みんなの議会

鹿追町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日

子どもの放課後の居場所づくりと学童保育所のあり方について

2016年3月10日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「子どもの放課後の居場所づくりと学童保育所のあり方について」質問し、町長 吉田弘志、福祉課長 佐々木康人が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 吉田弘志、福祉課長 佐々木康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 山口優子

議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。子どもの放課後の居場所づくりと学童保育所のあり方についてという標題で、答弁は町長にお願いいたします。少子高齢化、人口減少社会を迎え、教育、保育、地域の子育ての支援の質、量ともに、さらなる充実を図るため「子ども・子育て支援新制度」が2015年4月に施行されました。鹿追町においても認定こども園がスタートし、第3子の保育料無料化、中学生まで医療費無料、また、病後児保育や不妊治療、妊婦健診に対する支援なども充実してきています。また、子ども向けの無料イベントも多く、ふれあい2015やスノーパラダイス、アートキッズクラブなど、工夫された楽しいイベントが沢山企画・実施されており、多くの親子たちから大変好評を得ています。また、プールやスケートなど各種スポーツ教室や少年団、サークルも充実しており、親の経済的負担も少なく、子どもたちがいろいろなスポーツや習い事に挑戦できる環境にあることは大変素晴らしいことと感じています。そのような恵まれた環境ではありますが、「子どもの放課後の居場所」について、子育て支援、子どもの心身の健全な育ち、高齢者の生きがいづくりの3つの視点から現状の課題の解決を提案させていただきます。まず、学童保育所(放課後児童クラブ)について。児童福祉法に基づき、「親の就労支援」の目的からのスタートであったが、親のニーズが多様化してきており、学童に預けたいが、時間や料金の都合がつかず利用していない潜在希望者がたくさんいる現状にあります。1、現在の受け入れ時間は8時~17時45分であるが、認定こども園の預かり時間と同じ7時30分~18時30分にするのが兄弟のいる家庭にとっても助かるかと思う。また、第2、第4、第5土曜日が休みなので、土曜日も毎週開所できないか。2、料金について。現状は月ごとに3,000円プラスおやつ代2,000円ですが、月の途中の入退所、長期休暇中のみ利用したい、習い事があるので週に2~3日だけ利用したいというニーズも多いので、保育料金の日割り計算に対応してもらえないか。3、現状では、定員65名に対し、保育係が2名と全員に目が届きにくい環境にある。また、特別な支援を必要とする児童も同様に受け入れをするのでなおさらである。そこで、鹿追町の既存の育児サポート、育児ネットに登録している会員や寿勤労会、または有償ボランティアを数名募集して見守りの充実を図るのはどうか。4、保育の内容について、「子どもの心身の健全な育ち」の視点から、現状の「自由遊びの見守り」にとどまらず、文化的体験などができる機会を充実する方向が、国の「放課後子ども総合プラン」の指針とも合致する。その際、高齢者ボランティアの方などに指導者になっていただければ、「高齢者生きがいづくり」にも大いに寄与すると思うがどうか。5、笹川小学校、上幌内小学校、通明小学校の児童で学童保育希望者がいれば、スクールバスなどで学童へ(通明小はうりっこルームへ)送るような対応も必要と思うがどうか。学童保育以外の放課後の居場所について。6、小学生に限らず、中高生においても「町内に勉強や読書ができるような空間が少ない」という声がたくさんある。町立図書館の2階の会議室を自習室として開放しては。併せて、現在18時までの図書館の開館時間を19時にする対応は。また、町民ホールの1階ロビーと2階ロビーに勉強ができるようなテーブルを数台設置し、本棚も置き、自習室の機能と図書館の分館機能を持たせるのはどうか。または分館にするのが難しいのであれば、毎年2,000冊ほど出る除籍対象図書と寄付による本棚を作り、自由に利用してもらうのはどうか。7、出入り自由の「児童館」が欲しいという声について。現在、新こども園舎建築検討中の計画の中に児童館も検討中ではあるが、児童館の機能(国の施策の中の「放課後子ども教室」)は既存の建物でも実現できるかと思う。例えば、町民ホールのロビーなどで、主に小学生を対象に、これも高齢者ボランティアさんに「人生の達人塾(仮)」として、昔の遊び(例えば、将棋、囲碁、折り紙、けん玉、編み物、お手玉など)を教えてもらうのはどうか。現在の子育て世代の親たちは、ゆっくりと子どもと将棋をしたりする時間がなかなか取りづらいですし、また、教えられないことも多いので、このような昔遊びを教えてもらえればありがたいかと思います。このような昔遊びは子どもの脳の発育にとても良いし、子どもたちも大変喜びます。子育て支援、世代間交流、高齢者の生きがいづくりと、3世代にとってメリットがあります。鹿追の保護者の中では、プールや図書館がすべて休館日で行くところがないという、いわゆる「月曜日問題」がありますが、この「人生の達人塾(仮)」をまずは週1回、月曜日の15時~18時半で始めてみるのはどうでしょうか。以上、現状の課題、保護者からの要望を踏まえ提案させていただきます。町長のお考えをお聞きします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

