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士別市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

大和牧場の水道施設の復旧について

2023年9月12日、士別市議会の一般質問で、真保誠議員が「大和牧場の水道施設の復旧について」質問し、経済部長 鴻野弘志、市長 渡辺英次が答弁しました。

質問者
真保誠 議員
答弁者
経済部長 鴻野弘志、市長 渡辺英次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 真保誠

続きまして、2つ目の質問に入ります。市営大和牧場の水道施設の整備についてであります。市営大和牧場は、本市の公共牧場であり、畜産農家からの乳用牛や肉用牛を預託しており、5月から10月までの間、放牧を行っております。放牧により、牛の運動不足とストレスの解消、畜産農家の労働量軽減、さらに経費節減を担い、平成9年からJA北ひびきが本市から委託を受け、現在は指定管理者として運営を行っているのは皆さん御存じのことであります。地元地域畜産業を支える重要な役割を担っているのは言うまでもありません。ただ、施設や機械等の老朽に伴い、大規模なインフラ整備を進めなければならない現状があります。特に問題なのは、牛への供給水が施設の不具合のため、不足していることであります。現在使用している牧区が46か所、水の出る牧区が17か所、エンジンポンプでくみ上げている牧区が5か所、水の出ない牧区が24か所あります。本来、貯水タンクに水を入れておけば、パドックで出せるのですが、排水管が詰まっているのか、漏水なのかが不明であり、そのため毎日朝1回、午後から1回、3か所のパドックにバキューム車で水を供給する作業を2名で行っておりますが、今年は高温が続いているため、午前2回、午後から2回供給しております。平成22年頃から水の出が悪くなり、26年頃にバキューム車にて給水し、現在に至っていると聞いております。一連の環境整備については、平成29年12月第4回定例会と令和3年10月第3回定例会にて、大西議員から一般質問で質疑されております。しかし、主立った進展が見受けられておりません。人間同様、牛も水なしには生きていけません。水が飲みたいときに水がないからであります。他のインフラ整備も希望するところでございますが、この点に特化し、質問といたします。調査中と聞いておりますが、期限を定めて、原因の究明と早期修復を期待いたしますが、水道水の枯渇の経緯と今後の見通し対策について、見解をお尋ねして、2つ目の質問を終わります。 (降壇)

答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問にお答えします。市営牧野である大和牧場は、5月から10月の期間中、酪農畜産農家の乳用牛や肉用牛等を預かり、牧草地で放牧飼育することにより、酪農畜産農家の労働力の軽減や優良家畜の増産などを目的に設置された施設です。昭和54年から放牧飼育の預託を開始し、近年では令和2年度に773頭、3年度に726頭、4年度に765頭の乳用牛及び肉用牛を受け入れている状況です。預託開始当初から、自然の湧水・沢水を水源として活用しておりますが、最近ではその年の降雨量等によって、時期的に水源の水量が不足する場合や、設備の経年劣化により水を供給できていない牧区が発生している状況です。次に、現状への対応についてです。雑用水設備の修繕については、小規模のものは指定管理者が行っており、市としては平成29年の取水周辺整備工事や令和4年には給水施設改修を行っています。現在、水が供給できていない牧区については、大和牧場の職員が通常の飼養業務に加え、タンクローリー車によりパドックへ水を運搬し、対応している状況です。運搬に係る費用については、人件費として指定管理料で措置しているところですが、人員の確保も容易ではない旨の話も伺っているところです。次に今後の見通しと対策についてです。本年4月に水源地調査を行う業者を選定し、水源地にどれだけの水量があるのか等の水源地の能力を測定するため、5月から自動記録水位計を設置し、調査を開始しています。調査開始以降、指定管理者へ調査スケジュールの説明を行うとともに、受託業者と現地踏査等を行い、水源地付近の状況について、認識の共有を図り、月1回程度連絡を取りながら調査を進めています。放牧の預託が終わるのは10月末ですが、8月までの調査結果を速報値として、今月末に提出してもらう予定となっています。水の確保は生き物を扱うに当たり、最も重要であると認識しております。今後については、水源地調査の速報値や委託業者からの見解を基に指定管理者と協議の上、牧場の安定運営に資するため、市として最大限速やかな水の確保に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 9番 真保誠

