士別市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日
(1)「合宿の里」士別のこれからについて/(2)「合宿の里」と連携したまちづくりの視点について
2022年6月15日、士別市議会の一般質問で、湊祐介議員が「「合宿の里」士別のこれからについて」「「合宿の里」と連携したまちづくりの視点について」について質問し、市長 渡辺英次、教育長 中峰寿彰が答弁しました。
- 質問者
- 湊祐介 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次、教育長 中峰寿彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 湊祐介
令和4年第2回定例会に当たり、一般質問をさせていただきます。事前通告で一問一答方式とお伝えしましたが、質問内容に共通する点があることから、一括方式に変更させていただきます。よろしくお願いいたします。2021年4月に私は秋田県より士別市にやってまいりました。現在に至るまでスキーノルディック複合の選手として、これまでの社会人人生を歩んできました。その私が最初に質問していきたいことは、今後の合宿の里をどのように歩んでいくかです。士別市のスポーツ合宿のさらなる推進や情報の発信に対して、役立つことがあると感じています。私自身国内大会をはじめ、ワールドカップ、オリンピックという経験もあります。合宿などでは世界各国に遠征し、施設利用をしてきています。国際交流はもちろん、各国の文化に触れた経験を生かしたい、これから士別市の財政を理解していくことはもちろん、限られた資源の中で取り組み、士別市のスポーツ事業発展のために新人らしく率先して働いていきたいと思っております。合宿の里士別のこれからについてお聞きいたします。合宿の里の構想と今後の具体的な動き4つについて質問してまいりたいと考えております。私なりに合宿地としての選定として、3つを意識して選んできておりました。1つ目は、施設整備が整っている環境でトレーニングできること。2つ目は、競技団体とまちとの連携が取れていること。それぞれの強化方針と目的に合った内容で協力的であること。3つ目は、食べること。栄養補給は必須であり、併せて休息とリフレッシュを十分に取ることを意識してきました。そうした経験から、まずは現在の士別市の合宿の里についてお伺いいたします。これまで合宿の里士別として数多くのスポーツ事業、教育事業、イベントが行われてきておりますが、取り組みしてきた結果、何が課題とされているのか、改善点と見直しをしているのか、具体的改善案とプランニングされているのか、また経済効果はどのようなものがあるのか、教えてください。次に、今後の士別の合宿の里推進に当たりましては、合宿の誘致を広げていくことも必要なことと認識されていますが、その営業活動や情報発信の取組について、どのように取り組まれておりますか、教えてください。1つの取組として、合宿の里施設案内のLINE活用が2018年から情報発信されてると思いますが、現在では動きが見受けられない印象も受けています。日常活用されている手段でもあります。まずは、手の届く範囲から改善していくのも必要ではないかと考えています。次に、合宿の里と連携したまちづくりの視点についてお伺いします。合宿の里の推進に当たっては、観光の要素も重要になると考えております。それは、先ほども申し上げましたが、休息という観点からです。トップアスリートの三要素に練習・栄養・休息があります。どれか一つ欠けても技術の向上はありません。休息を取り、リフレッシュをするイコールメンタル、心と身体のセルフケアにつながります。士別市で得たよい経験があれば、選手・関係者にとって士別市の印象が強くなると考えています。つまり、また士別に行って合宿をしたいと頭に入ると考えられます。これまで観光の面で合宿の里として取り組まれた事例について、どのようなものがあるかについて教えてください。最後に、士別市には恵まれた自然景観を生かした各種ツーリズムがこれまで取組を通じてきたと思います。そうした取組実績と連動して、2023年の北海道アドベンチャートラベルに対して取り組まれていることはあるのかについてお伺いいたします。士別市で言えば、士別ハーフマラソン等で流動的ではありますが、約2,000人前後の人が動くと予想されています。参加型のスポーツイベントは各地でも人気を集めていますし、スポーツ資源を生かして地域活性化をしていくことは、今後さらに必要だと考えています。これからのスポーツと観光が結びついていくことはあるのか教えてください。以上で私の質問を終わりたいと思います。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
