士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
公共施設の最適化について
2024年12月12日、士別市議会の一般質問で、真保誠議員が「公共施設の最適化について」質問し、教育長 泉山浩幸、市長 渡辺英次が答弁しました。
- 質問者
- 真保誠 議員
- 答弁者
- 教育長 泉山浩幸、市長 渡辺英次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 9番 真保誠
最後の質問でございます。公共施設の最適化につきまして質問いたします。非常に西川議員とかぶる部分ももしかしたら出てくるかもしれませんが、御承知ください。去る11月15日に持続可能な財政運営を目指してとして、報道機関に示されました内容につきましての質問でございます。その前段、11月8日に朝日町で開催されました公共施設の在り方についての意見交換会に参加してまいりました。内容につきましては、朝日スキー場、朝日プールの今後の在り方についてであります。その以前に、本年6月と記憶しておりますけれども定かではありませんが、朝日町内にあります地域の集会所や多目的施設についての地域住民を集めての在り方の意見交換会が開かれておりました。いずれも決定ではありませんが、今後、計画に沿って見直し最適化と称した統廃合の説明であると思っております。令和5年3月の第1回定例会大綱質疑で私の質問の中で公共施設マネジメント基本計画に触れまして、公共施設の統廃合についての答弁で、このようにお聞きしております。これは、行政側の答弁でございます。本計画の削減計画は、令和7年度までの第1期で検討を行う施設と令和8年度からの2期以降で行う施設を位置づけしているもので、具体的にどの施設をいつ統廃合するかといったものは決まっているものではありません。どの施設にも利用者がいるため、廃止となれば必ず影響が出るものと考えています。一方で、施設を存続する場合も、市民全体で経費を負担することになることから、この影響も踏まえた検討が必要です。このため、施設の存廃を判断するために必要な情報を市民の皆様に適切にお示しする中で、広く御意見を伺うなど、その取組を加速させたいということで市政執行方針に盛り込んだところです。その上で、財政健全化実行計画最終年度であり、マネジメント計画の第1期の最終年度である令和7年度中に、将来的な施設の在り方を総合的に判断していきたいと思っております。と、このような答弁でございました。間違った、虚偽の答弁ではないと思っておりますが、ただ、住民の方々、市民の方々にどこまで浸透して、理解、納得されているかは定かではありません。本市広報やホームページで文書として開示通達することで果たして市民理解や合意形成ができるものかというのは疑問であります。利用関係者に何度か意見を求めている実態は把握できましたけれども、広く意見を聞き、納得していただくということがまず大前提だと思っております。その点では説明不足や協議不足を問われても否めないでしょう。また、教育機関との協議はしているのでしょうか。教育施設として利用されている施設ですから、当然学校側への説明や意見も聞かなければなりませんし、PTA、保護者の皆さんへも同様であります。加えて、代替となる施設やスケジュール等も全て説明されることが先決と考えますが、いかがでしょうか。朝日スキー場は、昭和55年オープン後、既に44年経過しまして法定耐用年数も4年過ぎています。朝日プールは昭和44年に設置され、今年度で56年が経過しております。安全安心を考慮すれば、運営管理上問題があることにもなります。ただ、利用者目線からすれば、少しでも長く続けてもらいたいといった声が多いことも事実であります。双方とも存続するための案はないのでしょうか。ここの施設に限らず、今いろいろ出ております士別市内の公共施設についても、今後どうするか、今後の対策と考え方をお尋ねして、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 教育長 泉山浩幸
ただいまの御質問にお答えいたします。先般、記者会見を開催の上、持続可能な財政運営に向けた事務事業の見直しと公共施設の最適化に関わる市の考え方を公表したところですが、このうち、朝日スキー場と朝日プールの在り方に関するこれまでの関係者との意見交換などの経過について御説明いたします。朝日スキー場については、朝日アルペンスキー少年団の指導者・育成者と令和3年9月、令和4年2月に意見交換を行っております。また、アルペンスキー少年団に加え、朝日地区のスキー指導者も交えた意見交換を令和6年2月に実施し、本年11月5日には、朝日スキー連盟役員と、これまでの協議経過報告も含め、意見交換を行ってきました。また、朝日地区の小・中学校PTA役員に対しては、令和6年3月に朝日スキー場と朝日プールの在り方についての意見交換を行い、11月8日に朝日地区の自治会、小・中学校PTA、商工会等の関係者や市議会議員にも御参加をいただき、地域説明会を開催したところであります。本市からの説明内容として、朝日スキー場については、施設自体が耐用年数を超過している現状と、設備の老朽化や不具合により、利用者への安全確保に対する課題があることなどを説明しています。