士別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
士別市スポーツ推進計画について
2025年6月18日、士別市議会の一般質問で、湊祐介議員が「士別市スポーツ推進計画について」質問し、生涯学習部長 丸徹也、合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之、総務部長 大橋雅民が答弁しました。
- 質問者
- 湊祐介 議員
- 答弁者
- 生涯学習部長 丸徹也、合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之、総務部長 大橋雅民
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 湊祐介
第2回定例会にあたり、通告に従い一般質問を行います。士別市スポーツ振興計画については、令和6年第3回定例会に引き続き取り上げさせていただきます。第2期スポーツ振興計画は、平成30年度から令和7年度までの8年間を計画期間として策定され、健康スポーツ都市宣言、国の第2期スポーツ基本計画の理念を踏まえつつ、市民の健康増進、交流人口の拡大、地域経済の活性化を目指して様々な施策が展開されてきました。前回の定例会では、施設の利用者数、合宿者数、イベントの開催数、事業などの定量的な成果を御説明していただきましたが、今般は、この8年間の計画期間を振り返るとともに、次期第3期スポーツ振興計画への展望について、幾つかの視点からお伺いしたいと存じます。総合体育館やトレーニング施設の利用増加に代表されるように、市民の健康意識が高まりを見せることは、計画の一定の成果と高く評価するものです。しかし、その一方で、施設の老朽化や地域間での利用環境の格差、スポーツによる経済波及効果の持続的な確保といった課題も浮き彫りになっていると受け止めています。また、大学や実業団による陸上競技、スポーツ、ジャンプなどの合宿の誘致の実績は、士別市の知名度向上や地域経済への貢献という面でも非常に意義深いものであり、さらなる競技の多様化や受入れ環境の整備が期待されます。さらに、市長によるトップセールスの展開や市民主体の誘致活動といった他市にはない士別市独自の取組は、スポーツ合宿の里士別というブランド構築に向けた大きな追い風となっていると考えます。こうした状況を踏まえ、次期第3期スポーツ振興計画の策定にあたっては、行政内部の財政強化に加え、市民との双方の情報共有や、誰もが参加できる仕組みづくりが何より重要と考えます。以上を前提に、以下の5点について市の見解をお伺いいたします。1つ目、第3期スポーツ振興計画に向けて、前回の定例会で質問した内容から、今までどのように進められてきたのか、今後のスケジュールなど、どのように進めていくのか、御見解をお伺いいたします。2つ目、行政体制と専門知識のある人材の活用について、計画の推進に当たり、部局横断的な連携体制や専門的知識を持つ人材の確保が不可欠だと考えます。地域おこし協力隊やプロパー職員の活用、また、現在の組織体制で目標達成が可能であるのか、改めてお伺いいたします。併せて、必要に応じた体制の再構築についての検討状況や具体的に変更すべき点についても御所見をお伺いします。また、管理上の課題とその解決策についてもお聞かせください。3つ目として、スポーツ合宿の誘致と地域経済への波及効果についてです。近年は、大学や実業団の合宿が進み、士別市の知名度向上と経済活性化に大きく寄与していると認識しています。これまでの成果をどう評価しているのか、また、合宿対象競技の多様化や受入れ体制の整備、特に宿泊トレーニング環境について、現状と今の戦略をお伺いいたします。その上で、地域経済への波及効果をどのように図り、継続的に高めていこうということか、展望をお聞かせください。4つ目に、施設の老朽化対策と将来的な整備計画についてです。総合体育館をはじめ、市内の主要施設の老朽化が進行しています。市民ニーズの多様化や施設利用の傾向を踏まえ、今後の施設改修、更新計画について、スケジュールや予算措置の見通しを併せて、基本的な考え方をお伺いいたします。5つ目、市民参加型の計画推進と意見集約の仕組みについてです。次期計画の策定に際して、市民の声をどう反映させていくかが重要です。ワークショップやアンケートなどを行う上で、実際にスポーツ競技に携わっている方々や組織形成など、取組や状況の課題、多様な層の市民が関わる持続的な対話の場づくりについて、市の構想をお聞かせください。