士別市議会 令和7年第3回定例会 2025年10月21日
第2次士別市まちづくり総合計画について
2025年10月21日、士別市議会の一般質問で、奥山かおり議員が「第2次士別市まちづくり総合計画について」質問し、副市長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 奥山かおり 議員
- 答弁者
- 副市長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 奥山かおり
次の質問に移ります。第2次士別市まちづくり総合計画についてお伺いをいたします。その中からICT、DXの活用、情報通信の充実について質問をいたします。第2次士別市まちづくり総合計画の素案が全員協議会で示されました。その中に、ICT、DXの活用、情報通信の充実についてがあり、目標、ICTの活用による自治体業務の効率化と市民サービスの向上を図ります、とされております。第2次まちづくり総合計画において、ICT技術の活用が、これから進めるまちづくりの中で重要度など、どのようにお考えなのかを、まずお伺いいたします。士別市役所DX推進基本方針を定めて、行政サービスのDXや内部事務のDXを進めているところと承知をしております。私ごとになりますが、11月1日に上川・留萌管内の女性議員による視察研修がありまして、今年度は東神楽町を訪問いたしました。その際、デジタル田園都市国家構想交付金の補助金を活用されているというお話もありまして、一般職員には内線電話の代わりにスマートフォンが貸与されておりまして、一部固定電話を残しつつも、個人として一人一人のデスクもなく、長机を共同で使うというか、どこでも仕事ができるような、そんなつくりに、柔軟性のある執務室のつくりとなっておりました。地域社会のDXを進めるためには、市役所の行政サービスや内部事務だけではなく、もっと多くの策でICT技術を活用すべきものと思います。デジタル田園都市国家構想交付金の後継の事業であります新しい地方経済・生活環境創生交付金の制度が将来的に踏襲されるものかどうかは現時点では不明ではありますが、先進市町村の活用例を参考に、ICT技術を取り入れて、積極的なまちづくりを進めていく必要がありますし、そうした姿勢は第2次まちづくり総合計画に盛り込まれるべきものではないでしょうか。ICT技術を活用することが有効な施策を盛り込むために、自主財源に意欲のある自治体は、DX専属で民間から人材を登用することも行っておりますが、士別市の財政状況を鑑みると、なかなか難しいと思います。しかし、今のように総務部の中の一つの係というものではなく、例えばですが、副市長直下の部署をつくり、DXを推進していくような、強力に進める組織をつくることは可能なのではないかとも考えているのですが、第2次まちづくり総合計画に基づく施策について、ICT技術を積極的に取り入れるような組織体制の整備を行う考えはないかお尋ねをし、質問を終えます。 (降壇)
答弁 副市長 法邑和浩
ただいまの質問にお答えします。近年、生成AIに代表されるように、デジタル技術が非常に速いスピードで発展し、生活の中にも次々と新しい技術が取り入れられる時代となっています。また、デジタル技術を活用して、現在直面する課題を解決しようとするDXの動きも、国がデジタル社会の実現に向けた重点計画や、この重点計画の中で地方自治体の役割を示す自治体DX推進計画を定めたことから、地方自治体にも急速に浸透しています。そのような時代背景の中、現在策定を進めている第2次士別市まちづくり総合計画においても、掲げる都市像や基本理念の実現を目指す中で、必要なデジタル技術を適切に活用することは重要なことと認識しています。DXはデジタル技術を導入することが目的ではなく、目標達成や課題解決の手段として、デジタル技術を活用することを趣旨としています。現在では、様々な課題解決や目標達成に役立つデジタル技術が次々に開発されており、全国の多くの自治体でDXに関する試行錯誤が積極的に行われ、様々な事例が蓄積されています。本市のまちづくりに、他市町村の成功例やデジタル技術に関する知識を横展開で利活用することは非常に重要であり、総合計画の全ての分野において掲げる施策の実現に向けて、こうした視点においても検討を行う必要があると考えています。また、自治体の内部で進める自治体DXの取組については、窓口収納業務やデータの利活用など、市民生活と関わりの大きいと考えられるものに関し、基本施策の一分野として掲げる必要があるものと考えています。デジタル技術については、情報や知識のアップデートを常に行う中で、現在想定する形に固執することなく、柔軟に活用していきたいと考えています。次に、DXの推進に係る本市組織についてです。本市のDX推進を目的に、令和4年度に総務課にDX推進係を設置し、同時にDX推進監を配置したところです。同年度には、士別市役所DX推進基本方針を作成し、加えて、5年度からは各部署において選出されたDX推進員とともに、全庁的な体制で自治体DXの推進に取り組んできました。また、新年度から職員研修の枠組みの中で、スマート行政推進プロジェクトと題したデジタル政策形成研修の実施を検討しています。この研修では、所属部署にこだわらない少人数のグループを組織し、1年程度の期間をかけてデジタル技術を活用した施策を考え、本市の政策に実際に取り組むことを考えています。こうした取組を通じて、総合計画に基づく各施策をはじめ、市が実施する幅広い政策の中で課題解決の手段としてデジタル技術の活用をボトムアップ型で検討できるDX人材の育成を図る考えです。課題解決のために迅速性が求められる場合には、トップダウン型の施策実施を行うことも必要だと考えているところですが、現時点においては、担当課が中心となって施策を検討する中で、状況に応じて総務課DX推進係と連携して、DXの視点も踏まえた広い視野で政策の実現に向け、取り組んでいきたいと考えています。また、課題解決に向けて別の組織体制を取るほうが、より確実に課題が解決できると考えられる場合においては、必要な組織体制について検討していく考えです。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)