スキー場の開設当時から更新していないリフトの搬器、支柱、ワイヤーを支える受索装置など、安全なリフト運行には欠かせない設備の整備が今後も必要であり、多額の費用が見込まれるところであります。利用者や関係者の皆さんにとっては、朝日スキー場に対する愛着や思い入れが強く、これまで数々の選手を輩出してきた実績もあり、スノースポーツに親しむ拠点施設として重要な役割を果たしてきたことは十分理解しております。しかしながら、これまで可能な限り長寿命化を図ってきましたが、施設全体の老朽化が著しく、重大な不具合が発生するおそれや利用者の命に関わる事故が懸念されることから、これ以上の投資を続けて、この施設の延命を図るべきではないと考えているところです。市としては、移動の距離が増えることになりますが、計画的な整備により、安全にスキーやスノーボードが楽しめる日向スキー場を有していることから、令和7年度をもって朝日スキー場の運営を終了し、学校のスキー授業等に支障を来さないよう、送迎バス等の対応に配慮の上、日向スキー場に統合することを提案しているところです。次に、朝日プールについては、埋設配管やボイラー等が特に老朽化しており、施設維持のためには大規模な整備が必要となること、また、近年の利用実績から、今後さらに利用者数の減少が見込まれること、さらには、鉄骨の腐食が著しく、平成28年度に野外シート部分を撤去せざるを得なかったことから、天候に左右されやすく、開設期間も短いなど、プール施設としての機能は限定的であり、市としては朝日プールの運営についても令和7年度をもって終了し、学校での水泳授業など、今まで朝日プールが担ってきた役割を南郷プールに一本化したい考えを説明しているところであります。これらの協議経過が十分とは言えず、真保議員の御指摘の説明不足、協議不足という点につきましては、令和7年度中に施設の在り方を総合的に判断するとしていたことからも、説明、提案をする時期が遅くなってしまったことは反省すべきと考えております。今後につきましては、PTAや保護者を含む学校関係者との意見交換を行う中で、朝日スキー場、朝日プールに対する市の考え方を御理解いただくよう、利用者、関係者、地域の方々など、広く丁寧に説明してまいります。また、代替案については、統合先の施設、そういったものが代替施設となりますが、こうした施設の利用等のほか、財政的な理由や老朽度ばかりでなく、将来を見据えた市の考えをしっかり説明して、御意見を伺う中で進めてまいりたいと考えております。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 9番 真保誠
朝日スキー場とプールにつきましては、今、教育長からの御説明で理解しました。総体的な物の見方から言えば、今回公共施設の最適化ということで、先般先ほど話したとおり、報道機関を含めてホームページにも出されております今後の流れについては書かれております。説明不足ということで今お話しいただきましたけれども、現実、いろいろな市民の方からお話を伺うものは、結局、行政側と議会とのやり取りって、市民の方って本当に皆さん御存じないことが多くて、これって本当に反省しなければいけない部分もありますし、ましてや、これから議会議員、私も議員でございますけれども、要するに議決されたことに対して後からどうのこうのということは我々は本当に言うべきではないと思っています。ただ、市民目線からしましたら、そのいきさつさえ、中身さえ周知されていない方が本当にいっぱいいらっしゃいます。これが例えば広報だとかホームページだとかで実際に行政側としても出してはいますけれども、これを市民の方がどれだけ見られて分かっているのか。市民サービスというのは、上がっていくときは本当に皆さんよくなってきますから、何もおっしゃらないけれども。それが低下するときには非常に皆さん、苦言を呈されます。おまえら何をやっているんだって本当に議員の立場として、市民の方から。議会も、議員も議員だなということで、非常に叱咤されることが多くて。ただ、本当に今お話ししたとおり、周知されていない、市民にこのことが理解されていない、知らないということをまず第一に行政と議会はそこをなくしていかなければいけないのではないかと思います。それが今出てきた、例えば説明不足、協議不足につながると。ましてこれは、議決されて決まったことは、議員も本当に地元の地域に行って説明なり報告をしなければ本当はいけないことなんでしょうと私は思います。だから、単純に報道で、ホームページで、広報紙で出すことで、果たして通じているのかなというところのチェックも本来するべきなんでしょうと思いますし、今回のような公共施設の統廃合については、もっともっと早い時期にやるべきだと。そして、一部関係者だけの意見交換ではなくて、もっと市民、町民の方に周知することがまず大前提であると私は考えておりますが、この辺についてはいかがお考えでしょうか。
答弁 市長 渡辺英次