最後になりますが、スポーツ選手の立場からもお話しさせていただきます。スポーツは成績や数字で評価されがちですが、士別に来て、数字では語れない本当の価値があると実感しました。充実したトレーニング環境や細やかな支援、そして市役所の皆様の支えがあって、競技に集中できています。こうした環境は、地域の思いやりや誇りによって成り立っています。選手の一人として受入れ、仲間として迎えてくださる地域の温かさは、かけがえのない価値です。これこそが、士別が目指すスポーツを核としたまちづくりの土台であり、スポーツには人と地域をつなぐ力があると感じています。市役所の皆様が築いてこられた実績とその背景にある努力を心から感謝申し上げます。そして、今後の発展にも、新たな取組に対して率直な意見を述べ、創意工夫を重ねる姿勢が大切と考えます。士別市の誇りを胸に、地域と共に未来を切り開いていきたいと願っています。以上で、一般質問を終わります。 (降壇)
答弁 生涯学習部長 丸徹也
湊議員の御質問にお答えします。初めに、第3期士別市スポーツ推進計画の策定に向けたスケジュールについてです。本計画の策定に向けては、これまでの本市スポーツ推進計画の進捗状況の評価や課題の整理を行うとともに、市民ニーズやスポーツに対する意識などを把握するため、市民スポーツ意識調査を実施しました。本調査については、昨年度末に18歳以上の市民から1,000人を抽出し、小学生は5年生、中学生、高校生は2年生全員を対象に、327人としました。回答率は一般で35%、小・中・高生で90%、全体では48%となりました。今後は、この意識調査の結果を分析するとともに、市民ニーズや意見を把握するため、関係者、関係団体と連携し、協議を進め、年内には原案をまとめる予定です。次に、計画の推進にあたる部局横断的な連携や、専門性のある人材の確保についてです。高齢者における運動の習慣化へのきっかけづくりの取組となる計画に向けては健康福祉部と、市民が運動やスポーツを継続的に楽しむための環境整備については総務部、建設環境部と連携し、協議を進めてまいります。また、合宿の受入れ施設であるスポーツ合宿センターや朝日地域交流施設は、直接施設担当者と受入れ調整を行うとともに、招致活動についても連携を図る中で実施しています。専門性のある人材の確保については、現在、大半のスポーツ施設を士別市スポーツ協会に管理を委託しているほか、スポーツイベントについては、大会への参加や観戦で訪れる方々を、士別らしい魅力あるおもてなしとなるよう、観光協会などと連携し、取組を進めています。専門性のある人材や組織は必要だと考えており、行政内における横断的な連携と、官民さらなる協力により、今後の目標達成を目指してまいります。次に、スポーツ合宿の誘致と地域経済への波及効果についてです。スポーツ合宿の招致活動は、市長によるトップセールスとし、合宿の里士別推進協議会や合宿の受入れをしている宿泊施設の方々とともに実施をしています。継続チームへは、これまでの士別合宿に対する宿泊施設やトレーニング環境などへの意見や要望を伺うなど、引き続き合宿の実施に向けた意見交換を行い、新規チームへは士別のトレーニング環境の説明や宿の情報などをお伝えし、チームからの要望などを確認しています。長年にわたる招致活動や受入れ体制の整備により、多くのチームに継続いただけていることは大きな成果であると考えています。今後におきましても、利用者ニーズをチームスタッフとの意見交換などを通じて把握し、迅速に対応していきます。また、経済波及効果については、これまで同様に総務省の産業連関表による経済波及効果の簡易計算ツールを用いた数値を参考に、事業展開の方向性を検討してまいりたいと考えています。今後については、合宿全体に加え、各種目的別、高校・大学・実業団などのカテゴリー別に年度ごとの増減を確認できる比較検証により、効果的な招致活動につなげていきます。次に、施設の老朽化対策と将来的な整備計画についてです。スポーツ施設の老朽化対策につきましては、公共施設マネジメント計画に基づき、計画的な補修整備等を進めていかなくてはなりません。将来的な整備については、利用者ニーズを把握する中で策定する、第3期の推進計画に盛り込むとともに、次期士別市総合計画に反映していきます。最後に、第3期士別市スポーツ推進計画策定における市民参加型の計画推進と、意見集約の仕組みについてです。さきにも述べたとおり、現在は市民意識調査の分析を行っています。今後はこの結果を基に計画策定を進めます。幼少期の活動、少年団活動や、中学・高校での活動から、社会人、高齢者までの多くの人々がスポーツに携わる中、多くの市民の声が反映される計画を目指すとともに、策定後についても市民ニーズや意見を反映した検証や見直しができる体制を構築していきます。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 3番 湊祐介
