点を踏まえ、今後どのような方向性で維持管理及び整備を進めていくお考えでしょうか。2、道の駅しかおい周辺の千の公園などについて、子供たちの利用促進や観光客、集客力向上のため、大型遊具を整備する考えはありますか。例えば、十勝一の長さの大型滑り台や町民ホールから温水プールを結ぶようなジップラインなど、話題性や集客力の向上につながり、来訪者が目的地として訪れたくなる特色あるアクティビティ施設の整備を検討する考えはありますか。3、花と芝生のまちとして、町内各所に花壇等を整備していますが、1か所に集約して整備する考えはありますか。紅葉や花畑などの景観資源は集客力があるので、花畑は町内各所に分散して整備するよりも、道の駅しかおい周辺へ重点的に整備することで、観光振興や集客力向上が期待できると考えますがいかがでしょうか。4、道の駅のドッグランについて、現在の配置を見直し、より広いスペースを確保するため、隣接地への移設を検討してはいかがでしょうか。5、雨天時や冬の期間などに、天候や季節に左右されず、年間を通じて、子供たちが体体を動かして遊べる屋内施設の整備について、町としての必要性の認識と今後の見通しを伺います。6、森林環境譲与税を活用したみんなの木育広場について、具体的な整備計画及び完成後の活用計画についてお伺いします。
答弁 町長 喜井知己
山口議員からは、「町内公園等の整備・管理方針について」と題しまして6点御質問いただきましたので順次お答えいたします。本町の公園緑地等は、これまで地域住民の皆様の憩いの場、またコミュニティー形成及び防災拠点など、多面的機能を担う施設として整備・維持をされてまいりました。さらに、平成 12 年、2000 年の環境美化宣言に基づき、公園等及び生活環境などにおいて、住民参加による花と緑を取り入れた彩り豊かな美しいまちづくりにより、地域の魅力向上と、暮らしやすいまちづくりを推進しているところであります。しかしながら、開設から年月が経過した公園施設の老朽化や少子高齢化に伴う社会環境及び住民ニーズの変化など、その役割は前述した多面的な機能に加えて、質の向上と資源の有効活用という観点を重視する方向へ考えるべき状況にあると認識をしております。現在管理している公園緑地など公有財産の有効活用と、持続可能かつ効率的な運営体制及び財政負担との調和の中で、いかにして町民の皆様の満足度を高め、次世代に魅力ある環境を引き継いでいくかという観点が重要であります。1点目の「町内の公園について今後どのような方向性で維持管理及び整備を進めていくか」ということについてお答えいたします。本町には現在 20 か所を超える公園緑地等が点在をしており、全体的に各公園の遊具をはじめとする施設の経年劣化、これが進行している状況にございます。人口減少及び少子化が進行する中、今後は利用実態及び老朽化状況を詳細に調査して、町内公園全体の在り方について、子育て支援・地域交流・防災機能など各種役割を精査して公園の再編・統合、これらも含めて検討してまいりたいと思います。公園担当で管理している公園のみならず、アートロード商店街のポケットパーク、あるいは、現在整備を進めている木育広場、これらとも連携して、魅力的で機能的な公園づくりに取り組んでまいります。次に2点目の「道の駅周辺の千の公園などについて子供たちの利用促進や観光客集客力向上のため、大型遊具など特色あるアクティビティー施設を整備する考えは」このことについてお答えいたします。道の駅しかおい周辺エリア及び千の公園は、本町の玄関口として観光振興と地域交流を牽引する極めて重要な拠点であり、特に道の駅しかおいは本町観光振興の拠点施設であり、施設全体の魅力向上と誘客促進、これに鋭意取り組んでいるところであります。また、道の駅しかおい周辺で開催される「ふるさと産業まつり」や「てくてくマルシェ」をはじめとする各種イベントを通じて、町民の皆様もとより、町外からの来訪者を呼び込み、交流人口の拡大と地域経済の活性化に寄与しているところであります。このような取り組みを進める中、町の拠点となる公園として子供たちや観光客の方々にとって明確な目的地となりうる話題性と特色ある施設の整備は、さらなる集客力向上と、地域活力の創出に有効な手段であることは理解しているところであります。