網走市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
2項目めのスポーツ合宿について
2022年9月13日、網走市議会の一般質問で、永本浩子議員が「2項目めのスポーツ合宿について」質問し、社会教育部長 吉村学が答弁しました。
- 質問者
- 永本浩子 議員
- 答弁者
- 社会教育部長 吉村学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 永本浩子
それでは、2項目めのスポーツ合宿についてお伺いいたします。当市におけるスポーツ合宿は、スポーツ課の皆さんを中心に多くの方々の長年の努力の積み重ねで、ラグビートップリーグをはじめ陸上競技など様々なスポーツ合宿のチームの皆様から高い評価を頂いてまいりました。しかし、日本中が沸き立ったラグビーワールドカップ、その直前合宿を大成功に終えたものの、その後のリーグワンへの移行による試合日程の変更によって夏合宿の必要がなくなり、景色はがらりと変わってしまいました。さらに、時を同じくしてコロナとの闘いが始まり、合宿の誘致どころではない厳しい状況が続きました。いまだオミクロン株の感染拡大に歯止めをかけることができない状況が続いておりますが、今夏は様々な自粛規制が出されなかったことから、初めて女子プロサッカーチームの誘致もでき、やっと少し先の見える状況になってきたところではないかと思います。そこで、確認の意味も込めて、ワールドカップが行われた2019年とそれ以降の当市におけるスポーツ合宿誘致の推移をお伺いいたします。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
スポーツ合宿誘致の推移についてでございますが、ラグビーワールドカップが開催された2019年、令和元年度ですが、日本代表やフィジー代表等のラグビーを含め、陸上競技、スケートナショナルチームなどの合宿が実施され、64団体1,412人の実績となりました。令和2年度以降は、ラグビーリーグ戦の日程変更や新型コロナウイルス感染症などの影響がございまして、令和2年度で陸上競技、スケートナショナルチームなど40団体483人、令和3年度は陸上競技、スケートナショナルチームなどのほか、初合宿となりました女子プロサッカーリーグの1チームなどを含め、46団体710人の合宿実績となっております。また、令和4年度につきましては、現時点で陸上競技、スケートナショナルチーム、女子プロサッカーチーム2チームなど、65団体797人に合宿を実施していただいているところでございます。
質問 永本浩子
失礼しました。女子プロサッカーチーム、令和3年も1団体来ていただいたということで。今数字をお聞きしまして、2019年は本当にすごい数の団体、人数でしたけれども、何かよくコロナの中、誘致していただいたなという思いでおります。徐々に誘致する団体も増えてきておりまして、団体数でいうと、令和4年が令和元年を上回ったということでよろしかったのでしょうか。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
団体数でいきますと、2019年、元年度は64団体でした。令和4年度は65団体で1団体、数では増えたことになります。
質問 永本浩子
1団体増えたということもすばらしいことだと思います。人数的にはまだちょっと令和元年の1,410人に対して797人なので、半分強というところではありますけれども、大変努力していただいた結果ではないかなと評価させていただきます。また、ラグビー選手の場合は体格もよくて食べる量も飲む量も半端ではないので、経済効果も大変当市にとっては大きかったと思いますけれども、合宿誘致による経済効果の推移のほうはどのようになっているのか教えていただければと思います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
合宿の経済効果の推移でございますが、平成29年には過去最高の69団体1,985名の合宿実績となり、経済効果波及推計額は約6億4,000万円と試算しておりますが、令和2年度の経済効果波及推計額は約1億9,000万円、令和3年度の経済波及推計額は約2億5,000万円と推定しております。
質問 永本浩子
やはりこのラグビートップリーグに来ていただいていたときはかなりの経済効果だったということで、それでも去年は2億5,000万円まで何とか盛り返してきたというところかと思います。今後の合宿誘致の展望ですけれども、どのように取り組んでいくのか、ここでお伺いしたいと思います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
今後の合宿誘致の展望と取組でございますが、陸上競技につきましては、例年合宿に来ていただいているチームのほか、毎年行っておりますホクレン・ディスタンスチャレンジの参加を契機に、日本郵政グループ、豊田自動織機などといった新たに合宿に実施して来ていただいているチームも出てきている状況でございます。ラグビー合宿につきましては、本年度につきましても数チームから打診はございましたが、合宿実施には至らなかったところでございます。大学につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響がなければ、以前と同様に合宿を実施していただけるものというふうに考えているところでもございます。また、女子プロサッカーリーグ、WEリーグ加盟チームの合宿につきましては、昨年度の1チーム受入れを契機として積極的な誘致活動を実施しましたところ、本年度につきましては3チームに実施の検討をしていただきまして、2チームに合宿を実施していただいたところでございますので、さらに増えるよう誘致活動を行ってまいりたいと考えております。今後の合宿誘致につきましては、今年度、試行いたしました、北大病院との連携事業でございます合宿時のメディカルサポートといったものを新たにセールスポイントとして加え、ラグビーでは大会実施など新たな手法、企画により、合宿再開に向けた誘致、女子サッカーチームへは合宿適地としてのPRの強化、陸上やスピードスケートなどの競技につきましても、チームスタッフとのつながりを生かして、各競技団体、チーム関係者等との意見交換などを積極的に行いながら、継続して誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。
