鹿追町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月13日
公共施設の管理と修繕計画について
2018年12月13日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「公共施設の管理と修繕計画について」質問し、町長 吉田弘志、社会教育課長 浅野悦伸が答弁しました。
- 質問者
- 狩野正雄 議員
- 答弁者
- 町長 吉田弘志、社会教育課長 浅野悦伸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 狩野正雄
ただ今、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。標題については、公共施設の管理と修繕計画についてであります。要旨を述べます。町民ホール、神田日勝記念美術館、図書館、ピュアモルトクラブハウスなど、鹿追町の充実した文化施設や社会教育施設は建設から25年以上経過して、施設の改修や設備の更新が必要となる時期にきています。建物の補修(改修)や設備の更新には多額の費用と時間もかかり、計画的に進める必要があります。この間、町民ホールの音響設備の改修をしておりますが、施設設備の点検や修繕工事が必要とされる所も見受けられます。最近では、町民ホール2階の雨漏りやステージ照明の不具合等が発生しています。これは経年劣化が原因とも思われますが、大規模な修繕の必要があるのか伺います。1、町民ホールの雨漏り対策は万全か。早急に修繕をしなければならない箇所は他にあるのか。2、施設や設備で改修工事を実施するのはどのぐらいの期間を目途にしているか。3、国では公共施設やインフラの長寿命化政策というものが進められております。鹿追町ではどのように取り組んでいるか。以上、伺います。
答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)
狩野議員からは、「公共施設の管理と修繕計画」について、ご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。本町の文化施設や社会教育施設の中には、昭和50年代後半整備された各地域の公民館分館があり、これまでも計画的な屋根と壁の塗装修繕や暖房設備の更新を図ってきているとともに、公民館分館長等と連携し、施設の維持管理を行なってきております。また、町民ホール、神田日勝記念美術館、図書館は、建設から25年以上が、ピュアモルトクラブハウスについては20年がそれぞれ経過をし、随時、施設の修繕、修理等を行なっており、大規模修繕といたしましては、これまで町民ホール、ホワイトホールの音響設備の更新や総合スポーツセンターの耐震化に伴う機能強化などを図ってまいっております。町民ホールのステージ照明の経年劣化と思われる配線の不具合についても既に対応し修理を行なっております。各施設の設備及び備品につきましては、定期的に保守点検を行い、専門業者による確認作業を行いまして、必要な修繕を行なってきているところであります。まず1点目の「町民ホールの雨漏り対策は万全か。早急に修繕をしなければならない箇所」についてでありますけれども、町民ホールの雨漏り対策は過去にホワイトホール・ミュージカルホール上部に当たる部分の防水修繕を行なっており、狩野議員が言われている町民ホール2階の雨漏りについても、技術職員や専門業者に確認をさせて、ステンレス防水の隙間をコーティングをする補修を行なっております。現在は建築後25年が経つ施設であることから経年劣化による雨漏りも考えられるために、防水処理等を検討する必要があると認識をしております。また、早急に修繕をしなければならない他の箇所につきましても、小さな修繕は今後も出てくると考えられますが、大規模修繕につきましては、他町の同じような施設の状況も調査をしながら、どの程度の年数で大規模なものが必要になるのか。これらを一層、研究する必要があるというふうに考えております。施設内の水道用の配管修繕や機器設備の更新・オーバーホールなど、多額な費用を伴うことが考えられ、財政状況も踏まえて計画的に必要な整備・修繕につきまして検討してまいりたいと思います。いずれにしても、北海道赤レンガ建築奨励賞を受賞し、年間5万人の利用がある町民ホールであります。利用者の皆さんが、快適に学習活動等ができるように、今後も努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思っております。2点目の「施設や設備で改修工事を実施するのは、どのくらいを目途にしているか。」についてお答えをいたします。公共施設等は、建設から経過年数、利用状況、周辺環境に応じ、劣化や損傷の度合いが異なり、その状況は年々変化していることから、施設の維持管理、修繕に当たっては、利用形態の変化や住民要望などを考慮しつつ、財政状況を見ながら適宜対応をしているところであります。改修工事の目途についてでありますが、各公共施設等は、ただ今申し上げたとおりさまざまな状態であることから、ひとくくりに表現することは非常に難しいと考えております。なお、公営住宅については平成27年度に、橋りょう関係については平成23年度にそれぞれ長寿命化計画を策定し、計画的な維持管理、修繕等に取り組んでおります。また、多額の費用を要する上下水道関係の設備更新等については、それぞれ年次計画により取り組んでいるところであります。いずれにいたしましても、通常時の適切な維持管理を心がけながら、少しでも長く利用できる施設の管理運営に努めてまいりたいと考えているものであります。3点目の「国では公共施設やインフラの長寿命化政策が進められているが、鹿追町はどのように取り組んでいるか」についてお答えをいたします。