士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
企業版ふるさと納税と自治体に向けたふるさと支援・応援制度について
2024年12月12日、士別市議会の一般質問で、真保誠議員が「企業版ふるさと納税と自治体に向けたふるさと支援・応援制度について」質問し、市長 渡辺英次が答弁しました。
- 質問者
- 真保誠 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 9番 真保誠
続きまして、2つ目の質問をいたします。企業版ふるさと納税と自治体に向けたふるさと支援・応援制度についてであります。返礼品競争が過熱した個人のふるさと納税に対しまして、平成28年4月から始まった企業版ふるさと納税は、メリットが少ないため、あまり利用されていませんでした。そこで、令和2年の税制改正で企業版ふるさと納税の税負担軽減を、それまでの寄附額の6割から9割に拡大することで、制度利用を後押しするとともに適用期間が5年間延長されました。企業版ふるさと納税は、内閣府があらかじめ認定した地方創生事業に対する寄附金に限られます。また、自治体側が許認可や入札などで特定の企業を優遇することがないように寄附する企業の本店所在地の自治体への寄附は対象外とされております。改正は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの寄附が対象となります。改正後は、寄附金の3割相当の追加控除の割合が6割に拡大しました。つまり、損金となることによる通常の減税分が3割増えまして、企業版ふるさと納税としての追加分6割つまり、9割の減税効果となります。それでも1割は持ち出しであります。23年度の全国の寄附額は、前年度比約1.4倍に増えまして、469億9,900万円、過去最高を更新しました。寄附を受け入れた自治体の数は制度創設時からの累計で1,536団体に上り、自治体や経済界から期限の延長の要望が出ておりました。本市では、地域再生法に基づく令和2年7月3日付で、まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関する寄附を行った法人に対する特例、つまり地方創生応援税制を活用した地域再生計画の認定を内閣府より受けました。前の質問でも出ましたまち・ひと・しごと創生総合戦略で掲げる3つの重点プロジェクト、まちの未らい創造、農業未来都市の創造、合宿の聖地創造に向けた取組にも活用されております。最新の情報では、デジタル田園都市国家構想の実現及び地方創生のさらなる充実強化に向けまして、地方への資金の流れを一層高めるとともに、その流れを継続的なものとする観点から、企業版ふるさと納税については、税の軽減効果、つまり9割ですが、これを維持した上で、令和6年度までになっている税制控除の特例措置を5年間、つまり令和11年度まで延長する模様となっております。ところで話は変わりますけれども、現在ふるさと寄附金とは別に、多種多業種の企業、団体によるふるさと支援事業が展開されております。先ほどありました喜多議員の質疑応答の中にも出てきましたけれども、もろもろの支援金、それから補助金等、これも含まれると思いますけれども、各企業が目指す地球環境や地域振興、それから人材育成等の観点を含めて、様々な社会課題、これを解決するために、課題解決に貢献する事業に企業が支援しようとするものであります。自社ビジョンの拡大としてすばらしいことだと私は思います。公的な支援と比べ、こういった事業支援の情報収集はなかなか容易ではありません。アンテナの感度を上げれば、決して難しいものではないと考えております。本市の現状と将来を見据えたとき、特に常にアンテナを巡らせて感度を高めていなければ時代の潮流に乗り遅れることにもなりかねません。本市として、今後これらの事業に対してどのように取組を展開されていくのか見解をお尋ねしまして、2つ目の質問を終わります。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
ただいまの御質問にお答えします。企業、団体による自治体等への支援事業につきましては、エア・ウォーター株式会社のふるさと応援H(英知)プログラムや、大東建託株式会社の未来をひらく地方創生応援プロジェクト、株式会社三菱UFJ銀行のMUFG北海道推しごとオーディションなどがあり、いずれも会社の成長軸や方針に基づいて定めた対象事業に対して公募を行い、審査の上、支援の可否を決定する内容となっています。このような企業の取組は少しずつ増加傾向にありますが、全体の数としてはまだまだ少ないのが現状です。支援金につきましては、上限額が高額に設定されているものが多い一方で、原則当該年度のみの支給となることから、翌年度以降、市の単独事業として事業の安定的継続ができるか判断することも重要と考えており、財源なども視野に入れつつ検討を進めてまいります。また、企業版ふるさと納税につきましては、令和4年度が2件、150万円、5年度が9件、631万円、6年度が11月末までですが、12件、460万円と年々増加傾向にありますが、議員お話しのとおり、今年度末までの特例措置となっておりましたが、今後の税制改正の中で、7年度以降も延長する方向で検討が行われているものと認識をしています。その上で制度が延長された場合につきましては、企業版ふるさと納税のマッチング支援サービスを活用した新規開拓や、特に本市とつながりのある企業などへのトップセールスを通じて寄附実績の増加を図ってまいります。今後も、士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の検証を進めながら、現在策定作業を進めている次期総合計画との一本化により、さらなる企業版ふるさと納税の使途の拡大についても検討を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 9番 真保誠
企業、団体の応援金というものが先ほど3社ほど出ましたけれども、恐らく例えば今年度申し込めば恐らく競争とか中身の審査とかになって、来年度対応という形になっていくんだと思います。まず出さないことには該当しない、当たらないということであれば、やはりその作戦も考えていかなければならない。数打ちゃ当たる作戦ではありませんけれども、やはり出すことが前提なのかなと。そこでふるいにかけられますので、落とされる場合もあると思いますが、まず中身を検討していただいて、出していただきたい。それをまず望みます。加えて、ふるさと納税、企業版ふるさと納税につきましては、非常に士別市も大手の企業が入ってきているわけでございますので、グループ会社も多々あると思いますので、その辺も含めて、ぜひ営業といいますか、自治体としてのやはり営業力を発揮していただきたい、このように思いますが、これはいかがでしょうか。
答弁 市長 渡辺英次
御提言も含め、再質問ありがとうございます。まず、答弁でも申し上げましたが、各民間企業の行っているプロジェクトにつきまして、基本的に企業版ふるさと納税とは逆で、企業の方、企業のほうの戦略にのっとったものに資するものということでありますので、そういったものが、本市の例えば総合戦略の事業であったり、そういうものがまず合致するのか、そういうところからしっかりと検討、調査を進めていきたいと思います。また、そういったものがあるのであれば、真保議員の御提言どおり、応募することも今後は可能になることも想定されるかなと考えております。また、企業版ふるさと納税につきましては、先ほど実績を申し上げましたが、これも正直、他の自治体から見ると、額で言うとそんなに多いほうではないと認識をしております。これもこれまで検証する中で、例えば我々の企業版ふるさと納税の募集の仕方が少しまだ踏み込んでいなかったのではないかとか、いろいろ課題もありましたので、昨年、今年と、私自身が関連している企業のほうに直接伺ってお話をすることによって得られた新しいスポンサーの方もいらっしゃいますので、そういった意味では今後も変わらず、まず私自身がしっかりと汗をかいていくことが重要なんだろうと思っていますので、今回の御提言を踏まえて、今後もしっかり取り組んでまいりたいと、そのように考えております。以上です。