湊議員の御質問にお答えいたします。本市の合宿の里としての取組は、旧士別市において昭和50年代から、旧朝日町においては昭和30年代から受入れを開始し、その時々の状況や合宿者のニーズに沿った練習環境の充実に努めてまいりました。また、スポーツ大会においても、今年で35回目を迎えるハーフマラソン大会や、第30回全日本サマーコンバインド大会、さらには40回を超える歴史を有する全日本サマージャンプ大会などのほか、新しい学習指導要領にも示されているオリンピックムーブメントの一つとして、オリンピックデーラン士別大会をJOCや北海道オールオリンピアンズの協力も得て、30年にわたって開催してきています。このような中で、近年は運営に当たっての資金や人員の確保が課題となっています。運営資金については、大会の趣旨や合宿の里づくりの取組に理解をいただいている市内企業事業所はもとより、本市と関わりの深い道内外の企業に広く協賛いただくとともに、totoの助成金事業も活用しています。特に、本年開催を予定している全日本社会人及び女子のウエイトリフティング大会に当たっては、北海道の地域づくり総合交付金の活用を予定しているなど、様々な形での資金の確保に努めています。人員の確保については、市民ボランティアをはじめ、北星信用金庫やトヨタ自動車士別試験場などの企業ボランティア、さらにはスポーツ協会に加盟する競技団体や朝日スキー連盟などの協力も得て、円滑な大会運営に努めています。このほかオリンピックデーランにおいては、これまでの陸上競技協会を主体とする運営体制から、地元スポーツ協会に所属する全ての競技団体の協力体制に変更することで、様々な種目のオリンピアンやパラリンピアンと一緒にオリンピズムやパラリンピズムを普及・推進する体制といたしました。さらに全国で唯一パラリンピアンを招いているデーラン大会として、社会福祉協議会の協力を得るなど、数多くの市民や団体の支援・協力をいただいているところであり、こうしたことからも今後においても一層魅力ある事業展開を目指してまいります。加えて、オリンピックデーランの前日のスポーツ教室においては、参加対象を市内だけでなく、近隣自治体にも呼びかけ広域でのスポーツ振興を図るほか、本年度も合宿チームによる陸上教室を中心としたスポーツ能力向上事業を実施する予定です。このように合宿の里づくりと連動したスポーツ事業の展開については、多くの市民や団体が関わることによって、本市に訪れる人々への歓迎の気持ちを伝えることも重要な位置づけとして取組を進めており、その結果として、合宿者をはじめとした交流人口の拡大や地域経済の活性化などに寄与しているものと考えています。また、スポーツ教室などを通じて子供たちの運動能力の向上はもとより、合宿の里づくりに向けた取組への理解が広がり、市民総意による合宿の里づくりが前進するものと捉えています。次に、合宿の誘致活動と情報発信についての御質問がありました。合宿の里づくりを進めるに当たっては、各競技団体やそれらの中で中心的役割を担う方たちとの長年の積み重ねの下でのつながりを大切にしながら、担当職員のみならず、私や教育長が足を運ぶなど、合宿の里士別推進協議会との連携の下に積極的に招致活動を進めています。これらの招致活動の際にはパンフレットや資料を活用し、充実したトレーニング環境を伝えることはもとより、朝晩の冷涼さなどの過ごしやすさや、豊かな自然、安全・安心な食材など魅力あふれる合宿地としての情報発信に努めています。次に、SNSツールの一つであるLINEを活用した情報発信についてです。以前はLINEによって施設などを紹介する情報発信を実施していましたが、昨年3月にLINEにおける個人情報保護管理の不備が発覚したことから、現在は利用を中止しています。今後におきましては、現在リニューアル作業を進めている市のホームページやフェイスブックなどを基本としながら、引き続き合宿者目線の情報発信に努めます。次に、合宿の里づくりと観光との連携についてです。本市を訪れる合宿者・合宿選手は、高い目標の達成を目指し、日々厳しい練習に耐え、心と体を鍛えています。そのような中で、合宿者が楽しみにしていることの一つは、おいしい食事だと言われています。近年特に注目を浴びているラム肉をはじめ、地元のトマトやブルーベリーなどの野菜や果物を差し入れし、食を通じた本市の魅力も伝えながら、合宿者の英気を養ってもらっています。また、数少ないオフの日などの観光スポットの紹介を求められた際には、羊と雲の丘や満天の星の丘、岩尾内湖さらには道の駅などを紹介しています。次に、北海道アドベンチャートラベルに対する本市の考えについてです。観光振興における各種ツーリズムの活用は重要だと考えています。本市の体験型観光としては、めん羊工芸館くるるんでの羊毛を使用したストラップづくりや、スノーモビルランドの試乗体験など、本市の自然や景観を堪能できる取組も実施しています。こうした中、アドベンチャートラベルに対する考え方として、本市においては、天塩岳や天塩川などの広大な自然を観光資源として最大限に活用した取組を展望し、その方策を検討できないかを考えながら、将来的には北海道アドベンチャートラベルへの参加について検討を進めていきたいと考えています。本市の合宿の里づくりは、地方創生の柱の一つでもある主要な施策でもあることからも、御質問の趣旨も踏まえ、人口減少対策と経済の活性化を目指す第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の下に、今後も取組を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 3番 湊祐介