質問 永本浩子
様々努力していただいておりまして、本当は今年女子プロサッカーチームもコロナの陽性者が出たりとかがなければ、多分3チームとも来ていただけたのではないかなと思っております。また、網走の長年の培ってきた人間関係というところで、ラグビーのほうもかなり心配もしていただいていて、7人制ラグビー、10人制ラグビーという形で合宿の検討もしてくださっているような話も聞いております。本当に網走の場合も窓口を変えずに、去年の合宿の状況から今年の合宿が去年の教訓が生かされるような形でスムーズな運営を行ってきたという、この努力が人関係を強めるものにもなっているのではないかと思いますので、これからも人脈を大切にしながら、また別の角度でラグビーも誘致でき、新しいサッカーチーム等の誘致もできるように、ぜひまた取り組んでいっていただきたいと思っております。先日、ラグビーオールジャパンから、日本一の芝生と言われた呼人トレーニングフィールドをぜひ見たいというお客様がいらっしゃいまして、御案内したところ、市が委託している管理会社の方から天然芝の維持管理の大変さを伺うことができました。そのとき、長引くコロナとウクライナへのロシアの侵攻等によりまして、肥料の高騰が問題になっておりますけれども、農家には国が様々な対策を講じているけれども、天然芝も肥料が高騰してとても大変な状況なのに何の対策もないということを知りました。後日、詳しくお話を伺ったところ、網走の場合、1袋20キロの肥料を年間約1,000袋使うそうですが、春先は安めのもの、合宿前や合宿後の冬場を越すためには効き目が長く続く高めの肥料を使うそうで、安めのものでも1袋1,500円も高くなっており、高めのものはこの秋2,000円くらい高くなりそうだということでした。これだけで年間約200万円の高騰で、ほかの薬剤も上がっているので、肥料関係だけでも300万円の高騰になりそうだというお話でした。今後の合宿を支える大事な天然芝の維持管理は大変重要だと思っております。こうした状況を市は把握していらっしゃるのでしょうか。また、市としても何か手を打つ必要があると思いますが、この点はいかがでしょうか。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
施設内の芝生グラウンド等につきましては、国内外からのスポーツ合宿、全道規模のスポーツ大会に堪えられるようなレベルを保てるよう、専門的な技術を有する事業者に整備に努めていただいております。昨年のような降水量が少ない時期には、夜を徹してのスプリンクラーを使用した散水、芝の状態を考慮した肥料散布や播種、手作業による雑草抜きなど、グラウンドを良好な状態に保つための整備に真摯に取り組んでいただいているものと認識をしております。肥料が高騰している中ではございますが、本年度使用している肥料等の資材については、価格高騰前に確保したというふうにお伺いして、現時点では影響がないということも伺っているところです。ただ、現在も肥料などをはじめ資材費高騰が続いていることは認識しておりますので、今後年度途中に想定を上回る資材高騰等の事案が発生した際には、事業者の意見を十分伺いながら、必要な措置を講じることを検討していかなければならないというふうにも考えております。
質問 永本浩子
ぜひ先に購入した分は大丈夫かもしれないけれども、今後またますます上がっていくだろうということで、当事者の方たちは大変心配をされておりましたので、よくそういったところも聞いていただいて、手を打っていっていただきたいと思います。また、私も初めて知りましたけれども、ラグビーとサッカーでは、芝生の長さが違うということで、ラグビーの場合は少し長めの26ミリですけれども、サッカーの場合は短めの18ミリを要求されるそうですけれども、天然芝で18ミリはなかなか難しくて、20ミリが限度ということで、技術的にはかなり難易度が高くなるそうです。そして、女子サッカーは男子に比べるとキック力がないため、特に念入りな刈り込みと練習直前の水まきも必要になるので、先ほど夜スプリンクラーを回しているというのはできるけれども、直前の水まきというのはやっぱり人の手を借りないとなかなかできないということで、ラグビーに比べると維持管理の労力が必要になるとのことでした。さらに、網走のトレーニングフィールドは1991年の開設以来31年たっておりまして、この間芝の張り替えは2度、テニスコート側は1度しか張り替えておりません。張り替えから7年もしくは十数年同じ芝を使って、日本一と言われるまでの高い水準を保っている、その維持管理能力の高さに、一緒に行った名古屋のアリーナ建設を手がけている建設会社の方は「本当に信じられない」と驚嘆しておられました。さらに驚かれたのが、委託料の安さでした。「冬があるとは言っても、これでは安すぎるのではないか」「うちの会社で買い取りたい」とまで言われてしまいました。大変良心的な会社で当市としては大変助かっているところではありますが、今後サッカーの誘致に力を入れていくならば、労働力の負荷も考え、芝の張り替え等も考慮に入れながら委託料の見直しも必要なのではないかと思いました。現在の委託料と他自治体との相場観、今後の委託料の考え方等をお伺いしたいと思います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
近隣自治体の芝生グラウンドにつきましては、それぞれの用途、面積、土質など違いがございますので、単純に比較は難しいものと考えますが、当市におきましては、先ほど答弁したとおり、スポーツ合宿や大会において得られている高い評価を維持する必要があるということは認識をしております。芝生の維持管理費につきましては、事業者の積算に基づき必要な経費を適正に負担しているというような認識はございますが、今後も事業者と意見交換を行いまして、適正な芝生管理維持に努めるとともに、必要な経費については確保してまいりたいというふうに考えています。
質問 永本浩子
ぜひ現場との意見交換等をしっかりしながら、対応していっていただきたいと思います。以上で、私の質問は終わらせていただきます。