ただし、現在、改修が始まった神田日勝記念美術館、あるいは今年度中に始まる町民ホール、これらなどと合わせて美しい周辺景観との調和、さらにはこども園・小学校、ほかの公園などにある既存の遊具との関係性、また利用者ニーズの把握など十分な調査はもちろんですけれども、やはり財源の確保が大きな課題であると認識しております。さらに、道の駅しかおい周辺の来訪者を商店街、あるいは然別湖など町内各所への回遊促進にもつなげていく取り組みを強化することについてもさらに検討が必要であります。今後におきましては、道の駅関係者・商工会・観光協会など、関係団体と緊密に連携しながら、千の公園を含めた道の駅しかおい周辺を核としたにぎわいの創出、交流人口の拡大、地域経済の活性化などについて多角的に検討してまいります。次、3点目の「花と芝生のまちとして町内各所にある花壇等を道の駅周辺へ重点的に整備する考えは」ということであります。本町が長年にわたって取り組み、住民参加のまちづくりの象徴としております「花とみどりのまちづくり」による美しい町並み景観形成の維持につきましても、将来にわたって持続可能な状況を検討していく必要がございます。「しかおい花フェスタ」として実施しているオープンガーデン事業は、20 年以上前に 24か所からスタートいたしましたが、担い手不足等もございまして、現在は7か所までに減少しており、今後の継続に危機感を持っているところでもございます。議員御指摘のとおり、町内各所に分散した花壇は維持管理の面などから、より効率的にこれらを整理・集約すべきという御意見は合理的であると受けて受け止めております。今後は「鹿追町花とみどりのまちづくり推進協議会」を中心とする関係団体と協議を実施し、来訪者により強く印象づける「花のまちの核」を形成し、集客力の向上と維持管理の効率化を両立していけるような検討を進めてまいります。次に4点目の「道の駅のドッグランについて隣接地への配置の見直しを」ということでございます。現在のドッグランは、ペット連れの旅行者などに広く利用されていると承知をしております。拠点公園内に質の高いドッグランを整備することは、愛犬家が集う新たな交流拠点を形成し、道の駅全体の滞在時間を延長させる効果も期待できます。一方で、移設による新たな場所の確保及び既存の動線や利便性にどのような影響が出るか慎重に見極める必要もあると考えておりますので、今後、実際に利用者の声なども参考にしながらどうあるべきか検討してまいります。次に5点目の「屋内遊戯施設の整備についての必要性と今後の見通し」であります。令和6年度(2024 年度)に策定した「子ども・子育て支援事業計画」及び昨年度、7 年度(2025 年度)に行った「こども計画」の保護者や若者、小中学生の子育て支援等のニーズアンケート調査の中では、多くの方に「この町は子育てがしやすい」と感じていただいております。その中での御意見といたしまして「幼児や小中学生が利用できる大型遊具や水遊び等ができる公園、天候に左右されない屋内の遊び場が欲しい」という御意見もございました。魅力ある子育て支援を進める中で、子供たちが伸び伸びと遊べる場所や選択できる居場所づくり、また、保護者や地域の方が集い、安心して子供を遊ばせることができる公園や施設の必要性は十分承知をしております。施設整備においては、他の機能との複合化や財源の確保など、どのような施設がこれからの本町に最適なのか、今後、町全体における施設整備などの方向性も踏まえながら検討してまいります。次に6点目の「みんなの木育広場について具体的な整備計画及び完成後の活用計画」についてお答えをいたします。「みんなの木育広場」は、子供から大人までを対象に、木との触れ合いを通じて森林や林業への理解を深めていただくとともに、木材への親しみや利用の意義を学んでいただく場とすることを目的とし、西十勝森林組合が取得した土地において令和6年度(2024 年度)から、整備を進めております。この事業は、同組合からの提案に基づき、森林環境譲与税を財源とした補助金を活用し、同組合が主体となって令和9年度(2027 年度)までの広場整備と、その後の維持管理を行うというものであります。まず具体的な整備計画内容について申し上げます。令和6年度(2024 年度)から7年度(2025 年度)にかけまして、整備時の地ごしらえ及び排根線の処理、園路、駐車場の整備を実施したところであります。