士別市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
パートナーシップ制度について
2022年12月13日、士別市議会の一般質問で、奥山かおり議員が「パートナーシップ制度について」質問し、総務部長 大橋雅民が答弁しました。
- 質問者
- 奥山かおり 議員
- 答弁者
- 総務部長 大橋雅民
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 奥山かおり
次の質問に移ります。パートナーシップ制度について2点お伺いをいたします。2015年、東京都渋谷区と世田谷区のほうで同性カップルを自治体が証明したり宣誓を受け付けるなどできるようになったパートナーシップ制度なのですけれども、法律上の性別が同性同士のカップルは、結婚ができないことでたくさんのことで困ることはありますが、パートナーシップ制度は国が法律で認める結婚とは全く違うものなので、相続などの問題は解決しません。パートナーシップ制度ですが、日本全体の人口に対する普及率は6割を超え、日本も大きく変わってきております。全国で導入している自治体は1,755自治体のうち242、道内におきましては、2017年に札幌市、その後、江別市、函館市、北見市、帯広市がつい先日、12月1日にということで、また、今後予定しているということで、苫小牧市が1月にということで、道内においては比較的人口の多い都市で導入、検討されておりますが、パートナーシップ制度をつくり、同性カップルの存在を正面から認めるということは自治体の規模に関係なくできることです。2022年9月17日から18日、札幌市で開催されましたさっぽろレインボープライド、LGBTQなど性的マイノリティーの差別解消や権利主張を目的に行われる当事者と支援者によるパレードのことなのですけれども、このパレードを通して、誰もが自分らしく日々笑顔で暮らせる社会、多様性を受け入れる社会の実現を目指して開催されております。また、このさっぽろレインボープライド2022の公式マガジンということで、実行委員会から道内市長宛てにメッセージ寄稿の依頼がありました。道内全て35市の市長がメッセージを寄せております。士別市は、札幌レインボープライドが開催されますことを心からお喜び申し上げますとともに、実行委員会をはじめ関係者の皆様の御尽力に深く敬意を表します。このイベントを通して、全ての人が多様性を認め合い、尊重し合う豊かな社会が実現することを心からお祈り申し上げ、お祝いと応援のメッセージといたします。また、3つの質問に対して次のように回答しております。回答内容については市としての回答であり、市長個人の見解ではありませんと注釈も添えられております。1つ目の質問ですが、札幌市ではLGBTQに関する取組をしている企業をLGBTフレンドリー企業として認定、登録する制度、LGBTフレンドリー指標制度があります。同様の制度の導入は各市においても必要と思われますが、そのつもりがあるか否かをお教えください。また、どうしてそのように考えるのか理由もお聞かせくださいとの問いには、検討していきたい。LGBTフレンドリー指標制度を導入することにより多様な人材が活躍できる環境をつくり上げることができると考えています。本制度の導入に向けて、まずは市が性的指向や性自認についての理解を深めるための活動を行っていきたい。2つ目の質問。今年、札幌地裁にて同性婚が認められていない日本の現状に違憲判決が下されました。また、各種自治体が続々とパートナーシップ制度の導入を検討もしくは実際に導入しています。このような傾向がある中でパートナーシップ制度を導入するつもりがあるか否かを教えてください。また、どうしてそのように考えるのか理由もお聞かせくださいの問いには、検討していきたい。パートナーシップ制度に対する社会全体の認識は深まってきている。3つ目の問いは、多くのLGBTQ当事者は義務教育の段階で性に関する自覚をし、それによって苦しむ場合があります。青少年の教育現場におけるサポートはLGBTQに対しても必要だと思いますが、これまで行ってきた取組について教えてください。また、今後実施したい取組についてもお聞かせくださいの問いには、女子生徒が指定制服でスカートとスラックスのどちらかを選択できるように検討している。現状は未実施と回答しているわけなのですが、では、士別市におきまして、検討しているものの、どのようなスケジュールで進んでいくのか、また関連しまして、2つ目の問いになるのですが、令和5年4月から道営住宅の入居条件が変更となりましたが、実際に運用を見直すかは立地市の意向によるとされています。この点についてお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (降壇)
答弁 総務部長 大橋雅民
ただいまの御質問にお答えいたします。初めに、パートナーシップ制度についてです。本制度は、地方自治体が同性同士が婚姻に相当する関係と認め、法的拘束力はないものの、証明書を発行する制度です。この証明書による効力は、病院での入院手続や公営住宅への入居のほか、生命保険における取扱いなど、地域によってはその範囲が拡大しつつある状況にあります。そこで、本市における制度の考え方についてです。議員からもお話のあったとおり、現在道内においても比較的人口規模が大きい自治体において制度の導入や検討が進んでいる状況にあります。本市では、第3期士別市男女共同参画行動計画における基本方針の中で、人権に関する啓発を推進するとともに、性的指向や性同一性障害を理由とする差別や偏見をなくす取組について検討が必要であることを示しており、これまで、市のホームページでの周知のほか、図書館で性的マイノリティーに関する図書を展示するなど、多様な性に対する理解につながる取組を進めてきたところです。本市における制度導入については、現時点では具体的なスケジュールは定めていませんが、先行的に取り組む自治体における成果や課題等を調査しつつ、性的マイノリティーに関する市民の熟度などが高まる取組を進める中で、今後、制度の在り方及びその時期について検討してまいります。次に、公営住宅の入居資格についてです。道営住宅の入居資格については、多様化するニーズへの対応として、10月に一部改正されました。その入居条件については、パートナーシップ関係であることを証する書面などの提出が前提となっていることから、本市における制度の導入に併せて検討を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)