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士別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日

今後の住宅施策について

2025年6月18日、士別市議会の一般質問で、西川剛議員が「今後の住宅施策について」質問し、建設環境部長 藪中晃宏が答弁しました。

質問者
西川剛 議員
答弁者
建設環境部長 藪中晃宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 西川剛

次に、今後の住宅施策についてというテーマで質問いたします。持ち家にお住まいの単身世帯の高齢の方から、家の維持費が大きな負担となっており、できれば生活の利便性の高い地域での賃貸住宅の住まいを求める声がよく聞かれます。そういった意味では、公営住宅の入居希望者は多いと思います。しかしながら、単身可、一部単身可住宅といった指定の現状、対象となっている住宅の所在など、本地域においては単身高齢者の求める住宅は潤沢ではない現状だと思われます。まずは、市営住宅の入居相談において、高齢者の単身入居に関して、入居数や相談数など、ニーズが高まっている実態なのか、状況を把握されていればお知らせください。そして、まずは単身入居可能な公営住宅の現状についてお伺いします。高齢であることなど、住宅困窮の方が入居申込みできる一部単身可、それ以外の方も申込みができる単身可の住宅数と、全体に占める割合、また、それら住宅の入居率についてお知らせください。一部単身可、単身可公募住宅は、上士別、多寄、温根別、朝日にある以外、市街地の要件では、部屋数や面積などがあります。単身可の公募住宅については、耐用年数が半分経過すると増えるという仕組みになっているようです。今後の一部単身可、単身可の住宅数は最大でどれぐらいになるのでしょうか、また、そのうち市街地住宅数についてはどのぐらいでしょうか、お知らせください。その上で、これら公営住宅を含めた今後の住宅施策についての市の考えをお伺いしたいと思います。先ほどもテーマとして取り上げましたまちづくり総合計画における住宅関連施策では、現状、公営住宅や空き家に関するものが中心です。そこで、個別計画でございます令和4年度に見直しをされた、令和5年度から令和14年度までの10年間を計画期間とします士別市公営住宅等長寿命化計画、こちらを見ますと、人口、世帯数の推計では今から7年後、2032年、令和14年の人口は1万5,043人、世帯数は7,324世帯、平均世帯人員は2.054人でございます。その15年後、2047年、令和29年の人口は1万1,558人、5,903世帯、平均世帯人員は1.958人と、平均で2人を下回るとされております。この推計の点からも、今後の公営住宅の入居資格、現在は同居する親族がいる、複数人という要件については、当然、今後緩和していく必要があるのではないかと考えるところですが、いかがでしょうか。さらに、昨日の加納議員の質問では、市としては今後、空き家を発生させないことを目的として、いわゆる終活における住宅の取扱い、処分も含めたその取扱いについて啓発をしていくということでございます。そうなれば当然、代わりの代替住宅が必要となってきます。そういう面からも、その誘導策として公営住宅の高齢者単身入居の受皿を拡大する必要があるのではないかと考えるところですが、いかがでしょうか。見解を求めます。さらに、今後の地域全体の住宅施策を考えれば、やはり利便性の高い地域への誘導も必要だと考えます。市長公約であります季節移住対策事業は、令和5年度に、医師住宅を活用し、冬期間のまちなか移住を実施されました。現時点、ニーズは低いとして、翌令和6年度で廃止となっています。その際も、中止等の最後の総括の理由の中では、将来的なニーズはあるとされておりますし、新たな対策を検討するとされた同事業では、今後も中心部、市街地部の住まいの誘導ということを考えれば、まずは公営住宅の活用となると思いますが、新たな建物がなかなか建築できないとするならば、民間施設の活用も検討すべきではないかと考えるところです。当該の施設として想定されますのは、特に従事者確保が難しくて休止をしています、また、今後の人口減によって事業縮小の可能性もある介護施設などについては、建物を建てる段階から高齢者向けの造りでもあることから、地域として、今後、活用検討に値するのではないかと考えるところでありますが、今後の住宅施策を考えるに当たって、公営住宅以外のこういった民間資産の把握などについてどのように考えていらっしゃるか、見解をお伺いしまして、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 建設環境部長 藪中晃宏

西川議員の御質問にお答えします。初めに、公営住宅の入居状況についてです。令和7年4月1日現在、士別市では、道営住宅を含む公営住宅は、全体で1,104戸管理しており、入居数は766戸、入居率は69.3%となっています。公営住宅の入居相談については、世帯状況が多岐にわたることから、単身高齢者に限った集計は行っておりませんが、単身入居に係る問合せは一定数あると認識をしています。また、60歳以上の高齢者など一部単身入居可能な住戸の公募を行った際は、複数の入居希望者による抽せんが行われる場合が多いことからも、高齢単身者による公営住宅入居のニーズは継続してあると考えております。次に、単身入居可能な公営住宅の現状についてです。令和7年4月1日時点における一部単身入居可能な住戸数は156戸で、入居戸数は140戸、入居率89.7%となっています。また、年齢など制限のない単身入居可能な住戸数は332戸で、入居戸数は200戸、入居率は60.2%となっており、合わせて488戸の単身等入居可能住戸があり、管理戸数全体の44.2%、入居率は69.7%となっています。次に、耐用年数経過による単身入居可能な住戸数についてです。市の条例や公営住宅法に定める耐用年限の2分の1を経過し、単身入居が可能となる住戸については、将来的には面積、間取りなど要件を満たした住戸全てが該当となりますが、仮に令和17年度まで10年間と想定した場合、東山団地や桜丘団地など、市街地区で計50戸の増加が見込まれます。なお、市街地区以外の団地は全ての住戸が単身入居可能となっています。次に、公営住宅における単身入居要件の緩和についてです。公営住宅の入居には、法令に定める世帯員数や所得、間取りなど様々な要件があることから、市街地地区における単身入居可能な住戸の公募は、3LDKなど世帯向けを除いて行ってきました。しかし、募集しても応募がない世帯向け住戸の増加や、入居者が減ったことによる共益費負担などの問題があることに加え、本年5月には道営住宅において一定期間募集を行っても応募がない世帯向け住戸に対して単身の応募を可能とする要件緩和が行われたことから、士別市においても道営住宅の申込み状況を勘案するとともに、民間の共同住宅との供給バランスや多世代が住む地域コミュニティの視点も考慮の上、市街地区の団地における応募要件の緩和を検討していく予定です。最後に、民間資産の活用や把握についてです。士別市の市営住宅は、将来の人口、世帯数を見据え、公営住宅等長寿命化計画や公共施設マネジメント基本計画を基に適正な管理戸数への削減を進めていることからも、民間資産となる施設を市が利用する施策は難しいと考えています。現在、介護施設などの状況は把握しておりませんが、民間事業者が福祉施設を共同住宅に転用するなど、事業形態の変更については情報収集に努めるとともに、今後におきましても、地域の人口動向や民間の共同住宅供給状況などを踏まえ、公営住宅事業の推進を行ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる