みんなの議会

鹿追町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月16日

留学による移住促進と労働力不足対策は

2017年3月16日、鹿追町議会の一般質問で、台蔵征一議員が「留学による移住促進と労働力不足対策は」について質問し、町長 吉田弘志が答弁しました。

質問者
台蔵征一 議員
答弁者
町長 吉田弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 台蔵征一

議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、「留学による移住促進と労働力不足対策は」ということで一般質問したいと思います。最近、都市で起きていることは、ふるさと回帰現象で、移住相談が多くなっているとお伺いしております。総務省の1月の都市住民調査のアンケート結果では、移住先の選択の条件として就労の場があることが自然環境が良いことを上回っているとしています。これまでの単なる田舎暮らしから、生活できる地方暮らしの方向での新しい動きとなっております。鹿追町は今、第6期総合計画を進めているところでありますが、その中の4本の柱の一つに安定した雇用の場を確保し、安心して生活できる環境づくりを目指しているとあります。新年度事業では、移住促進を見据える親子留学用の住宅建設の計画があります。人口対策と労働力不足の対策にもつなげることが重要と考えるところであります。瓜幕の留学制度ができて、平成29年で30周年を迎えます。親子留学で鹿追へ来て、その後移住に変え、地域の中で活躍してくれている人たちも少しずつ増えております。今までの活動で留学に関係する人たちの中で約100人の人たちがこの鹿追町に住んでいただいております。これからも留学制度として推進していくことがまちづくりとして重要であり、移住者対策というふうにもになることになります。活力ある地域づくりを進めるためにも、親子留学の住宅を整備することは大変ありがたいことというふうに考えるところです。特色あるまちづくりの行政的支援はこれからも必要であり、今までの事業推進に感謝申し上げるところであります。この事業と連携して、家族のある農業従業員が移住して来てもらえる住宅の確保も必要と考えます。安心して生活を続けられる農業従業員の仕事の場と素晴らしい鹿追の教育環境があれば、若い人たちも子育てしながら生活できると考えるところであります。これからも、産業の中心である農業の担い手育成と労働力確保は最大の課題と考えます。今までは独身者を中心に考えてきておりますけれども、これからは鹿追独自の一貫教育との連携を深め、鹿追の教育のすばらしいことをPRすることも必要と思います。留学生の募集活動の中で、移住・定住事業の連携と、農業労働者不足対策になるような特色ある事業として考えていければというふうに思うところであります。先のJA鹿追町で実施されました農業推進方策懇話会においても、農業従事員不足と労働者対策が重要であるとの意見が多くありました。青年部の若い人からも、経営は拡大の方向性にあり、従業員の確保と、家族があって長く住んでもらえる、先の見える対策が必要との意見がありました。担い手育成と支援、労働者不足の対策はこれから農業関係者による町全体での受け皿づくりの対応が進んでいくと思いますが、具体的対策が急がれるところであります。移住につながる留学の推進と雇用の場の拡大、労働力不足対策など、新年度に向け期待されるところであります。これからも住んでみたくなるまちづくりを推進していく上で、移住・定住対策と農業の現場での労働力不足対策の2点について、町長のご所見をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