次に、本年度と来年度においては、看板の設置と植樹を実施いたします。特に、本年9月には町内の小学生や一般町民の参加のもと、植樹祭、これを開催すべく準備を進めてまいります。なお、当初の計画では利用者の利便性に資する各種施設、休憩用のあずまや、水飲み場、手洗い場などの整備についても検討しておりましたが、当面は広場としての基本基盤の整備を最優先とし、今後の利用状況やニーズの推移を見極めながら、これは西十勝森林組合と協議の上、具体的な施設整備を検討してまいります。あわせて、今後は、広場全体の環境整備はもとより、苗木の下刈りを継続的に実施するなどして、適切な維持管理に努めてまいります。次に完成後の活用計画であります。この広場の活用については、子供たちが森林の役割や林業を体験的に学ぶ木育フィールドとして、また、ワークショップ等の開催を通じて四季の自然に親しむ町民憩いの場として、さらに町内外の住民が交流し、森林資源の魅力を広く発信する広域交流の拠点となるよう取り組んでまいります。いずれにいたしましても、西十勝森林組合をはじめとした関係機関と緊密な連携を図りながら、御利用いただく皆様が安全に、そして安心して森林に親しんでいただける広場となるよう、適切な維持管理運営に努めてまいりたいと考えております。以上6点についてお答えをいたしました。今後とも御指導賜りますようお願い申し上げまして、答弁といたします。ありがとうございました。
質問 5番 山口優子
御答弁ありがとうございました。6点質問させていただきましたけれども、1点目から4点目までは関連がありますので、先に6点目の木育広場のほうから再質問させていただきたいと思います。御答弁の中にありましたけれども、当面は広場として使うということです。この活用が始まった後に、年間何日ぐらい使って、普段は入れないのかどうかをお伺いします。
答弁 農業振興課長 橋本和則
お答えいたします。現在この木育広場の利用、今後の利用につきましては事業主体であります西十勝森林組合と協議をしております。今後、今現在これから令和9年度(2027 年度)までには国道の西側・東側合わせまして育苗をしまして、その後、段階的に答弁にもありましたとおり各種施設を造っていくところです。安全面等を考慮して、一般的に開放する時期も含めまして、今後計画を進めていきたいと思います。現在のところまだ決まっておりません。
質問 5番 山口優子
以前、委員会か全協で御説明いただいたときには、年間数日のみの利用を考えていると説明を受けたと思うんですが、本事業の計画についてはこれまで一定の説明を受けまして、木育としての理念には理解を示してきたところですけれども、現時点で示された活用計画が年に数日程度というお話だったので、そういう活用方法で費用対効果の面でどうかなと思っております。毎日使えるという計画なのか、それとも何日かしか使えないという計画なのか、その辺りもう一度、未定ということでよろしいですか。
答弁 農業振興課長 橋本和則
前回答弁させてもらった内容は数日ということで確かお答えしていたということですけども、現在そのときから比べて、また今後の整備計画も含めまして、全体計画をまた改めまして西十勝森林組合と計画を立て直していくという段階にありますので、まだ未定ということで御承知ください。
質問 5番 山口優子
この森林環境譲与税、日本国民全員から 1,000 円集めて林業の振興に使うという性格のものですけれども、目的、様々御答弁ありました。当面は広場として整備すると。あと、植樹祭や木育のイベントなどをするというお話でしたけれども、ただの広場なのに何をすれば子供たちが森林の役割や林業を体験的に学ぶ木育フィールドになるのか、何をすれば町内外の住民が交流し、森林資源の魅力を広く発信する広域交流の拠点となるのか、それがちょっと見えないんです。今の段階ではただの広場に各種いろいろな木を植樹するという話しかないので。この森林環境譲与税の活用については、私は一番重要なのは担い手の育成だと思っておりまして、林業の担い手がどんどん減っていき、災害などを食い止める森林の重要な役割というのが守っていけなくなるという、そこに一番危機感を持っているので、この森林環境譲与税の使い道として、今後、本来の目的に沿った実効性を高めるような計画にするような再考の余地はあるのかないのか、お伺いします。
答弁 町長 喜井知己