第3期スポーツ振興計画に向けてはこれからというところではあったと思うんですけれども、具体的な内容ですとか、例えばですけれども、ワークショップなどを、今後行うという予定だとは思うんですけれども、その辺日程スケジュール等決まっているのかというのをちょっと確認させていただきたいというのと、ちょっと気になったところで、行政体制の管理運営のところで、今、競技スポーツ、合宿に特化した話になってしまうかもしれないんですけれども、例えばですけれども、スポーツ合宿センター管理でいうと、翠月さんだったりが、商工労働観光課、朝日スポーツ交流センターで言えば朝日支所地域生活課など、その管理しているところがばらばらというか、部署が点在しているようになっていて、私の考えですと、こういうのも必要ではないのかなというのは、例えばスポーツ課であれば、合宿に特化するのであれば、そういった部署もスポーツ課一本にして話を進めたほうがいいのではないかと思っていて、例えばですけれども、その部署が別々であれば、意見を集約して話すかもしれないんですけれども、考えもまた別に散らばってしまうのかなというのがあって、できればスポーツ課はスポーツ課でまとめて一本で話していったほうが今後いいものができるのではないのかなというところがありまして、その辺の考えをお聞かせください。
答弁 合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之
湊議員の再質問にお答えいたします。まず初めに、ワークショップ等の市内の関係者、関係団体との協議についての時期等々、今後のスケジュールということではありますが、現段階、細かいスケジュールについては今後と考えておりますけれども、今思っているところとすれば、全体の計画を見ていく人たちというところと、先ほども答弁の中でもお話しさせていただきました、例えば幼少期の活動、小学校の少年団の活動、中学・高校の時期の活動とか、社会人の活動という様々な点について協議をしていきたいと思っておりますので、そういったところについては、例えば行政内部でいけば、先ほどもお話しさせていただいた、高齢者の部分については健康福祉部だったり、少年団の活動の時期であれば、市内の各少年団に携わっている、指導で携わっている方々ですとかというところで、全てを全員が集まってというよりは、一つ一つの課題において携わっている方々と一緒になって考えていきながら一つの大きな計画を策定するという形で進めていけたらと考えております。次に、管理運営体制の一本化というところについては、これもお話をさせていただいている中で、現行も一つの例としまして、現在開催中の士別スポーツウィークに関しましても、スポーツ協会でありますとか、健康福祉部でありますとか、スポーツ協会、社会福祉協議会等々といろんな協議をしていく中で、こちらについても幼少期から大人になるまで、高齢者の方々もいろんな方々が参加をしていただける一つの運動継続のきっかけになればという思いの中から、横断的な形の中でスポーツ課だけではないところで皆さんと一緒に検討してきているところであります。今後についてというところについては、確かに施設の維持管理については、行政内でそれぞれスポーツ課で所管していないところについてもありますけれども、合宿招致のところでもお話しさせていただきました宿泊施設等につきましては、施設のほうと直接、合宿担当のほうで受入れ体制、送迎体制の協議をしていただいたり、招致活動については旅館業組合という形の中で、一緒になって招致活動についても実施をしていく中で、しっかりと持続的な活動をしていけるように協議をしていっていると思っておりますので、今後についても引き続き推進してまいりたいと考えております。以上です。
答弁 総務部長 大橋雅民
私のほうから、スポーツ関連施設、それから合宿の関連施設の管理等について、追加でお答えさせていただきます。今現在の管理の方法が全ていいとは思っていなくて、この春から様々な事務のことですとか組織のこと、それから施設管理のこと、協議を始めているところです。いろいろな部分に課題もありますし、メリットもあろうかと思っています。結果、ちょっとまだ見えていませんけれども、検討はし始めているといったところで、御理解をいただきたいと思います。以上です。