山口議員からは、子どもの放課後の居場所づくりと学童保育所のあり方についてということでご質問をいただきました。7点に亘っております。順次お答えをさせていただきます。学童保育所は、労働法により昼間保護者のいない家庭の小学校1年生から4年生までの児童を対象に、児童の保護及び遊びを通して健全育成、指導を行う事業であり、町では社会福祉協議会に、今、業務を委託をして実施をしているところであります。まず、1点目の、学童保育所の受け入れ時間と土曜日の開所の関係でありますけれども、現在学童保育では、平日は下校時から午後5時45分まで、また、第1・第3土曜日や参観日などの振替休日には午前8時から午後5時45分までの間、保育を実施しているのが実態であります。第1・第3土曜日の利用状況は、1日当たり1ないし4名、しかも午前中までの利用が大半でありまして、今後、この少ない利用状況の中で時間の延長、あるいは土曜日の開所がどうなのかについて、さらにニーズについて把握をさせていただきたい。利用が多ければ、その段階でご提案の内容に沿った考え方を持っていくのも必要というふうに考えているところであります。2点目の、利用料金の日割り計算に対応してもらえないかというご質問ですありますけれども、学童保育には、家庭に代わる毎日の「生活の場」となるための欠かせない要件があります。それは「継続して利用する子どもたち」の生活の場としての機能であります。学童保育は、単に子どもを預かるということだけではなくて、「親と指導員が一緒に子育てする」という性格が強い施設でありますので、習い事があるので数日だけ、あるいは数時間預かってほしいという、そういうニーズに対しては、なかなか馴染みにくいのかなというふうにも考えているところであります。また、日割り計算も含め、利用料金についても引き続き検討をさせていただきたい、このように考えているところであります。3点目の、育児サポート、育児ネットまたは有償ボランティア等で見守りの充実についてでありますけれども、ボランティア育成の観点からも十分に研究をする必要があると、このように考えておりますので、お話のとおり、いわゆる高齢者等との相互のボランティアとしての開発ということも考えていく必要があろうかというふうに思っております。4点目の国の放課後子ども総合プランにつきましては、文部科学省及び厚生労働省が連携の下、総合的な放課後対策を推進するとされております。本町におきましては学校教育、社会教育との連携の下で、高齢者の生きがいづくりに寄与できるシステム作り等々についての研究調査も併せて実施をしていこうというふうに考えているところであります。5点目の地域の児童で学童保育の送迎の対応が必要という質問でありますけれども、そのニーズにつきましては、状況をさらに踏まえて対応ができるのかどうかについて考えていきたい。現在のバスの運行等々の状況の中では、非常に困難というふうにも考えられるわけでありますけれども、こうした、議員おっしゃられるような問題に対して応えるのが行政でありますから、これらについても十分検討させていただきたい。何らかの方法がないのか考えてまいりたいというふうに思っております。次に、学童保育以外の放課後の居場所についてお答えをいたします。女性の社会進出や共働き世帯などが増えて、子どもたちの放課後の過ごし方につきましては、安心で安全な居場所づくりが求められております。本町におきましても、学校が終わった放課後の過ごし方、図書館で学習をしている生徒や、町民ホールあるいはスポーツセンター等で時間を過ごす子どもたちがおり、山口議員のご指摘のとおりというふうに思っておりまして、その必要性については承知をしているところであります。私は、これらの施設をどういうふうにすれば使えるのか、これについてもできないという前提に立つのではなくて、やろうと、必要があるという前提で、今後管理をしている各課、あるいは部署との協議をしてきたいというふうに考えております。6点目の、小学生に限らず、中高生においても町内に勉強や読書ができる空間が少ないという声がたくさんあるということでありますけれども、ご提案のいただきました、町立図書館2階の会議室を自習室として開放してはということにつきましては、これについては2階ということで、非常に管理の問題等々もありますから、必ずしも2階でなくても、そういうスペースがないのかどうかについて今後検討していくというふうに考えているところであります。次に、図書館の開館時間を19時にする対応は、についてでありますけれども、現在、毎週金曜日に19時までの開館時間の延長を行なっており、その18時から19時までの利用実績は、全く利用がないという時も数日あるというふうに聞いております。