鹿追町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月23日
アクセルとブレーキ踏み間違い防止「サポカー補助金」について
2021年3月23日、鹿追町議会の一般質問で、台蔵征一議員が「アクセルとブレーキ踏み間違い防止「サポカー補助金」について」質問し、町長 喜井知己、町民課長 平山宏照が答弁しました。
- 質問者
- 台蔵征一 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、町民課長 平山宏照
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 台蔵征一
議長にお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。今回は、アクセルとブレーキの踏み間違い防止「サポカー補助金」についてということで、町長に答弁を求めます。「コンビニに車突っ込む。踏み間違い、けが人なし」2月 23 日の新聞の見出しに出ていたわけであります。十勝管内で 70 代男性が運転する乗用車が突っ込んだという記事でありあます。男性は前向きに駐車する際に「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しております。最近、ときどき耳にする事故であります。令和2年6月から交付されている高齢者講習会の中で、近年交通事故死者数は減少傾向にある一方で、高齢者の交通事故の割合は増加傾向にあり、アクセルとブレーキの踏み間違いの事故が増えているというのが現実であります。国は令和2年から経済産業省を中心に自家用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進費補助」を「サポカー補助金」制度として導入して実施しております。交通事故の発生防止と被害軽減のため、「先進安全技術」を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを取り付けた自動車を「サポカー」と言い、その開発と普及啓発が進んでおります。高齢者運転者の安全対策を行うことを目的に、65 歳以上の運転者を対象にしている事業であります。対歩行者衝突被害軽減ブレーキなどを搭載した「安全運転サポート車」の購入、もしくはペダル踏み間違い急発進抑制装置などを後付けする費用に補助金を出しております。十勝管内でも国のこの制度の補助金残に対して自治体自らが補助金を出している自治体が数か所あります。ある村の制度は、国の補助金に上乗せする形で支援しています。65 歳以上の自動車運転免許証を持つ人で、安全運転支援付自動車の新車購入には 10 万円、軽自動車には7万円、中古車は4万円、「衝突被害軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を後付けした場合は4万円が、国からそれぞれ支給されるシステムです。かかる費用から国の補助金を除いた自己負担分を補助するのがこの村の制度です。ある人は、この制度を利用して令和2年4月に中古車を購入して、買い物や通院に利用していて、「車なしの生活は難しい。補助は大変ありがたいです。安全運転に心がけています」とおっしゃられております。令和2年4月からの実施であります。また、他のある町は令和3年4月から実施するという予定の町がございます。国の補助金を除いた自己負担金の2分の1の金額で最高5万円を上限として補助をするという形です。鹿追町はどのように考えているのか、次の2点についてお伺いいたします。1、国は令和元年の補正予算で令和2年度に事業をスタートしております。令和3年度も補助事業を継続して実施されることになっておりますが、年度途中で予算がなくなれば終了という形であります。現在鹿追町はこの「サポカー補助金制度」の推進をどのように具体的に考えておられるのか。2、後付けの場合、装着可能車種は限られていて、全体で 50%ぐらいと言われております。安全運転の支援策があることは安心・安全につながるので、できることは実施することが望ましいと考えます。町民に対して制度説明の周知方法はどのようにする考えでしょうか。この2点についてお伺いします。
答弁 町長 喜井知己
台蔵議員からは「アクセルとブレーキ踏み間違い防止「サポカー補助金」について」と題して、2点御質問をいただきましたので、順次お答えをいたします。「サポカー補助金」は、国による自家用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進事業費補助金」及び事業用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進に係る自動車事故対策費補助金」の総称であり、令和3年度中に満 65 歳以上となる方も対象となり、令和2年度から開始された安全運転サポート車(サポカー)の車両(新車・中古車)購入補助と「後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置」導入補助の補助制度は、引き続き令和3年度においても継続されるとお聞きをしております。さて、1点目の「サポカー補助金制度の推進をどのように考えているか」についてお答えをいたします。