私のほうからお答えをいたします。木育広場の整備については、令和6年度(2024 年度)から始まって順次整備を進めつつ、重要である苗木の植栽が今年、来年できるだけいろんな種類の苗木を用意していきたいという森林組合さんの考えもあって、特に今年、あと来年を中心に樹木の植林を進めていくわけであります。その後の活用についてもいろいろ御意見をいただきましたが、施設を造るということはイコールどのように管理していくかということも、その点もしっかり考えていかなければなりません。常時、人が常駐するという管理側の、常駐するということになれば、またこの維持管理費の問題もいろいろ考えていかなければなりませんので、いずれにしても今後の活用の仕方については、イベントとしてやるときはもちろん限られた期間、時間ですから、対応はどういうふうにでも可能かと思いますけれども、通常時期の管理、開放の在り方については、これについては森林組合と協議をしながら今後の計画を立てていきたいと思います。森林環境譲与税の使い道について、御意見もありました。議員おっしゃるように、担い手の育成も重要な課題であります。またこういった森林について広く国民の理解を得るということもこの譲与税の大きな目的の一つでありますので、どちらが大切かという順番付けはなかなか難しいと思いますけれども、担い手の育成という点では環境譲与税を使って森林組合の研修施設等の整備にも町としても支援もしておりますし、限られた毎年の譲与税の額ですから、その額をいかに有効に使っていくかというのは、非常に大事な観点でありますけれども、本町が今進めているこの木育広場の整備、それから担い手の育成、それから民有林の振興事業にも支援させていただいておりますので、これは幅広いこの森林環境譲与税の趣旨に沿った使い方を今後ともしっかりと検討して進めてまいりたいと思いますので、御理解をいただければと思います。
再質問 5番 山口優子
では続きまして5点目の屋内の遊戯施設の整備について再質問させていただきますけれども、御答弁では検討するというお話でした。必要性も認識されているということですけれども、子育て世代にとっては今、子供が小さい数年間というのが勝負でありまして、何年も先の検討では間に合いません。財源や場所の確保が課題であるとの御答弁でした。でしたが、例えば町内の既存の公共施設を活用するということはお考えではないのでしょうか。既存の公共施設を一部改修しまして、ボルダリングの壁を設置したり、床一面にウレタンマットを敷き詰めたりするだけでも立派な全天候型の遊び場になります。大きな工事を伴うような遊具ではなくても、室内に設置できる「ふわふわドーム」のような大型のエア遊具やボルダリングの壁、一本のロープを天井からぶら下げるだけでブランコにもなります。こちらの動作で反応が変わるようなプロジェクションマッピングとか、天候に左右されない屋内の砂場、手作りのアスレチックサーキットなど、既存の施設を使って、それを生かした工夫は幾らでもできるかと思います。因みに、アスレチックサーキット又はサーキット遊びとは、形の違う様々な運動遊具を円状、サーキット場に並べて子供たちが順番にクリアをしながらぐるぐると周回して遊ぶことのできるエリアのことです。ウレタン製のソフトブロックやクッション素材を使うので、万が一転んでもけがをしにくく、特別な監視員などを配置しなくても保護者の見守りだけで安全に運用できるとされています。そこで、本町には現在使われていない旧幼稚園の園舎が空いたまま残されています。幼稚園の園舎であれば、子供向けのトイレや手洗い場、安全への配慮など基本的な構造が既に整っているので、ゼロから建物を建てなくても既存の幼稚園の施設を有効に活用し、リノベーションすることでコストを抑えて、かつスピード感をもって全天候型の屋内の遊び場を確保できると思いますが、この数百万円ぐらいの予算でできると思われる幼稚園の活用案について町長の御見解を伺います。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。子育てというのは当然、何ていうんですか、小さい子供を育てて子供の成長が早いです。だからすぐ必要だというお話も、それもよく分かります。既存の施設を活用しての方法も様々あろうかと思います。旧幼稚園という話が出ましたので、旧幼稚園に特化してその施設の利用について、お話を申し上げますと、旧幼稚園の園舎が今すぐ使える状況にあるかというと、実際としてはそうではありません。まず、防水、屋上防水の問題ですとか、施設その他の整備がやはりどうしても使うとなると必要となりますので、手をかけずにすぐ使えるという状況にはございません。また、いろいろ御提案のありました各種遊びの屋内施設についても、様々なお考えがあろうかと思いますけれども、いずれにしてもお金的な話を言うと、恐らくいろいろお話を聞く範囲では数百万円というレベルではなかなかこの整備が難しいのかなと思います。いずれにしても、答弁申し上げましたとおり必要性については十分理解をしております。また、町全体の進めている事業の中での整合性、考え方、それからやはり財源、それから管理の方法、やはりいろいろ検討する必要があると思っています。ただ、いつまでも検討ではやはりそれはうまくないと思いますので、答弁でも申し上げましたとおり、できるだけ屋内、それから屋外施設の話もございましたとおり、全般的に施設の複合化等の観点も併せて検討していきたいと思いますので、御理解をいただければと思います。
再質問 5番 山口優子
分かりました。続きまして、ドッグランについて質問をしましたが、ドッグランは今後調査をすると、慎重に見極めるというお話なんですけれども、これ、今の形でできたのは9年前か 10 年前ぐらいかと思いますが、そのときも私、狭いと申し上げました。そのときの町長の御答弁では「簡易的に作ってみただけなので、これからどういう感じで利用者から言われるか、ちょっと見てみるのでこういう形で始めました」という御答弁でした。利用者の声を聞くまでもなく、利用者の声は 100%「狭い」、それだけだと思います。純粋に疑問ですが、これこそそんなにお金をかけずに広い位置に移動できるかなと。ネットと杭さえあればできる、それにやってみて不具合があればすぐに撤去もできると思うんですが、なぜ今のままの形で 10 年そのままなのか、何か理由があるのかお伺いします。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。当時の「簡易的に作った」という状況については、私はちょっと、もしかしたら当初そういう話だったのかと、ちょっとその辺はよく承知をしていないところであります。現状、いろんな方がいらっしゃいますので、ドッグランについては様々な人の考えがあって「いやいや、これで十分なんだ」という意見も結構あるんです。ですからそれを、場所を変えることについては確かにそれほど大したお金もかからないのかもしれませんけども、今の道の駅の現状の中においては、特に私としてはすぐどうかしたほうがいいのかなということはあまり実は思ってないんですけども、ただそれについては今後の道の駅の在り方も含めて、それについてはどうしてもずっとあそこに置いたままにするという信念があるわけではありませんので、それは今後検討していきたいと思います。
再質問 5番 山口優子
ドッグランの利用者が今のままでもいいと思っているというのはちょっと私にとっては疑問なんですが、ドッグランの利用者にとっては広ければ広いほどいいのかなと思います。お寺さん側のほうにスペースをとって、生えている木もまとめて囲って、木の下に木陰があるような状況を作って、犬も休めるような環境にして、ちょっと広いところに移動してみて、それで考えてみてはどうかと提案します。ドッグランを移動したその場所ですけど、そこにお花の花壇を集約させてはどうかと提案します。御答弁の中にもありましたように、お花のガーデンを作っている人たち、オープンガーデン事業がどんどんどんどん縮小化している中で、あちこちに花壇が点在しているというよりは1か所にまとまった花のきれいな場所があればそこがフォトスポットになり、観光客も呼べると思いますし、また担い手不足ということが課題かと思いますけれども、1か所に集中させることでガーデンを作ってくださっていた方々から、新たにそういうことをやってみたいという方々へのノウハウの継承というのもできるのではないかなと思います。花作りだとかガーデン作りというのを学びたいというような若い方は結構いらっしゃって、ただ「うちの庭にそれまでのスペースがない」というときに、町である程度大きな場所を用意して、そこにガーデンを作るにしてもデザインを募集して、デザインコンテストなどを行い、いざ実際に植えるときに今までやっていた方々のノウハウを若い方に継承していくというようにできれば一番いいのかなと思うんですが、そういう案についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 喜井知己