台蔵議員からは、「留学による移住促進と労働力不足対策は」と題してご質問いただきましたのでお答えをさせていただきます。議員ご質問の、瓜幕自然体験留学制度は瓜幕地区の学校存続を目的に地域住民が昭和63年にスタートし、以来、瓜幕地域の皆さんのご理解とご協力のもと継続されており、事業の目的である地域の学校存続に大きく寄与しております。これまでの児童生徒の受け入れ延べ人数は、501名であり、鹿追町の恵まれた資源を活用し、サマーキャンプやスキー、スピードスケート、さらには、ライディングパークにおいての乗馬などを体験しているところでございます。また、親子留学やお子さんの留学を機に、本町に移住された方々は、平成28年度当初で96名を数え、その効果は素晴らしいことであると認識をするものであります。平成27年第3回定例議会において、台蔵議員の一般質問に対して、山村留学制度は、「地域への新しい人の流れをつくることが可能であると認識している」と答弁をさせていただきました。また、「親子留学希望をさらに受け入れるためには、居住環境整備が必要」とも答弁いたし、今議会において、地方創生拠点整備交付金事業において、瓜幕市街に4戸の親子留学用住宅の整備を提案をいたしたところであります。これまで答弁してまいりました事業の具体化であり、より山村留学制度が進むことが期待をされているところであります。昨年12月に開催されました、東京都台東区のふるさと交流ひろばで、親子留学希望者へのPR活動として、台東区教育委員会と田原小学校を訪問し、幼小中高一貫教育の内容と親子留学の募集について説明をさせていただいたところで、留学生の募集活動の具体的なエリアとして東京都台東区を掲げ、町としても連携し活動いたしてまいりたいと考えております。現在、親子留学家庭の保護者の就労先は、役場や近隣町の事業所等であり、これまで就業していた職業等を参考に選択をされているのではないかと思われますが、具体的な就労先として基幹産業である農業について、情報提供をすることは選択肢の一つであると考えるところであります。次に移住・定住対策についてでありますが、移住対策につきましては、平成18年度より鹿追町への移住に関心のある方々に安心感や納得感を与える重要な機会として、2週間から3カ月程度の移住体験の受け入れを実施しており、延べ89件、170名の方に2,336日間、鹿追町での生活を実際に体験をしていただき、鹿追町の魅力・素晴らしさを感じていただいております。さらに、北海道移住促進協議会などと、北海道暮らしのフェアの東京会場、大阪会場、名古屋会場に参加をし、鹿追町のPRや、ホームページでの情報発信を行なっております。この結果、8件、20名の方が鹿追町へ移住することにつながっております。定住促進対策として、いずみ野団地など低価格な宅地分譲の他、平成13年度から定住促進住宅建設奨励制度で356戸、平成15年度から賃貸住宅建設促進制度で18件、115戸、平成24年度からは、民間アパート入居者に対する家賃助成制度で74件助成と、さまざまな施策を展開し、住んでもらえる鹿追町の実現に向け、住宅の整備等人口の増につながる事業を積極的に推進しております。次に農業労働力不足対策についてでありますけれども、台蔵議員おっしゃるとおり、近年農家従業員の不足、募集しても応募がないなど、労働力の確保に多くの皆さんが苦慮している状況にあります。このことから、本州や都市において雇用状況が回復しており、農業に限らず全ての業種でも労働力不足となる状況であります。農業の担い手対策や労働力対策としては、台蔵議員もおっしゃる、ご承知のとおり、町でも01農業塾やピュアモルト研修生制度等を実施しており、01農業塾では毎年5、6名程度の後継者が入塾し、農業をはじめ国政など教養を高め、農業経営に生かしていただくという事業であり、これまで63名が修了しており、今年度も11名が塾生として学習を活動をしているところであります。また、ピュアモルト研修生制度については平成10年度よりスタートし、これまで200名を超える研修生が鹿追町で研修し、そのうち30数名が研修修了後も数年または現在も鹿追町に残って仕事や結婚をされております。28年度においても、研修生12名のうち8名が農業従業員等で鹿追町に残る予定となっております。議員がおっしゃるとおりに、親子留学や移住をするにあたっての、農業もひとつの働きの場として選択してもらえるようになれば大変素晴らしいというふうに考えているところであります。そのためには、雇用主である農業者自らが給料や福利厚生、住宅など家族でも生活できるような待遇を考えていくことも必要と考えております。町といたしましても従業員住宅の建設に対し、これまで25戸の助成を行なって支援をしておりますし、今後、従業員住宅の需要が高まれば、空いている町有住宅を利用するなど検討してまいりたいと考えております。現在実施しているピュアモルト研修事業についても、男性研修生の受け入れ等についても考える必要があろうかというふうに考えております。さらには、担い手対策としてJA鹿追町では現在中国からの技能実習生を受け入れておりますけれども、今後は中国以外からの技能研修生の受け入れ等についても関係機関と連携し、研究していきたいと考えております。今後留学制度の推進や移住・定住促進のため、働き場としての農業についてPRをしてまいりたいと考えているところであります。以上、答弁させていただきましたけれども、いずれにしても本町がもっと発信力を持つということも極めて重要というふうに考えておりますから、先ほどの前の議員の方の答弁の中にも鹿追町のネット環境だとか、そしてそれをとおしての発信力、これらをもって鹿追にまず来ていただくと、見ていただくと、そして鹿追の食糧等々の安全性だとかそういうものを体験をとおして知っていただいて、ここがですね第2のふるさとになるような、そんなまちづくりが必要というふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