サポカーは、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などに代表される先進技術を搭載した車のことであり、高齢運転者の交通事故防止対策の一環として、官民連携して普及活動に取り組んでおり、安全運転サポート車の導入等を促進することにつながるものであります。「サポカー補助金」につきまして、現在町では、高齢者の方が運転免許証を自主返納した場合にタクシー利用助成券の割り増し交付を行なっており、さらに高齢者の方々の交通手段の確保と安全対策を推進していく上でも、この補助金制度を活用していただくことは非常に効果が期待できると考えているところであります。2点目の「町民に対して制度説明の周知方法はどのようになるのか」についてお答えいたします。「サポカー補助金」制度は、高齢者にとって交通安全対策の有効な手段の一つであると考えておりますので、町としても老人会などと連携して高齢者が集まる場に出向いて説明させていただくほか、広報紙やホームページに掲載し積極的な周知を行なっていきたいと考えております。また、制度概要や申請書などは次世代自動車振興センターのホームページからダウンロードできますが、パソコンなどを利用できない方への対応として、町民課住民生活係窓口に「サポカー制度」の資料等を常備し、相談に来られた方に対しまして丁寧に説明や助言を行える体制にしたいと考えています。高齢者の交通安全の推進は、非常に重要なことと認識しており、今後も引き続き国などの施策と連携しながら取り組んでまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 4番 台蔵征一
ただいまの御答弁、この文章から読み取る中で、私があえて十勝管内でも自治体によって国のサポート補助残に対して各自治体が支援する。要するにこういう安全策を講じた車を推進して、車を持っている方、高齢者、65 歳以上の方、極力最新式のものが利用できるのであれば利用したい、利用してほしいということを推進している町村があるわけで、わが町はどうなのでしょうということを私はお聞きしたいのですけれども、鹿追町としてはこの町単独の補助はできないと、ないということでよろしいのでしょうか。
答弁 町長 喜井知己
お答えをいたします。通告書に書いてあるとおりとさせていただいたというか、直接的に前段で他町の例を挙げておられましたので、そういった意味も含まれていると思いましたけれども、この制度を推進すると周知ということに、特にこの点についてお答えを申し上げたということであります。この制度は経済産業省と国土交通省などが連携をして、国の政策として導入をされた制度であります。そういった意味で、国策として推進をするということは非常に重要でありますし、交通安全上、それから高齢者の足の確保ということにももちろんつながる大変いい制度だと思っております。自治体が上乗せする例が数的にはそう多くはないのかも知れませんけれども、少しずつ出てきているというのも私も新聞等で見ておりますので承知をしているところであります。この関係については、確かに出来得れば補助をするというのは、それはそれに越したことはないと私も思っております。ただ、答弁でも申し上げましたけれども、高齢者の足の確保という点では別の手段の施策を町も推進しているところであります。いずれにしても、まずサポカーに対するこの制度、国がいつまで続けるかどうかというのも、もちろん国の予算の状況もあって、今の段階では分かりませんし、年度途中で予算がなくなればそこまでという制度ということも承知をしております。当面、今回お答え申し上げたとおり制度の周知、私もあちこちのホームページを見てみましたけれども、そう多くPRされている状況ではないと感じますので、町としても積極的にPRをして、まず国の制度、必要な方は国の制度を使っていただく、こういう形が一番いいのではないかと思っております。町独自の上乗せの在り方については、若干いろんな角度、それから金額にもよりますけれども、町の負担等も考慮しながら研究をさせていただきたいと思っております。
質問 4番 台蔵征一
私も何でも出せばいいというつもりでお話しさせてもらうつもりはございません。鹿追の場合はタクシーチケットの補助、500 円チケットを地区ごとによって発行して、そのチケットで通院なり買い物なり、なるべく外へ出て活動してくださいということで、早くからそういう支援策を取り、それから最近のこういう事情の中で、高齢者で免許証を返納した場合は1年目、2年目で3倍ですか、3年目で2倍と特例、このお話、実は高齢者講習に行ったときに、鹿追町はタクシーチケットを発行して返納者に支援していますということをあえて講演というかお話の中でされていたのです。鹿追は素晴らしい先進的な制度として町が一生懸命やっていると、そういう評価をされたので、私も正直そのときはうれしかったのです。そういう点を考えますと、ここの答弁にありますように、鹿追町はタクシーチケット制度の中で皆様に支援していますということを、これもホームページにも出しておりますので理解をされている方がいっぱいいらっしゃるわけですけれども、決して私は鹿追が遅れているとは思いませんけれども、ぜひともこういう制度があって、国も支援策を取っていることをPRしてほしい。表に出して高齢者に対して安全喚起も含めてぜひ進めていってほしい。全体の中で、踏み間違い防止の機械を後付けするのにメーカーへ確認しましたら、本体機械そのもので、部品で約5万円から6万円ぐらい、工賃が3万円から4万円ぐらいかかるということで、全体で9万円から 10 万円ぐらいは経費としてかかる。ただ全部の車種に付けられるわけではないので、全体で 50%ぐらい、全体という表現しかできていないのですけれども、まだまだこれから国としては開発をしていって、もっと車種を増やして、将来 70%にしたいというお話もありますので、国の補助自体がいつまで続くか町長もおっしゃったように分かりませんけれども、ただ先進的なこういう技術が登載された車がある程度普及して、少しでも車に乗って動いていきたいと考えていらっしゃる方は、やはりこういう制度を利用しながら機械の登載した車に乗れるようにしていくのが安全策の一つと思いますので、ぜひそこのところどのような形で推進していくのか、具体的な考え方がもしあれば、もう少しお示ししていただきたい。
答弁 町民課長 平山宏照(町民課長は2022年12月まで)
お答えをいたします。この国のサポカー補助金の制度でございますけれども、75 歳以上の方が踏み間違い事故を多くの割合で起こされている現状から見ますと、非常に有効な制度でございまして、高齢者の事故防止に役立つものだと考えております。この補助、国の補助を多くの方に知っていただき、利用していただきたいということで、先ほど答弁の中でも話しましたけれども、高齢者、65 歳以上が対象だということでございますので、情報発信につきましても高齢者の方が分かりやすい方法、ホームページに載せるだけ、フェイスブックに載せるだけではなくて、紙でしっかりとお渡しできるような体制、そしてフェイス・トゥ・フェイスで直にお会いして説明できる体制、紙、申請書が分からなければこういうものがありますよとすぐに現物がお渡しできる、見本がお渡しできるような体制を整えながら高齢者の方に、より多くの方に御利用していただく体制を整えてまいりたいと考えております。以上です。
質問 4番 台蔵征一
ぜひともお願いしたい。あえて私一般質問という形でここに立たせていただいたのも、マスコミに取り上げていただいて、こういう制度が実際にあって、安全装置も後付けで付けられますということを周知するということも大事なことと私も考えます。タクシーチケットの関係も一緒に、こういう支援もやっておりますということで、ぜひとも周知徹底して町内で見たくない事故が起きないようにしていただきたいということであります。メーカーにお聞きしますと、国からの補助金をいただく場合、新車で 10 万円、中古車で4万円という補助金申請はメーカーに申請をして、メーカーが国から支援金をいただくシステムだそうです。ですから、かかった経費そのものの国から支援がある残金、残りのお金が個人負担という形で事業が進んでいるようであります。できましたら私は鹿追もPRしながら、鹿追も支援しますよという方向を検討していただければありがたいなということで、再度、何回も申し訳ありませんけれども、お答えは同じかもしれませんけれども、町長締めていただければありがたいのですけれども。
答弁 町長 喜井知己
お答えいたします。この制度の周知につきましては、私もサポカー補助というのは知ってはいましたけれども、今回御質問をいただいてホームページ、国や協会のホームページを見てこういう仕組みなのだと私もやっと分かったということでありますので、当然高齢者の皆さんはあまり御存知ないというのが実態だと思っています。先ほど町民課長からお答えしたとおり、65 歳以上の方でももちろんホームページを見たりする方もたくさんいらっしゃいますけれども、どちらかというと紙ベースでという周知の仕方がいいのではないかと思いますので、それについてしっかりと取り組んでいきたいと思っています。免許証返納の話も若干出ましたので、参考までに申し上げますと、今月 12 日に新得警察署の交通課の方が鹿追町に来ていただいて、臨時窓口ということで2回目の開催になりましょうか、開催をしましたところ、9名の方が手続きをされていっております。これからもいつとは言えませんけれども、年に2~3回ぐらいのペースで臨時窓口なんかも設置していきたいと思っております。免許証返納については年々少しずつ数が増えてきております。先ほどのタクシーチケットの特例の交付もありますので、そういったこともしっかり周知をしながら、返納を考えている方には利用していただけるような周知をしっかりしたいと思います。町の上乗せの関係につきましては、先ほどお答えしたとおりでありますけれども、いろんな状況の変化もあると思いますので、この制度の普及状況だとか、いろんな状況を見ながら引き続き状況を注視して研究を進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
質問 4番 台蔵征一
ありがとうございます。タクシーチケットも昨年から見たら今年の当初予算で 500 万円から 750 万円に予算も上げてしっかりと対応しているということでありますので、何回もお話しますけれども、ぜひこういう制度があって、鹿追もこういうタクシーチケットも一生懸命支援していますよというところも改めて支援をPRしていただければありがたいと思います。終わります。