国においては、公共施設等の老朽化に加え、地方における厳しい財政状況、人口減少の進展、少子高齢化等により公共施設等の利用需要が変化していくことなどを踏まえ、新しく造ることから賢く使うという方向への重点化が課題になっております。このような認識のもとで平成25年11月、インフラ長寿命化等基本計画が策定されております。こうした国の動きと歩調を合わせて、本町においても平成28年3月、鹿追町公共施設等総合管理計画を策定をしたところでございます。この計画は長期的な視点をもって公共施設の長寿命化を計画的に進め、将来の財政負担を軽減、平準化をするとともに最適な配置を実現するための第一段階といたしまして、町内公共施設等の全体的な現状把握、及び管理に関する基本方針を定めておりますけれども、今後は庁舎施設、福祉施設、社会教育施設、学校教育施設など、より具体的な個別管理計画を策定し、計画的に実施をする必要があると考えているものでございます。今後においても、町内公共施設の情報一元化を図りながら、将来の人口動向や財政状況、老朽化の状況や利用実態、今後の需要見通しを見通しながら、これらを踏まえ計画的な修繕、改善による品質保持に努めて、公共施設の長寿命化を図ってまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくご理解とご指導をいただければありがたい。このように考えているものであります。以上、答弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。
再質問 8番 狩野正雄
何点か順次、再質問させていただきます。このところ連日、昼間も氷点下という真冬日が続いておりますが、こういう気象状況の中でいつも感じるのはですね神田日勝記念美術館、10年以上も前からですね寒い時期になるとですねガラス面にびっしりと結露というか水滴が付いちゃうんですね。職員が何をするかというと、そこにこうタオルを雑巾をというかタオルを置いて毎日それを絞っているんですよ。それを朝、昼、晩、何回かやると思うんですけれども、その量たるや信じられないくらい量があります。こういうですね当時はまだガラスの複層ガラスとか、中にアルゴンを入れたようなガラスとかそういうものがまだ無かったかもしれません。最近では3層ガラスとか4層ガラスとかになって外気と中の温度の差が出ないようなそういう資材も出ておりますのでね、そういうものに何とか換えることはできないのかとか。何か結露対策というのはねやっぱりもう10年以上も同じことを続けていてこの先またさらに続けていくというのはねこれでいいのかといつも思うんですね。結露というものは、これ甘く見ちゃいけないんですよ。水滴とか雨漏りとかこれは建物に対するダメージが非常に大きいんですよ。クラックの中に水がしみ込むと寒冷地ですから極寒の地ですから建物が崩壊につながるんです。その間に水が入って凍って膨張するとですねコンクリートといえども簡単に破壊されるんです。そういうことはクラックの間に水が入ることによってそういうダメージがあるわけですから早急にですねこういうものを、結露対策、やっぱりですねやるべきではないかと私思うんですね。ましてやですね入館料を取っている施設ですからお金を取っている施設はねやっぱりそれなりのね対策をねやる。それからどうしたらいいかをね専門家のお話を聞く。どうしたら対応できるかというそういうことをねやっぱり技術的にもね、それからまたお金が無いから我慢しろと言わないでねその何とかなりませんか。まずそのへんをお聞きします。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
今、狩野議員から言われました結露の件ですけれども、私も神田日勝記念美術館に行ったときにそのような形、タオルでですね窓の所に置いて水が床のほうに滴り落ちないようにというようなことをやっておりました。今言われた建築のその資材でその結露に対応できるような資材があるというお話、それがどのくらいの費用がかかるかというのもあるんですけれども、それとおそらく結露の要素として空気を止まっているとガラスと空気が止まって循環してないとですねそのまま空気がガラスの面にくっつくと冷えて空気の中にある水分がそのままガラスに結露として付くということも聞いたことがございますので、そのへん結露対策ですね、今後検討してまいりたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。
再質問 8番 狩野正雄
何か結露のそういうメカニズムについて聞いたわけではなかったんですけれども、メカニズムについて私のほうが詳しいかもしれません。これはねよくまた考えてみてください。先日、12月8日の日、美術館の行事である日勝祭というのがありました。講演されたのが北海道文化財団の磯田憲一理事長であります。その理事長の講演の中でですね、時間の経過とともにですねそれを経てきた建物というのがね非常に価値を持つものなんだと、時間が生み出す価値というのがね非常に大きいなものだと。例えば北海道旧道庁赤レンガ庁舎ですね。あれも壊さなかったから今あるんだけれども、150年、今年、北海道150年ですけれども、そういう風雪に耐えた美しい建物はですねこれからもね文化財の価値を残してですね考えていかないといけないということを話されていたんですがね、私も普段あまり考えもしませんでしたけれどもそういうことを話を聞いてですね、町民ホールとかトリムセンター、それから美術館、そういった施設はですね素晴らしい建築だなというふうに初めて気付かされました。日勝祭の講演にはですね、96歳を超えたですね高齢者の方も多数参加されて筆頭にですね参加されていたんですけれども、この美術館のほうに移って町民ホールでやって美術館のほうへ移ってですね交流会があったんですけれども、テーブルとか椅子の運び込み、それから人や物の移動がですね簡単にできる。スムーズにできる。真冬ですよ。外は吹雪だったです。吹雪を感じさせないで移動できるこういう施設を造った。これはね鹿追の宝物であり誇りですよ。こういう30年前に、こういう施設を機能を持たせて相互に利用できるようなことをね考えてね設計された方、非常に尊敬します。ましてやバリアフリーになっている。高齢者という今の高齢化時代を想定してですねすごいアイディアを生かして造ったなというふうに、私も建築とかそういうことに携わったこともありますんですけれどもね、当時はですね建物と建物はつないじゃいけないという法律もあったはずなんですけれども、これをね乗り越えて段差も無くて、すうっと建物をねつなげたこのアイディアというはすごいと思うんですね。こういった施設、私もねいろいろこういうアイディアを造った人はどなたかなということで設計者の名前、ちょっと教えてください。施設の設計者とか設計手段というかもしれませんけれど、そのへんまずお聞きします。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
町民ホール、神田日勝記念美術館ですね。平成2年、3年くらいに設計したものと記憶しております。設計の会社につきましては、日本工房株式会社というところで広田直行さん、それから滝本邦彦さん、おそらくこの2人が主となって建物の設計のほうを担当されたというふうに記憶しております。
再質問 8番 狩野正雄
今、聞きまして日本工房の方ですか。これ30年も前にこれだけのアイディアを実行したというのはすごいなあと尊敬するわけですけれども、こういう人の名前ねどこかにプレートなんかで分かるようにしたほうがいいかなとそういう必要がいかがですかね。そんな大々的にじゃなくてあまり目立たないけれども敬意を表してぺたっと作って、いかがですか。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
はい。現状で言いますと町民ホールの正面のアーケードの所に北海道赤レンガ建築奨励賞をプレートというか彫ったものがありまして、そこに設計者、滝本邦彦氏というのは書いてはあるんですけれども、ちょっと同じレンガのところの面ですからちょっと目立たないかもしれないですけれども、現状としてはそのような形で書いてございます。
再質問 8番 狩野正雄
そうですか。はい。続けさせていただきます。ここにですね第4次鹿追町生涯学習中期計画という冊子をいただきました。この冊子で「夢と生きがいをもち未来をきずく人づくり」ということが書いていたんですが、こういうですね施設に注目することによってですね生涯学習に生かすことができないのかという提案も思うわけです。ふと気付いたんですけれども町民ホールの上にガラスのピラミッドが乗っかっているんですよ。ガラスのピラミッドが。ガラスのピラミッドというのは、パワースポットなんです。何かこうさり気ないけどすごいこと、あの施設はあるんですよ。こういう施設の利点というか魅力、再発見なんて面白いんじゃないかと思いましてね。そういうことで今後ですね生涯学習の中で高齢者の学級とかですね白寿大学といったかな。それとか生涯学習で夢というかね、そういう応援する観点からですね文化講演会なんかでですね設計者の人を招いてですねお話を聞く機会ができないものかと。結構ねガラスのピラミッドを乗せたような施設があるなんてねこれすごいなと思うんですよ。パワースポットとしてもっと売り出していいんじゃないかということも思いますしね。よく道の駅の利用者にもですね町民ホールとか美術館の建物を見てあの建物は何ですかという質問されるそうです。そういう特徴的な建物とかそれとかバイオガスプラントとか水素のエネルギー施設だとかそういうものうまく組み合わせてですね見学するような生涯学習の計画をもってですね、もっと町をPRしたり、来訪者を増やすようなですね仕掛け作りができないか、それをちょっと考えてもらいたいんですが、いかがですか。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
今、狩野議員が言われました町民ホールのちょうどロビーの上の三角のトップライトの部分、それから神田日勝記念美術館のあの屋根のですね、でこぼこっぽいのあるんですけれども、あれなんかもよく来場するお客さんから「あれは何をイメージしているの」というようなお話を聞くこともございます。われわれはそういうふうに言われたら「東大雪の山並みをイメージしているんですよ」とお話をさせていただくんですけれども、また町民ホールをおいでいただいた町外のお客さんも「随分きれいな建物だけれども何年経つの」ということで、「20年以上経ちますよ」というお話をすると、「そんなに経つ施設なのに随分立派できれいですね」というようなことも言っていただいています。そのような建物を設計していただいた方たちですので、そういう方たちの都合もあるかとは思うんですけれども、もし都合が合ってですねそのような文化講演会をですね開催できるような形になればそれはまたPRにもつながりますし、神田日勝記念美術館の来館者が増になれば私どもといたしましても、喜べることでございますのでそのへん今言われたことについて検討させていただきたいなとこのように思いますのでよろしくお願いいたします。
再質問 8番 狩野正雄
いろいろとこれから補修もあるでしょうし、お金もかかることは承知しております。ですがいろんな面で早く対策をですね、できることからぜひお願いして私の質問はこれで終わります。