再質問いたします。現状として、水が足りなくて牛が脱柵といいまして、柵から逃げて、水を求めて探しにいくという現象が現実に起きておりまして、牛が沢に落ちたりとか、帰ってこられなくて死んでしまうという、そういう事例もあります。非常に、これは今回は水に特化した部分しか言ってませんけれども、バラ線なりの柵についてもかなり復旧していただきたい旨のお考えは大和牧場にあると思います。ただ、先ほど言いましたけれども、今回こういった気候で今まで1回、午前1回、午後1回の給水についてが2回行っていると。牛の死活問題ですから、当然人間が手を貸してあげなければいけないという。ここの部分については先ほど部長の答弁で、指定管理料に含まれているというお話もされていました。ただ、そこに入れればいいということではなくて、もっと根本的に改善しなきゃいけないということをまず第一前提であって、だから調査して、その結果どうするかというところも非常に当然なんでしょうけれども、ただこれをいつまでに、いつやるのか、来年したら、開始から正常に使えるのかというところまできっちり期限決めてやるべきだと思います。そうしなければ、過去、先ほど質問にも出しましたけれども、22年からずっと水の出が悪くなっているというお話聞いていますので、それを全然、今のところ改善されていないということについてもちょっと問題があるのかなと思いますが、この辺はどう考えるのか、御答弁お願いします。

答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)

お答えいたします。もう今現状等について議員から御指摘のありましたことについては、我々も承知をしているところでございます。そこで、先ほど申し上げました水源地の調査、これによりやはり対策を打っていくということが大前提になると考えてございます。時期的なことということでございますが、やはりどういった対策が一番有効なのかということを判断していかなければいけない。極端に言えば、最悪水源地に水量が足りないということになれば、もうこれは水源地そのものをどうにかするという抜本的対策必要になると思っておりますし、一方で、水の量は確保できるということであれば、先ほども申し上げましたが、配管等を老朽しているということ、今現状でも出ていない牧区についても、一番奥の水源の水の出るところが出ている、その手前が出ていないなどということもございますので、配管等についてもやはり劣化が考えられるかなというそんな判断もしているところでございます。いずれにしましても、これ指定管理先からも要望で上がってきてございますので、私どもとしましても、まずは原因をはっきりさせて、そこからはその改善に向けては早急に進めたいということで考えているところでございますので、御理解をお願いしたいと思います。以上です。

再質問 9番 真保誠

ちょっと話が逆になってしまうかもしれません。指定管理者とのやはりコミュニケーション、現状の把握が非常に大切だと思います。担当者にお任せするんではなくて、やはりきっちり理事者も現場を確認して、現状はどうなのかというところも非常に把握していただきたい。それに伴って、あと担当者同士の、担当者間のやはり協議、それからどういうふうにしていったらいいんだろうかという、ノウハウにつきましてやはり餅は餅屋でJAの担当の方が一番現状把握されていると思います。そこら辺のきっちり現況を吸い上げながら、行政の担当の方もそこら辺コミュニケーションとって前に進めていただきたいと思います。非常にこれは長々やれる問題でもありませんし、早急に解決しなきゃいけないということ、先ほど申し上げましたが、ぜひ、ここを調査という言葉がいかほどまでなのかというところを私ども分かりませんから、だからこんなに長いことかかっているんでしょうという認識しかありません。何とか現状に復旧できるように善処していただきたいんですけれども。お約束はできないかもしれませんが、来年、例えば開始から、もう普通に戻るような形でやっていただけますかどうかだけちょっと御確認して質問を終わります。

答弁 市長 渡辺英次

真保議員の再々質問にお答えします。先ほどの再質問の御答弁で、部長のほうから管理者であるJAのほうからも、北ひびきのほうからも要望が上がっているといったお話もございましたが、その要望の際に、やはり今の現状の、その指定管理料に入っているということはもちろん説明している中で、ただ一方で職員の確保が非常に厳しいといったお話も聞いておりますし、特に今年のような暑い夏になってしまえば、真保議員のお話のとおり、いつも以上に回数もかかるということで、非常に本来の業務がなかなか進まないといった、そういったこともあると伺っております。そんな中で、その要望の中では、管理者の要望としては、来年春からは使えるようにしていただきたいという要望をいただいているところでございます。ただ、先ほど御答弁でも申し上げましたとおり、現状の把握をまずしっかりするということが重要であると思っていますし、その現状把握が、これまでちょっと行政の対応としても少し滞っていたところも正直認めるところもございますし、もう10年来抱えている問題でありますので、スピード感を持ってということで。先般、JA北ひびきの担当部長ともお話しする中で、やはり私も全くその現状の様子が分からない状況で、正直指示も出しづらいということもあるので、明後日、現地確認のほうに私も含めて入るということで予定入れさせておいてもありますし、今後の対応につきましても、しっかりと私自身も現状把握する中で、担当部署に指示を出していけるように取り組んでまいりたいと思っております。その後に、来年度春から水が出せるのか、逆にもし出せないのであれば、何らかの方法を取って、業務負担のないことも考えていくというのも必要だと考えておりますので、今後とも指定管理者としっかり協議する中で迅速に進めてまいりたいと考えています。以上です。

出典:士別市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる