士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
朝日三望台シャンツェ整備事業
2024年12月11日、士別市議会の一般質問で、湊祐介議員が「朝日三望台シャンツェ整備事業」について質問し、教育長 泉山浩幸、合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之が答弁しました。
- 質問者
- 湊祐介 議員
- 答弁者
- 教育長 泉山浩幸、合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 湊祐介
第4回定例会に当たり、通告に従い一般質問を行います。朝日三望台シャンツェに関する議会質疑を通じて、私はこの施設が地域にとって重要であることを改めて伝えたく思います。朝日三望台シャンツェは、1998年の大規模改修以来、約25年にわたり日本スキージャンプ界に多大な貢献をしてきました。この地は全国から多くの選手たちが集まり、合宿を行う聖地として知られており、地域に根づいたスポーツ振興の象徴であると認識しております。先人たちの熱意と努力の結晶として施設の歴史を大切にしながら、我々はその価値を次世代に引き継ぐ責任があると考えております。現在、朝日三望台シャンツェの改修工事は順調に進行していると認識しております。施設の品質と安全性の向上に向けた重要な運びとなっています。資料によりますと、今回の改修工事につきましては、5億3,900万円、合併特例債のほか、スポーツ振興くじ助成や地域づくり総合交付金を活用することで、士別市の実質負担金は1億3,000万円とお聞きしています。特に滑走路の規格変更や全日本スキー連盟の新しい規格に沿った着地エリアの改修作業が進められています。より安全に練習や競技を行える環境を整えることを目的としており、利用者に適した施設へと進化しています。今月から、改修工事が完了し、ウインターシーズンからの利用再開を予定されています。この再開により、地域の選手や全国から集まるスキージャンプ競技者のためのトレーニング環境が整い、多くの選手たちがこの地で新たな成果を上げることが期待できると確信しています。特に全国大会に出場するトップアスリートやオリンピック選手を目指す若手選手たちが利用することが見込まれています。このような利用者が集まることで、施設の周辺においても経済効果が期待できるだけでなく、地域全体のスポーツ振興にもつながると考えています。これらの改善により、朝日三望台シャンツェは、地域の方々はもちろん、スポーツ関係者や選手にとって競技力を向上させるための理想的なトレーニング基地となることを目指してほしいです。引き続き、地域のスポーツ振興と地域の活性化に寄与するための取組を進めていただきたいです。改修工事の進捗状況やその成果に関する説明を受けた上で、改めてお伺いしたいと考えます。まず1つ目に、実質経費に関わる予算の投資について。実質負担金が1億3,000万円になっている理由について、市民の皆様に改めて理解していただけるように教えていただきたいです。総事業費に係る財源の確保及び内容について。合併特例債に係る今後の返済計画やスケジュールについてはいかがでしょうか。地域に与える影響、効果などシミュレーションは行っているのでしょうか。他の事業に与える影響についても考慮されているのか。見解はいかがでしょうか。次に、進捗状況についてです。改修工事が進行中とのことですが、工事はいかがでしょうか。決算審査で質問した廃材などの再利用についてもいかがでしょうか。士別にしかない取組が進められているのでしょうか、お聞きしたいです。最後に、今後の事業展望についてです。改修工事が終了した後、どのようなイベントを開催していくのでしょうか。地方スキー選手やスポーツ業界関係者をどのように支援していくのかについて、具体的な方針やスケジュールなどを教えてください。合宿誘致をするとなると他施設にも関わってくることと思いますが、関係する周辺施設の整備の考えなどはいかがでしょうか。これにより、今後の運営に関する市民の理解を深め、地域スポーツ振興やノルディックスキー業界に対する期待感を高める素材を得たいと考えております。御回答をよろしくお願いいたします。 (降壇)
答弁 教育長 泉山浩幸
湊議員の御質問にお答えいたします。初めに、朝日三望台シャンツェ整備事業に係る実質経費についてです。契約額5億3,900万円のうち、スポーツ振興くじ助成金8,000万円、地域づくり総合交付金2,300万円、残額4億3,600万円が合併特例債となります。合併特例債については、毎年度返済する元利償還金の70%が普通交付税によって措置されるため、実質の返済額は1億3,080万円に利息を加えた額となり、返済期間は据置3年以内、償還17年以内の20年を予定しているところであります。次に、地域に与える影響や他の事業に与える影響についてです。市内への経済効果として、総務省が提供している経済波及効果の計算ツールによる推計では、令和5年度の三望台シャンツェを利用した合宿実績3,892人に対し約2,140万円の効果があったこととなります。ただし、この金額は宿泊料、食事代のみを対象としているため、滞在中の消費額を含めるとさらに大きな額となると推測され、改修工事がもたらす地域経済に対する効果は大きいものと考えているところです。次に、改修工事の進捗状況についてです。改修工事については11月7日に全日本スキー連盟ジャンプ委員会による公認検査を受け、改修部分について競技規則に適合していることの確認がなされました。工事については12月3日に完了し、今後、書類の検査を行った後、引渡しとなる予定です。次に、工事により発生した廃材の利活用についてです。令和5年予算審査において湊委員より、道外のジャンプ台において工事で発生した廃材を選手育成等に利用している事例があり、本市においても活用してはとの御提言がありました。今回、ランディングマット及びスノーチャイナについて、今後の選手育成などに活用するため、再利用が可能なものを一部廃棄せずに残したところでございます。次に、士別にしかない取組についてです。朝日三望台シャンツェでは、3月に朝日商工会が中心となったイベントである、あさひベタ雪まつりが行われています。ジャンプ台ランディング版を利用したヒルクライムレースなどが実施され、地域外からもたくさんの方が訪れています。このようなイベントを通じてスキージャンプ競技場としてだけではなく、たくさんの方が利用しやすく、楽しめる場所となるような取組を進めます。次に、将来の事業展望です。大会の開催については、施設完成後最初の大会となる第27回朝日ノルディックスキー大会を朝日スキーイベント実行委員会の主催により、12月24日、25日の2日間で開催し、来年7月には全日本スキー連盟A級公認サマージャンプ朝日大会兼ジュニアサマージャンプ朝日大会を改修後のこけら落とし大会として開催予定でございます。その他の大会についても、例年どおり実施してまいります。大会の開催に当たっては、全日本スキー連盟競技規則にのっとった施設のリニューアルや安全性をPRし、大会参加者拡大を目指します。次に、地方スキー選手やスポーツ業界関係者の支援についてです。朝日三望台シャンツェは、夏、冬と主にジュニア選手を中心に全国から多くの選手が集まります。日本のトップ選手たちもジュニア時代には本施設で練習を積み、オリンピックなどの大舞台で活躍されております。湊議員お話しのとおり、世界を目指すジュニア選手を育てるためのなくてはならない施設として、さらなるトレーニング環境や大会の充実を目指してまいります。次に、合宿を招致するに当たっての周辺施設の整備についてです。スキージャンプ、ノルディックコンバインドの合宿では、朝日三望台シャンツェのほか、ローラースキーコース、クロスカントリースキーコース、朝日農業者トレーニングセンターなどが利用されています。これらの周辺施設の整備については、計画的に長寿命化を図りながら、合宿期間中に充実したトレーニングを行えるよう環境整備に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 3番 湊祐介
何点か再質問させていただきます。まず1つ目に、この実質費用に係る内容を詳しく教えていただきありがとうございます。広報や新聞報道等でも何度か私も確認できているのですが、改めて詳しく市民の皆様にもお伝えしていただけるような内容を今後考えていただけることは可能かということと、2つ目に、廃材の利用なのですけれども、もちろん使われる用途は限られてくると思いますし、何にどう使うのか、それに例えば移動、輸送手段もお金がかかってくるとは思うので、なかなか難しいとは思うのですけれども、その辺、今の時点で何か受入先などが決まっているのかなどありましたら教えていただきたいです。もう一つが、今後の地域イベント等で競技性のものが私の中では多いのかなとは感じているのですけれども、さらに先ほど言った地域の皆様とイベントをつくっていくようなことが行われてはいるのですけれども、さらに競技性のイベントのところに地域の皆様が関わっていけるような取組を私は必要なのではないかなと思っております。あと最後になるのですけれども、先ほど教育長から御答弁いただいた中で、ジュニアに特化した育成をしていくというところだったのですけれども、現時点でのもし何か考えがあれば教えていただきたいと思います。以上です。
答弁 合宿の里・スポーツ推進課長 徳竹貴之
湊議員の再質問にお答えいたします。まず、今回の整備にかかる費用、内訳、そしてこの後の返済計画等々について、改めてこの後についても市民の皆さんに周知をすべきではないかというところにつきましては、今の段階、どのタイミング、どの媒体を通じてということではありませんけれども、しっかりと皆さんに改めて周知をするという機会を設けていければと考えております。続きまして、廃材の利用についてでありますけれども、先ほども答弁をさせていただきましたとおり、ランニングマット及びスノーチャイナについてということで、今後の選手育成などの活用のために一部廃棄せず残しているというところでありますけれども、これについては、今後について、市が主体的にということよりは、朝日スキー連盟が中心となりながら、今活躍されている、活動されている選手たちのほかに、今後の新たな活動する選手たちのまずは体験会ですとかというところで活用することが可能ということもありまして、そういったところ、関係者の方々が取り組んでいく、選手層の裾野拡大等々に向けて活用できればと思っておりますし、程度については相当古くなっているものもあるのですけれども、その箇所箇所においては活用できるものもありますので、一つの例といたしましては、日向スキー場のところで、どうしてもシーズン当初、ちょっと傾斜がきつくて雪の乗りがよくないところに廃材を活用してそこをつけることによって石等が出ないようにできるところがあるということもあって、一部そこを活用させていただいたというところがございます。次に、今後のイベントについてということで、先ほどもお話をさせていただきました今月の24、25日の大会がスタートいたします。そして、来年の夏のサマージャンプのときがこけら落としの大会という形でありますけれども、そういった競技性のほかに、さらに地域の方々と関われるというところでいきますと、しっかりと多くの方々に出場もしていただきたい。また、併せて多くの方々に観客として観に来ていただきたいというところについては、ジャンプ大会に限らず、ほかのスポーツ大会においても、多くの市民の方々にトップアスリートの競技ということも含めて観ていただきたいという思いもございますので、そういったところを念頭に置きながら、どういった形のことをすれば興味を持って会場に足を運んでいただけるのかということを検討しながら進めていきたいと思っています。最後に、ジュニアの育成に特化したというところでありますけれども、こちらの特化したというところについて、今現在、市としての具体のことについては、スキー連盟等々、既存の競技者、競技団体等とも協議をしていきながら、この後、お互いの統一見解の中でしっかりと取組を進めていきたいと考えている段階でございます。以上です。