ドッグラン等々の提案については、御意見としていろいろ検討させていただきたいと思います。あと花の関係ですけれども、答弁の中でも申し上げましたとおり、集約的なものの設置、整備もこれは視野に入れていくというのはそのとおりであります。ただ、集めてしまえばいいということではなくて、町全体の取り組みというのがこの「花とみどりの町づくり」の原点であって、町どこを歩いても花できれいに飾られているというのも、これは今までの取り組みの大きな点でもあると思っています。ただ、お話ししたとおりなかなか管理全体の課題もあるので、そういうことも含めて花壇等の在り方については研究をさせていただきたいということでありますので、議員の御提案も含めて、さらに検討を進めてまいりたいと思います。
再質問 5番 山口優子
町内の花壇やそのほかの場所や公園についても、大体全てそうなんですけれども、町内の公園とか花壇は草刈りですとかそういう整備などの日常的な維持管理が行き届いていて、きれいに管理されて良好な環境が保たれていると認識しています。その一方で、子供たちが遊びに行きたいと思うような公園、観光客が立ち寄りたくなる、また訪れたくなる、魅力ある、目的地となりうる公園という観点では、さらなる工夫や特色づくりの余地があるのではないかと思います。大型遊具のことに移りますけれども、遊具が少ないという声を子供たちや保護者の皆さんからよく耳にします。きれいに整備された芝生の広場はありますし、それも大切なんですけれども、子供たちは「登る」「ぶら下がる」「渡る」「滑る」といったそういう遊びを通して体力やバランス感覚を養っていきます。そういう基礎体力とか体の内面の体幹の強さとかが学力に影響するというデータもあります。子供の基礎体力や運動能力の低下が課題となっている今、大型複合遊具を整備することは、子供の健全な成長に大きく寄与すると思っています。提案しましたような大型の滑り台やジップラインそのものにこだわるものではありませんけれども、町外から人を呼び込める話題性のある施設、わざわざ目的地として訪れてもらう施設、鹿追に行ってみたいと思ってもらえるような目玉づくりが必要だと思います。また、十勝の近隣町村では大型遊具を整備し、多くの親子連れが訪れています。鹿追町の子育て世代や観光客もそちらへ流出しています。大型遊具は単なる遊び場ということではなくて、町内外から人を呼ぶための観光資源としての役割を果たしていて、話題性のあるアクティビティ施設と大型複合遊具を整備することで、交流人口の増加や地域活性化にもつながると思います。そこで、町長の御答弁の中にはニーズの把握が必要だと、必要性は認識しているというお話でした。財源の確保が課題であるということでした。財源があるから、ないからというのは、私は事業実施の根拠にはならないと思っておりまして、町民ニーズがあるから、そこから計画を立てて、その計画に基づいて補助制度や交付金や有利な財源を探していくというのは本来の行政のあるべき姿かなと思っています。必要性もニーズも把握しているという御答弁でしたけれども、そこの後、検討はどのようにされたのか、そういう検討の具体的な歴史というか具体的な経緯はあるのでしょうか、お伺いします。
答弁 町長 喜井知己
遊具の関係でありますけども、大型遊具と言えるかどうかは別にして学校の遊具施設それからこども園の遊具施設についても休日は開放していますけど、利用状況はちょっとどうかというのは私はよく承知をしていません。それでお話があったニーズや必要性があるからお金はそれからだというお話ですけども、それはなかなかそうはならないのかなと思っています。こういう形でいろんなことを整備していく中で、こういうふうにすれば財源、こういう財源が求められるというのは実際ありますけども、ニーズがあるから全てを実施をしていけるというのは、これはなかなかそうはならないかと思います。