真保議員の再質問にお答えいたします。今回の定例会で、真保議員に限らず、公共施設マネジメント、それから事業アセスについての御指摘をいただいたところです。ただいまの答弁に関しましては、所管が教育委員会ということで教育長から答弁いたしましたが、今回の全体の部分で言いますと当然、執行者である私の責任だと思っております。御指摘のとおり、本来もう少し早い段階で方向性をお示しして、市民の皆さんといろいろ議論をするという考えでありましたが、以前にもお話しさせていただいたとおり、ちょっと内部の協議が非常に時間がかかってしまいまして、それも私の不徳のいたすところだと今考えております。ただ一方では、今やらなければ、1年、2年先延ばしにするとどうしても、先ほど予算編成の話もありましたが、どうしても未来に禍根を残すであろうという思いもありますので、現段階で後れを取っているところでありますけれども、しっかりと丁寧に市民の皆さんに、当然その受益者の方のみならず、市民全体として、まずはその一つ一つの施設、事業のことだけではなくて、全体の今の市の状況はこういうことなんだということをやはりお伝えしないと議論は進まないと思っておりますので、市民の皆さんからも厳しい御意見をいただくこととはなると思いますが、しっかりと私自身現場にも入りまして、説明のほうをしていきたいと考えております。以上です。
再々質問 9番 真保誠
再々質問でありますけれども、実際にこれから、この前の説明会も踏まえた中で、パークゴルフ場を踏まえて、いろいろな施設がこれから統合されたり、なくなっていくと思いますが、もっともっといろいろな案がないのかなという気がします。そしてパークゴルフ場も、やはりパークされている方は、自分たちがなじみにしているパークゴルフ場をなくしてほしくないと、要するに健康管理も踏まえまして、健康寿命を延ばすためにやっているんだって理由づけも確かにいっぱいあります。その方たちは自分たちである程度管理している、集会所とか、もうみんなそうですけれども、地域の人たちがボランティアでやっている部分がすごく多いんです。だから単純に今市長がおっしゃったような、確かに厳しい懐事情の中で継続するのが難しいということは理解できますが、皆さんもいつまでもそこを開けておいてくれというお願いはないと思っています。その辺相互理解しながら、やはりまちの集会所の周りの草刈りやパークゴルフ場の維持管理やら、皆さんでできて存続できるのであれば、そこら辺の話合いももっとするべきで、例えば温根別のパークゴルフ場は皆さん自主管理しながら、自分たちのボランティアでやっているように、ここを使われてる方の事情に関しては、やはり皆さんにもしそうやってやっていただけるのだったら、やれるよという形の話のつくり方もできますし、皆さん御高齢でできないというのであればそれで理解していただくというやり方もあると思いますが、その辺も踏まえてやはり早め早めに対応して協議していくということが非常に大事だと思います。いっぱいメモを書き過ぎてどこに何を書いたかよく分からなくなってきまして、伝え方が本当に全く支離滅裂になっておりますけれども、長期の計画というのは、やはり途中で変わってくるのが必然となるわけですから、非常に難しいから、やはりローリングしながらその都度情報を変えていかなければいけないというのも、やはりそれは行政側のやっていただかなければいけない部分と、議員側にも、議会側にもやはり、そういったものがあるよということをある程度お示しいただいて、本当に両方の中で地域に周知させていくというやり方もあると思います。ぜひその案が行政の中だけにとどめないで、ぜひ広く一般の皆さんに案を求めるということも大事かと思います。それぞれのいろいろな交際範囲の広い人もいらっしゃいますし、そういったまた、行政の場合だとやはりトップダウン、それからボトムアップ、いろいろな方法あると思うんですけれども、ボトムアップは時間かかると思うんですけれども、やはりその中でいろいろな若い人らの意見も聞きながら、選択肢はいっぱいあると思いますので、ぜひその辺は協議いただきたいと思っておりますけれども、この辺を最後にしてちょっと質問を終わります。
答弁 市長 渡辺英次
再々質問にお答えいたします。真保議員からの御提言のとおりだと思っております。まず、今回の御提案、あくまでも今回お示ししているのは市からの提案という形でありまして、7年度、8年度、9年度につきましても、それももちろん、必ずそこでやるということは一度も申し上げていない状況です。もちろんそれに向けてしっかり時間をかけて協議するということと、あとは市民目線の方と協議した上で、そういうのも決めていったほうがよかったのではないのかなという御提案だと思うんですけれども、それも一部の手法としてあると思いますが、今回は庁議含めて内部協議する中で、関係していない部署の市の職員からの多くの意見も聞いた中で、例えば存続するべきだとか、7年度、8年度で廃止をすべきではないかという議論も経てきたのが、時間かかったというさっきのお話だったんですけれども、あくまでも行政としての提案をした上で、それから市民の皆さん、あるいは受益団体、関係者の皆さんの意見を聞いて、では最終的な落としどころはどうするんだという協議を今後進めたいということでありますので、我々行政として、もちろん市民の皆さんに提案をさせていただきますが、それを押しつけるということでは、毛頭そういう考えではございませんので、しっかりとそのボランティアの方、それから思い入れを持った方の活動も承知しておりますので、そういった御意見も踏まえる中で、最終的に一番のベストを模索してまいりたいと考えております。以上でございます。