開館をしているということについては、やはりそれを管理する職員の配置等もなければならないわけでありますし、いろいろと経済的な問題もありますので、さらに、今のご提案に対しての対応の仕方、その必要性等々について十分調査をして対応してまいりたいというふうに思っております。次に、町民ホール1階ロビーと2階ロビーに勉強できるようなテーブルを数台設置し、本棚も置き、自習室の機能と図書館の分館機能を持たせると、分館にするのが難しいのであれば、毎年2,000冊ほど出る除籍対象の図書を置いてはどうか。これらを有効してはどうかという提案であります。これらについては、私は全く異論のないところでありまして、今後そういうことが可能かどうか、開館の利用の状況と併せて考えてみる必要があると。私は、公共施設というのは、有効活用されて初めてその価値があるわけでありますから、すべからくやるという方向での検討をしていきたい。これについても管理をする部署との調整が必要と考えておりますけれども、今後詰めていきたいというふうに思っております。7点目の、出入り自由の児童館が欲しいという声についてでありますけれども、人生の達人塾についてであります。ご提案のとおり、子どもたちが高齢の方々と昔の遊びを一緒に行うことにより、子どもたちにとっては、昔の遊びが新たな発見であり、高齢者にとりましては社会参加、社会貢献の自助ということで、そうした塾の開設をしてはいいのではないかというお話でありますけれども、お話のとおり、私もその通りだというふうに思っております。核家族をする中で、そうした触れ合いのない子どもたちが大勢いるわけでありますけれども、何らかの方法でそういう機会を設けることができれば非常に良いというふうに思いますから、これについても関係と協議をしながら進めていこうというふうに考えております。いずれにしても、放課後の居場所づくりは、子どもたちの適切な遊びや生活の場の確保として、小学校の空き教室や公民館などを活用しながら地域の方々の参画を得て、学習やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動などを行い、子どもたちが健やかに成長できるよう、地域・学校・行政が連携して協力体制を整えていかなければならないと考えております。子どもの安心や安全を確保するにあたっては、保護者や管理をする大人の視点だけではなくて、子どもの考え、子どもの意見等を尊重するということも大事かというふうに思っております。今回、山口議員より町民ホール・図書館の利活用や「人生の達人塾(仮)」など、非常にユニークな提案をいただきましたけれども、これらについては、十分その可能性、施設も含め、財源も含め、そしてニーズも含めて検討させていただきたいというふうに思っております。いずれにしても、子どもたちが学校、放課後ですね、下校した後、鍵っ子等々については学童保育ということでの対応をされているわけでありますけれども、それ以外の子どもたちも、私はこういう農村地帯においては同じような環境下にあるのではないかというふうにも思われるわけでありまして、これらをどうすべきなのか、学校で行なっていることをさらに延長して、同じことを同じ対象に枠を広げるということになれば、莫大な予算と施設が必要になってきます。どこまで対応できるのかについても考えなければならないわけでありますけれども、ここまでいけば、果たして地方自治体、町村だけで取り組める問題なのか、今子どもたちが健全に育つためには、やはり、総合的な国のそうしたことに対する対応も極めて必要だというふうに思っております。私は最近非常に思うのは、これは申し訳ないけれども、教員、先生方に非常に市町村に住まない、通いの先生方が多くなっております。これも私はある意味、子どもたちが下校後、社会の中で生活する上では、先生というのは、ある意味では非常に頼りにする。そして、大人の目、大人の指導、そうしたものが有効に子どもたちにとっても作用する時間ではないのかなというふうに思うんですけれども、そうした状況が、教育現場においてもそういう状況が出ているということを考えますと、教育ということに対する大人の、やっぱり考え方について一考を要する時期が来ているというふうに思っております。私も教育の現場にはおりませんけれども、教育行政を担った時期がありますけれども、やはり、先生というのはその町に住んで、下校後も教育、授業を行うということではなくて、やはり子どもたちにとっては素晴らしい指導者としての社会的な役割を発揮をするような、そういう教育環境、生活環境が望ましい、このように思っておりますので、どうか今後も一層子どもたちが健全に生活ができるようにご指導をいただきますようにお願いをして、答弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。