先ほどもお話がありましたとおり、町内の遊休施設、あるいは今、大型の施設の改修も進めておりますが、そのほか町内のほかの今空いている、先ほど来お話があった、例えば旧幼稚園ですとかほかの施設もあるわけであります。今後の活用方針等については、それぞれ内部の公共の財産の活用検討委員会などでも検討はされているところですけども、具体的にどの場所でどのようにという話までは実際至っていないのが現実であります。いずれにしても、今年、来年は非常に今年の予算、あるいは来年の予算も多分今年度と同様規模になっていくと予想がされておりまして、補助金だけでなくて、どうしても事業を進めれば一般財源が相当額出て来るわけであります。そのような財政の状況を考えると、今年、来年に事業を進めていくというのはなかなか正直難しいのかなと思います。ただ、そういった中で、いつまでも置いておくということにならない課題だというのは承知しておりますので、いずれにしても財源の確保と財政状況、これを無視しては事業の計画、事業の着手ということまではなかなか至らないかと思います。大型遊具等を整備して観光資源というのは、そこまでいければそれにこしたことはないと思いますが、そこまでいけなくても、屋外の遊具等の整備については必要だという認識はしっかり持っていますので、御理解いただければと思います。
再質問 5番 山口優子
公園の担当の課にちょっとお伺いしたいと思いますけれども、過去にも私は大型遊具の要望は何回も申し上げたことがありまして、見積りを立てたり、見積りを立てると言ってもカタログを見ればこれは何千万円ですというのは出ているんですけど、そういうようなことを考えたり、例えば1億円であればこの程度、5,000 万円であればこの程度というようなことを考えたり、または近隣市町村の遊具が幾らで整備されたのかというようなものは出ていると思うので、そういったものを一覧表にしたりとか、そういう具体的な検討をされたことはあるのでしょうか、お伺いします。
答弁 建設水道課主幹 鳰啓二
お答えします。近隣町村の公園の金額等を把握しているもの、資料作りはしておりません。ただ小学校のときにいろいろ遊具を設置する関係で金額等を確認はしているので、それ以上のことはちょっとしていないのが現状でございます。
再質問 5番 山口優子
検討をしていただくというのは大いに検討していただきたいんですけど、やはり結局財源の確保というお話になるので、そうであれば、これだと幾らぐらいというような目安というのは把握しておいたほうがいいと思います。ひとつ町長の御答弁の中で、千の公園にカラフルな遊具を設置すると周辺環境と周辺の景観との調和がちょっとという一文もございましたが、景観との調和ということでいけば、帯広市の「機関庫の川公園」にある大型のコンビネーション遊具とかは茶色とクリーム色だけでできているので、必ずしも大型遊具が原色のカラフルなものばかりではないということも申し上げておきます。また、木製の大型遊具であれば景観も損ねないかと思うのでそういう選択も、先ほどお話に出ましたけれども、道の駅にあったほうが森林環境譲与税でつくった遊具ですというふうになったほうがむしろ皆さんの目にとまるのではないかと思います。木育広場にも木製の遊具を欲しいということは以前も申し上げましたけれども、そういうことも検討していただきたいかなと思います。現在、鹿追町には公園や広場が数多く存在しています。それぞれに少しずつ予算を投入するだけでは、わざわざそこに行こうというような公園施設、魅力ある公園施設になっていかないのではないかなと思っています。その点、道の駅しかおいの周辺は観光客や町民が日常的に集まる本町の重要な交流の拠点であり、最も高い集客効果を期待できる場所であると考えています。現在の道の駅は通過点になっている面もあると思います。この通過点である道の駅から目的地となる道の駅にするために今回の質問もさせていただいているんですけれども、私は公園整備を進めるに当たっては、限られた財源を町内各所に薄く広く配分するのではなく、一定の場所に集中的に資源を投下して、魅力を高める整備を行うことが重要ではないかと思っております。全てを平均的に整備するという考え方ではなくて、町の顔となる公園を重点的に整備するという考え方です。町の顔となる公園を重点的に整備するというのは、具体的には道の駅しかおいの周辺エリアと道の駅うりまくの2か所に資源を集中させて整備するのがよいと私は思っております。道の駅うりまくについては、全国に数多く存在する道の駅の中でも、乗馬体験ができるという大変特色のある施設です。道の駅というと一般的には、特産品の販売とか休憩施設として認識されることが多いと思いますが、うりまくの場合は、単に立ち寄る場所というだけではなくて、全国的に見ても珍しい、馬と触れ合い、馬を見て乗馬を体験できるという体験型の魅力があります。近年の観光は物を買うだけではなく、体験や思い出づくりを重視する傾向が強まっていて、そんな中で馬との触れ合いとか乗馬体験は、観光客にとってとても魅力的でSNSとの親和性も高く、実際に体験した方が写真や動画を撮りたいと思わせる、そういう魅力があると思います。しかし、せっかく全国的にも珍しい特徴を持ちながらもその魅力が十分に認知されているとは言いがたい状況ではないでしょうか。今後は乗馬ができる道の駅という分かりやすいキャッチフレーズをもっと前面に打ち出して発信するべきと思います。そしてもう一つの拠点である道の駅しかおいの千の公園に話題性のあるアクティビティ、大型複合遊具や高齢者健康遊具、広いドッグラン、写真を撮りたくなる花のガーデンの景観整備を集中的に行うことで、子育て世代から高齢者までが利用できる魅力的なスペースを作り出すことができると思います。そういうような拠点の公園が整備されれば観光客の増加にもつながり、滞在時間の延長や、御答弁にもありました周辺施設への利用促進などそういった経済効果も上がっていくと思います。現在は草刈りをしてきれいな状態を維持している、壊れたら修理するというようなそういう維持計画になっていると思います。これからは、積極的に未来のビジョンを持ったそういった計画に基づいて整備を行っていただきたいと思います。先ほど町長の御答弁の中で、今年、来年は大変だからというお話がありましたが、魅力の向上は必要との御認識であるのであれば今後5年から 10 年を見据えた中で、十勝管内でも話題になるような施設整備を目指す考え、または次期の施設整備計画や道の駅周辺整備の中で、具体的な検討項目として位置付ける考えはあるのかどうか。道の駅しかおい前の千の公園を本町の重点整備エリアとして位置付け、集中的な投資を今後行っていく考えについて、町長のお考えをお伺いします。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。単なる子育ての施設の整備に限らず、特に道の駅しかおい、そして道の駅うりまくについてもいろいろ言及もいただきました。道の駅しかおいについてお話すると、道の駅しかおい自体も道の駅しかおいについての施設の狭さとかいろんな課題があって、いろいろ検討したところでありますけども、当面、また財源の話になりますけど財源等のことも考えて、今、検討についてはちょっと先送りしているところでありますけれども、そもそもそこのエリアについては道の駅も含めていずれは抜本的なというか、再整備はいずれ時期はいつとは言えませんけどもやっていく必要があると認識をしているところであります。道の駅の再整備と併せて、千の公園全体の在り方というのは、それと併せて私は検討されるべきと思っております。いろいろ御提言がありましたその遊具も含めて、いろいろな考えがあるかと思います。いずれにしても、このことについてはまたしっかりと検討して、目的、年次も含めて、考えていく必要があると思っております。いずれにしても今の状態であればいいと私は思っておりませんので、いろいろお話をいただきました大型遊具等の整備も含めて、道の駅を含めた千の公園全体についてはしっかりと検討していく必要があると思います。あと公園の遊具の関係ですけれども、集約するというのはこれも必要なことかもしれませんけれども、ある程度、既存の施設についてもある程度利用されている面もありますので、その辺の維持管理も当然していかなければなりません。そういった意味で、全体的なこの公園、小規模な公園も含めて今後どうしていくかというのは最初お答えしたとおり、今後の在り方についてはしっかりと検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。いずれにしても、年次的な目標というのはある程度立てて、財源も含めて検討していくと思っていますので、御理解をいただければと思います。