私も士別市民の一人として、スポーツ合宿の在り方に感動しておりますし、その働きをもっと幅広く一般的に知られていくために、情報発信に力を入れていきたいと考えております。再質問があります。情報発信の取組についてですが、フェイスブックを拝見させていただきました。最近では6月頃から士別ハーフマラソンに向けた更新が何件か行われておりましたが、私なりに見たんですけれども、さらによくするために、市民のためにもっと身近な存在にしていただきたいことがありまして、写真などに関しては招待選手であれば、動画など動いてるものを直接本人に依頼してもらうなど、もう少し改善していく必要があるのではないかと思っております。情報発信をマネジメントしていく手段として、やはり見える化が重要と私は考えております。見える化をしていくために、士別市の存在意義としての価値として、有用度・活用度・鮮度この3つを主要と構築をし、一緒に情報発信をしていきたいと考えております。今後とも士別市運営を支えていくためにも、私自身も成長していきたいと考えておりますので、私も情報発信を強めていきたいと思っております。以上になります。
答弁 市長 渡辺英次
湊議員の再質問にお答えいたします。情報発信ということで、まず、ただいま答弁申し上げましたが、数あるSNSの手段であるまずLINEについてです。答弁で申し上げましたとおり、行政が使うには個人情報保護の観点から、公式で使うにはまだちょっと危険が伴うんじゃないかということで、現段階では今後も使う予定をしておりません。答弁で申し上げましたとおり、フェイスブックに対してです。これは私が議員のときに、2016年頃に市のほうでもフェイスブックの公式ページを立ち上げていただけないかということで、立ち上げた経緯がございます。その後、当初は担当課のみの発信となっていたんですが、それから各担当それぞれの部・課内で直接発信をできるように今取組を変えているところではあるんですけれども、メインである士別市役所というページのほかに、例えばそのスポーツの関係、合宿の関係だったり、子供の関係であったり、別なアカウントも持っているんです。やはり、そのアクセス数、あるいは情報発信の状況を見ると、ちょっとまだばらばらになっている感じがありますので、こういった部分は、今後また改善していく余地は十分にあろうかと思います。あともう一点、見える化につきましては、これは、なかなか課題もまだあるとは考えているんですが、職員配置の問題だと思っております。他の自治体を見ると、SNS等情報発信をするのに担当職を置いている事例があるんですが、現段階においては、私たちの役所においては、担当職を置いていませんので、そういったことも今後どういった形がより有効であるのか、可能であるのかを含めて、湊議員の提言を踏まえながら考えてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 教育長 中峰寿彰(教育長は2023年3月まで)
基本的な考え方については、今市長のほうから答弁したとおりと私どもも考えております。そんな中で、具体的なお話がございましたので、その点について、少しお答えさせていただきたいと思います。昨年度、なかなかこのコロナ禍で合宿選手と市民の皆さんとの交流機会も、なかなか持てないということもありまして、実は道の駅を拠点にしまして、そこに大型のモニター置いて、合宿選手からコメント出してもらうという取組をしました。それが結構好評をいただきまして、なおかつ市民の皆さんもより身近に感じていただけるということになりました。そういうような経験も踏まえ、今お話があったように招待選手につきましては、それぞれ招待選手の皆さん方から了解いただければ、実際に走っているシーンですとか、あるいはコメントを直接的にいただくなんてことがもし今後可能であれば、そういった取組も一層魅力を伝えていく意味でもいいのかなと思っています。現状は、市長から申し上げましたけれども、合宿に関してのフェイスブックについては、合宿チームを取り上げる部分と、今ハーフに向けて、それぞれゲストや招待選手の紹介をさせていただきます。そんな中で引き続きそういったツールも活用しながらいきたいと思いますが、現在の担当職員もかなり忙しい状況もありますけれども、一生懸命やっていることも御理解いただきつつ、できるだけそういった対応に努めていきたいと、よりよい発信に努めていきたいと思いますので、またお力添えもいただけるというお話もありましたので、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。以上です。