質問 1番 山口優子

非常にご丁寧に一つ一つ答弁してくださってありがとうございます。町長おっしゃる中で、保護者のニーズ、子どもたちのニーズの把握に努めて今後必要性があるかないかということも総合的に検討してくださるというお話でした。ニーズの把握については、どのように行なっているかということを1点再質問とさせていただきます。今回、いろいろな人にお話を聞いたんですけれども、社会福祉協議会や福祉課の方にはこういう要望とかがあまり上がってないということも聞きました。学童に入る時に説明会というのはあるんですけれども、一度入ってしまうと、そのあと要望などを言う機会が、年が変わってもそれ以降はそういう機会がないと。個々で要望上げればいいんですけれども、お母さん方に聞くと、やはり無記名のアンケートなどを実施してくれないとなかなか要望が言いづらいというようなことがあるそうでございます。例えば学童について、1日保育の日は携帯ゲームの持ち込みが可である。持ち込みができるという事であったりとか、保育の内容のカリキュラムについてとか、今学童では外遊びができない、外に行ってはいけないということになっているんですけれども、そういうことについても保護者の要望はどうなっているのかというお話もありました。そういうアンケートや保護者の会などの場も必要ではないかなと思います。今、利用している人のニーズについての把握でしたけれども、利用していない人のニーズというのもまたあると思います。現在鹿追町に学童保育の待機児童というのはおりませんけれども、時間や料金の面でニーズが合わずに利用の申し込みをしていなかったり、母親が仕事を辞めてしまうというようなケースもあります。これは、待機児童にはカウントされないので、待機児童ゼロというふうになってますが、本当の実態はどうなのかと。また、学童に入れたいけども入っていないという子も実際います。その子たちは仕方なく兄弟もいるのかもしれませんけど、一人で家で留守番をしているというような状況にあります。利用していない理由が料金なのか、時間なのか、内容なのか、また、利用していたれどもやめてしまったという人の理由、これらも把握が必要かと思います。鹿追でも不審者の目撃情報などもゼロではなくたまにありますし、防犯の面、防災、安全の面、また子どもたちの健全育成の面からも、学童保育対象である児童が学童保育に通わず、家で一人で留守番しているというような状況は危惧される状況なのかなと思うので、そういった利用していない人のニーズと、利用している人のニーズの把握に努めるべきだと思いますが、そのようなニーズの把握については、今まではどのような形で行なってきたかということで再質問させていただきます。

答弁 福祉課長 佐々木康人

今、山口議員おっしゃるとおり、学童保育の利用者のニーズの把握についてですけれども、実際のところは、直接的に学童保育の指導員にお話ししていただくか、あるいは福祉課の方にお話ししていくしか、今のところニーズの把握というのはできない現状であります。また、利用していない人のニーズ、こういったことも今おっしゃっておりましたけども、どういう方法があるのか、それも含めて検討させていただきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。

質問 1番 山口優子

はい、ぜひニーズの把握に努めていただいて、より良い利用者の、保護者の、子どもたちの希望が叶えられるような形になっていければいいのかなと思います。次に、保育の質の内容についてなんですけれども、保育士をはじめとするスタッフの方たちがとても頑張って保育をしていただいているということは十分に存じております。ただ、子どもたちの中には、特別な支援を必要とする子もいます。そういった子たちに対する研修などを現状の保育士さんたちが受けるチャンスがあるのかどうかということと、保育のカリキュラムの工夫、先程ボランティアの活用なども提案させていただきましたけれども、保育のカリキュラムの工夫についてと、高学年の子たち、現在、学年が上がるにしたがって子どもが減っていってるというか、必要性を感じなくなってやめていっている現状があるんですけれども、高学年の子たちにとって学童保育がつまらない場所になってしまうということでやめていってしまってるということもあるのではないかと思います。現在は、自由遊びの見守りということになっていますので、各々が漫画を読んだり、それぞれ友達と遊んだり宿題をしたりという形になっています。国の指針では、今後小学6年生までも受け入れなさいということですので、高学年の子たちにとって魅力ある、安心できる生活の場としての学童のあり方というのも考えていかないといけないかと思います。そういった面の評価、また見直しの仕組み作り、スタッフの研修についてお答えいただきたいと思います。お願いします。