質問 4番 台蔵征一

詳しく町長の方からご答弁いただきました。それであの最後にまとめていただいてその鹿追町として発信力をですね、これからも推進していきたいということを先にご答弁いただきました。私も実は最終的にはこの発信力をですね、しっかりと町全体の中で協議、連携しながら進めていってはというふうに締めようと思ったんですけれども、町長さんの方に先にお言葉をいただきましたんですけれども、ちょっと再質問させていただきます。留学の関係でありますけれども、ちょっと経過ということで皆さんにちょっとお話をさせていただきたい。2点ございます。まず1点、あの町長も行政報告の中で説明していただいてますけれども、27年、一昨年になりますけれども10月に鹿追町で全国山村留学協会主催の全道大会が瓜幕で実施をされました。山村留学の体験活動という中で指導者交流を山村留学を実施している地元で、実践例を共有するという内容の事業でありました。私も参加させていただきました。そこでですね、全国回っておられる方がですね、鹿追をこういうふうにお話いただきました。鹿追町は、今進めている親子留学、この親子留学から移住、定住につながっている実績は、これは全国の中でも私は上の方だということを評価いただきました。それともう1点、今年の2月に本社が東京にある宝島社がですね、瓜幕に取材、留学のことで取材に来まして全国版の月刊誌であります田舎暮らしの本という本が関東を中心として、東京圏を中心として関東7都県の中で、中心に発行している月刊誌というふうにお聞きしました。内容はですね、移住者情報ということで移住者が希望する住宅の紹介、それからあのこういうところ、地域がこういうところありますよという紹介をしている本、それの取材に来ましてですね、鹿追町の自然体験留学がその中で紹介していただきました。この本になったもの、町長さん、教育長さんにもお届けできているかなというふうに思いますけれども、「北海道鹿追町、見て触れて感じて大自然が与えてくれる貴重な体験」、ちょっと長いタイトルですけれど、こういうタイトルでですね、その本の中4ページにわたって学校、地域、留学の内容等ですね紹介をしていただいて、さらに鹿追町の移住定住情報というものも案内していただいているということでホームページはもちろんですけれども、こういう雑誌、活字になっているものがですね、先ほど町長、答弁いただききましたけれども、台東区の方も含めてですけれども、今後ですねやはりこういう地域、こういう活動、こういう素晴らしいところがありますよということをですね、留学の応募のときにですね、やはり町の PR というのを、私はもっと積極的にすべきだと。午前中の議員さんもちょっと観光の方と連動したそういう鹿追の PR をもっとというお話、私も聞いていてなるほどというふうに思いましたので、ぜひあのそこの観光それから鹿追が今やっているこの留学、それから先ほどからお話をしてます農業の関係含めてですね、もうちょっと横の連携を取りながら素晴らしい町だよということをもっともっと私は PR してほしいなと、自分も含めてですね、そういうこともこれからやっていけばですね、かなりのことがこの町でまだ可能性があるのかなというふうな期待を私は持っているところで、まずここで一度閉めたいと思います。町長、その辺のところでご答弁1回お願いしたいと思います。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

あのお答えをさせていただきますけれども、今、ご紹介のあった宝島の雑誌も私は見ました。本当にあの4ページでよくあれだけ書いてくれたなというふうに思っていまして、あれをコピーしてですね、もっと配ってもいいのかなというふうに思っていたところでありますけれども、いずれにしてもあの発信力についてはですね、まだまだ不足というふうに考えています。正直言って自分たちがやっているぞということをですね、口に出して一生懸命言うよりも、それを誰かが評価をして良いなと言ってくれることは私は一番良いというふうに思っていますんで、そういう評価もしていただければと、そういう意味ではあまり自慢はしたくないなという思いを一方に持ちながらいるわけでありますけれども、良いものは良いと、もっともっと紹介をしなければですねなかなか分かっていただけないという面もありますから、私もあの紹介すべきものは本当にあの盛りだくさんあると思いますから、これらをですね総合的にまとめた一つのもの、あるいはそれに加えて枝葉をつけたものをですね、今後作って発信力をもっともっと高めたい。それから手法としてはね、今の時代として全てをしようとしなければならないのではなくてネット環境、先ほど申し上げましたけれどもネット環境、その中でもテレワークなんてねそういう発想もですね、駆使できれば田舎で本当に東京と連携して仕事ができるというそういうこともですね可能になってくるということで、そうした環境を整備していく必要はあるなというふうに感じておりますので、これからもですね一層努力をさせていただきますんで、ご指導をいただければというふうに思っております。以上であります。

質問 4番 台蔵征一

あの最初から町長 PR をもっと進めたいというご答弁をいただきましたので、実施していけるというふうに私どもも協力しながら進めていきたいなというふうに思います。あの今のご答弁の中にありました自分からというよりは、どなたかがこう広めてもらえることが一番良い。口コミですよね、口コミで広めてもらえる方法がいいんでないかというお話もありました。実はですね、この宝島社が取材に来ていただいたときにこんなコメントをいただいております。鹿追は独特な温かさがある。受け入れている、留学生を受け入れていること自体も素晴らしい町だと、これをもっと他の移住政策、それから農業の素晴らしさも一緒にですね PR した方が良いですよ。広報の仕方を考えた方が良いですよというご指摘というかご指導をいただいたところであります。どうかあの農業の関係でいきますと農水省もですね、あの新聞によりますとやはり田舎暮らしというか地方回帰ということをですね、農水も事業として積極的に考えたいと、農村住宅を整備する事業等ということで今年、新年度、平成29年度、新年度でどこかモデル地区を設定して実践検討して推進していきたいというお話もございますので、どうかあのこういう方向から町の人口対策等進めていただければというふうに思います。これで私は終わらせていただきますけれども最後にもう一度、町長まとめていただけるとありがたいです。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

あの手法としてね、今のようなお話が大きなウエイトを占めるというふうに思っていますので、そのための努力をしていきたい。あの農水の方にもですね、いろんな制度がある。総務省にもある。それらをですねどういうふうに使えるのか、これも研究をしながら何とかですね、今年はそういう意味では鹿追の発信力、飛躍の年とそんなふうに考えておりますので、予算等々についてはですね今後補正等もしなければならない部分もありますけれども、一生懸命努力をして、その形が見えるような方向に持っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いを申し上げます。以上であります。

質問 4番 台蔵征一

終わります。

出典:鹿追町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月16日 議事録 PDF(82ページ) 間違いを知らせる