答弁 福祉課長 佐々木康人

学童保育の、保育の質ということでございますけれども、議員質問にありますように、2015年の4月から放課後の子ども子育て支援新制度ということで、放課後児童支援員という資格を持った方が学童保育所に配置するというような取り決めになっております。この放課後児童支援員につきましては、道の方の研修を一定時間、24時程度というふう聞いておりますけども、研修を受けなくちゃならないということになっております。これは、まだちょっと猶予期間がございまして、5年間の猶予期間がございまして、順次、うちの指導員の方もその研修に参加して、そういったカリキュラムに対応できるような体制を整えていくところでございます。それと、学童保育の対象年齢が、鹿追町では小学校4年生までということですけれども、基準では、小学校6年生まで引き上げられているところであります。このことも含めまして、対象年齢が上がると学童に通う人数も減っているという現状もございますので、先程お話したとおり、そのニーズも含めて把握をする検討をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 山口優子

はい、よろしくお願いします。ボランティアについての件なんですけれども、先程町長も前向きに検討していただくというご答弁でしたけれども、鹿追町にたくさんのボランティア団体がすでに存在しています。ボランティア団体連絡協議会に所属しているのは7団体で、150名以上いらっしゃいますし、寿勤労会にも39名の方が登録していただいています。鹿追小学校のボランティア団体きらめき隊というのも10名いらっしゃる。育児ネットというのは500円から600円で育児の手助けをするというネットワークなんですけれども、こちらの援助隊も12名で、保育士の皆さん方で組織されてるというか、保育士の方がたくさん登録していただいているボランティアすまいる隊も56名と、とてもたくさんのボランティアしていただける人たちというのが町にはいて、それは素晴らしいことだなと思います。鹿追小学校の方でも、熟年会の人たちのボランティアを呼んで、小学1年生が対象だったんですけれども、駒作り、駒回し大会、凧揚げ、凧作りなど、2月に行なったそうでございます。やはり、子どもたちもすごく喜んでいて、そういうお年寄りと子どもたちの触れ合いということと、昔遊びというのは本当に私も親の一人としてぜひ教えていってほしいなと思います。子どもたちとても喜ぶと思うので、そういう本当に簡単なことでいいんですよね。お手玉とか、あやとりとか、そういうことであれば、どのような方でも教える側に立っていただけると思うので、ぜひお願いしたいです。そういうボランティアなんですけれども、一つお願いしたいのは、有償ボランティア、全く無償のボランティアではなく、有償ボランティアということで考えていただきたいなと思います。ボランティアで、手弁当でやってくれるという方もあるんですけれども、やはり交通費、ガソリン代、あとお弁当代、おやつ代位は最低限支払っていただいて、それが生きがいにも繋がるのかなと思いますし、また、若いお母さん方の中にも週に1回から2回位だったら社会参加したいという人もいます。あと、高校生の中にもボランティア同好会に入っている子たちもいますし、ふれあい2015などの小学校、中学校、高校生のイベントを見ていると、鹿追の高校生たちはとても上手に小さい子たちの面倒を見て、世話を焼いてくれているような現状があるので、高校生や若いお母さんたち、若いお父さん方たちのボランティアというのも考えてほしいなと思います。ボランティアについて、有償ボランティアというやり方を導入することが可能かどうかお伺いします。

答弁 福祉課長 佐々木康人

ボランティア制度についてお答えいたします。実は今再来年度に向けまして介護予防、国の介護予防の関係で、これは高齢者のボランティア育成ということで協議をしている最中でございますけれども、その中で、全年齢を対象にしました、今山口議員おっしゃったとおりのボランティア制度について、まさに今協議をしている最中でございますので、有償、無償、今いろんなボランティアの考え方もございますけども、そこも含めまして検討している最中でございますのでご理解いただきたいと思います。

質問 1番 山口優子

では最後に、今後の町としての放課後児童の居場所のあり方についてもう一度質問させていただきたいと思います。現在鹿追町で妊娠前の不妊治療費の助成から妊娠中の検診、出産、そして幼・小・中・高の一貫教育というのが推進されています。切れ目のない継続的な子育て支援に取り組んでいるという鹿追町の現状であります。この2007年からの放課後子どもプランは、厚生労働省が所管している放課後児童健全育成事業と文部科学省の放課後子ども教室推進事業とまとめて推進していくということであります。厚生労働省なので福祉課、文部科学省なので教育員会という形で、鹿追町でもいろいろな課が横断的に係わっている事業になるかと思うんですけれども、その関係する課を一元化するような連絡会議などでの連携についてはどのようにお考えかという点と、この学童と児童館というのを一体型という形で進める向きもありますけれども、先程町長もおっしゃったように、学童保育というのは、児童館とは違って児童福祉法で定められた子どもの安全安心な家庭の代わりとなるような生活の場でなければならないと思いますし、その子の出欠の状況やその子の健康状態とかも含め、しっかり把握できるというメリットがある、生活の場であるということで、保護者との連絡をしっかりとっていけるというのは何よりも親にとって安心できることかと思います。一体型という形になっていく方向性は、国の方ではあるんですけれども、そういう方向性になっても学童の子どもたちの安全安心な家庭の代わりとなる生活の場というところはしっかりと守っていただきたいと思います。こども園の関係では、親の就労の有無で預かる、預からないを変えないということでこども園スタートしてますけれども、学童保育についても、親の就労の有無で子どもの居場所を分けないという同じような考え方もあります。今後の放課後児童の居場所、または学童保育のあり方について、例えば、面積や人員配置の基準などを鹿追町独自の基準の最高を考えるべきではないかと。今後どのような形を目指していくのか、方向性を示していただければと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

山口議員から盛りだくさんのね、ご提案あるいはあるべき姿についてお話をいただきました。私は、おっしゃってることはその通りと。ほとんど反論する余地のないお話だと思うんですね。それじゃ今の日本の教育環境、子育て環境等々の中で、どこまで地方自治体で応えることができるのか。子どもは国の宝、社会で育てるべしというそういうお話もあります。そういうところにしっかりと視点を置いて政策を展開していけば、今、お話をいただいた多くが解決をされるだろうというふうに思っておりますし、だんだんと人間の数が少なくなっている状況の中で、主婦もどんどんと社会進出をしていくということになれば、なおさらのこと子どもたちの環境、全体的な環境ですね、そういうものについてのあり方等々について問われる時期が来ているということを私も痛感をいたしますから、そういう意味で、今お話のあったすべての点について、それじゃ鹿追町でどれだけできるのか。同時に、国あるいは北海道に対して、そういう点においてどういうお話をしていくべきなのかということについて、私なりの、今後子育て環境の整備について取り組みをしていきたい。今までも私は学童保育等々についても、している、していないに係わらず、放課後の子どもたちがその辺でうろうろしてね、危険にさらされているという一面等々を考えるとやっぱりどうなのかなと。先程ちょっと、今の教育者のあり方についても、そういうところにも、実は社会人としての教師としての立場だけじゃなくて、一度学校を出ればそういう役割があるはずであります。そういう点もどうなのか。今、大人の目、あるいは指導力というものが、そういう意味では非常に欠如してきているなというふうに私は感じておりますので、先程文科省と厚生省という中での、こども園というのは、なんとかそれを少しでも不合理性を解消するための方法としてこども園というものがあるわけでありますけれども、しかし実態としては、中身の中でも実はやっぱり厚生省、あるいは文科省というものが歴然として、今現在もそういう構想を出されていてもあるわけですね。ですから、この辺からやっぱり変えていかなければならないというふうに思っておりますんで、どうかそういう声をどんどんと皆さん方も出していってほしいなと。一緒になってそういう問題等に立ち向かう必要があるというふうに思っております。そんなことで、一つ一つについて答えにはなっていないというふうに思っておりますけれども、おっしゃってることは、私はそうあることがやっぱり望ましいというふうに思っていますんでね、昔は三つ子の魂云々だから3歳まではお母さんのミルクで、おっぱいで云々というお話ありましたけど、今こういう人口動態の中でそれは言っている時ではないと。ですから、町もゼロ歳児から保育をしていると、お預かりをすると。そして働いている、していないに係わらず、そういう体制をとっているわけであります。それは、そこくらいまではなんとか自治体の努力でもできると。さらに、学童の部分にすべてを今の理想で追求をしていくということになれば、これはもう社会学校、同じレベルのものを作らなければ、私は不可能というふうに思ってまして、この辺も含めてね、やっぱり十分考えてみる必要があるんではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。以上であります。

質問 1番 山口優子

ありがとうございました。

出典:鹿追町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる